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【フロントディレイラーの交換と種類一覧】クロスバイクやMTBなどの前変速機(FD)を取り替えるやり方と選び方ガイド備忘録(ミニベロやロードバイクも対象)

2020年7月19日

前ディレイラーの交換整備ガイド

フロントディレーラーの交換手順へ

フロントディレイラーの種類などを選ぶ(3速~2速)

「前シフターレバーとケーブル類」の交換はこっち

前変速機の「位置調整」はこっち

 

前の変速機(FD)の交換と種類一覧。

 

クロスバイクマウンテンバイクロードバイクシクロクロスミニベロにおける3速、2速対応フロントディレイラーを交換する方法。街ナカライドにおいてこの機能は要るのか要らないのか論争を巻き起こす「前の変速機」の整備交換ですね。個人的にはいらないと思いますね。後ろ7速などで十分に対応可能かな。しかし「一気に段数変えられる」というメリットはあるので、あればあったで良い(?)いずれにしてもここではFディレイラーの修理交換などに使う知識と実践録を備忘録させていただきます。ご用向が合えばご利用ください、ってなもんですな。

フロント変速機ずっと付けてなくてフィンガーシフトしてたから今さら付けてみました(便利)

↑「リアディレーラー(後ろ用の6速~11速など)」はこっち

 

 

フロントディレーラーの種類を選ぶ(FD/前変速機)

フロント変速パーツ一式

通常のリジットフレームには66-69°用を、下り系フルサスにのみ63-66°用を使うと良いでしょう。

参考・「チェーンステーアングルの求め方」www.cy-factory.com/ さま

目次

フロントディレイラーの種類

規格情報

参考・「自転車探検!/変速機」jitensha-tanken.geo.jp さま

※その他の自転車書籍

m(_ _)m

※規格情報はあまり重要ではないよ!

 

取り付けタイプって?(変速機の別)

バンドタイプ

バンドタイプの前ディレイラー(輪っか状でもって車体フレームの支柱に取り付く汎用スタイル)
バンドタイプの前ディレイラー(輪っか状でもって車体フレームの支柱に取り付く汎用スタイル)

参考・「(38ページ)前変速機/バンドタイプの取付/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

 

最も基本的なタイプ(?)

 

なのかどうかは判然としませんが、ノーマルな支柱にクランプ状に取り付くので汎用性が高いことは確か。(というか変速性能を考慮しなければ、どんなタイプの自転車にも取り付くのでは?)

※しかし「ポスト経」による影響は受けるのでその点注意!サイズが合わなければ取り付かない!アダプタ付属すること多いからあまり心配要らないけど!(28.6mm、31.8mm、34.9mmなど)

基本はバンドタイプでOK!

直付けタイプ(ダイレクトマウント)

フレームに直付けする台座がある用のフロントディレイラー
フレームに直付けする台座がある用のフロントディレイラー(https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-GN0001-24-JPN.pdf)

参考・「(42ページ)前変速機/ダイレクトマウントタイプの取付/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

 

「フレームに直付けする台座がある」用のフロントディレイラー。

 

これはもうその自転車の前ディレイラーあたりの形状などから判断するものかな。台座があれば「自付け/ダイレクトマウント」のフロントディレイラーを取り付けると。「ろう付」とも言うのかな。

※車種の多さなどは現状不明です申し訳(マウンテンバイクにはないとも?)

Eタイプ

自転車の回転軸であるBB(ボトムブラケット)との間に取り付けるフロントディレイラー
自転車の回転軸であるBB(ボトムブラケット)との間に取り付けるフロントディレイラー(https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-GN0001-24-JPN.pdf)

参考・「(40ページ)前変速機/Eタイプの取付/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

 

ボトムブラケットと同時に取り付けるタイプ(?)

 

BB(ボトムブラケット)とはペダルを漕ぐところの回転軸なのだけど、このシマノのマニュアル画像を見る限りでは「ホローテックBB」用なのかな(?)そうなると普通のクロスバイクやマウンテンバイクで用いられていることはないでしょうね。ロードバイク系統か、高級で性能高いマウンテンバイク(フルサスのMTBなど)の場合に使われているのではなかろうか。

※やはり「フルサスペンションのMTBだと、支柱の位置が上下するので、支柱に付けた場合ディレイラーの位置も変動する問題から、BB箇所で留める」みたい

初期位置の調整がラクそうではあるね(BBで留める角度にしかならないから?)

 

バンドタイプの「ポスト経」について

28.6mm

28.6ミリのバンドアダプター(フロントディレイラー備品)
これは28.6ミリの支柱用バンドアダプター(フロントディレイラー備品)

ママチャリ系の規格かな?そうでもない?(いずれにせよポスト経の測り方としては、ノギスなどで測れば大体の数値がわかると思うので、それに近いサイズのバンドタイプを選べばOKということだけど、なによりサイズ変換アダプタ対応できるから実質は全く測る必要なかったりもする笑)

31.8mm

31.8ミリのバンドアダプター(フロントディレイラー備品)
これは31.8ミリの支柱用バンドアダプター(フロントディレイラー備品)

主にロードバイクに多いのかな(?)あるいはクロスバイク(?)というか基本となるサイズかね。クロス系はマウンテンとも重なるからなんとも言えないけど。

34.9mm

34.9ミリのフロントディレイラー
デジタルノギスではこのように誤差表記されやすいけど、大体の数値がわかればOKだね(近い規格を合わせればいいから)

マウンテンバイクに多いのかな。自分が乗っている古い26インチMTBもこのサイズの支柱だった。ゆえにバンドタイプの変速機を変換アダプタ無しでそのまま取り付けている。

※とはいえ、一つの変速機にこれら全てに対応した変換アダプタが付属することが多いのでね(ロードバイク用の2Sの場合はわからないのでクロスなどをフロントダブル化する際には測るのが無難)

 

スイング方式って?

トップスイング

上から動く変速形状(?)後述するダウンスイングより省エネなのだとか(?)そういう問題でもない(?)ロードバイク用のものはないのだとか(?)つまり2Sがない(?)

ダウンスイング(ボトムスイング)

下から動く変速形状(?)それならロードバイク用ならこれのみ(?)もちろんマウンテンバイクやクロスバイク用途も存在している。とはいえ、「自転車フレームの構造などに鑑みてこれらの変速方式をそれぞれ採用する」ということでもない様子なので、あまり気にしなくてもいいかな(自己認識)

あまり気にしなくても良い要素でしょう!(独断)

 

ワイヤーの引き方式って?(車体の別)

ワイヤーの固定方式はフレームのアウター受けによるでしょう

上引き(トッププル)

トッププルでワイヤー通すFディレイラーの図
トッププルでワイヤー通す図(上から通っている)

変速線(シフトワイヤー)が、車体フレームの上を伝って、上から変速機に通り、上方向から引っ張られる。

下引き(ダウンプル)

ダウンプルでワイヤー通すFディレイラーの図
ダウンプルでワイヤー通す(下から通っている)

変速線(シフトワイヤー)が、車体フレームの下を伝って、下から変速機に通り、下方向から引っ張られる。

※車体側の話なので、ワイヤーを通す際に注意すればOK(変速機は両対応品)

 

「前3枚」のフロントディレイラー 

前3Sのフロントディレイラー

通常、クロスバイクマウンテンバイク(MTB)などのスポーツ自転車の初期装備はこのタイプでしょう。「前3段と後ろ7段で21段変速!!(3×7)」みたいな、なんとも勢いのよい販促フレーズでもって購入意欲を刺激されてしまったというやんちゃボーイ&ガールたちも多いのではないでしょうか。いずれにせよ「前が3段変速する(左手の変速シフター)」のならこれですな。前3速、フロントトリプル、3Sとも。

※とはいえ日常生活や街中走行において前3段から繰り出される21段も変速使わないので、フロントダブル(前2速)化してしまうほうがよいと思うけど、2Sのパーツはやや割高になるのでそこらへんは悩ましいところかね。性能的には変速調整が楽な2Sのほうが好きだけど。しかし2速の前クランクは50Tとか大径化するので26インチなど小柄なMTBだと改造できない場合もあるね。車体のフレームに歯が干渉するから。

※クロスバイクやMTBの修理交換ならこれでしょう

 

バンドタイプ

【おすすめ品】バンドタイプの前ディレイラー

ターニーTX(TOURNEY TX)
FD-TX800-TS6(トップスイング)

参考・「シマノ TOURNEY TX/FD-TX800-TS6」シマノ公式 

参考・「(36ページ)前変速機/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

※一応「後ろの変則段数が7速~8速対応」とのことで、クロスバイクやお手頃マウンテンバイクの主要スペックをカバーしております。まあ6速~9速辺りまでは大した問題にはならない事だろうけどね。(10速からはチェーンが狭くなるから変動幅が異なる可能性がある)

 

とりあえず、現在のおすすめ品。

 

(現在自車MTBに使用中)ブランドはシマノの街乗りチャリブランドの帝王「ターニー(TOURNEY)」のグレードアップ版(?)なのかな。ゆえに「最もお手軽かつお手頃品」かと。シマノが続く限りターニーは不滅なりということで、探すならこのグレードから探すのがよいでしょう。そしてバンドタイプとしてネックとなるポスト経対応にしても「28.6mm、31.8mm、34.9mm」など主要な数値をカバーする「サイズ変換アダプタも付属」して隙がない。

※このターニー系のグレードはママチャリ6速など、比較的「身近で廉価な自転車のシマノパーツ」として隆盛を誇っているよね

ターニー万歳(真顔)

 

以下、

その他のおすすめ(?)

 

旧/アルタス(ARTAS)

定番製品であるアルタスグレードの新型機種はまだまだ出回っていない(?)旧作で問題は何もないけれど。

 

新型「ターニーA073」
FD-A073

参考・「シマノ TOURNEY A070」シマノ公式 

※個人的には「ターニー・ロード(A073)」と呼称

街乗り帝王ターニーのロード系グレードとか、中々使い勝手がよいです(ロード化改造に重宝するブランドで、7速系のパーツも豊富)

 

クラリス(ClariS)

クラリスグレードは8速のロード系だけど、3Sとかあるんだね(素)

 

直付け(ダイレクトマウント)

クラリス(ClariS)

あんまりない?(3Sはマウンテンバイク系の基本であるも直付けがマウンテンバイクにはないためか)

 

Eタイプ

……(真顔)

 

「前2枚」のフロントディレイラー 

前2Sのフロントディレイラー

基本的には、ロードバイク用の2S。加えて、このような前2枚のチェーンリングは50T(歯)辺りのアウターギア(外ギア)を持つなど、「高速巡航に強い大径ギア」という特徴がある。あるいは、本格的なマウンテンバイク(MTB)でも2Sがあるが、こちらは「山乗りに適した小径ギア」の2枚構成である。前2速、フロントダブル、2Sとも。

クロスバイクを前2枚ギア化(フロントダブル)するカスタマイズはおすすめ。街なかを走行するのに前三枚も要らないからね実際。軽くなるし変速調整ラクだし巡航性能上がるし。しかしMTB改造の場合は大径ギア化できるかどうかは車体次第になるので注意。おそらく26インチなど小さめの車体だとフレームに歯が干渉してしまう。自分の車種はそうだった。ただ小径ギアの2Sなら可能だけど、それだと平場での巡航速度は上がらないね。

関連記事・「フロントダブル化するカスタム方法(クロスバイクからママチャリまで対応)」 

フロントダブルがいいよね(素)

 

ロードバイク系の「2S」

チェーンの種類(ナローチェーンとスーパーナローチェーンの違い)
左がスーパーナローチェーン(10速)で右が普通のナローチェーン/幅が異なるので変速機の変動幅も異なるのではないか?

「2×10S」とかあるけど?

これは「前2速×後ろ10速」対応の意味で、厳密には前後のパーツをこうして合わせるほうがよいでしょう。例えば「2×8S」ならば後ろ8速車に使うほうが無難とは言える。「2×10S」なら後ろ10速車に使う、という具合に。しかしそれほど重要なことなのかは不明。6速~9速まではどんな組み合わせでも動くと思う(?)というか動くことは動くでしょう。調整が完全にできるかどうかの問題で。「引き代の違い」がどれだけの問題を引き起こすのかというお話だから。

しかし10速からはチェーンの幅が狭くなるので、

(スーパーナローチェーンという)ディレイラーの変動幅に違いがある可能性が存在している都合上、その際は「2×10S」のディレイラーを選ぶほうが確実とは思うけれども。

関連記事・「10速カスタマイズした記録」 

※確かなことは言えません備忘録(免責)

 

【8速系なら】クラリス(ClariS)

さすがに最安!しかしこれで十分!(クラリスは色がいい!ストーングレイ!)

 

【9速系なら】ソラ(SORA)

9速ってあまり見ない(?)

 

【10速系なら】ティアグラ(TIAGRA)

実質、ロードバイクの入門パーツ!

 

【11速系なら】新/105(イチマルゴ)
FD-R7000-B バンドタイプ
FD-R7000-F 直付けタイプ

参考・「シマノ 105/R7000」シマノ公式 

ロードバイクのメイングレードといえば名品105!

 

※この上の準高級グレードには「アルテグラ(8000番台)」、最高級グレードに「デュラエース(9000番台)」が控えている

 

【備忘録】MTB系の2S

【9速系なら】アセラ(ACERA)&アリビオ(ALIVIO)

参考・「シマノ ACERA(アセラ)M3000」シマノ公式 

参考・「シマノ ALIVIO(アリビオ)M3100」シマノ公式 

 

【10速系なら】ディオーレ(DEORE)

参考・「シマノ DEORE(ディオーレ)M4100」シマノ公式 

※このデューログレードはよく出回っていてお手頃価格なので使いやすいと思う。自分も10速改造したチャリに使用している。クロスやマウンテンを10速改造するならティアグラと並んでおすすめできるね。

 

「11速系なら」ディオーレ(DEORE)

参考・「シマノ DEORE(ディオーレ)M5100」シマノ公式 

SLX

参考・「シマノ SLX M7100」シマノ公式 

 

「12速系なら/1S」ディオーレ(DEORE)

参考・「シマノ DEORE(ディオーレ)M6100」シマノ公式 

 

「12速系なら」ディオーレ(DEORE)XT

参考・「シマノ DEORE XT M8100」シマノ公式 

XTR

参考・「シマノ XTR M9100」シマノ公式 

出回っているディオーレ以下は別だけど、それ以上だと「他のパーツとグレードを合わせたい」などの理由でもない限り、特別選ぶものでもないかな。お高いし。本格MTB系のパーツは高いよねやっぱ。

 

フロントシフター(ケーブル類など含む)

シフターやケーブル類も交換するならどうぞ!

 

使う工具

ディレイラーやシフターの着脱に
六角レンチ各種(アーレンキー)
チェーン切り
ケーブル配線に
ケーブルカッター
ヤスリとキリ
潤滑スプレー
KURE 5-56DX 420ml

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変速調整に
プラスドライバー

すべていつもの愛用品ですな(このブログ御用達の愛用品)

両翼式・記事内フライングニートマンズキャノン(鶴翼の陣)

 

フロントディレイラーの交換手順

フロントディレイラー交換のやり方手順

  1. はずす! 前変速機を取り外す
  2. つける! 前変速機を取り付ける
  3. ※前変速機の調整

はずすかつけるかしかないこの世界!(定期)

 

フロントディレイラーを取り外す

前の変速機を取り外す

  1. シフトワイヤー留めを外す
  2. ※シフターやワイヤーなど一式交換するならこれらも取り外す
  3. チェーンを取り外す
  4. 変速機の留め具などを取りはずす
  5. とりはずし完了!

 

元のフロントディレイラーを取り外す。

 

フロントディレイラーとは前変速機のことね。これが動くことでペダルを漕ぐ側のチェーンリングギアが掛け替わるというメカニクス。

 

シフトワイヤー留めを外す

古いフロントディレイラーのワイヤー取り外し(ワイヤー固定を外す)
ワイヤー固定を外す
古いフロントディレイラーのワイヤー取り外し②(ワイヤー固定を外す)
ワイヤーケーブルが抜ければOK

※まずは「六角レンチ(アーレンキー)」にて「留めボルト」を回して緩ませれば、ワイヤーが外れる状態に。左回りの反時計回しにてフツーに外れる。サイズは5ミリ六角など(モノによりけり)

 

※シフターやワイヤーなど一式交換するならこれらも取り外す

前シフターの取り外し

前シフターの交換ガイド

シフターのケーブル類を抜く

※レバーはそのままにケーブル類だけ交換するならこれのみでOK。シフターごとにワイヤーの掛かり方は異なるが、大体はシフターのカバーをねじで開けてしまえば取り出せる仕様。レバーも交換するならシフター側のワイヤーは抜かなくともよい。ごと交換ちゃうのだからね。

(ブレーキレバーも外すことになるかと)

※シフターの位置関係上、「ブレーキレバーも外さないといけない」でしょう。ブレーキの方はワイヤー留めを外さなくとも取り外せると思う。キツそうならVブレーキロックを手で外すだけでも良いし。

シフターレバーを外す

※「古くなった変速機一式交換」というレストア修理目的であれば、シフターレバーやワイヤー&アウターケーブル一式まるまる交換しちゃうでしょう。その場合にはシフターの止めネジをアーレンキーやドライバーで緩め、ケーブル類も引き抜くだけ。しかしシフターの位置関係上、「ブレーキレバーも外さないといけない」でしょう。ブレーキの方はワイヤー留めを外さなくとも取り外せると思う。キツそうならVブレーキロックを手で外すだけでも良いし。

「古くなった変速機一式交換」が基本でしょうね(?)これ見る方たちは(?)

 

変速機の留め具などを取りはずす

古いフロントディレイラーの取り外し(本体のバンド固定を外す)
本体のバンド固定を外す(画はバンドタイプ)
古いフロントディレイラーの取り外し②(本体のバンド固定を外す)
これだけでフロント変速機本体が外れる(画はバンドタイプ)

※ワイヤー留めさえ外したら、あとは変速機本体の取り付けを外すのみ。一般的と思われるバンドタイプや直付けタイプなら六角レンチ(アーレンキー)にて回して緩ませて外すのみ。左回しの反時計回しでフツーに外れる。サイズは5ミリ六角レンチなど。いずれにせよ何かしらで取り付けてあるのでそれに合わせた工具で外すのみ(真理)

 

とりはずし完了!

古いフロントディレイラー取り外し完了
(イメージ図)古いフロントディレイラー取り外し完了!

※このまま前変速機なし状態も悪くないけどね

やりました

 

ただしチェーンも外す!

チェーンを切って外す(変速機ガイドの中を通っているからね)

愛用チェーン切り・「PWT チェーンカッター CT-03R 【シングルスピード・ 7~12速対応】

流れ的に端折りましたが、もちろんチェーンも外さないとディレイラーそのものを取り外すことはできませんな。クランクやBB交換程度なら割とチェーンはずさなくてもイケるんだけど(?)、これは外す。ディレイラーのガイドの中を通っているからね。クロスバイクにしろMTBにしろ買ってからチェーンがそのままの状態であれば、フツーにチェーン切りでもってピンを外してしまう。付けるときはミッシングチェーンを使うことを推奨。何回も付け外しが楽だから。

※ちなみにスポーツ系統の自転車にはやや細身のナローチェーンというものが使われています

関連記事・「チェーン交換とミッシングリンクの勧め」 

チェーンにはミッシングリンクを使いましょう(超推奨)

 

フロントディレイラーを取りつける

前のディレーラーを取りつける

  1. 変速機を車体に取りつける
  2. 位置調整
  3. ※シフターやワイヤーなど一式交換するならこれらも取り付ける
  4. シフトワイヤーを留める
  5. とりつけ完了!

 

新しいフロントディレーラーを取り付ける。

 

取り付け方法はやはり幾つかの種類(自転車のフレーム形状や変速機の種別により)があるけれど、やることは基本一緒で、とにかく車体に取り付ければOK。

 

変速機を車体に取りつける

フロントディレイラーの取り付け図

「バンドタイプ」なら支柱に嵌める

バンドタイプの前変速機の取り付け

バンドタイプの前変速機はアーレンキーで開け締め

※基本となるバンドタイプでは、車体の支柱ポストに嵌める形でとりつける。そこで六角レンチ(アーレンキー)でもって締めていくのみ。右回しの時計回りでフツーに締まる。サイズは5ミリの六角レンチ。

参考・「(38ページ)前変速機/バンドタイプの取付/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

バンドアダプターを使うなら

フロントディレイラーのサイズ変換備品

※28.6mm支柱用、31.8mm支柱用、とあるので各自対応していくのみ。(細かく言うと、自分が今回実際に使った変速機のバンドは平面形状でアダプタは樹脂製)

参考・「(38ページ)アダプターを使う場合/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

「直付けタイプ」なら台座にセット
フレームに直付けする台座がある用のフロントディレイラー
フレームに直付けする台座がある用のフロントディレイラー(https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-GN0001-24-JPN.pdf)

参考・「(42ページ)前変速機/ダイレクトマウントタイプの取付/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

※(実物未確認情報)…車体フレーム側に台座が存在する「ダイレクトマウント(直付け)」であれば、当然その台座にセッティング。そこで六角レンチ(アーレンキー)でもって締めていくのみ。右回しの時計回りでフツーに締まる。サイズは5ミリの六角レンチ。

「Eタイプ」ならBBと一緒に(?)
自転車の回転軸であるBB(ボトムブラケット)との間に取り付けるフロントディレイラー
自転車の回転軸であるBB(ボトムブラケット)との間に取り付けるフロントディレイラー(https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-GN0001-24-JPN.pdf)

参考・「(40ページ)前変速機/Eタイプの取付/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

※(実物未確認情報)…めんどうやね。BB周りもクランク周りもあらゆる装備を一式取り替える次いでになら良さそうだけど。新チャリ買ったほうが良いとかはアレとして。

 

位置調整

タテ方向にも動く(前変速機の位置調整)
タテ方向にも動く
ヨコ方向にも動く(前変速機の位置調整)
ヨコ方向にも動く

タテ・ヨコに動かして位置の調整をしましょう!

ギア歯とガイドの「隙間は1~3ミリ」
ガイドと歯の間は1~3ミリ(前変速機の位置調整)
ガイドと歯の間は1~3ミリ
3ミリはこれくらい(前変速機の位置調整)
3ミリはこれくらい

※「取り付け時の初期設定位置」が割と大事なFディレイラー。ガイドシールが貼られているのでその位置にすれば基本はOK。さすがのシマノクオリティでわかりやすい。前ギアであるチェーンリングギアの歯とガイドプレートの間は1ミリから3ミリが適正とか。

参考・「(37ページ)スキマは1~3ミリ/前変速機の取付け/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

ギア歯とガイドを「真上で平行」
ガイドを歯の真上に位置させる(前変速機の位置調整)
ガイドを歯の真上に位置させる
ガイドの平坦なラインに合わせる(?)
ガイドの平坦なラインに合わせる(?)
これではダメ(?)
これではダメ(?)

※微妙なところだけど、凹凸があるガイドプレートの「どこと平行に合わせるのか」という点については、確証はないけれども「この平面の箇所」だと思われる。調整後にしても説明書の図を見ても。いずれにせよFDの正確な位置調整は割とシビアなことがわかる。でも実際はここで間違ってもあとから色々調整は可能なのでそこまで神経質になる必要はないでしょう。

参考・「(39ページ)ギアとガイドは真上で平行にする/前変速機の取付け/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

あくまで初期位置の設定!

 

※シフターやワイヤーなど一式交換するならこれらも取り付ける

グリップが最後(手元のパーツ装着順)
前シフターの装着

前シフターの取り付けガイド

シフターレバーを付ける

※基本的にはシフターが最初。(レボシフターはブレーキレバーの後かな)

シフターのケーブル類を付け、長さ調整

※アウターケーブルとは「ワイヤーを保護し動きを円滑にするための専用通路」みたいなもの。(どちらもケーブル線という)基本的には長さ調整をするのでカットする。断面処理し、必要なら潤滑スプレーを吹いてワイヤーを通す。

ケーブルのカット方式(多段割り)

※マウンテンバイクやクロスバイクのアウターケーブル(ワイヤーを保護する)は、何回かカットする仕様になっている。いまのところこの箇所のやり方については「Vブレーキのケーブル取り回し」項にてご確認いただきたい。

ブレーキレバーも付ける

※やはり「古くなった変速機一式交換」というレストア修理目的であれば、シフターレバーやワイヤー&アウターケーブル一式まるまる取り外しておるので、これまた丸々新品一式を取り付ける。その際はシフターからハンドルバーに取り付けて、あとはワイヤーなりブレーキなりと上手いこと取り回して取り付けていきましょう。ブレーキ一体型シフターならそれのみでOKだよね当たり前なことだけど。

やっぱり変速機だけ交換するってこともないのかな(?)みんな同時にやる(?)

 

シフトワイヤーを留める(ケーブル固定)

「トッププル」の場合は上から

トップチューブからケーブルを通す車体なら上引き

トッププルでワイヤー通すFディレイラーの図

※車体側の話だけど、ワイヤー線がトップチューブを伝って来るようになっている自転車の場合には、このトッププル式にてケーブルを通すことになると思う。「アウター受け」が上のフレームにある場合。

「ダウンプル」の場合は下から

ダウンチューブからケーブルを通す車体なら下引き

ダウンプルでワイヤー通すFディレイラーの図

※これまた車体側の話だけど、ワイヤー線がボトムチューブを伝って来るようになっている自転車の場合には、やはりこのダウンプル式にてケーブルを通すことになると思う。「アウター受け」が下のフレームにある場合。

ケーブルの各固定方式について

※どれが良いとかではなく「車体フレームによって異なる」ということだと思われるので、愛車のスタイルに合わせて配線するのみでありますね。だから変速機をトッププル対応とかダウンプル対応とかさせて別途購入する必要はないよね。

参考・「フロントトリプル図(44ページ)・フロントダブル図(45ページ)/前変速機のケーブル固定/ディーラーマニュアル」シマノ公式 

どれが良いとかではなく「車体フレームによって異なる」のみ(?)

 

とりつけ完了!

前のディレーラーを取りつける
前のディレーラーを取りつけ完了

※チェーン通ってるけど

すぐ取り付いてるんですよね実際は(ここではわざわざ詳細にメモってるから冗長に感じちゃうけれど)

 

やっぱりチェーンも取り付ける!

チェーンを通して繋ぐ

変速機のガイド内にチェーンを通して繋ぐ(ガイドが動いてチェーンをずらすことでギアがかけ替わるわけだから)

S字カーブでチェーンを通す(これは後ろ6速の変速機)

前変速ガイドの中を通してチェーンを掛ける。変速調整するにしても自転車を漕ぐにしてもチェーンを掛けなければいけないのでやっぱり当たり前にチェーンはかけよう。後ろ変速機はS字カーブで通す。外装変速機のチェーンのかけ方通りであります。そしてこれまたやっぱりミッシングリンクを使うのが良いね。

関連記事・「チェーン交換とミッシングリンクの勧め」 

前変速ガイドの中を通してチェーンを掛ける(繰り返し)

 

あとは、

変速調整のみ!

 

フロントディレイラーの調整

前ディレイラーの調整は割とシビアだと思う!特にフロントトリプルとか面倒だと思う!

 

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※自分は読み放題のときに「面白さがピークだった」とされる富士山インターハイまでは読んでしまえたけど、時期によって読み放題から外れるので注意。(今は外れてるのかな)

 

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チャリの山登りでは「引き役(風よけ)」が必須のようです。

 

軽めの再読レビュー・「イニシャルDみたいに相当知識があってデフォルメもあまりされないストイックなジャンル別漫画もあるけど、あくまでもドラマ性に特化しとるね」 

地元が山の王国だしクライマーしたくなって10速改造したママチャリで登りまくりました(真顔)

 

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