ロードバイク
クロスバイク
マウンテンバイク(MTB)
ミニベロ
などなどスポーツ規格の自転車に使われることが多い、
クイックリリース式のホイール着脱方法。
割としっかりしたスポーツ自転車で使う車輪ですね
クイックリリースの車輪情報
クイックリリースの車輪とは?(QRとも)
解説
レバーアクション1つで、
簡単に車輪の着脱ができる仕組み。
それがクイックリリース式。(あるいはクイックレリーズ、クイックレリースレバーとも)基本的にはロードバイクであるとかクロスバイクであるとかMTBであるとか、スポーツ系統の自転車で広く使われているね。ママチャリと違って備品の数が圧倒的に少ないためラクラクである。(ママチャリの場合は泥除けとかカゴとかスタンドまで取り付いているからさらにややこしいということでもあるのだけど)
※タイヤの規格としてはロードバイクやクロスバイクで使われる「700c(700×32cなどの表記)」やマウンテンバイク/MTBやその他様々な自転車で使われる「HE規格(26×1.95などの表記)」があるでしょう。
※1927年頃(?)、レース中に寒くて手が凍えていてもカンタンに車輪の交換ができるように、イタリアの自転車選手であるトゥーリョ・カンパニョーロによって開発されたのだとか。(カンパニョーロはイタリアの自転車パーツメーカーとして現在でも有名だけど、実際に日本で乗られる自転車は殆どシマノ製品が使われているでしょう)
※しかし自転車競技業界の最新事情においては(?)、クイックリリース車輪は型落ちしてきている模様(?)「より剛性の高いスルーアクスル式(なおかつディスクブレーキ)」というのが自転車競技界の最新事情らしい。(とはいえ自転車普及帯におけるスポーツ自転車ホイールでは、まだまだクイックリリースが主力だろう)
スポーツ自転車といえばクイックリリース式の車輪
参考
その他のホイール規格
スルーアクスル(Eスルー)
自転車業界最先端のスルーアクスル式だとか。より剛性が高く安心性が増しているとか。(仕組み的にはクイックリリースと似てるけど?)わりと高級なロードバイクやMTBで使用されている。(元は合成が必要とされるMTB系統で使われたらしい)
※さらにはブレーキも「性能が良いとされるディスクブレーキ」を搭載するのが最新事情。
※ただし「スルーアクスルはメーカーによって取り扱い方法が異なる」という。クイック式で締めるクイックタイプとか、回して締めるスキュアータイプとか、引っ掛けて締めるR.A.Tタイプとか。
自転車競技ではスルーアクスルが主流か(?)
ハブナット
ごくごく一般的な自転車にて広く長く使用が続けられている覇権規格である。「14ミリや15ミリのハブナットのほか、ワッシャや菊座金やこれらを保護するエンドキャップといった備品の数々を擁するボリュームある仕組み」が特徴。
※ママチャリ系(シティサイクル軽快車、通学用自転車などなど)、お安いミニベロ、お安い子供自転車や、お安いクロスバイクやマウンテンバイク(ホームセンター品や通販で格安購入するような2,3万円のエセクロスとかルックマウンテン車と呼ばれるような)などなどで幅広く使用されている。
一般の自転車たちにはハブナットが主流?
クイックリリース(QR)を使用している自転車は?
使われている自転車の種類
- 一般的なロードバイク(お手頃~普及帯?/リムブレーキ車種)
- 有名メーカー製のクロスバイク(5万円~7万円くらいのモデル)
- 有名メーカー製のマウンテンバイク(5万円~7万円くらいのモデル)
- 高級ミニベロ(?)
本格的なスポーツバイクに使用(?)
ディスクブレーキ仕様ではない、一般的なロードバイクやクロスバイクやマウンテンバイクやミニベロなどが主な使用車だと思われる。そして比較的に高級モデル。サイクリストとしての最低限の普及帯スポーツ自転車で使われるのがクイックリリース式の車輪を持つ自転車かな。
ロードバイク
※【ロードバイク】… 車輪の縁を挟むリムブレーキ(キャリパーブレーキ)であればクイックリリース式でしょう。ディスクブレーキ車種など最新式のロードバイクでない限りクイックリリースホイールが使われているものと思いますね。(ロードバイクもピンからキリまであるからなかなか的を得ないかもしれませんがご了承下さい)
クロスバイク
※【クロスバイク】… ルイガノとかジャイアントとかブリジストン製のクロスバイクであればクイックリリース式のホイールを使っているでしょう。ホームセンターオリジナル品や通販で買うような2,3万円のクロスバイクである場合は(エセクロスバイクなど)、クイックリリース式じゃないことも多いでしょう。(その場合はハブナット式)
マウンテンバイク(MTB)
※【マウンテンバイク(MTB)】… 現在だとスペシャライズドとかトレックが出すような本格派のMTBはディスクブレーキが主流なのでスルーアクスルのほうが多いかもしれないね。(サイクルベースあさひモデルとかブリジストン製品とかであれば、まだクイックリリース式でVブレーキの日用的なMTBもあると思うけど)ホームセンターオリジナル品や通販で買うような2,3万円のMTBだと(ルックマウンテンなど)、スルーアクスル形式はもとよりクイックリリース式じゃないことも多いでしょう。(その場合はハブナット式)とは言えこうした格安MTBもディスクブレーキ付いてたりするからややこしい。
ミニベロ(折りたたみ車/小径車)
※【ミニベロ(折りたたみ車/小径車)】… ルノーやダホンなど有名ブランドメーカー車種だとクイックリリース式の車輪も多い。わりと良い価格帯の高級ミニベロだね。しかし、アウトドアブームに伴ってよく使われるからなのか種々様々なモデルが一気に噴出している普及帯のミニベロに関しては、ほとんどがハブナット式であると思われます。
「ちゃんとしっかりしたスポーツ自転車」に使われるのがクイックリリース式!(雰囲気)
クイックリリース(QR)の見分け方?
レバーが付いていて、なおかつVブレーキかキャリパーブレーキがQR説
- 車輪のハブ軸にレバーが付いている(クイックリリースoaスルーアクスル)
- リムブレーキである(クイックリリース/QR)
- ディスクブレーキではない?(スルーアクスル式/Eスルー)
- 六角ナットではない?(ハブナット式)
- 2、3万円の格安自転車ではない?(ハブナット式)
意外と見分けかた難しい?
※上記の参考画像と伴に判断をつけていただきたいが(真顔)、まずクイックリリースは車輪のハブ軸にレバーが付いているのである(真顔)とにかくそれが大事なことである。あとシャフト棒が細い。さらには製品名に「QR」とあればクイックリリースだね。amazonで買うときなんかはそれで判断できるけど。
※次にディスクブレーキであるのかどうか。車輪のフチを挟むリムブレーキである「Vブレーキ」、「キャリパーブレーキ(ロード用)」車種であればクイックリリースでしょう。(レバーが付いている前提)ディスクブレーキ車種はスルーアクスルが使われるのが主流になってきているから。
※とはいえディスクブレーキでクイックリリースというのもあるとか。格安のMTBにディスクブレーキが付いていればそうなのかも。(それの組み合わせが相性悪くて煩わしいからスルーアクスルが誕生したというけど)
※丸々としたキャップが付いていたり付いていなかったりする六角ナットがあるのならそれはハブナット式だ。お安いモデルのクロスバイクやマウンテンバイク、その他であれば「折りたたみMTB」とか「グラベル用街乗りクロスバイク(?)」などなど特殊な目的で思い思いに製造されたキメラな自転車たちもハブナット式が多いだろう。(この場合にはVブレーキが付いていることもある。つまりハブナットでVブレーキである。ややこしい。)
※あとは店員さんやショップのメールで訪ねるストレートパンチ(無慈悲)。その自転車の「車輪のハブの画像(中心部)」をネットの「クイックリリースの自転車」と見比べるとか。
画像と実物で見分けるのが一番!(感性が一番)
クイックリリースのフォークには「ツメ(爪)」があるでしょう(?)
参考・「GIANT(ジャイアント) TALON2(タロン2) 2023モデル」サイクルショップkintarou さま
参考・「SR SUNTOUR XCM 80mm(フォーク)、GLM GX03V 32H(リム/ホイール)」GIANT(公式)
参考・「SR SUNTOUR XCM 80mm スルーアクスル」Google検索
※加えて、クイックレリーズの「スキュアー/シャフト(棒)」は、「ホイール側に付属する」ということ。
爪あるよねツメ(買うとき分かんないと思うけどいまいち、というか買うときは店員さんとかショップメールで尋ねれば良い)
スルーアクスルのフォークには「アナ(穴)」があるでしょう(?)
参考・「GIANT(ジャイアント) ATX(エーティーエックス) 2023モデル」サイクルショップkintarou さま
参考・「SR SUNTOUR XCE 80mm Travel(フォーク)、GLM GX03V 32H(リム/ホイール)」GIANT(公式)
参考・「SR SUNTOUR XCE 80mm Travel スルーアクスル」Google検索
※加えて、スルーアクスルの「スキュアー/シャフト(棒)」は、「フォーク側に付属する」ということ。
アナあるよね穴(でも実車画像だとツメっぽいし?そういうのもあるの?穴と爪?クマかな?)
スルーアクスルの種類たち(?)
参考・「(サービス→PDF)SRSuntour_general_fork_glossary.pdf」SR SUNTOUR(公式)
参考・「(PDF)取扱説明書 サスペンションフォーク - SR Suntour」GIANT(公式)
【PDFの説明書】 … (chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.srsuntour.com/fileadmin/user_upload/Downloads/Consumer/Bike/Owners%20manuals/Archive/2021/General_Fork_Manual/JP_SR_SUNTOUR_fork_user_manual.pdf)
こんなに規格あるならもうわからんな!!(?)
SR SUNTOURのフロントフォークのスルーアクスルは独自規格になっていて、他社製品と互換性はありません。
やっぱり独自規格があるスルーアクスルでした!(虚無)
問①「自転車のスルーアクスルの規格はいくつあるの?」
自転車のスルーアクスルの規格はいくつか存在しますが、最も一般的なものは以下の3つです。
12mm x 100mm:フロントハブのスルーアクスル規格で、ロードバイクやシクロクロスバイクなどで使われます。
12mm x 142mm:リアハブのスルーアクスル規格で、ロードバイクやグラベルバイク、マウンテンバイクなどで使われます。
15mm x 110mm:フロントハブのスルーアクスル規格で、マウンテンバイクの一部や、最近ではグラベルバイクでも使われるようになっています。
これ以外にも、いくつかのメーカーが独自のスルーアクスル規格を採用しています。ただし、上記の3つの規格が一般的であり、多くの自転車パーツがこれらの規格に対応しています。
問②「15mm x 110mmってどれがどのサイズなの?」
15mm x 110mmは、フロントハブのスルーアクスル規格で、15mmがアクスルの太さ、110mmがハブ幅(フロントフォークの幅)を表しています。具体的には、フロントフォークの間隔が110mmで、アクスルの太さが15mmのスルーアクスルを使用することを意味します。この規格は、マウンテンバイクの一部や、最近ではグラベルバイクでも使われるようになっています。
(AIくんにスルーアクスル情報を訊いてみた)
クイックリリース(クイックレリーズ)は、
おそらく統一規格なので(?)
とっても使いやすいですね。
クイックリリースの製品
クイックリリースホイールの選び方(車輪)
参考・「WH-RS100(TIAGRA 4700)」SHIMANO(公式)
※ロードバイク規格の「ティアグラグレード」から10速~11速に対応した車輪。8速~10速対応だった「WH-R501」は過去モデルとなる。もう新型モデルは素で10速以上の対応なんだね。(8速~9速対応するには、理論上1ミリのスペーサーを用いる必要があるのかなこれも)
参考・「WH-RS300(105 R7000)」SHIMANO(公式)
※上位モデルである「105グレード」からは11速車輪。(ただし8速~10速対応するには、理論上1ミリのスペーサーを用いる必要がある)
※更には「ディスクブレーキ用のホイール」にしたいなら、この105グレードからラインナップされているね。
クイックリリースホイールの種類(規格)
フロントの規格(前輪用のクイックリリースホイール)
100mm(700c規格)
WH-R501A-F フロント (エアロスポーク仕様)
参考・「WH-R501-A-CL-F(新型なので品番違うけど)」SHIMANO(公式)
新型モデル(WH-RS100-CL-F 10速/11速)・「シマノ(SHIMANO) ロードホイール WH-RS100-F フロント 700C EWHRS100FB」
※主にロードバイクやクロスバイク用のクイックレリーズの前輪。(シクロクロスやグラベルバイクも同列)収まるタイヤは「700c」規格であります。(細くて転がる路面走行用タイヤが多い)
100mm(HE規格/26インチ)
OSAKAGEARSEISEISAKUSYO(オオサカギヤセイサクショ) FW-ATB ATBアルミ前ホイール H/E 26インチ 403-20001
※主にマウンテンバイク(MTB)用のクイックレリーズの前輪。タイヤは「26×1.95」などという表記のものが収まるね。子供用自転車とか電動アシスト自転車などなど幅広い用途に用いられるHE規格のタイヤ。(太くてゴツいタイヤが多い)
110mm(?)
※昔はあった?マウンテンバイクの規格であるのかな?(おそらくスルーアクスル規格)
リアの規格(後輪用のクイックリリースホイール)
130mm(700c規格)
WH-R501A-R(エアロスポーク仕様)
シマノ(SHIMANO) ロードホイール WH-R501A-R(エアロスポーク仕様) リア QR リア エアロスポーク仕様 8/9/10S対応
新型モデル(WH-RS100-CL-R 10速/11速)・「シマノ(SHIMANO) ロードホイール WH-RS100 リア 10/11段 700C EWHRS100RCB」
※主にロードバイク用のクイックレリーズの後輪。リアエンド幅(オーバーロックナット寸法)が130mmである。「ホイール 130mm 700c」というキーワードが大事かな。クイックリリース車輪なら「QR」とか「クイックリリース」とか「クイックレリーズ」というキーワードも付け足そう。
135mm(700c規格)
お揃いのフロントホイール・「サイクルデザイン(cycledesign) フロントホイール 700C リムブレーキ クイックレバー付属 862122」
※主にクロスバイク用のクイックレリーズの後輪。(シクロクロスやグラベルバイクも同列)クロスバイクではMTBのフレームが流用されていることが基本な為に、リアエンド幅(オーバーロックナット寸法)が135mmなことが多い。(GIANTのエスケープなど一部のクロスバイクでは130mmの物も存在する)
※とはいえ、5ミリ幅の違いだから。両端で2.5ミリづつ。(130ミリのホイールを135ミリ長のレバーで両端にワッシャを入れてかさ増しすればよかったりするよね。自分が感じるところではほとんど実際的な問題は生じないと思う。)推奨されないという話なのだけど。全ては自己責任の世界で。
※【変速スプロケの規格】… 「カセットフリー(7/8速~以降)」と「ボスフリー(7速/6速)」という規格もあるのでその点も確認したい。(クロスバイクでは混在しているからややこしいが、7Sならだいたいボスフリーかな)
135mm(HE規格/26インチ)
OSAKAGEARSEISEISAKUSYO(オオサカギヤセイサクショ) RW-ATB BF ATBアルミ後ホイール ボスフリー用 H/E 26インチ
※主にマウンテンバイク(MTB)用のクイックレリーズの後輪。リアエンド幅(オーバーロックナット寸法)はロードバイク用の130mmではなく135mmが使用される。(一部ロードバイクにも135ミリがあったけどセンチュリオンとか。でももう作らなくなっちゃってるね。)
※【変速スプロケの規格】… 「カセットフリー(7/8速~以降)」と「ボスフリー(7速/6速)」という規格もあるのでその点も確認したい。(マウンテンバイクでも混在しているからややこしいが、7Sならだいたいボスフリーかな)上記のオオサカギヤセイサクショ製HEホイールはボスフリー規格。
142mm~148mm(?)
※(おそらくスルーアクスル規格)
とは言え、ホイールの選択肢はあまりないのが実際のところかと(ものすごい高級モデルはあるけど)
クイックリリースレバーの選び方(棒)
クイックリリースレバーの長さ(寸法)
フロントの長さ(前輪用のクイックレリーズレバー)
100mm
TIOGA(タイオガ) オフセット クイックレリーズ セット (2点セット) フロントエンド幅 100mm リアエンド幅 130mm
※主にロードバイクと一部のクロスバイクやミニベロ用(前:100mm/後ろ:130mm)
TIOGA(タイオガ) オフセット クイックレリーズ セット (2点セット) フロントエンド幅 100mm リアエンド幅 135mm
※主にクロスバイクとマウンテンバイクとミニベロ用(前:100mm/後ろ:135mm)
110mm(?)
※昔はあった?マウンテンバイクの規格であるのかな?
リアの長さ(後輪用のクイックレリーズレバー)
130mm
※主にロードバイクと一部のクロスバイクやミニベロ用
135mm
※主にマウンテンバイク(MTB)やクロスバイク用やミニベロ用のクイックレリーズレバー棒。これらの車種はリアエンド幅(オーバーロックナット寸法)はロードバイク用の130mmではなく135mmが使用される。(一部ロードバイクにも135ミリがあったけどセンチュリオンとか。でももう作らなくなっちゃってるね。)
※【クイックリリース棒は135mmを使っています】… ママチャリ改造の際に使用。何故か我がママチャリフレームのリアエンド幅が130mmのロード規格であったため(?)、泥除けフェンダーや後付のディレイラハンガーなどもろもろの備品をハブに重ねるには130ミリのクイックレリーズ棒では短くなるので、135ミリ長を使用した。
カラー変更してお楽しむ箇所!(基本的に壊れる場所でもないし?)
クイックリリースで使える便利アイテム
ハブ軸を使ったライトホルダーキャップ
正直全然使ってないけど(振動でズレるから)
クイックリリースの車輪を着脱する手順
- 事前準備(ブレーキのロックを開放する)
- フロントホイールの着脱(QR前輪)
- リアホイールの着脱(QR後輪)
- 動作確認と調整(車輪の偏り確認、ブレーキの調整など)
- 事後調整(ブレーキのロックを決める)
- クイックリリースレバーの交換(棒)
基本的には工具要らずでレバーアクションのみ!それが自由の翼クイックリリース式!
ちなみに、スルーアクスルの車輪着脱であっても、やることは同じ。
・「ロックを開ける/締める」
※クイックレバーであったり、アーレンキーであったり、なにかオリジナルなモノであるにせよ、とにかくホイールのハブ(中心部)でロックを解除するのは何でも同じ。
・「アクスル棒を抜く/入れる」
※(クイックリリースでは棒抜かなくても脱輪できるけど)スルーアクスルの場合は必ず太い棒を抜く。だってスルーアクスルだし。車体側のフォークに備え付けだし。
・「ホイールを外す/付ける」
※そうすれば車体のフォークからホイールが外せる仕組み。どんな規格のスルーアクスルでもこの一連の動作はだいたい同じ。(各種のスルーアクスルの備品同士に互換性がないだけで)
※あと、この車輪着脱作業時に「ディスクブレーキの円盤にぶつからないように注意する」のも同じ。
事前準備(ブレーキのロックを外す)
キャリパーブレーキの場合(ロードバイクなど)
キャリパーブレーキのロックを解除
キャリパーブレーキのクイックレバーを解除する。こうしてブレーキアームを開放することで車輪が外れる。(カンパニョーロはブレーキレバーの根本にあるボタンを押すと開放できるとか)
※25C以上の太めのタイヤを履いているほど車輪が外れにくくなるとか(逆に細いタイヤを履いていればそのまま外れる可能性もアリ?)
※キャリパーブレーキは車輪のフチを挟むリムブレーキで、主にロードバイクで使用されている。
(ママチャリ系統のシティサイクルもキャリパーブレーキだけどシングルピポットという一つの支点動作であったり性能は激落ちしているし、一般自転車モデルでサイズ感もぜんぜん違うよ)
ロードバイクならまだまだキャリパーブレーキが多いでしょう
Vブレーキの場合(クロスバイクやMTBやミニベロなど)
Vブレーキのロックを解除
Vブレーキのロックを解除する。(インナーケーブルリードを外してブレーキを開放する)こうしてブレーキアームを開放することで車輪が外れる。
※太めのタイヤを履いているほど車輪が外れにくくなる(逆に細いタイヤを履いていればそのまま外れる可能性もアリ?23Cとかロードバイク用のタイヤなら?)
※Vブレーキは多くのスポーツ系自転車でよく使われている名作ブレーキ。もともとはMTBのブレーキで、太いタイヤを挟むために左右から大口で挟むブレーキとして誕生したとかね。(制動力が強すぎるので急ブレーキだけは禁物だ。前につんのめって地面に頭から突き刺さるから絶対に急ブレーキはかけてはいけない。)
クロスバイクやMTBならVブレーキがまだまだ多いでしょう
ディスクブレーキの場合(ロードバイクやクロスバイクやMTBやミニベロなど)
https://www.youtube.com/watch?v=MRQyxsb_uE4&t=33s
とくに事前準備はナシ(?)
ディスクブレーキの場合には、ブレーキの開放など必要ない様子(?)モノによってはパッドスペーサーとやらの抜き差しなどがある(?)基本的に「ディスクブレーキの場合は車輪外したらブレーキ握らないようにしないと面倒なことになる」様子(?)
※また自分で取り扱った際に追記する予定(無期)
※ディスクブレーキ車種としては、比較的最新の高級モデル。とはいえ通販で買うような2,3万円のMTBなどでも見られるね。特徴は見たまんまで、車輪の中心部(ハブ)に円盤(ディスク)があるもの。車輪軸と一体化しているのでこの円盤をパッドで挟んで止めるのがディスクブレーキ。
最近はディスクブレーキが増えてきております(安物にも付いてるから不思議)
フロントホイールの着脱(前輪)
クイックリリースの前ホイールを取り外す
まずレバーを起こす
このときパワーが必要なので、力の入る位置にレバーの向きを変えておきたい。最初の時点でもレバーは回るので向きは変えられる。(レバーが強く倒れすぎていると向きが動かないかもしれないけど)
※さらには、「このときのパワーの入り具合を覚えておくと、取り付けの際にどれくらいのパワーで締めるのかが適当なのかが分かる」という。そうかな?わかるかな?
キャップネジをぐるぐる回して緩める(左回し/反時計回し)
レバーのあるシャフトと「反対側のキャップネジを持ってぐるぐる回す」ことで、クイックレリーズレバーのロックが緩む。(そのままだと一緒に供回るので左右持って回す)このキャップネジは「調整ネジ」ともいう。
※【車輪の脱落防止ツメ】… つまり、「フロントのクイックリリースはレバーを起こしただけでは外れないようにロックがかかっている(脱落防止用のツメが車体のフォーク側にある)」のですね。たとえレバーが緩んでもフロントフォークから脱輪しないようにツメがあってそれに嵌っているとのこと。
あとはそのまま車輪が外れる
あとはそのまま車輪が外れる。車体を持ち上げれば車輪が落ちるけど、「タイヤを上から抑えて、車体を上に持ち上げる」ほうが穏当な外し方かな。
※とはいえあまり激しく外さないほうが良いでしょう。(例えばホイールを斜めに引き抜いちゃった場合にはブレーキアームと干渉して位置がズレるとか問題が発生するからね。)
クイックリリースの前輪取り外し完了しました!
クイックレリーズレバー(棒)を引き抜いて整備したり交換するならこちら
クイックリリースの前ホイールを取り付ける
ハブシャフト軸に、前フォークを乗せる
正面図
拡大図
車輪側(ハブシャフト軸)に、車体側(前フォーク)を、できるだけ真っ直ぐ乗せる。
※【左右偏りなく真っ直ぐ乗せる】… この位置が左右どちらかに偏っているとリムブレーキが正しい位置にならない。ブレーキ調整を正しくするためにもできるだけ真っ直ぐ垂直にセットする。(あとから全体的に位置調整もできるけど)
キャップネジをぐるぐる回して締める(右回し/時計回し)
正面図
拡大図
レバーのあるシャフトと「反対側のキャップネジを持ってぐるぐる回す」ことで、クイックレリーズレバーのロックが締まる。(そのままだと一緒に供回るので左右持って回す)このキャップネジは「調整ネジ」ともいう。
※【車輪の脱落防止ツメ】… やはりフロントホイールは脱落防止のフォーク爪なので、「くるくるとキャップネジを回して締める必要がある」よ。
※【しっかり奥まで嵌っているか】… そしてこのとき、「しっかりと車体のフォークがホイールのシャフトに奥まで嵌っているのかを確認」しよう。浅い状態だったりテキトーな位置で回し進めないように。
そしてレバーを倒す
調整キャップネジを締めたら、クイックレリーズのレバーを倒せばセット完了。
※【レバーロックのパワー】… このとき、「手の腹(掌底)で押し込むようにして倒せるくらいのパワー(トルク?)」であることが大事。指で倒せたり起こせたりする弱さだと危険とのこと。しっかり強くロックしたい。
※【レバーの向き】… また、「クイックレバーの向きも、車体のフォークに沿わせる向きにして、何かに引っかかったり邪魔にならない位置に向ける」ことが大事。
クイックリリースの前輪取り付け完了しました!
リアホイールの着脱(後輪)
クイックリリースの後ろホイールを取り外す
前ギアをインナーにし、後ろギアをトップにする
※こうすることでチェーンが緩んで車輪を外しやすくなる。(前ギアをインナーにするとは最内の一番小さいギアにかけることであり、後ろギアをトップにするとは最外の一番小さいギアにかけるということであり、とにかく前後両方とも小さいギアにチェーンを掛けること。)
次いでレバーを起こす
このときパワーが必要なので、力の入る位置にレバーの向きを変えておきたい。最初の時点でもレバーは回るので向きは変えられる。(レバーが強く倒れすぎていると向きが動かないかもしれないけど)
※さらには、「このときのパワーの入り具合を覚えておくと、取り付けの際にどれくらいのパワーで締めるのかが適当なのかが分かる」という。そうかな?わかるかな?
リアの場合はこのまま外れる(後輪)
※リアのクイックリリースの場合には、レバーを起こしただけでホイールが外れる仕様。(車体フレーム側のリアエンドには脱落防止用のツメが存在しないため)
あとはそのまま車輪が外れる
あとはそのまま車輪が外れる。車体を持ち上げれば車輪が落ちるけど、「タイヤを上から抑えて、車体を上に持ち上げる」ほうが穏当な外し方かな。
※リアフォークのツメも脱落予防の「逆爪」という形状だけどロックまではしない様子。(正爪やストドロもあるのかな?)
※【静かに外そう】…とはいえあまり激しく外さないほうが良いでしょう。(例えばホイールを斜めに引き抜いちゃった場合にはブレーキアームと干渉して位置がズレるとか問題が発生するからね。)
リアディレイラーを後ろに引くと、さらに外しやすい
※この時点でもう車輪は外れるけど、まだ少し外しづらい場合がある。(チェーンがギアに噛んでるとか?)その場合は後ろの変速機(リアディレイラー)を持ち上げて動かすと良い。これは前後に稼働するようになっているので、後ろ側に引けばチェーンが緩んだり状態も変わって車輪が外しやすくなる。文字で読むより自分で触ってればわかることだと思うけど(笑)
クイックリリースの後輪取り外し完了しました!
クイックレリーズレバー(棒)を引き抜いて整備したり交換するならこちら
クイックリリースの後ろホイールを取り付ける
キャップネジ側は、変速機側に(右舷)
※レバーのないキャップネジ側を変速機側(リアディレイラーがある方)にする。車輪の向きとして。ごちゃごちゃしている箇所なのでさらにレバーまであると邪魔でしかないからだね。そして危ない(?)
※とはいえ、この図のように逆位置で付けてもとくに問題は起こらないのだけどね(?)実体験としては。一応、非推奨ということにしておきますけれども。
チェーンに、トップギアをかける
※まずは後ろギアの一番小さいギア(トップギア)に、チェーンを引っ掛けつつ……(続く)
ハブシャフト軸に、後ろフォークを乗せる
そのまま車輪(ハブシャフト軸)を車体(後ろフォーク)に嵌める。
※ギアがある分、やや乗せづらい点はあるかと思うけど、上手いことやりましょう(信頼)
※【左右偏りなく真っ直ぐ乗せる】… この位置が左右どちらかに偏っているとリムブレーキが正しい位置にならない。ブレーキ調整を正しくするためにもできるだけ真っ直ぐ垂直にセットする。(あとから全体的に位置調整もできるけど)
※とはいえ、ギアをちゃんとトップに掛けなくとも特に問題はないと思われます(?)自分の場合はいつもそれで動いているから。あくまでも「その方が付けやすい、直後のギアチェンジ操作がスムーズ(手元のシフターの段数とギアの段数が同じ方が故障しづらいでしょう)」ということなのだと思うけど。
そしてレバーを倒す
クイックリリースのレバーを倒せばセット完了。(後輪フォークには脱落防止の爪ロックがないのでキャップネジを締める必要がないが、緩んでいたらネジを締めつつレバーを倒そう)
※【レバーロックのパワー】… このとき、「手の腹(掌底)で押し込むようにして倒せるくらいのパワー(トルク?)」であることが大事。指で倒せたり起こせたりする弱さだと危険とのこと。しっかり強くロックしたい。
※【レバーの向き】… また、「クイックレバーの向きも、車体のフォークに沿わせる向きにして、何かに引っかかったり邪魔にならない位置に向ける」ことが大事。
クイックリリースの後輪取り付け完了しました!
動作確認をしよう
車輪が片方に偏っていないか?(センター出し)
「ホイールが左右どちらかに偏ってブレーキシューに当っていないか?」、「タイヤは回るか?」、「ブレーキはズレていないか?」などなどの基本動作の確認をすれば車輪交換(着脱)の完了。
曇りなき眼でチェックしよう
(おまけ)環境チェック
※ちなみに、「自転車ワークスタンドを使っているなどしていると、ブレーキ調整しづらくなるかも」という情報を備忘録しておくよ。例として、自分が使用しているものだとトップチューブを掴むのでフレームに這っているワイヤーを止めちゃんだよね。だからブレーキワイヤーの再調整のときに動かない(笑)メンテナンススタンドなのに(笑)
※その他もろもろの外的要因によって自転車は様々な影響を受けますので注意しましょう(極寒だからワイヤーケーブルが固くなって動きが渋いとかもある)
いろいろありまんねん
事後処理(ブレーキのロックをセットする)
キャリパーブレーキの場合(ロードバイクなど)
キャリパーブレーキのワイヤーロックを入れる
キャリパーブレーキのクイックレバーを入れる。こうして開放されたブレーキアームを元に戻す。(カンパニョーロはブレーキレバーの根本にあるボタンを押すことでまた戻せるのかな)
※キャリパーブレーキは車輪のフチを挟むリムブレーキで、主にロードバイクで使用されている。
(ママチャリ系統のシティサイクルもキャリパーブレーキだけどシングルピボットという一つの支点動作であったり性能は激落ちしている一般自転車モデルでサイズ感もぜんぜん違うよ)
ロードバイクといえばダブルピボットのキャリパーブレーキが王道ですが
Vブレーキの場合(クロスバイクやMTBやミニベロなど)
Vブレーキのロックを掛けて元に戻す
Vブレーキのロックを掛けて元に戻す。(インナーケーブルリードをユニットに挟んでブレーキをセットする)こうしてブレーキアームをセッティングすることでブレーキが使えるのだね。
Vブレーキワイヤーの微調整
※状況によっては、そのままブレーキのロックが掛けられないこともある。外せないときも同様だけど。そんなときはワイヤー留めも外して再調整するのみです。(太いタイヤを履いているとか、車輪のセンター出しが甘くて一方に偏っているとか、ブレーキアームの位置を閉じすぎているとか、極寒なのでいろいろ固まって動きづらいなどなどの理由によって、ロックを掛けたり外したりがスムーズにできない事があるね)
Vブレーキってなんだかカッコイイよね(雰囲気)
ディスクブレーキの場合(ロードバイクやクロスバイクやMTBやミニベロなど)
https://www.youtube.com/watch?v=MRQyxsb_uE4&t=33s
事後処理はナシ(?)
ディスクブレーキの場合には、ブレーキの開放など必要ない様子(?)モノによってはパッドスペーサーとやらの抜き差しなどがある(?)基本的に「ディスクブレーキの場合は車輪外したらブレーキ握らないようにしないと面倒なことになる」様子(?)
※また自分で取り扱った際に追記する予定(無期)
※ディスクブレーキ車種としては、比較的最新の高級モデル。とはいえ通販で買うような2,3万円のMTBなどでも見られるね。特徴は見たまんまで、車輪の中心部(ハブ)に円盤(ディスク)があるもの。車輪軸と一体化しているのでこの円盤をパッドで挟んで止めるのがディスクブレーキ。
マウンテンバイクを前サスフォークごとディスクブレーキに改造しようかな
クイックリリースレバーの交換や着脱方法
クイックリリースのシャフト軸を抜く必要あるの?
クイックレリーズレバーを抜かなくても、ホイールは外せる
レバーを開けてしまえば(または緩めて)、ホイール自体は脱輪できる。だからレバーシャフト棒を抜く必要はない。分解する必要もない。
※クイックリリースレバーシャフト(棒)は「スキュアー(串)」とも言うとか。
グリス整備や交換のために外す
クイックリリースレバーを洗浄やグリス整備したり、あるいはカラーを変えるために交換したい場合はシャフトを引き抜こう。
※金属箇所にはすべてグリスアップ。(内部に格納されるようなシャフト軸はとくに)
いちおう備忘録です
【整備交換用】レバーシャフトを抜く
自分の手で触れば本能的に理解するレベルの簡便さです
クイックリリースレバーの備品
構図
- クイックリリースレバーシャフト
- バネ→
- (車輪のハブ穴)
- ←バネ
- キャップネジ
「レバーシャフト(棒)」があり、「キャップネジ」があり、「両端のバネが2つ(タケノコバネ/円錐ばね)」ある。基本それだけの構造。
※円錐状のバネの向きとしては、「ハブ軸の内側に向かって小さい方。外側が大きい方。」一応、正式には。画像見れば分かるけど。
ママチャリに比べたら基本バラす必要ないのが神だね(スルーアクスルのほうが少なくてシンプルだけど規格の乱世ぶりが怖い)
クイックリリースレバーの洗浄や整備など
洗ってグリスアップ
※パーツクリーナーで油分を落としながらナイロンブラシでこすっても良いし、ウェスとかタオル的なもので拭き取っても良いし、各々各自が気分良くなれるレベルで行いましょう(雰囲気)
※「金属箇所」かつ「内部に格納される」場所にはグリス塗りたい。つまりシャフト軸(棒)にはグリスを塗るのが良さそう。キャップネジのねじ切りにも少しグリス塗りたい。
ついでに、フォークのツメも洗浄しておこう
※車体側のフォークの爪も洗いたくなる。絶対しなきゃいけないわけじゃないけど。
パーツ交換の際にはついでに整備
【整備交換用】レバーシャフトを入れる
まず、レバーシャフトを入れる(バネを通して)
バネをシャフトに通しつつ、そのままホイールのハブ穴に入れる。
※後輪の場合は「レバーが車体の左舷側(車体から見て)」になるので注意。「ギアの反対側」ということだね。(前輪の場合は左右どちらからでも良いのかな?)
※別に、車体のフォークに取り付けながら行う必要はない。車輪単体でできる作業だから。(でもその場合はネジを締めすぎるとフォークが乗る場所なくなるので、まだ程々に)
つぎに、反対側のキャップネジを付けて締める(バネを通して)
シャフトが反対側に突き出たら、そこにまたバネを一つ通してキャップネジを被せる。
※後輪の場合は「キャップネジが車体の右舷側(車体から見て)」になるので注意。「ギアのある側」ということだね。ここはゴチャ付いているからレバーがあると邪魔。(前輪の場合は左右どちらからでも良いのかな?)
ネジをぐるぐる回して締める(右回し/時計回しで締まる)
供回りするので、レバー側とキャップネジ側の両端を持って、ネジを締める。
※どちらを持ってどちらを回しても良い(右回し/時計回しで締まる)
※ネジを締めすぎるとフォークが乗る場所なくなるので、まだ程々にしておこう(その場合には後輪取り付けの際はちゃんと適正にネジを締め直す必要があるね)
クイックレリーズレバーの交換はなかなかしないと思うけど(でも思いがけず外れるから結局こうして取り付けることに)