クロスバイク情報まとめ
- クロスバイクの快適化カスタム(街乗りルート×日常使い)
- クロスバイクの高速化カスタム(平坦ルート×ツーリングフィットネス)
- クロスバイクの整備やパーツ交換
おまけ情報
- (おまけ)おすすめタイヤ4天王
- (おまけ)ルック車的なカラーパーツたち
ママチャリ改造から得た知見で、
クロスバイクのおすすめカスタム法を紹介。
というかもうウチのママチャリのパーツはほぼクロスバイクと共通になっておりますから。自分でもいろいろと興味のあるアイテムだったり、あるいは「知識や経験則の最新バージョンまとめ」としてここに記すものである。目についたものがあればご活用されたし。
クロスバイクのその購入当初は、
「とりあえず乗るか」という半端な機体。
良くいえばオールラウンダー。だから「購入時とは用途が変わる」ことはよくあること。あるいは通学などで数年乗って放置したのち、またフィットネスや通勤などの足に使いたくなって「レストア修理」などなど。
つまり購入数年後の今こそ、
クロスバイクの真価が問われるとき。
買い物や街乗りしかしないのか?
いいや遠乗りフィットネスが日課になったのか?
はたまた週末には山の峠を越えてのツーリング小旅行にまで繰り出すのか?
通勤通学ルートは平坦なルートしかないのに街乗り要素は要るのか?
逆に平坦ルートなんてない入り組んだ都会ルートなのに快適性や操作性を損なう要素は要るのか?
「いまの乗り方」にぜひとも合わせよう。
そういう人はもう初心者じゃないけどね
※初心者さんはまずパンク修理をマスターしたい。
クロスバイクが「快適」になるカスタム
- 対夜道に「LEDライト(前後)」
- 意外にかっこいい「泥除けフェンダー」
- 手放せない「ボタンロック錠」
- 安定感抜群な「センタースタンド」
- 握りやすすぎる人間工学「エルゴグリップ」
- コスパ最強ライト×すっぱやエアポンプ
- 電池代がかからない「ハブダイナモホイールライト」
- 腰を護る「サスペンション付きシートポストと秘密兵器」
- その他おすすめの快適アイテムたち(ヘルメットやスマホホルダーなど)
- (おまけ)前カゴ
- (おまけ)整備にベンリなワークスタンド
- (おまけ)冬を楽しむウィンタータイヤ
こんな感じのナイスガイにはなってしまうけれど。
ウーバーイーツ仕様ともいえる
LEDライト(前後)
自転車に乗るなら基本中の基本なのでよろしくお願いします!
泥除けフェンダー
前後セット
有名なゼファール品
らくなリア(後ろ)のみ
有名なスワンロード(ゼファール)
Zefal(ゼファール) リアフェンダー スワンロード [Swan-R] 角度調整可能 φ25-35mm 150g 泥よけ 247001
他の有名所/OGK技研・「OGK クロスバイク用リアフェンダー MF-021R 黒」
他の有名所/フリンガー・「FLINGER SW-PS1R ポータブルフェンダー」
日用クロス三種の神器が1つ「泥除けフェンダー」
ロードバイクはもとよりクロスバイクにもフェンダー搭載されていないのが普通。しかしブリジストンのシルヴァなどは公式オプションアイテムとしてご用意されていたりとオフィシャルアイテムでもある。悪天候下でガンガン走らせるということはないにせよ、
雨上がりや小雨などの走行時に背中や足元を守れるのはこいつだけである。
※もちろん完璧に守り切るにはフルフェンダーが一番。長いし幅広いしね。でもそれにはいろいろと合わせる箇所も増えてくるのでそこらへんは公式アイテムがあるなら考えるということで。あとはズボンの裾などを考慮したい。クロスバイクを乗る際に有効なのは意外にもユニクロの機能ウェアだったりするけど。着こなし次第でスポーティなオシャレを演出できるから不思議。コスパもよいし。
ボタンロック錠(カギ)
ママチャリ用・「GORIN(ゴリン) ボタン式リング錠 GR-500 K / ネジはM4。取り付ける箇所の太さに考慮してホムセンなどで長めを買うことも考慮しておこう。このママチャリ用の場合はね。」
日用クロス三種の神器が1つ「カギの要らないカギ」
降りてカチッとかけて帰ってきたらボタンをタタっと入力してカシャっと開くお手軽さ。普通ならロープのようなチェーンをポストから外してタイヤに手を回して嵌めたあと取り外す際はカギを取り出してカチャカチャとやってまたロープのようなチェーンをポストに巻いてカギをしまう必要がある。
もうお分かりですねとにかくラクチンだということが。
※ただ買ったばかりの超新品かつ高級クロスバイクなどだとセキュリティ面で心配ではある。そこは状況に応じて長く離れるときにはレベルの高いロックチェーンと併用するなどの工夫が求められる。昔のクロスをレストアしたという時期ならそんなに気にすることもないだろうけど(まあ人によっては愛着などもあるか)
スタンド
両立ちセンタースタンド
ドッペルギャンガーの両立ちスタンド・「DOPPELGANGER アジャスタブルダブルレッグセンタースタンド 24インチ~29インチ対応 [長さ調節可能] チェーンステー取付型 アルミニウム合金製 ダブルレッグスタンド [ロード/クロス/MTB汎用] DKS261-BK」
片足キックスタンド
ちょいとオサレなドッペルギャンガースタンド・「DOPPELGANGER アジャスタブルキックスタンド 20インチ~700C対応 チェーンステー固定型:φ10mm-23mm 自転車スタンド 1本スタンド 片足 サイドスタンド [ロード/クロス/MTB汎用] DKS102-SL」
日用クロス三種の神器が1つ「クロスバイク、大地に立つ」
これはあたりまえというかなんというか、自立させられるアイテム。ママチャリなら当たり前なスタンドもクロスバイクにすら搭載されないというやんちゃぶりなのである。だがこれらの装備を最初から搭載するようなブリジストンのシルヴァやセンチュリオンのクロスラインRなども出ているところからやはり希求されている事が伺えますな。そんな重量あるわけでもないのだし付けない理由が見つからないレベル。
ちょっと降りる。その場で自転車が倒れない。そんな当たり前なことを実現しよう。
※とうぜんに両立ちセンタースタンドがベストアイテム。バランスが良すぎますね。ただ自転車によっては取り付かない場合もあるので片足スタンドも汎用性高し。
センタースタンドが付けば変速調整まで可能!
エルゴグリップ(人間工学にもとづいた形状)
標準エルゴグリップ(圧入タイプ)
※アーレンキー開け締めタイプ(おすすめ)
渋くて格好いい/タイオガ・「タイオガ Eグリップ ロング/ロング グリップ カラー:ブラック(HBG15700)」
シンプルに格好いい/クチバシ型・「自転車グリップ ハンドルグリップ 握りやすい ソフトラバー クロスバイク マウンテンバイク くちばし」
エンドバー付き/ツノ(開け締めタイプ)
握りやすすぎる。置きやすすぎる。疲れなさすぎる。日用クロス三種の神器を脅かす勢いのスーパールーキー。
そもそも人間の手のひらは棒状をそのまま垂直にしっくり握れるようになっていない。手のひらの下部である「掌底(しょうてい)」がはみ出すようになる。とくに上からハンドルに手を置くようなクロスバイクのスタイルならなおさら手のひらに無理なパワーがかかっているのだ。しかしこの人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインによるグリップは掌底を置けるから楽ちん。
握ることも自然だし、というか置くだけでもいいし、つまり手を置くポジションが増えるということからも疲れにくくなる。
※角つき(エンドバー)の場合はさらに手の置き場所が増える。1つが疲れたらもう1つへ移動させるということを繰り返せる素晴らしさ。あとなんか格好良いしカスタムした気分も向上するアイテムだ。ただブルホーンバーのような漕ぎ易さまでは得られない。角小さいし。
グリップは「六角レンチで開け締めするタイプ」をおすすめする!
This isサイコーにちょうどいいライトやエアポンプ
おすすめライト
USB充電式ライトならこれがマイ・ベストの愛用品
おすすめ空気入れ
仏・米・英の全バルブ対応で空気圧ゲージ付きだからこれ以上はなし
夜のコンビニ出動や日々のライディングを最高のパフォーマンスで。
日が早い季節の通勤通学などなどには頼もしい夜道ライト。コスパ最強のライトを装備するのが善し。そしてエアゲージ付きの空気入れで空気圧を完璧にコントロールすれば常に最高のパフォーマンスを期待でき、なおかつパンクもし辛い。クロスライダーに限らずチャリダーの基本。
別に高価なものではない。庶民的かつ必要十分な神アイテムがこの世にはあるのだ。
電気代がかからないエコなライトシステム
700C用(クロスバイク、ロードバイク用)
「もうママチャリ乗れや」なんて言わず。
この装備は高級ママチャリに搭載される「車輪軸で発電して自動点灯させるライト」である。つまり「電池代も電気代もかからない」省エネライト。クロスバイクを通勤通学に毎日毎夜用いるというのならば案外馬鹿にできないカスタムではないか。そしてなんと700C用のハブダイナモホイールがリリースされているというのだから、いわばママチャリ恋し「赤ちゃん返り」をしてみてもよいのではないでしょうか現場からは以上です。
うまいことゆう
腰痛に優しいサス付きシートポストやサドルクッション
サス付きシートポスト
機械式(メカニカル)/お手頃
油圧式(ハイドロ)/動きスムーズ(?)
ZOOM φ27.2/28.6/30.0/30.4/30.8/31.6/33.9×350mm 油圧サスペンション シート ポスト整 アルミ合金製バイク...
サドルクッション装置
無名ブランド製品(?)
jpfashioningバイクリアショックアロイスプリングスチール 自転車サドルサスペンション装置 クロスバイク MTB ロードバイク
ゴリックス製品
腰がイタいと思ったら。
ビョンビョンとグショんグショんとサドルにかかる衝撃を相殺してくれるシークレットウェポン。隠れてないけど。異物質が丸見えですけど。効果は確かにありますね。段差などによる定期的な衝撃を上下に動いて緩和してくれているのがわかる。基本的にクロスバイクなどのスポーツ車は前傾姿勢するものだからあまり腰に負担がかかるものではないけど、日用カスタマイズのためにステムを上げたりサドルを下げたりしてバランス崩れていると痛くなるものだし、こうしたクッション装置は価値あると思う。前後の高さバランス直して乗るかママチャリ乗らないなら、バランス調整品として活躍しそう。
乗り味や強度はまだまだ検証中ですが、この機能は捨て置けないでしょ!
その他の快適アイテムたち
おすすめヘルメット
おすすめスマホホルダー
おすすめボトルホルダー
スポーツバイク用
ママチャリ用
厳選・チャリライフのお供たち。
※購入してガシガシ使った後、実用使いに耐えられた限られしグッドアイテムたちを追加していく予定……
【おまけ】前カゴ(フロントキャリア)
キャリアとカゴの基本セット
手軽なバスケット
さらに手軽なバスケット
おしゃれなバッグタイプ(使用中)
ダサいけど使える抱擁力。
まあクロスバイクを乗るスポーティ感重視の層にはすこぶるウケが悪い前カゴである。そういったスタイルを気にする方々にはまあ確かに必要ないかもしれない。バックパックを背負ってカバーできればそのほうが格好もよいし気分も上がるというならそれでね。
ただ、手軽にバックやカバンを手前に放り込んでおける気楽さも捨てたもんじゃないのである。
※リアキャリアを付けてカゴを乗せるスタイルはしっかり固定できるが少々成功度が低いかもしれないね。ネジなどのパーツが微妙に合わないことがあるから。(まあネジなんてホームセンターで安くじゃらじゃら漁ってこれるけど)
(おまけ)整備にベンリなワークスタンド
大事な自転車はお家に入れて収納しましょう(防犯強化月間)
クロスバイクのおすすめタイヤ(700C)ならこれ
参考動画・「検証!タイヤ幅でタイム・乗り味はどれくらい変わる?」GCN Japan
個人的ベストタイヤ
ディスタンザ タフ/28C(345g)
ノーマル・ディスタンザ/28C(320g)・「BRIDGESTONE(ブリヂストン) DISTANZA(ディスタンザ) ロード・クロス バイク タイヤ 700x28C DZ-7028 F301111BL/Amazon直販だとプライム会員じゃなきゃ買えないけど」
参考・「Amazonプライム会員」
日常使いのクロスバイクならディスタフの28Cでしょう!
※ホイールの着脱方法
※タイヤ周り一式の交換方法
世界のブリジストン(日本企業)がクロスバイク市場に唯一リリースしている渾身の1作がディスタンザでありますよ(リベルクというブロック仕様のもあるが)。やる気がないわけではないよね?わたくしも2年くらい履いていますよええ。ノーマルのほうが安いが、やっぱりタフ版が安心かな。この間のパンク修理は1回のみ。ノーマルは5回ほど。とくにAmazonでも直販で取り扱っているしブリジストンだから在庫も価格も安定すると思われるしね。クロスバイクのタイヤの太さは28C~32Cが一般でどちらかというと32Cが主流。だけどタフ版だし28CでOK。
とにかく万能。なぜかあまり認知されていないけど我らがブリジストンのタイヤですよまったく!(それ頼み)
名前もトランスフォーマーに出てきそうでええやないの
公式定価は3,695円(+税/2018年時点)
※Amazon表記だと安くなってるがこれは販売業者の送料が載っていないため。Amazon直販なら公式定価に近づく。
パンク修理しやすい
デトネイターフォルダブル/28c(250g)
ディスタンザにもある折りたたみ型/25C(250g)だけど・「BRIDGESTONE(ブリヂストン) 自転車 タイヤ ディスタンザ折り畳み仕様 (DISTANZA) DZF-7025 F301117BL-25C」
ワイヤービードがないのでタイヤの取り嵌めが超ラクなのだ。
レバーが要らない。
クロスバイク界のエースモデルタイヤの折りたたみ型(フォルダブル)。そんなデトネイターといえばクロスバイクの巨魁「エスケープR3」などにも履かされて共に天下を取った名作タイヤシリーズではなかろうか。(最近コストダウンに伴って替えられたりしているようだけど、逆に言えばそれだけ良いタイヤということ)エスケープはクロスの中でもロード寄りの仕組みなので他のコストは落としてもデトネイターを履いているという格好良さがありましたけど。
「初心者はむしろパンク修理を大いに経験すべきではないか?」
という逆アプローチ。
日常使いのクロスバイク、あるいは通勤カスタムというと「まずパンクしないありき」になるが、いざというときに経験不足からパンク修理ができなかったり、あるいは「やりづらかったり」するのは問題ではなかろうかと。しかしこれなら「むしろパンクありき」で「その際にラクにしてしまう」という逆転の発想的アプローチ。(別にデトネイタータイヤがパンクしやすいと言ってるのではないぞ。した後に修理しやすいと言っている。あ、でも重量軽いし理論上は他よりしやすいのかも。その分速いけど。)ママチャリと違ってクロスは車輪が簡単着脱できるのでそもそもパンク修理などはやりやすいのだしね。まあもちろん「え、パンク修理なんてお店に任せるよHAHAHA!経済を回すよまったくHAHAHA!」という方針であるのならばまったく問題ない。
でも自分でパンク修理する予定があるなら、
いざというときのパンク修理が超ラクなタイヤはアリだと思う。
普通のタイヤで慣れたほうが更にいいんだけどね
公式定価は4,320円(税込/2018年時点)
歴史的タフガイタイヤ
シュワルベ マラソン/32C(640g)
シュワルベ マラソン/28C(560g)・「SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】マラソン 700×28c クリンチャータイヤ 【ツアー・ツーリング・街乗り】/Amazon直販だとプライム会員じゃなきゃ買えないけど」
参考・「Amazonプライム会員」
工場地帯の通勤や世界一周旅などに。
超長距離に渡ってのグレイトジャーニーに飛び出すのならばやはりドイツブランドのベストセラー「マラソン」が鉄板。あるいは工場地帯などの釘やガラス破片や鉄クズなんかがジャラジャラ転がっているルートを通る場合など。そこまでいくと太さのオススメも32Cくらいが良いかということでラインナップ。28Cでも十分だろうけどねマラソンだし。そこは自分の感覚で選ぼう。
ただしワイヤービードが最も硬いタイヤでもある。
つまりパンク修理には熟練度を必要とする。
「パンクしにくいから初心者にオススメ」ではなくて「パンクしたあとのケアがし辛いからむしろ熟練者向け」だと思うんだよね。そこは。だからクロスバイク初心者などは工場地帯や悪路走破が多くなろうともディスタフくらいでOKだと思われる。32Cにするとかでも対応できるし。もちろん「マラソン履いてパンクは全てお店にGOする」というならそれでOK。方針が固まっているならさ。いうことはないし。歩けばいいんだしね。
走りの爽快性は度外視。
とにかくパンクの可能性を1%でも低くしたい。
トラブルは全てお店に頼む。
ということならベストなアイテムになるだろう。
そんな生き方も嫌いじゃない
公式定価は3,900円(+税/2018年時点)
公式サイト・「SCHWALBE/マラソン」
※そんなもんだから購入も自転車店やスポーツ店で直購入してお店の人に履かせてもらうのがベタ。
※冬用タイヤもあるよ(マラソン365はオールシーズンお薦めだし、雪道ならウィンタープラスでスパイクがガシガシ刺さってブレーキ可能)
※ホイールの着脱方法
※タイヤ周り一式の交換方法
おすすめチューブ
シュワルベ/仏式~28Cチューブ(バルブ長-40㎜)
ロングバルブ版・「SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】700×18/28Cチューブ 仏式 60㎜ロングバルブ 15SV-E.L」
シュワルベの「~28Cチューブ」が最大にオススメ。買いやすいしキャップがかっこいい。
いくつか使ってきたが、ブリジストンにしろパナレーサーにしろおそらくはこれらと同じ材質が使われていると見れるマキシスにしろ他は問題ないのだが、
如何せんキャップが脆い。
樹脂なのかな?よくパリパリと割れて無くなってしまう。基本的にフレンチバルブは有能で好きなのだがこのキャップに関してはママチャリ標準の英式ゴムキャップのほうがいいかな。
ただこのシュワルベのキャップはなぜか割れない。
特殊なプラスチックだからかね?厚いから?まあそこら辺はよくわからないが見た目もクリアでかっこよいからオススメだ。Amazon直販でもあるしいろいろと安定しやすいだろうしね。
極太(~45C)の方はタイヤに入れにくいんだよね。
32Cタイヤに合ったチューブを探すとなるとシュワルベの場合「28C~45C」という幅広なサイズをカバーするチューブしかない。だから余計な太さになる。「肉厚でパンクしにくそうじゃん」とはたしかに言えるし、また使えないわけではない。しっかしタイヤに入れにくいんだよね。余計にデカイから。そうするとリムの中でタイヤを噛んでしまうようなトラブル回避スキルも高いレベルで要求されるし(まあつまり熟練者なら大丈夫だろうけど)
まあパンク修理のしやすさも考慮するとできるだけベストな太さのチューブを選んだほうが良いだろう。
32Cタイヤを履くなら普通のチューブが無難
仏式用キャップはアルミ製が売ってる・「ノグチ(NOGUCHI) アルミ製バルブキャップ [仏式用] 2個入り ブルー 111573」
ディスタンザチューブ/25~32C対応
パナレーサーチューブ/28~32C対応
ジャパンサイクル企業クオリティな下町感あふれるパッケージを手に取ろう。
ホームセンターのフックにもぶら下がっていることがあるこれらの日本的なチューブたちでなんとか矛を収めようではないか。でもキャップが割れやすいんだよねー。まあしょうがないか。(アルミ製キャップを使えば万事OK)キャップがなくても空気は抜けないけどさ(別途アルミ製を購入しておけば良いね)、フレンチバルブにおいて重要なバルブコアが露出しているというのはいかがなものかと。錆びたりしやすくなりそうで。しっかしそれもまた上手いこと出来ていてさ、
チューブって基本的に消耗品なんだよね。
フレンチバルブが使われるスポーツバイクってパンク修理前提じゃなくて「チューブ交換前提」だし。だから錆びるとかどうとか言う前にチューブは交換してるだろうってな感じなのかね。あるいはそういう仕組みなのかも。脆いキャップは。
シュワルベはツーリングのタフ仕様で売っているブランドでもあるから持ちが良いのかも。
公式サイト・「シュワルベ/チューブ」
公式サイトのラインナップでは確認できないんだけどAmazonではなんと28~32C間のシュワルベチューブが存在していた。まだ使ってないのでなんともいえないけどかなり気になる。(フツーに使えた)
最おすすめチューブ!
クロスバイクの「速さ」を求めるカスタム
- 速いロードタイヤ
- 大径シングルギアクランク(フロントシングル化)
- フロントダブル化
- 9速~11速ギアカスタム
- ブルホーン化&可変アヘッド化
- ホローテックBBと一体化クランクに改造
クロスバイクでロードバイクを抜きたい人へ
速さを求めるならこのタイヤ
エクステンザ RR2X/25C(230g)
主力製品はこっちのエクステンザ R1X/25C(190g)・「ブリヂストン アンカー(BS ANCHOR) EXTENZA R1X ロードタイヤ 700x25C F301131BL(R1X-7025)」
世界のブリジストンが本気でつくった最高峰ブランドタイヤから。
それすなわち「EXTENZA(エクステンザ)」であります。ブリヂストンサイクルから飛び出たロードバイクブランド「アンカー」によって日々研究が重ねられる究極のロードタイヤブランドこそはこれ。現在進行系な世界最先端の技術をその身に感じられるタイヤである。(ブランドがそうであると言うだけで製造は他社みたいやけど気にしませんよ名前に屈服しよう)基本のフラグシップモデルはつるつるの「R1X」だけど、この「RR2X」というのはロングライド(長距離走行)用のわりとバランスの良いタイヤ。使い勝手はあると判断しています。評価もそんな感じ。
RR2Xはちょっとザラザラパターンも残しているベストバランスモデル。
まあつまりロードレース用のエクステンザだけれども「街のり3×遠乗りフィットネス7」で用いる「走り屋クロスバイカー」ならばその要求に高いレベルで応えてくれるのではないかという見立てである。自分も今度履いてみる予定。(ママチャリ改造種だけど)
そしてサイズも25Cくらいに挑戦しよう。
この太さはまさにロードバイクの主力帯。日常の活動範囲に悪路がないならこの選択は間違いではないだろう。いくら世に言う安定感のためにタイヤを揃えてみたところで自分の走る道と違っていれば意味を成さないのだから。「道を知り、通勤通学ルートを知れば百走して危うからず。」的なことだよ。
「道を知り、通勤通学ルートを知れば百走して危うからず」的なこと(復唱)
公式定価は4,190円
(+税/2018年時点)
ホイールとタイヤの相関関係はリム幅で決まる。その場合にクロス用のホイールというのは(つまり700C)基本的にロードバイクと同じような規格なので、25C~32Cあたりをカバーできる15~17ミリ幅であることがほとんどだ。
自分でリム幅測るならデジタルノギス・「Tacklife DC01 デジタルノギス 150mm 内径/外径/深さ/段差測定 ゼロリセット ホールド機能 高精度 コンパクト 電池付」
高気圧で細いタイヤに空気をパンパンに入れた状態で快適なのは、よほどコンディションの良い道路だけ。真新しいなめらかなオンロードくらいなもので、実際のでこぼこオンロードが多い日本の道路事情では「手が疲れるだけになりそう」である。ということをここに伝えておく。実戦で快適なのはやはりママチャリタイヤやマウンテンバイクのオンロード系統ではなかろうかと個人的に思案中。クロスなら28C~32Cを5気圧くらい?まあエクステンザの25Cタイヤで理論上速くなることは確かだろうけどさ。条件が揃えばね。
25Cチューブなら
お揃いならエクステンザ/バルブ長-仏48mm
BRIDGESTONE ANCHOR (ブリヂストンアンカー) EXTENZA 軽量チューブ 仏60mm F310103 WO700x18-25C
バルブ長-仏60mm・「ブリヂストン アンカー(BS ANCHOR) EXTENZA 軽量チューブ 仏60mm F310103 WO700x18-25C」
バルブの長さは40mmあれば問題はないかと。60mmあってもそう困ることもないかと。
この長さに関してはそんなに明確なコメントに恵まれない自転車界隈。「余計に出過ぎていると空気抵抗が少しある」だとか。ほんとかいなそれ。まあでもスポーツ用のホイールってリムが高い。だからある程度は長くないと出てこれないのである。自分の場合は40mmのシュワルベチューブで「ほんのちょっとだけ短く感じるかな?(ブリジストンの48mmにくらべて)」という程度なのでそんなに気にすることはないと思われる。というか自分から言えることはそれだけである。
コスパ重視ならコンチネンタル
コンチネンタル25Cタイヤ
コンチネンタル25Cチューブ/バルブ長-仏60mm
2本セット (コンチネンタル) Continental チューブ Race28 700×20-25C (仏式60mm) [並行輸入品]
更にコスパに優れた2本セット(仏42mm)・「2本セット コンチネンタル(Continental) チューブ Race28 700×20-25C(仏式42mm) 【並行輸入品】」
コンチネンタルも世界的企業でありこのブログからもよく売れているチューブである。
※使ったことはないけどジョグシューズのアディゼロ裏グリップ力には脱帽している。
大型のシングルギア(前クランク/チェーンホイール)
実践編
補足記事
前3段ギアは外してワンギアにしても良い。
↑前ギアをデカくして高速サイクリングする様子
軽くなるし52~53tという大輪ギアはなかなかない。つまり高速巡航しやすい。そもそも街乗りやサイクリングロード走りにおいて24速もいらなくない?そんなに細かくシフトチェンジしなくない?めんどくさくない?という需要は存在しているものとみる。たしかに前3段は一気にギア比が変わるので便利といえば便利だけど、そもそもクロスバイク自体が足に力を入れやすい姿勢になるし、平坦に近い道ならギア比に頼らずとも脚力だけで大体こなせてしまうと思う。もちろん後ろの7~8速での微調整はするわけで。
ただ山道などもヒルクライムするというならキツくなるから注意。
前ギアをデカくしておくともちろんギア比が重たくなるので坂道ではキツイというのは自然の摂理。あるいはそんな峠攻めをしなくとも「通勤通学コースにそこそこ山なりな道がある」という場合にも注意。そんな場合にはギア周りは放っておいたほうが無難だろう。
関連記事・「自転車のギア知識覚書」
関連記事・「ギア比ぬま。新たな心臓部の新駆動システムテスト編。」
だが普通の道を走るなら前はシングルギアで十分
フロントダブル化
基本的には前3枚もいらないよね。
「前3×後7で21段変速!!!!」みたいなクロスバイクの販促フレーズ。初心者には「おおおーーなにそれすごそう!!!!」ってことに感じちゃうけど。実際21段も変速使わないよね。街乗りでは。後ろ7段もあればそれで十分だし。変速調整面倒だし。改造が面倒とかでないならば。どっちも面倒か。クルマのるか。車検も面倒か。高いし。チャリサイコー(テンション)
それならばフロントはダブルに!(山登りとかしないならシングルでいいと思うけど)
9速~11速改造(後ギア)
実践編
データ編(山乗りヒルクライム仕様をめざすなら)
補足記事
一応、「ギア比をカスタムする」というのがクロスバイクの改造で着手される人気項目でありますな。
速くなるかは別として、今現在ストレートにおいて物足りない「まだまだ踏んでいける!回していけるのに!(もちろんスピードを出すのは見通しの良いサイクリングロードなどでのみ推奨)」というやんちゃ坊主な場合にはギア比をいじってみるのもよいかと。スプロケ(後ろギア)にはギアの歯数が密集した「クロスレシオ」タイプの物を使うと高速走行に効果的だろう。平坦路というかフラットロードに強くなる。
※逆にワイドレシオで歯数の大きいギアを持つものを選べばヒルクライムに強くなる(高回転で登る仕様だけどね小野田坂道くんみたいに)
クロスレシオのギアにすれば変速もスパスパ決まるし気持ち良いでしょう
ブルホーン化×可変可動アヘッド化
操作性は下がるが、漕ぎやすさはグーンと向上。
こちらも「入り組んだ街乗りコースが通勤通学路である」というのならば辞めておいたほうが安全性は担保できると思われる改造。クロスバイクのフラットハンドルバーは左右の動きが取りやすいからね。入り組んだ場所でよく曲がったり止まったりするなら操作性が大事。だが「平坦コース(広い田園や整備された直線コースが多め)が通勤通学路である」というのならおすすめ。あるいは日常使いというより「フィットネスなどでよくサイクリングロードを遠乗りするとか週末などに峠を越えてツーリングする」などの活動実態がある場合には効果的な改造。(自転車乗りとしての経験は必要だが)
「街のり3×遠乗りフィットネス7」くらいのクロスライダーならば効果は高い改造。
ホローテックBB×一体化クランク改造
超回転を踏んでいけ(迫力)
※よりロードバイク感が強まる改造。BBの車軸が狭くなるから「よりまっすぐ漕がされる」様な感じありますね。日用用途にふらっと使いたいならちょっと窮屈に感じるけど。整備面でもカートリッジBBの方が楽だと思う。
とにかくそういうことです
ペダル
シルバーカラー・「シマノ PD-GR500 フラットペダル EPDGR500S シルバー」
ペダルは沼やで。
それがどれだけ効果を上げるかということはよくわからない点が多いアイテム。上記のように何ぞ高級なペダルも出ておりますが、えらい高い割にはその効果のほどは知られていない。ビンディングペダルという足を固定して回転効率を逃さないみたいなロードライクアイテムなどもありますけれど、どうなんだろうか。クロスバイクに導入する意味があるのか。なぜロードバイクに乗らないんだそれは。
(最近はけっこうやってみている)
地元長野県のトレイルロードを旅するという名目上山道制覇のために仕方なく繰り出されたママチャリ改造や自転車メンテの備忘知識で名を上げたこのブログの持てる知識&経験則でもちましてクロスバイクにも流用できるカスタム情報を羅列しているのが本項目である。ママチャリ改造にはクロスバイクに使われるマウンテンバイクなどのパーツがほとんどなのでその点に関しては同じものであるからね。しかし基本的には「へーこんな装備があるのか~こんなタイヤがあるのか~へ~」程度の知識共有でありますから参考程度に留めおきたし。
最近はクロス系のパーツ改造を楽しんでいます
関連記事・「ママチャリ整備マニュアル」
【おまけ】オシャレルック用
グリップ
オサレ色なエルゴ版・「TOPCABIN® 人間工学設計 自転車用 ハンドルグリップ (ブルー)」
ペダル
その他の参考・「KUKOME サイクリングバイクペダル アルミ合金ペダル マウンテン&ロード自転車ペダル 自転車ベアリングシールアルミペダル 2個セット (白.)」
アウターケーブル
ホログラムカラーというオサレまで可能・「GP(ギザ プロダクツ) ブレーキ ケーブル アウター ホログラム 1800mm パープル」
カラー物も多いこの界隈。
とくに2~3万円台のいわゆる「ルック車」のような自転車たちは派手な色味で価値を高めている。まあ値段も手頃だし日常の足に使うにはファッション感も重要なのだろう。ただカラーのケーブルアウターなどは「色あせしていく」などの問題があるのでそこらへんは覚悟する必要がある。
オサレメーカーは「ロックブロス」や「ドッペルギャンガー」である
クロスバイクのパーツ交換や整備まとめ
さあ、あの物置のクロスバイクを引っ張り出して、
オーバーホール(総点検整備交換)!
中高で買ったり、あるいは格安のクロスバイクの整備やパーツ交換などにもどうぞ
※基本的にはママチャリのクロスバイク化において得られた知見と経験と知識とデータをここに記しているものであります。ご参考までにどうぞ。
ホイールの着脱や交換
タイヤ、チューブ、リムテープの整備と交換
チェーンの整備と交換
ブレーキ類の整備と交換
Vブレーキの交換や調整やブレーキワイヤー交換
関連記事・「【自転車のブレーキ覚書】クロスバイク(スポーツタイプ)規格や種類」
※クロスバイクの標準であるブレーキはこの「Vブレーキ」
シートポストやサドルなど、座席パーツ類の整備と交換
サドルの交換
シートポストの交換
クランプの交換
ハンドル周りの整備と交換
グリップ交換
ハンドルバーの交換
ステムの交換
ヘッドパーツ整備
※クロスバイクのステムは基本的に「アヘッドステム」と呼ばれるタイプである
変速機能の整備と交換
スプロケの交換(リア)
シフターの交換
右手のリアシフター(6速~11速)
左手のフロントシフター(2速~3速)
ディレイラーの交換(変速機)
後ろのリアディレイラー(6速~11速)
前のフロントディレイラー(2速~3速)
変速機の調整
後ろ(6速~11速)
前(2速~3速)
クランク、BB、ペダルの心臓周りの整備と交換
クランク交換
BB交換
ペダル交換
ホイール交換
※クロスバイクのホイール標準規格はエンド幅135ミリ。エスケープなどロード用の130ミリに対応している車種もある。そこら辺の数値はカタログなどでスペック確認可能。メーカーのHPなどでも。(エンド幅とかオーバーロックナット寸法とか)
シマノ製?クロス用ホイール / アラヤAR-713(135mm)
クロス用の135規格ホイールの数は少ない。「レストア修理にはこれ」というくらい。
※ただしこのホイールは8s~9s用なので、元が7sだった場合に変速機やギアスプロケなどの交換も必要になる。
7sリアホイール参考1・「700C PX645 7速対応(15F) リアホイール」
7sリアホイール参考2・「(CYCLE DESIGN/サイクルデザイン) ホイール CD ホイール 27.5 1.75-2.125 リア FV 7~11S リムブレーキ エンド135 MTB用 ブラック」
基本的にクロスバイクの規格では「エンド幅(オーバーロックナット寸法)」というものが135であることが通常だと思われる。(リア車輪値)
まあそこら辺は各カタログスペックでも確認できるし、自分で測ることもできる。しかしエスケープR3やジオス・ミストラルなどの一部自転車では130のモノも存在するので、それらの車種ならロード用のホイールが取り付けられるという自由度がある。まあだからなにが言いたいのかというと「カスタムすることもないので、レストア修理などには、このシマノ/アラヤ製クロスホイールが便利ですね」ということでありますよ。
自分でエンド幅を測るならデジタルノギス・「Tacklife DC01 デジタルノギス 150mm 内径/外径/深さ/段差測定 ゼロリセット ホールド機能 高精度 コンパクト 電池付」
ご想像どおりこんな風に測る・「エンド幅の測りかた/画像イメージ」Google
※エンド幅(オーバーロックナット寸法-リアエンド幅/後輪フォーク幅-フロントエンド幅/前輪フォーク幅)とは「タイヤを挟むフォークの幅」みたいなもの。
シマノ製ロード用ホイール / WH-R501(130mm)
最近はこれが売れ筋だとか・「シマノ ホイール WH-RS010-PCB 前後セット 11S対応」
ロード用のホイールは種々様々。コレが履けるクロスもある。エスケープR3とかね。ジオス・ミストラルとかね。
メリットと言うか違いとしては「より軽い」とか「9S~10S~のギアに対応」しているとかそんなところがある。もちろん最上級の前後10万円するようなホイールなどもあるピンきりの世界。シマノのWH-R501ホイールは我々ママチャリ上がりからすれば軽すぎるくらいなのだが、それでもロードの世界では「鉄下駄」と呼ばれる最下グレード級の世界なのだ。
※ちなみに我がママチャリ(ブリジストン通学用自転車・アルサス)のエンド幅はなぜか130mmだったのですんなりハマるという奇跡があったよ。後輪だけね。前輪はたぶん狭かったんだろうねぐいっとやって2年目になる。元気です。オススメはしない。(逆に広い場合はワッシャを数枚かますなどするみたいね。つまり5ミリの嵩増しとか。オススメはしない。)
全部一式揃えたら新車買えるので気をつけよう
買うならセンチュリオンの「クロスライン-リジッド(R30)」が最も推し車
ママチャリカスタムに16万くらい使ってしまったニートの轍を踏まないようにお願いします。良いロードバイクが買えてしまう轍を踏まないように。