ママチャリ改造の最後はキミが見ることで完成する。
「最速化」×「軽量化」×「前傾姿勢」×「良ブレーキ」
=「ママチャリ最終形態カスタム」
英語で言うなら「Bicycle Customize」なのか。本場フランス語なら「Personnalisation de velo」か。日本に比べるとこれらの語句で検索してもなかなかそういったサイトは引っかからないけれども(ロードはあるけどさ)。
ここ見てくれたらええのに。
もうね、ママチャリで可能な正統改造。
すなわち「ママチャリカスタム」とか「ママチャリ改造」というキーワードが行き着く先は、実はもう決まっていたりする。(ネットでパーツ集めてそれなり低予算で誰でもできる範囲という意味で)シティサイクル、通学用自転車、これらの「最速化」とかそういったものには「答え」がすでにあるのだ。
「8速改造」とか「700C化」という規格外改造ではない、規格内改造。
【参考】
我がママチャリ改造のビフォーアフター
2015年、日本ダービー観戦に往復300キロを漕いでいた頃の様子。(ほぼ初期状態)
2018年、世にも奇妙な前カゴとブルホーンバーを具有する蒸気機関搭載型(妄言)
この改造は貴方の財産になる。
ママチャリ最強改造&最速カスタム一覧
「車輪の取り外し」は心得よう。
★「前輪・後輪のラクな付け方と外し方/おすすめスッキリスタイル提案」
※ホイール着脱の中で「泥除けフェンダー外し」や「リアキャリア外し」や「カゴ外し」や「スタンド外し」などの基本的なママチャリ軽量化は可能。
そんなただの軽量化では終われないキミへ
※全て「正統規格内カスタム」である
まずは「ママチャリ快適化」の範囲で!
ここからは「いろいろ犠牲がでる」ぞ!
ここまでが「ママチャリの最終形態を見るための行程」である。
健闘を祈る。
オレはもう引退だ。
「最適の機能美」を追求する「乗りやすさアップ」のママチャリカスタム改造
ライダーポジション!「シートポスト上げ」
シートポストを上げて「漕ぎやすさ」を大幅にアップさせる。
脚を伸ばし切ることができて「脚力を存分に発揮できるベストストライド」な姿勢。「人間の筋肉の多くは脚にあるのだから」そのパワーを開放すればどうなるかは言うまでもないだろう。
スピードアップのためというより「漕いでいて疲れない」というのが良いんだ。
普通の自転車だと本来は「重心が低く」設計されている。これは「安定性を高めるため」で、そしてそれは「半径2キロ程度の買い物ママチャリのために」そうなっている。買い物目的では漕ぎやすさよりも安定性というわけだが、
半径2キロの活動範囲が我々の目的ではないだろう?
やだかっこいい
高速タイヤ!「ママチャリ用28Cタイヤ×軽量ホイール」
ママチャリ規格の高速タイヤと軽量ホイールで「省エネ走行」!
タイヤを「細く」し、ホイールを「軽く」することによる「速くよく転がる」カスタムとなる。ホイールの軽量化は別として、
タイヤを細くするとタフさが無くなって「ママチャリらしさが失われる」部分は確かにある。
だが「高気圧だからこそパンクもしにくく」、「転がりが良いからこそスピードがラクに維持しやすい」ので「そんなに脚を回さなくとも、ある程度の速度を維持する省エネ走行が可能」になる。これは快適化にも適っている点である。
最近ではそう気づいたのである。目覚めよ。
細いだけであって、タイヤのパターンはわりとゴツゴツしてるしね
良ブレーキ!「最適解のローラーブレーキ」
後ろブレーキといえば「ローラーブレーキ」なんだ!
安物自転車大量搭載なぼくらのおともだち「バンドブレーキ」は「すぐ鳴くようになって」使い難くなってしまう。最初の方の効きはいいけどね。その上位版「サーボブレーキ」が良品だが見た目がちとダサい。
さらなる上位版たるドラム系最強ブレーキの一角「メタルリングブレーキ」なら比肩できるが、やっぱり「ローラーブレーキ」だよね。
「構造も単純」だから取り付けも楽でトラブルになりにくいし、整備も「専用グリス一つで済んでしまう」お手軽さで、雨に濡れない構造だから、「水をかぶらざるをえない雨上がりの走行時にも制動力が落ちない」のだ。
※ただ気をつけたいのがこのブレーキの効き方は「ピタッ」と止まるのではなくて「じわじわ減速する」ということ。そして前ブレーキで止めるわけ。そういう使い方であることは理解しておこう!
さらに後々には「ハイパーローラーブレーキ(高価い)」というロボコップアイテムへの進化まで控えている。
700Cホイールでローラーブレーキ出ないかなあ重いか
前ブレーキは「デュアルピポットブレーキで」決まり!
2つの支点で両ばさみ!!
ということでイメージしていただけるとお分かりでしょうが制動性能がより正確になるよね。ピタッと止められることの喜びは本物のブレーキを使わなければ得られないのだ。ブレーキレバーなどブレーキ周り一式をこの際レストアしてピッカピカに新調してしまうのが善し。ハンドル下げるなら特に一緒にやるのが善し。
サビサビボロボロママチャリブレーキを生まれ変わらせよう。
基本レストア範囲だけど改造でもある
多段ギア!「外装6S変速ギア」
※内装ギアのママチャリの場合はこれを行うとチェーンカバーが併用できなくなると思われるので、その場合にはそのままの快適化ではなくなっていく点に注意
サイコーにクールなママチャリ6S化改造で「ストップ&ゴー対応」!
「信号からの立ち上がりでは軽いギアでスイスイっと」行けて、「スピードの乗る直線では重いギア比で効率的に脚を回して疲労軽減」するのが変速機の役目。そしてカッコイイ。
「安物自転車だと変速がついていない1速」で、少しの坂もチカラが必要だったり。「鍛錬」にはなるけども。女子は脚が太くなるけども。あとは「ゴチャつかないからトラブルが少ない」というのが1速というか変速のないママチャリの利点ではあるが。
でも最近は安くても6速だったりする標準装備ではあるね。「自分で付ければトラブル対応も楽にできるのだから」恐れる必要はなし。ワイヤー調整が完璧には上手くいかなくて5速くらいまでしか動かなくとも、
「もともと無かった」ことに比べれば「圧倒的アドバンテージ」だ。カッコイイし。
『カッコイイ』は正義
※ただ「快適化」という点においてであれば、「内装三段変速が元からついているのならばそっちの方でOK理論」だろう。マチナカでは3段あれば事足りる。カッコよくしたいなら6S化もアリだけどお高価く付くからね。
「快適性」や「日常使い」を犠牲にし、「速さ」や「凄さ」に向かうカスタムとなっていくことを前提。
クランクも多段化!「前3段ギアクランクを手で掛け替える(笑)」
前三段ギアにしておくと「いざ!」という時に安心(笑)!
山乗りの坂道ヒルクライムに有効
大型ギアのクランクで高速巡航カスタム
大経シングルギアクランクにして「高速巡航仕様」にすることもできる(軽量化)
フロントシングル化(前1速/1枚ギア)
フロントダブル化(前2速/2枚ギア)
街乗りや平坦なルートにおける最適解クランク
ママチャリの「チェーンカバー」は大事やっで。
クランクとは前ギアのことで、ペダルがついている所でもある。回る所。ここは通常のママチャリだと「1枚のギア(平均32T~34Tのギアだとされる)」がついている。そしてありがたい「チェーンカバー」に包まれているわけである。これは捨てがたいのが現状だ。だから無理に変える必要はないと思うぞ。
「クランク」=「前ギア」
ギア比は前後のギアの歯数によって決まり、「軽い」&「重たい」が決まるので、前ギアをも変えられると「さらなる幅」が広がる。そして「クランク周りがカッコいいスポーツスタイル」となる。
「カッコイイから付けたい」というならやってしまおう!
勿論この前ギアにも変速機やシフターが存在しているわけだが、「車体によっては付かないことも多い」のだ。自分のアルサス(ブリヂストンサイクル)には付かなかった。
だから「手で替えることになる」が、あくまで「補助的な役目」であり、「よっぽどの坂道」か「グランドキャニオン並みのストレート」でもない限り「真ん中のギアで固定」している。
何かあれば手で架け替えて「フィンガーシフト」してしまえば済むし、なんだかそういうのってカッチョいいやん。
「変形!!!!」みたいな。
なるほどね
ハンドル可変機構!「アヘッド化」
★ハンドル可変機構でスポーティーな「かっ飛び仕様」チャリダーフォルム!
※ブルホーンバー(ブルハンドル)などにしてもいい。ドロップハンドルの場合はブレーキから何から替えなくてはいけなくなるので高価になる。
「疑似ロードライダー姿勢」を実現!
風を切って左サイドを支配する姿勢!
ママチャリの姿勢は「万能」で使いやすい。
姿勢がアガる(上体が上がる)というのはまず「周りを見渡しやすい」点がある。あとは「ウデに体重がかかりにくい」ようになる。「その分サドルを厚くしてどっしり腰を下ろす姿勢」になり、「重心が下がって安定感が増す」わけなのだという。短中時間なら「尻」も痛くならない。
「カゴ」が使えないだろう。
これをやるとだいたい「前カゴ」と干渉する。付けられないこともない場合は多いが、なにかしらキツイ配置となる。ブレーキレバーがカゴに当たらないように外にずらすと、今度はグリップが全部入らないみたいなね。いやそれでも握れるけど。なんか気になると言う人もいるでしょう。「魔改造だ!」的な覚悟ならいいけど、せっかく「正統カスタム目指したのに」という場合にはテンションが下がるしさ。
姿勢を下げると「漕ぎやすさアップ!」「風にも強い!」
とは言え姿勢を下げる利点も多い。それにクロスバイクやロードバイクには予め「それ用のフレーム設計」が為されているので「ウデや尻」にかかる体重がうまいこと分散されるようになっている。これを自転車スペック表では「ジオメトリー」という項目で確認できるわけやで。
※ブルホーンバー(ブルハンドル)などにしてもいい。ドロップハンドルの場合はブレーキから何から替えなくてはいけなくなるので高価になる。
だがママチャリ改造だと「サドルを上げて」「ハンドルを下げる」しかない。
故にウデに掛かる負担が多くなったり、尻にかかる負担が多くなったりする確率が高いといえるのだ。ちゃんと設定すれば完璧なポジションが見つかるかもしれないけれど、自転車ごとに限界はあるだろうし、まま不確定な部分があるね。
「前カゴ」を取っ払って「格好良く」それなりに乗れればOK!というならやってしまえ!
とは言え、ママチャリ改造とかカスタムとか魔改造だとかのキーワードで飛んでくる諸兄たちには「え、カゴなんか要らんけど笑」という血の気の多い猛者たちが多いことだろう。だったらいいよね。
カゴなど軟弱!男は黙って「ゆうパック」で自宅へ届ける!
正しい郵便の使い方ではある
外法な牛鬼改造(魔改造?)バージョンもあるけどね
規格外の改造
700Cホイール化
8速化
ドリルで後輪ブレーキ穴の新設
ブルホーン化
9速~11速改造
10速改造やってみた
山乗りヒルクライムチャリ設計
前ギアクランクの大径化改造(50T以上)
フロントシングル化(前1速/1枚ギア)
フロントダブル化(前2速/2枚ギア)
チェーンのコマ足し
※ギア関係(前ギアクランクや後ろ変速ギアスプロケット)を大きくカスタムすると、チェーンの長さが足りなくなるので伸ばす(キホンはみんな116リンクなのでこれを繋げて伸ばしていく)
ホローテックBB改造
※併用してロードバイク用のクランクになる
今後も山ごろしのためのヒルクライム改造予定(現在の正式名称はブリジストン通学用自転車改造車種アルサス・ブケパロス・オウガレクス)
買い物用にパワーアップカスタムしたいなら
大容量の前カゴ
トラック化する後ろカゴ
スタンドを不動明王にする交換改造
リアキャリアに子供を乗せられるようにする改造
ライトをカゴの下に付けてタイヤの影が出ないようにする改造
ライトを省エネで明るいハブダイナモオートライトにする改造
後ろの反射板リフレクターをソーラー充電式にする改造
後ろの1枚ギアを大きくして軽いギア比にする改造
サス付きシートポストで腰を護る改造
子供乗せの取り付け
ペットキャリーを載せる改造
これが本来あるべきママチャリ改造なのかもしれない。
日用無双的な。
なんやかんやで一周回って到達
そのハイブリッドな「生活力と狂気」の両つを併せ持つのが我がママチャリカスタム機なのだ。
ブリジストンさんごめんなさい(陳謝)