物分りのいい大人を演じる必要はない。
クロスバイクやロードバイクやMTBそしてママチャリの
11スピード化
自転車乗りとして当然の権利を主張しろ。
ボクたちはどうしてこんなところへ来てしまったんだろう
今となっては数々ママチャリ改造をこなしてまいりましたが(700C化や8速化やブルホーン化など)、世の中にはやれ11速やらカーボンフォークやらという世界が広がっているわけでございまして。はっきりいっちゃえばやる必要性も予定もないのだけど「自転車界の最高グレードとはどんなものだろうか?」と考えてしまったゆえにその思考情報をここに整理しておこうというのが現在の状況であります。いずれ行うかもしれないけれど、いまはまだ情報整理であることをとどめ置かれ、
参考までにされたし。
11速化するためのパーツ合わせ情報とAmazonマイスターによる製品整理がメインコンテンツです
※Amazonマイスター…年がら年中Amazonを利用しているひとのこと。FBAでマーケットプレイス出品をしていた時期もあるし、Kindle本の出版もしているし、アソシエイトで食べてるし、ゲームソフトカテゴリをすべて確認したことまである。
その後、
10速はやってみた。
10だろうが11だろうが交換のながれは全く同じ!(パーツが違うだけ)
自転車を11速化するためのパーツ知識
ただのパーツ合わせ情報の整理録であります
ロードバイクやクロスバイクを11速化するための基本知識
11速ギアスプロケ対応ホイールが必要である。
逆にいうと11S対応ホイールであればすぐ取り付く。クロスバイクの標準ホイールだとおそらく6速&7速対応ホイールだと思われるので(安い車輪はみんなそうだから)、11速対応品に新調する必要がありそうだ。
※GIOS・ミストラルなら「シマノテツゲタホイール(WH-R501)」だと思われるから10速までは対応しているだろうね
リアだけ換えれば車輪は7千円くらいかな
パーツの値段が高価い。
各パーツが8速の2~3倍程度は高くつく。正直ギアを数枚増やすことにそれほど効果があるのか(なんの効果かも)というものなので、実用性としてはコスパの悪いものとなるだろうね。(個人意見)クロスバイクなら8速カスタムするのが安く済みそう。まあ11速はロマンかな。車輪は高価くないのに。
※クロスの場合「7速から1枚の違いしかない8速に変えることにどんなメリットが有るのか」というと、豊富なギア比を選択できるということが挙げられるだろう。7速のギアスプロケと違って8速型は数が多いね。一応、前クランクギアも大経の2速とかあるし。
11Sはギアスプロケ1つで5千円近くする
ホローテックBBにする必要がある。
通常多くの自転車についているのが「スクエアテーパー(四角テーパー)」と呼ばれるシャフト軸を持ったBB(ボトムブラケット)である。カップアンドコーンBBとかカートリッジBBとかあるがいずれも形状は四角シャフトであるのだ。それが通常の前ギアクランクにハマる形状。だが11速対応のクランクはホローテックBBという上級モデルにしか適合しない。
※このBB自体は別段高価いというわけではないが、とにかくBB換装を必要とするということ。
※だが、理論上はホローテックBBにして前クランクも11対応にしたほうが良いだろうけど、前ギアはそのまま換えずにやるという選択も在るみたい。どうしても安上がりにしたいならそういう選択もありなのか。
BB換装自体は特に難しくない
前1段×後ろ11段がブーム。
11速の前クランクというと2速の(例えば50T×34とか)物が多いが、最近ではコレを安価な大径シングルギア(例えば52Tのドッペルギャンガーの)にするのだとかね。まあ完全な11対応の推奨カスタムではないだろうけど(クランクがそうでないし)、安価で軽量化もできるいうことで最新鋭のスタイルの様子。
※変速は11速の見せ所というわけで後ろギアで事足りるわけだし、前ギアは漕げれば良いってな具合でしょう。大径だから高速にも強くなるし。
11対応クランクも高価いしね
とりま、
前提知識はコレくらい。
以下、
クロスバイク、ロードバイク、MTB、ママチャリ共通の
各種パーツ合わせ
11sのホイール
役割
自転車の脚
(11速パーツの土台)
これ一択のベストセラーがある!
11s対応シマノホイール/WH-RS010
リアのみ1輪なら
リアのみ1輪・「SHIMANO (シマノ) WHEEL WH-RS010-CL クリンチャーロードホイール リア用 EWHRS010RCB」
後継品(リアのみ)・「シマノ(SHIMANO) WH-RS100 クリンチャー シマノ/スラム用 後のみ EWHRS100RCB」
ハイグレード版(リアのみ)・「シマノ(SHIMANO) WH-RS300 リア EWHRS300RCB」
※リアさえ11速対応ならそれで11s化はできるので
エンド幅 (前)100㎜/(後)130㎜ 平均重量 (前)818g/(後)約1102g リア変速機対応 8s/9s/10s(?)11s 推奨タイヤサイズ 23c ~ 32c 車輪サイズ(ビード経?) 622
大人気11sホイールの両輪セット。
殺安(ころやす)!
そういうことでリアエンド幅130㎜のフレームであれば、11速化の土台はカンタンにセッティング可能である。
ロードバイクは基本的に130mm幅だからこれでOK!
(ただしクロスバイクのフレームエンド幅というものは大体が135㎜幅であるので基本的には非推奨改造のようになってしまう。これはママチャリも同様。)
※【エンド幅が130㎜のクロスバイクたち】…「GIANTのエスケープR3」や「GIOSのミストラル」や、最近先売権を得たとかどうとかで限定モデルを竣工させたとかの「FUJIのスパロウ」であるとかが有名か
ママチャリ700C化/関連記事・「シティサイクル系自転車はそもそも700C車輪を取り付けられるようにしましょう話はそれから」
しっかし
そんなことなどお構いなしに仮想設計してしまうもんねボクは。
ラブインアクション(真顔)
物分りのいい大人を演じる必要はない。
マウンテンバイクのホイールたち
26インチ/シマノのMTBホイール
フロント
650B=27.5版フロント・「SHIMANO(シマノ) WH-MT35 フロント 15mmEスルー (650B=27.5) ブラックライムグリーン WH-MT35 EWHMT35FE7B」
リア
650B=27.5版リア・「SHIMANO(シマノ) WH-MT35 リア QR (650B=27.5) ブラックモノトーン WH-MT35」
対応エンド幅 135 タイヤ推奨サイズ 26x1.50 ~ 2.25 リアスピード 8-10s 対応バルブ 仏式バルブ ブレーキタイプ ディスク(センターロック) 製品情報参考・「WH-MT35-R」シマノ公式
※実際は11s化できるという情報も
これがSHIMANO製(?)のMTB用鉄下駄か。
ロード用にも存在したベストセラー鉄下駄シリーズがマウンテンバイクにも存在していた感が溢れ出るデザイン。
MTBの11速化もこれでイケるっぽいね
11sのギアスプロケット
役割
変速機能
(11段も変速できる)
※「ギア比」の知識はこの記事にて↑
- ワイドレシオ(万能タイプ)
- クロスレシオ(高速巡航タイプ)
スタンダードグレード(ワイドレシオ)
巡航型(?)
11-40T/CS-M7000シリーズ
歯並び
11-13-15-17-19-21-24-27-31-35-40
11速 10速 9速 8速 7速 6速 5速 4速 3速 2速 1速 11t 13t 15t 17t 19t 21t 24t 27t 31t 35t 40t 2 2 2 2 2 2 2 3 4 4 5 ※色字は歯の間隔数
普通型
11-42T/CS-M7000シリーズ
歯並び
11-13-15-17-19-21-24-28-32-37-42
11速 10速 9速 8速 7速 6速 5速 4速 3速 2速 1速 11t 13t 15t 17t 19t 21t 24t 28t 32t 37t 42t 2 2 2 2 2 2 2 4 4 5 5 ※色字は歯の間隔数
山登り型(ヒルクライム向け)
11-46T/CS-M7000シリーズ
歯並び
11-13-15-17-19-21-24-28-32-37**-46
11速 10速 9速 8速 7速 6速 5速 4速 3速 2速 1速 11t 13t 15t 17t 19t 21t 24t 28t 32t 37t 46t 2 2 2 2 2 2 2 4 4 5 9 ※色字は歯の間隔数
万能なる11速ギアスプロケ。
それがあらゆる自転車にいい意味でテキトーに使われるマウンテンバイクモデルのパーツ。とりあえず11sの基本グレード(?)であり、使い勝手のよいアイテムとみれる。
分類的にはワイドレシオのギア。
※その名のごとく「広範囲をカバーするワイドな変速ギア」ということでそう呼ばれるのだとか。
最大ギアが40~46Tまであるということで、低速に強いギア比が生み出せるようになっている。つまり山道坂道上り(ヒルクライム)などに対応できる。それでいて最小ギアは11Tというまさしくワイドな変速に対応。
元はマウンテン乗りたちの発想から多段ギアは生まれたのでしょうか
歯数の「段差」と「密度」
イチバン大きなギアだけ、飛ぶ。
キホンはこれくらいの段差。
※それでも最大ローギアとその次のギアとの間には差がある
※これは一つ上のグレードであるCS-M8000の画像
それがワイドレシオ(広範囲ギア) の基本。
変速をする際に、
・段と段のあいだが小さいほどスパスパと変速がキマるとされる。
※でないと、レースなどではパワーロスにつながるみたい
そしてまた、
・細かいギア比に対応でき、よりそのシーンに合ったギア比を選択できるようになる。
※であることで、レースなどではパワーロスを回避できるみたい
という理屈。
つまりワイドレシオは変速がスムーズにならないというサダメを持つ。
最後の歯はとりあえず一気に飛んで大きくされていること多め
山仕様のギアだと、さらに飛ぶ。
これが46tにもなるとすごい落差が発生。
※急な山坂のときだけ変身するためか
※これは一つ上のグレードであるCS-M8000の画像
普通の平地に近いロード状況ではほぼほぼ使わないからか、大きく飛んでいる。普段からよく使う場合なら変速のたびにガクッガクッと気味の悪いことだろうけど、まあ山に入った際にここにかけるという一種の「変身状態」なのでよいのだろうね。
これがワイドレシオだ!
対して
超高速巡航ギアの密度
デュラエースの密度。
※11-28という高速巡航専用の段差パターンの驚異(笑)
どれだけギア比調整するやねん。
といった趣のデュラエース11sギア。ちょっとやそっとの段差の違いや、路面コンディションにおける転がり抵抗が引き起こすパワーロスによってかよらずか自身の脚とのギア比とのシンクロ率が変動してしまうような事態に完全対応するという具合なのかまったくよろしくおねがいします。
これがロードライダーのガチな世界なのか?
超高速巡航型
デュラエース・「DURA-ACE R9100」シマノ公式
11-28T/DURA-ACE R9100シリーズ
歯並び
11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28T
11速 10速 9速 8速 7速 6速 5速 4速 3速 2速 1速 11t 12t 13t 14t 15t 17t 19t 21t 23t 25t 28t 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 3 ※色字は歯の間隔数
参考・「DURA-ACE R9100/シマノ製品」公式サイト
※その他「12t-25t」「12t-28t」「11t-25t」「11t-30t」などの歯数構成がある
デュラエースのギア。
ロードバイク界隈で聞かぬことはないというほどのプレミアムランクなシマノ製品最高峰パーツブランド、デュラエースのギアである。ママチャリ改造やらで8速にして喜んでいるわれわれの領域ではお目にかかることもないというブランドが遂に11sで拝めますな。
値段高すぎ。
ギア1つで軽めのクロスバイクを新品で買えるお値段。歯数構成としてはワイドレシオと呼ばれてクロスバイクやマウンテンバイクによく用いられる「段数に幅があって万能なもの」ではなく、クロスレシオと呼ばれる「歯と歯がとても近しい密集した構成」である。
クロスレシオ=高速巡航型
※【クロスレシオ】…くりかえすが「歯と歯がとても近しい密集した構成」をそう呼ぶみたい。ギア同士がクロスしているほど近しいから。ワイドに対応するのではなく、高速巡航ギアに集中して変速をスムーズにしようという狙いみたい(?)
※【メリット/パワーロス回避?】…変速段の間でギア比の差を小さくして、変速前後のエンジンの回転速度の変化を小さくする。(wikiから原文ママ)
※【デメリット/汎用性がない】…同じ変速段数のワイドレシオトランスミッションと比較するとギア比の選択幅が狭い。(wikiから原文ママ)
間違っていたら申し訳。
ほんとにこんな高いパーツを取り付けるんかね
お手頃(マヒ)価格のクロスレシオギアはこちら
105グレード(クロスレシオ)
高速巡航型(フラットロード向け)
12-25T/105 CS-R7000シリーズ
歯並び
12~(?)~25T
※12Tなんだ
巡航型
11-28T/105 CS-R7000シリーズ
歯並び
11~(?)~28T
普通型
11-30T/105 CS-R7000シリーズ
32Tもある・「シマノ(SHIMANO) 105 CS-R7000 11-32T カセットスプロケット 11段 ICSR700011132」
歯並び
11~(?)~30T
11sともなればキホンが105からという世界。
名品ブランド105でございますが、とにかくこうして11速ギアスプロケの高速巡航型(クロスレシオ)を揃えてくれているというわけであります。そして11t~25tなんていうクロス具合の激しいタイプも有り、これで11変速なら各歯数がほぼほぼ1か2の差しかないという密集ギアっぷり。
105が安く見える
11sのリアディレイラー
役割
ギアをかけ替えるメカ
(変速機/トランスミッション?)
- ワイドレシオ用/GS(ロングケージ)
- クロスレシオ用/SS(ショートケージ)
ワイドレシオ用/GS(ロングケージ)
スタンダードグレード
ふつうの11速リアディレイラー/RD-M7000
最大サポートギア
42T(2x11-speed)
46T(1x11-speed)
最小サポートギア
11T
まず基本の変速機。
(リアディレイラー/トランスミッター)
上述したように、ワイドレシオのギアとは「変速段数の範囲がひろーいワイドなギアスプロケット」のこと。そんなものだから使い勝手がよく、MTBにもクロスバイクにも幅広く使用されている印象。そしてディレイラーはGS(ロングケージ)と呼ばれる長い機構がワイドなギア比をカバーする。
だから基本はこれでOK
そしてもう一つのタイプ
クロスレシオ用/SS(ショートケージ)
105グレード
105の11速リアディレイラー/RD-5800
ご覧の通りのショート具合。
最大サポートギア
28T(23~28)
最小サポートギア
11T(14~11)
高速巡航ギアスプロケットで使いたい。
(クロスレシオ)
みたいなことで、あの11t~25tとか28tといった密集するギア比を持つクロスレシオなギアにとって最適な変速機がこれの様子。SS(ショートケージ)と呼ばれるように、ギアを掛け変えて変速サポートするアーチ(プーリーなど)部分が短い。
これによってよりスムーズで無理のない理に適った変速を実現するというのである。
クロスレシオなギアを使うなら最適セットらしい
以下、
スペシャルなリアデ
隠密シャドータイプ
GS(ロングケージ)
105のリアディレイラー/RD-R7000
シルバーカラー・「シマノ(SHIMANO) 105 RD-R7000-GS 11S リアディレイラー IRDR7000GSS シルバー」
SS(ショートケージ)
105のリアディレイラー/RD-R7000
シルバーカラー・「シマノ(SHIMANO) 105 RD-R7000-SS 11S リアディレイラー IRDR7000SSS シルバー」
シュッとしたデザインのシャドーモデルらしい。
SSショートとGSロング
コンパクトに影のごとく収まるらしい。
ただでさえ外装変速機はぶつかることが多いというし。
故にシャドータイプのRDとやらが開発されたのか。自分はまだ外装機をなにかにぶつけたことはないが、とにかく業界ではそれがサダメとして蔓延っていたところ、ひとつの解決策としてなのか、あるいはただの販促力向上アイテムとしてなのか、とにかく誕生している。
そして名品の誉れ高きブランド105シリーズからとくればもうそりゃ。
ただ単にかっこいいアイテム
11sのシフター
役割
手元の変速操縦メカ
(右レバー/後ギア)
シフターレバー(後)
スタンダードグレード
右レバー(11速)/SL-M7000シリーズ
105グレード
右レバー(11速)/105 SL-RS700シリーズ
参考・「105 5800/SL-RS700/シマノ製品」公式サイト
その他のアイテム
シフトワイヤー
シフトアウター
ワイヤーカッター
代替品・「King TTC ワイヤーロープカッター WC-150」
まあシフターはとりあえず何でもよろしいのではなかろうか。
一応「SLX M7000系」と「105 5800系」がこの11sパーツの公式モデルのようなので2タイプ用意してみたけど。まあ他のパーツと合わせるとか、安い方で選ぶとかそういうことでしょう。
※これはいわゆるフラットバーなどに取り付けてレバーを引く用。つまりクロスバイクやMTBに11sギアを取り付ける際にお世話になるアイテム。ロードバイクだとドロップハンドルということで専用の縦引きのブレーキレバーになるから、これはバーに取り付けて使う用途。
1レバーだけで6千円もするのか105
11速のクランク(前ギア)
役割
漕ぐところ/前ギア
※11速クランクはホローテックBBにする必要があるぞ
シングルギア(1段)
スタンダードグレード?
11-1/FC-M7000
34T, 32T, 30T
※このように1枚ギアでも3タイプがあるという。一応カタログ上では。Amazonにはないけど。さらに在るものが何tなのかも把握できないけど。
1段がスマート。
とはいえ、
ここではあまり主流ではなさそう。
Amazonの製品ページが充実していないし。
そういうことで以下の2段前ギアクランクが主流と見ました。
ダブルギア(2段)
スタンダードグレード?
11-2/FC-M7000
38-28T, 36-26T, 34-24T
※こちらも3タイプの2段ギアがラインナップ。小径ギアが目立つ。
「SLX M7000系」は元がマウンテンバイクのパーツらしく、
低速のギアが揃う構成。
105グレード
36×52T /105 FC-5800
34×50T /105 FC-R7000
53-39T, 52-36T, 50-34T
※こちらも3タイプの2段ギアがラインナップ。大径ギアが目立つ。
105からはやはり高速ギアが並ぶ。52tとか。
50T台といえば「大径ギア」として盛んにカスタムに取り込まれている数字。ドッペルギャンガーのシングル52tはAmazonでも大人気改造パーツだけど。つまりフロントギアに大きなギアがあると重いギア比になり、スピードの出る場面に少ないパワーで大きく進む省エネ走行、すなわち高速巡航が可能になる。ただその分、坂道などには弱くなるのかな。あくまでギアの面だけではあるけれど。
グランドキャニオンを走る用
フロントディレイラー
役割
前ギアを変速するメカ
手に入りやすい105グレード/FD-5700
クランプバンドタイプ/31.8mm(28.6mmアダプター付)
34.9mm・「SHIMANO(シマノ) FD-5700 バンドタイプ 34.9mm ブラック FD5700」
直付けタイプ
参考・「【PDFファイル】FD-5700マニュアル」シマノ公式
手に入りやすいのはこのディレイラー。
使えるのかは疑問なところだが
以下、
いつもの2グレード
スタンダードグレード/FD-M7025
クランプバンドタイプ/31.8mm(28.6mmアダプタ付)
とにかく多い。
ハイポジションやらローポジションやら。
※元がマウンテンバイクのパーツだし、複雑な本格マウンテンバイク機構に合わせるための専用品なのだろうか。
参考・「SHIMANO(シマノ) フロントディレイラ― FD-M7025-H ハイポジションバンドタイプ アダプタ付 サイドスイング 2X11S φ34.9mm IFDM702511HX6」
種類も多いし、ワケワカメ
105グレード/FD-5801
クランプバンドタイプ/31.8mm(28.6mmアダプタ付)
34.9mm・「シマノ FD-5801 バンドタイプφ34.9mm 2X11S ・ケーブル調整機能付 フロントディレーラー IFD5801BLS シルバー」
バンドタイプ
バンドタイプは車体のポスト(支柱)にとりつけて装着するタイプで比較的よく見る。28.6mm、31.6mm、34.9mmなどがある。(支柱の経に合わせて)
直付けタイプ
直付けタイプ
直付けタイプはその名のごとく、台座が存在する車体に直付けする。
前の変速機は105でよいのではなかろうか?
(フロントディレイラー)
ご覧の通り「SLX M7000系」では何やらやかましいし限りだし、
105ディレイラーが一番わかりやすい。
ただフロント変速機ってそんなに必要なのかな?って思うけど。
ごちゃごちゃするし。どうせ通常路では大径ギアにだけかけて後は後ろギアの11速を細かくギア比調整すれば事足りるだろうし、山道にでも登るときだけ変えるというのならば手でかけかえるフィンガーディレイラーシステムを採用したほうが理にかなっている気がする。
自分の改造ママチャリは実際そのスタイルだし。
個人の意見です
シフトレバー(前)
役割
手元の変速操縦メカ
(左レバー/前ギア)
スタンダードグレード
105グレード
その他のアイテム
シフトワイヤー・「シマノ シフトインナーケーブル SUS 2100mm×φ1.2mm Y60098911」
シフトアウター・「シマノ シフトケーブルセットロード用Steel [Y60098501] OT-SP40 ブラック」
ワイヤーカッター・「PWT PCT-02 ワイヤーカッター 自転車用」
前ギアに変速機を付けるなら左シフターも。
こちらも2s用という以外グレードの相違しかないので好きに選ぶというところ。2s用って新鮮。
ホローテックBB
役割
チャリの回転エネルギー心臓部
BB(ボトムブラケット)
スタンダードグレード
BB-MT800/SLX M7000
参考・「SLX M7000-BB-MT800/シマノ製品」公式サイト
ホローテックBBも基本的にはシェル幅68mm(JIS規格)に対応する。
シェル幅が73mmのオーバーサイズなら
参考・「SAINT M820(SM-BB80)/シマノ製品」公式サイト
※MTB(マウンテンバイク)系統やセンチュリオンのクロスバイクに見られるオーバーサイズのシェル幅(BBを入れるところ)73mmの場合、ホローテックBBもそれに対応させる必要があるので注意
シェル幅が70mmのイタリアンサイズなら
※なんとイタリアン規格であるシェル幅70mm用も。イタリアン規格だと右側が逆ネジではないという特徴がありますな。
参考・「DURA-ACE(BB-R9100)/シマノ製品」公式サイト
105グレード
SM-BBR60/105
参考・「105 5800-SM-BBR60/シマノ製品」公式サイト
コスパの高い105ホローテックⅡである。こちらは普通にシェル幅68mm(JIS規格)のみ対応。
その他のアイテム
ホローテックBB工具
いわゆる「ホローテック2」というBB。
※BB(ボトムブラケット)…ペダルを漕ぐと回転エネルギーが発生し、それがチェーンを伝って後輪を動かすわけだけど、その回転軸を担うのが誰あろうBBである。チャリの心臓部。
11速の前クランク(?)は全てこの種類のBB用である。普通のクロスバイクやMTBに用いられるカートリッジBBやカップアンドコーンBBの「四角テーパー/スクエアテーパー(JIS規格)」シャフトでは入らない。
※【前クランクが後ろ11速ギアと関係があるのか?】…結論としてはあるみたい。ただ前クランクは替えなくとも動くみたい。しかしよりベストに合わせるなら11速対応の前クランクにするのがよいという理屈が横行している模様。チェーンラインとかで関係するのかね。
回転効率が良い。剛性が高い。取り外ししやすい。
という3G(スリーグッド)アイテムとのこと。ホローテックBBの名前はよく聞きますな。上位のBBとして。そして逆に言えば「ホローテックBBにしたいなら前クランクもそれ対応にしなければならない」という合せ鏡の存在。
ホローテックBBへのカスタムも人気
シェル幅とは自転車のBBを入れる箇所のその幅長。つまり自転車側に合わせる数値のこと。68mm(JIS規格)が基本。だけどMTB系やセンチュリオンのクロスバイクなどには73mm(オーバーサイズ)もあるし、まれに逆ネジではない70mm(イタリアン規格)もあるだろう。
ほぼ68mmらしいけどね
というか105のほうが安いやん。
SLXとやらのマウンテングレードより。
スタンダードグレードとはあくまで基準という意味です
さってと
こんなものでございましょうか情報整理としては。
あとはドリルと20ミリ砲を付けるだけや
※このページは「ものすごい詳しい人が解説している」わけでもなければ「実際にやってみた」という実践知を持つ人が書いている記事でもありません!!
あくまでもいくらか自転車改造をこなしてきた人間が
「情報を整理している」
というものであります!!
ご参考までにご利用いただきたい!!
アマゾンの商品って多すぎますから
その後、
10速はやってみたよ。
10だろうが11だろうが交換のながれは全く同じ!(パーツが違うだけ)