ミニベロ高速化の目次(カスタマイズ)
- パーツを取って軽量化
- 高速タイヤへの交換(オンロード性能向上)
- クランクの大径化(1回転数の性能アップ)
- ハンドルスタイルの改造 (ブルホーン?ドロハン?)
- (その他、追加次第)
ミニベロの高速ロードバイク化(?)
何を持って「ロードバイク」と定義するかは不安定なのだけど、とりあえず「オンロード走行に特化しているロードバイクの仕様をミニベロに取り込んでいく(?)」改造カスタマイズ特集にしたいかなと思います。
ミニベロの高速カスタム特集(未完)
パーツを取って軽量化
ミニベロ改造の要旨(テーマ)
不要なパーツを取っ払う。
※単に軽くなるのでスピードアップ理論。
泥除けフェンダーを取り外す
※ミニベロの車輪のハブナットは前後15ミリであることが多いでしょう。(ママチャリなら前14ミリで後ろは15ミリなどがあるから、ミニベロにもあるかも)
ミニベロのドロヨケの外し方
①フォーク股の留具を外す
※キャリパーブレーキだと同じ箇所に取り付いているので、ブレーキを一旦取り外す必要あるでしょう。
②フォークの先端の留具を外す
※ダボ穴が専用で備わっていればラクラク。
※車輪のハブ軸と一緒に留められているなら、車輪のハブナットを回して取り外すことになる。
フルフェンダーは2点で留まっているのでコレを外しましょう
泥除けフェンダーが、車輪軸(ハブ)に取り付くタイプの場合
ハブナット式なら(ママチャリ系のミニベロ)
※「車輪の中心(ハブ)」に「六角ナット」が使われている場合は(保護キャップも有り)、ママチャリ車として車輪周りの泥除けパーツを着脱。(色んなパーツが車輪軸の六角ナットで収められているのでコレを着脱する必要がある)
クイックリリース式なら(スポーツ系の高級ミニベロ)
※クイックリリース車輪が使われている場合は、スポーツ車として車輪周りの泥除けパーツを着脱。(とは言え、クイックリリースのミニベロは泥除けフェンダー付いてないでしょう!)
「着脱容易な泥除けフェンダー」を後付けしたいならコチラ
泥除けのフェンダーを外すのが最も手っ取り早い軽量化(実用性は落ちるけど)
その他の軽量化(?)
※自分のミニベロのパーツなどを計量してみながら重量を削ぎ落とす鬼のような仕事に着手しても良いでしょう(涙目)
ホイールを軽量化する
車輪の選び方(HE規格のみなので参考情報までに)
※確かに「アルミ製車輪」や「カーボン製車輪(高価)」になると軽量化すると思うけど、正直ミニベロの車輪サイズの選択肢が市場にそれほど存在しないのではなかろうか。
※ちなみにミニベロでもHE規格はよく使われているよ。むしろ8割くらいHE車輪かも(?)
ハブナット式の車輪着脱方法
クイックリリースの車輪着脱方法付
※ミニベロと一括りにしても、使われている車輪の規格は異なる。とはいえ、その車輪がタイヤの規格を決めたりするので車輪ごと好きな規格に替えてしまえる。とはいえまた、その他の装備すなわちブレーキの規格などにも影響されるので(これは車体側で決まる)、「それぞれを使えるように考えて導入しなくてはならない」でしょう。
ペダルを軽量化する
関連記事・「軽量ペダル情報ならコチラ(カーボン製&アルミ製ペダル)」
サドルを軽量化する
関連記事・「軽量サドル情報ならコチラ(メッシュサドルとか)」
シートポストを軽量化する
※とはいえ、ミニベロ用の長いシートポストはなかなか見つからないでしょう(?)理論上、軽い軽量のシートポストがあれば軽量化に貢献する比重だと思うけど。(アルミ製とかカーボン製とか)
関連記事・「長くて軽量なシートポストをさがす?(ミニベロなら400ミリ以上の長さかな)」
ハンドルを軽量化する
それでも「持ち運び用のミニベロは軽量化が命」だからこだわってみるのも面白いね
フレームの軽量化
※なんやかんやとフレームも取り替えちゃう。
なるほどね(不信感)
高速タイヤへの交換
- 米HE規格のミニベロ高速タイヤ(インチ小数点表記)
- 英WO規格のミニベロ高速タイヤ(インチ分数表記)
ミニベロ改造の要旨(テーマ)
細くてツルツルのスリックタイヤに交換。
※「路面抵抗の少ないスリックタイヤ」にし、「これまた路面抵抗の少ない細いタイヤ」にすることで、「とにかく路面抵抗が少ないがゆえの高速オンロード走行が可能なミニベロになる(折りたたみ自転車含む)」という理論であります。
※細い高速タイヤは高気圧化するので、空気圧が測れて空気入れ効率が良いエアポンプを導入しよう。
ミニベロに使える高速タイヤたち
ミニベロで使えるタイヤの見分け方(HE規格?WO規格?)
※ミニベロと一括りにしても、使われている車輪の規格は異なるので、使えるタイヤの規格も異なるよ。(車輪ごと替えるにしてもブレーキなどの規格も合わせる必要あるよ)
ミニベロのタイヤ交換方法(全自転車共通)
※タイヤ交換方法は基本的に全自転車共通だね。
ミニベロ標準タイヤ幅と比較
※ミニベロ標準タイヤは「1.75(インチ小数点のHE規格)」なので「約44~45ミリ幅」となる。あるいは「1 1/2(インチ分数のWO規格)」だと「約38ミリ幅」となる。
その他の自転車のタイヤ幅と比較
※ママチャリ標準タイヤは「1 3/8インチ(インチ×インチ分数)」なので「約35~37ミリ幅」となる。
※マウンテンバイク標準タイヤは「1.95~2.00(インチ小数点)」くらいなので「約49.53~50.8ミリの幅」
※クロスバイク標準タイヤは「28c~32c(ミリ×ミリ)」なので「約28ミリ~32ミリ幅」となる。
※ロードバイク標準タイヤは「23c~25c(ミリ×ミリ)」なので「約23ミリ~25ミリ幅」となる。
MTB系のミニベロ高速タイヤ(米HE規格のタイヤ)
20インチ小径車用(HE)
20×1.50(HE)
Vittoria(ビットリア) Townee タウニー フォールディングタイヤ 20x1.50(40-406) フルブラック 自転車タイヤ
SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】マラソンレーサー 20×1.50 クリンチャータイヤ 【ツアー・ツーリング・小径車・街乗り】
1.5幅対応の細いチューブ(20/HE)・「パナレーサー(Panaracer) 日本製 チューブ [H/E 20x1.50~1.75] 仏式バルブ(34mm) 0TH20-15F-NP」
※「1.50幅」のタイヤは「約38ミリ幅」の細いミニベロタイヤとなる。(通常1.75幅なら約44~45ミリ幅)
20×1.25(HE)
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [20×1.25] ミニッツ S 8H20125MNTS-W ホワイト/白サイド (小径車 折りたたみ自転車/街乗り 通勤用)
1.25幅対応の高速チューブ(20/WO)・「パナレーサー(Panaracer) 日本製 チューブ [20 x 1.00~1.25] 仏式バルブ(34mm) 0TH20-125F-NP」
※「1.25幅」のタイヤは「約31~32ミリ幅」の高速ミニベロタイヤとなる。(通常1.75幅なら約44~45ミリ幅)クロスバイク標準くらい細いし高気圧だね。
16インチ小径車用(HE)
16×1.50(HE)
シンコー(shinko) 自転車タイヤ HE SR165 ブラック 16×1.50 自転車 16インチ 65002 SR165
SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】マラソン 20×1.50 クリンチャータイヤ 【ツアー・ツーリング・小径車・街乗り】
1.5幅対応の細いチューブ(16/HE)・「SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】16×1.50用チューブ 仏式 40㎜バルブ 2SV」
※「1.50幅」のタイヤは「約38ミリ幅」の細いミニベロタイヤとなる。(通常1.75幅なら約44~45ミリ幅)
16×1.35(HE)
Vittoria(ビットリア) Townee タウニー フォールディングタイヤ 16x1.35(35-349) フルブラック 自転車タイヤ
SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】マラソン 16×1.35 クリンチャータイヤ 【ツアー・ツーリング・小径車・街乗り】
1.35幅対応の高速チューブ(16/HE)・「KENDA 16インチ 純正米式バルブインナーチューブ 16x1.25-1.5 2本セット」
1.35幅対応の高速チューブ(16/HE)・「SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】16×1.35、16×11/4、18×1.25用チューブ 英式 40㎜バルブ 4DV」
※「1.35幅」のタイヤは「約34ミリ幅」の高速ミニベロタイヤとなる。(通常1.75幅なら約44~45ミリ幅)オフ用グラベル仕様なクロスバイク標準くらい細いし高気圧だね。
14インチ小径車用(HE)
14×1.50(HE)
シンコー(shinko) 自転車タイヤ HE SR165 ブラック 14×1.50 自転車 14インチ 65000 SR165
1.5幅対応の細いチューブ(14/HE)・「パナレーサー(Panaracer) 日本製 チューブ [H/E14×1.5~1.75] 仏式バルブ 0TH14-15F-NP」
※「1.50幅」のタイヤは「約38ミリ幅」の細いミニベロタイヤとなる。(通常1.75幅なら約44~45ミリ幅)
14×1.35(HE)
1.35幅対応の高速チューブ(14/HE)・「」
※「1.35幅」のタイヤは「約34ミリ幅」の高速ミニベロタイヤとなる。(通常1.75幅なら約44~45ミリ幅)オフ用グラベル仕様なクロスバイク標準くらい細いし高気圧だね。
ミニベロでもHE規格タイヤの方が多種多様ですね
ママチャリ系のミニベロ高速タイヤ(英WO規格のタイヤ)
20インチ小径車用(WO)
20×1 1/8(WO)
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [20×1 1/8] ミニッツ S 8W2081MNTS-B ブラック ( 小径車 折りたたみ自転車 / 街乗り 通勤用 )
1 1/8幅対応の高速チューブ(20/HE)・「パナレーサー(Panaracer) 日本製 チューブ [W/O 20x7/8~1 1/8] 仏式ロングバルブ(48mm) 0TW2087-81F48」
[2本セット] SCHWALBE(シュワルベ) ONE(ワン) 20×1-1/8(ETRTO:28-451) ワイヤービード クリンチャータイヤ
太い高速チューブ(20/WO)・「SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】20×1.10/1.50、20×11/8(406)用チューブ 仏式 40㎜バルブ 6SV」
※「1 1/8幅」のタイヤは「約28~29ミリ幅」の高速ミニベロタイヤとなる。(通常1 1/2幅なら約38ミリ幅)細めのクロスバイク標準くらい細いし高気圧だね。むしろロードバイクに近しいタイヤ幅。
16インチ小径車用(WO)
16×1 1/4(WO)
1 1/4幅対応の高速チューブ(16/WO)・「SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】16×13/8、16×11/4、18×1.25用チューブ 仏式 40㎜バルブ 4SV」
※「1 1/4幅」のタイヤは「約31~32ミリ幅」の高速ミニベロタイヤとなる。(通常1 1/2幅なら約38ミリ幅)クロスバイク標準くらい細いし高気圧だね。
※「1 1/8幅」はなし?
14インチ小径車用(WO)
14×1 1/8(WO)
※なし?(14インチは高速走行性能よりも、身軽な持ち運び輪行性能が再重視か?)
ミニベロのママチャリ系規格は少数派か?
クランクの大径化
ミニベロ改造の要旨(テーマ)
1回転で進む距離がアップ(?)
※最初から大径クランク装備されているミニベロもあるけど。(標準は33Tくらいで、大径化だと50T前後のギア歯数かな)
※その分、ペダルを踏むのが重くなるかな。動き出す立ち上がり時の初動には弱い。頻繁にストップアンドゴーするミニベロの真骨頂であるポタリングには向いてないでしょう。(とはいえ小径車はもとから幾分漕ぎやすいけど?)
クランクを交換する方法(全自転車共通)
- クランクアームとチェーンホイールを取り外す
- 新しいクランク類を取り付ける
むしろミニベロや折りたたみ小径車の王道カスタムか
ホローテックBBと専用クランクに交換する改造(ロードバイク化)
ホローテックBBに関して
専用の一体型クランクに関して
- クランクアームとチェーンホイールを取り外す
- BBも取り外す
- 新しいホローテックBBを取り付ける
- 一体型の専用クランクを取り付ける
- (ペダルは流用可)
(ミニベロ分解時にコンパクト収納しやすいとか?)
ハンドルスタイルの改造
- ブルホーン化
- ドロップハンドル化(ロードバイク化)
ミニベロ改造の要旨(テーマ)
乗車姿勢を変える(?)
※「より前傾姿勢が取れるように」するカスタマイズか、それとも「単に見た目がカッチョいい」だけか。でも漕ぎやすくはなると思うけどね体感では。
※デメリット的には、「ハンドル操作がしづらい」点かな。操作性はフラットバーのハンドルのほうが圧倒的に高い。左右の切り返しとか細かい操作など。
※そもそもロードバイクではフレームが前傾姿勢にとって有意義に造られているんだよね。(新車のフレーム情報だとジオメトリーという項目でも確認できるでしょう)
ブルホーン化
※「見た目がカッチョいい」のと、姿勢が前に突き出すので前傾しやすく「漕ぐ力がパワーアップしている」と思います(体感)
ステムのカスタマイズ
※さらに前傾姿勢を取るなら、ステムを短いものにしちゃうカスタムも必要かな。(普通の自転車くらいの長さ)
※折り畳み自転車としてのミニベロである場合、ステム(ハンドルポスト)を変えるとハンドル箇所の折り畳み機能がなくなる点に注意。
なんか高速速化している気分になる雰囲気案件
ドロップハンドル化(ロードバイク化)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ミニベロ ロードバイク 20インチ アルミフレーム [ SHIMANO14段変速 / 前後キャリパーブレーキ / 高ギア比設定52T×12T
※ハンドルだけ交換するブルホーン化と異なり、「デュアルコントロールレバー(ドロップハンドル用の一体化されたブレーキレバーやシフターレバー)」に合わせたパーツ交換をするため、割りと大掛かりなカスタマイズというか改造になるでしょう。
ステムのカスタマイズ
※ハンドル箇所の形状による姿勢的なものはブルホーン化と変わらないかな(?)さらに前傾姿勢を取るには「ステムを可変させる(アヘッド化)」か「ステム(ハンドルポスト)を短くする」など、とにかくステム箇所をイジる必要がありそう。(そもそもロードバイクではフレームが前傾姿勢に取って有意義に造られているんだよね(ジオメトリー))
すきやねみなさん