安曇野のワサビ観光旅。
地元マッピング安曇野編がはじまるよ
地元マッピングNo.10『安曇野ワサビーランド』
わさビーフはうまいよ。
メソポタミア文明、インダス文明、エジプト文明、黄河文明、長江文明、遼河文明、からの犀川文明の発祥地ことナガノ県アズミノというわけでございます。
安曇野チャリンジのアクセス
今回はまず姨捨山あたりを越えて安曇野にチャリンジし、犀川ルートにて帰路につく可変ルートでマッピングしたよ!しらんか!
まず山越えルート
とにもかくにも「まず山越え」なるパワーワード。
ここ長野県は一歩動くのにも山を越えなければお話になりません。自転車とか機能しません。(誤報)みんな自動車やオートバイなどを選んで支給される制度があります。(虚報)山を越えれて一人前という山岳民族ナガノ人でございます。
家から見渡せる山という山は越えてきた気がする。
四方八方。いや全ての山に登頂しましたということじゃなしに、和田峠やら大門峠やら姨捨越えやらあんずのお山越えやら戸隠バードライン越えやらと全方位的にいろいろと越えてきましたよという感慨深さね。いままでは見渡す限りの山々に閉じ込められていたような印象もどこかで感じてしまっていたもんだけど(無職ニートという停滞的な時期も相まってか)、いまはどこか誇らしくもある「越えてきた山、見知った山、眼下に見下ろした山」的な熱い関係性を築くことに成功。
この山々がボクを認めてくれる。
とかそんな大自然に育てられた的ムードを纏うことができそうでしょもうすでにここまで山登りすれば。
ほんなこんなでオバステ伝説や月見で有名な姨捨山を越えていくと、
聖高原(ひじりこうげん)、
という標高1000メーターフラットなフィールドに到達。
適度な標高をもった適度な高原で名前もそこそこかっこよい。ゴルフ場やらスキー場やらキャンプ場やらそこそこのアウトドアフィールドをそこそこに整備しているそこそこなスポットではなかろうか。
下りは気持ちよし。
ゆうゆらりーんと初夏のサイクル旅感を満喫しながら安曇野へ。
宮崎駿に描いてもらいたい風情。
犀川という首都圏都会人のフィッシングスポット
「そんなことよりオレの自転車を見よ!」
と言わんばかりなアングルから失礼いたします一級河川「犀川(さいがわ)」でございます。長野市に渡る橋の下にも膨大な水量で持って流れている犀川の恵みによってかよらずかその他の川とも合流したりしなかったりなのか、それが「川の国あづみの」の源。
一応これ「チャリンジ」という自転車旅企画だから基本的に。
ここらでブルホーン化したニューフェイスをひけらかしておくかというカットをねじ込んだ結果に「犀川=ブルホーン」みたいな構図で申し訳。サイのツノみたいなイメージで消化できそうなので各自飲み込みください。
しかしこの日は31度と熱い。鼻と耳が焼けてくる。
数年前の日本ダービー観光企画のときは全然そんな事なかったんだけどな。
ママチャリ200キロジャーニー・「ニートがママチャリを200キロ漕いで日本ダービー観て泣いてきたやつ」
どんどん謎なシルエットになっていく。
大王わさび農場
安曇野といえばワサビということでその聖地である大王ワサビ農場。
生産規模がすごい。数キロ単位な競走馬の調教トラックのようだよ。
黒澤明監督による映画「夢」のシーンにも使われたという水車小屋アングル。
犀川から引いているのか水量豊かな清流をたゆんたゆんとさせているけしからん清涼さの園内。完全に泳ぎたいやつ。溺れたいやつ。
ワサビ生産にはコレほどまでに清らかな水流が必要というわけなのである。瑞穂の国ならではの特産品と言えよう。ヨーロッパにもセイヨウワサビ(ホースラディッシュ)なるものはあってローストビーフなどと愉しむみたいね。
わさびソフト。ワサビ感はゼロやったで。いや色はそうだけど。
ワサビコロッケ。これまたワサビ感はゼロ。わさびマヨネーズにだけピリツン感あり。相当乗せないと面白くないだろう。
頼みの「本わさび丼」はシャッターアウト。
おそらくは世界屈指のブランド「安曇野の本わさび」をダイレクトに味わえる名物丼メニューがいただけるレストランなのだが、
なんと14時でオーダーストップ。
(いやお店が悪いわけではない。自分の調整ミス。)これマジなんだけど14時ジャストくらいに到達してシャッターアウト。夕方くらいにのんびり食べようかと画策していたらたしかに飲食店は昼どき終わったら休むところも少なくないけど。(まあ実際には14時ジャストくらいだったら求めに応じてくれる確率は高いだろうけど個人的にはあまり乗り気でもなかったので善しとした)
安曇野民族的英雄「八面大王」さまである。
※図の該当者不明
古代ローマの侵略に対抗したのがウィルキンゲトリクス。イングランドの侵略に対抗したのがウィリアム・ウォレス。大和朝廷の侵略に対抗したのが八面大王。ちょくちょく地方各地に存在するこの手の英雄像。故にこの地は大王という名がついているとかいないとか。
諏訪のタケミナカタ(諏訪大明神)に関してもそんな事あったけど、
中央政権が地方を制圧していくさなかではこうした土地土地の英雄が現れては“八百万最強の武神”ことタケミカヅチやら“Mr.征夷大将軍”こと坂上田村麻呂やらの歴史上の英雄たちによって打倒されていくわけですな。
わさびオブジェ。
この状態を知っている人の率は意外と少ないみたい。
子どもたちの像。
なんの関係があるのかわからないこないな像が散見されている園内の謎。
丸い石。
八面大王とやらの見張り台的な箇所に鎮座させられているとりあえずの八面大王想定のオブジェか。
やっぱり石。
どうやら。質感、質量ともにとても石。
知恵の水とか。
あまり知恵を感じられないセッティングが施されている何かしらのパワースポット。あれだけたゆやかなる水流が流れ込んでいるこの園内においてこのスポットは如何ほどのプライスを提供しているのでありましょうか。
ふつうにワサビ単推しでやっていけると思うけど(素笑)
この日はマジに泳ぎたかった。
それにしてもワサビカラーリングを施された我がファッションでしたけれど特別触れられることも無かったよね。ブルホーンママチャリだけ人気あったけどね。観光バスの発車待ち中国人観光客さんにいろいろいじられてたけどね。パクるもんはないで。
バイオ工場見学
世界最高スペックを誇るハイエンドノートPC「VAIO」の生産拠点?
「ふるさと納税」の返礼品にもなっている安曇野のバイオ。意外や意外に長野県にはものづくりの風土が息づいているわけですよ。飯山の「マウスコンピューター」やらモニターの「iiyama」やら。あるいは諏訪の「エプソン」やら。
とはいえ特に何かあるというわけでもないのでそこそこにしまして。
かじかの里でキャンピング
結局コンビニ弁当を唯我独尊ランチするのが贅沢だと思うの。
普通ならキャンプ場って山の中に展開されていることが多いんだが、ここ安曇野では意外に平地展開。というか大きな公園の中に併設しているという具合。一夜100円の破格さ。
安曇野の湧水でカップのヌードルをモーニング。
施設はほぼないけどよくみる水場から湧水をゲットできる機能だけは存在するのでカップラーメンはイケるね。お外飯はなにを食ってもうまいやな。
ちなみにカジカは落雷で全滅しているとのこと。
魚やで
犀川ルートで帰還
高度や傾度がおとなしいルート。
山越えルートとは違って落差が緩やかなこのルート。山越えは1チャリンジにつき1、2度(つまり往復)は良いけど3度4度となるとしんどいということで、できるだけ落差の少ないルートを検索していた頃に用意したルートが機能した形。(安曇野チャリンジ自体は去年から計画していたんだけど)
でも長野を廻る以上は山を越えないなんて無理ゲーなんでなかなかできないことやで。
今回はレアでしょうな。とにかく川を巡る一連の流れを眺めていける犀川追従ルート。川の綺麗さやダムに集まるゴミの量やら表裏を見た思い。
しかし熱かったなこの日も。
ワサビの聖地
ワサビ大好き。
寿司、刺し身、そば、とにかく日本食にはうってつけのワンアクセント、それが「わさび/WASABI」である。
我々を新たな味覚の上層へと連れていってくれる「食」のコンシェルジュ、それが「わさび」なのさ。
といっても、連れて行ってくれるのは決まって「刺激的」な場所だけだったりするんだけどね。
それがワサビの「ツーン」とした魅力ってやつさ。
OKベイベー!!
外国人が好きな日本の味覚としても高名なワサビであるからてっきり「日本(もしくは東アジア)特有の珍味?」と思われたが、「セイヨウワサビ」というものがあり、ローストビーフの薬味として用いられているとか。その起源は古代ギリシャまで遡れるというから驚きだ。
なかでも「本わさび」は「とにかくキレイな流水」がなければ作れないという。
参考「ワサビ」Wikipedia 参考「本わさびについて」金印 参考「晩秋からが旬。「生わさび」だからこその“とっておきのレシピ”をご紹介します♪」キナリノ 参考「日本のワサビを食べた外国人ユーチューバーが大変なことにw 海外の反応。」海外反応! I LOVE JAPAN 参考「「ドー・ユー・わさび好き?」東京・浅草の回転ずし覗いてみると・・・外国人「鼻につんと来るがいい」」www.j-cast.com 参考「セイヨウワサビ(ホースラディッシュ)」Wikipedia
みずとロマンが溢れる「安曇野」
そこでまってましたとばかりに
「THE・川の国」
北アルプスの山々から湧き出た清流(梓川・黒沢川・烏川・中房川)によって創られる川の大地アズミノ。なればこそワサビの一大産地として名を成せるわけ。
とにかく川!河!RIBA!
地図を見ても明らかな様に、あっちへこっちへと河がうねりうねって流れ込んでいる龍のような地形をしているのだ。
また、「安曇野」の名は海人(あま)族の安曇氏からのものということで、
「海の一族が行き着いた土地」だっていうのだからロマンもあふれるわけ。
しかして「水とロマンが溢れて止まらない」。それは湧水がごとく。流水がごとく。というわけ。
わかるよね
「河」は人類のゆりかご。「四大文明(黄河/インダス/エジプト/メソポタミア)」しかり、何にしても水が必要な人間の生活を潤してきた偉大なる「河」なのだ。
参考「安曇野」Wikipedia 参考「安曇野の旅」信州あづみの観光公式サイト 参考「扇状地」Wikipedia 参考「名水百選」Wikipedia
国産最高性能ノートPCブランド「VAIO」を生産!!
VAIO(バイオ)かっけえ。
「機能のWindows」「デザインのMac」でいえば、アップル製品を意識したようなデザイン性でもなんとか追随してきたソニー製のガジェットたち。スマホならば「Xperia」のデザインだけが「iPhone」に並べるとオレは思うね。そしてPCとなれば、「丸みのMac」に対する「エッジのVAIO」というくらいにキレッキレのデザイン性を発揮しているのがソニーの「VAIO」だった。
現在では独立して「新生VAIO」となってご出生。
と言ってもソニーのサイトから繋がっているのでソニー関係製品であることには変わりがないけれども、ホームページやPRの仕方がプレステ時代のソニーらしく愉快なもんでワクワクさせてくれますよね観てる側としては。「何かやってくれるんじゃねえか」的な。そしてやはり売り方も日本メーカー特有の「勢揃いラインナップ撃ち」というややこしいものではなくて、「売りたい製品を絞りきる」というアップル追随な売り方へシフトしている点がやはり見やすい。
だから買いたい。だが高価い。しかし申し分ないモンスターマシン。でも高価い。
ハイスペックなノートPC市場においてトップに君臨するのが「VAIO Z」シリーズだ。マイクロソフトの「サーフェスbook」、アップルの「MacBook Pro」、などを超える性能を誇るのがVAIOのZシリーズ。だがその分高価い。「こんな性能要りませんよ」という声など無視して安曇野クオリティで生産されるスペックは超一級だがめっさ高価いというかっこよさ。
安曇野でフィニッシュ
そんなVAIOは長野県は安曇野で生産されているという驚き。
ふるさと納税でもVAIOが御礼の品としてラインナップしている安曇野市。中国では生産させない。それが国産のVAIOである。
参考「VAIO」Wikipedia
そんなこんなが安曇野というわけ。
朝のNHK連続ドラマ小説「おひさま(2011)」の舞台になったとか