持ってる情報はすべて渡す。
5キロは当然として、
「山道を通る10キロの通勤コース(往復20km)」
を乗り切るための電動アシスト自転車とは?
そんなヒルクライムチャレンジャーたちにこのブログの全知識を捧げます
「チャリ通の基本情報」は以下を参照あれ
※自転車通勤で片道20キロはサポート範囲外だけど、状況次第ヒト次第では可能かもしれない(開けたサイクリングロードみたいな道を使えるとか)
電動アシスト自転車といえば、
奥様たちが子供たちを省エネで送り迎えするための「ママ力高い自転車」として年々市場を拡大しているとか言いますな。だけれども、この記事ではそういった「重心が低くて安定性を極限まで進化させつつ電動モーターのパワーで持って漕ぎ出しを軽くした運搬チャリ」ではなく、
「漕ぎやすさとスポーティ感と中距離順高性能」を貫いたスポーツ型のe自転車の紹介。
5キロ10キロと目指すスポーツ系の電動チャリの紹介です!
電動チャリ乗りたい。
「地元マッピングin長野」をはじめた2016年の初夏の頃にそんなことを思い見ては山道から目を背けてママチャリを改造していましたボクです。
その後、皆様のご愛顧のおかげかはたまた神のお導きによって数々の自転車カスタム&整備に精を出して参ったこのブログ。
そんな運営者の意に反してチャリブログ化したことによる無駄に豊富なチャリ知識でもって「山道通勤に必要な電動自転車」というものを考えてみたい。
電動チャリ乗ったことないのに。
神のご意思だからしかたないね
この自転車コーナー全般がそうやって成長してきたのである。
ママチャリを改造しては余計な考えを巡らせて、思いつきの改造記事をリリースしてまいりました。時には間違った情報を記載してユーザーの皆様に損害を与えてしまうこともあったでしょう。あるいはさすらいのチャリダーの方からユーザビリティゼロなコメント欄がない状況下でも優しくご教授いただくなどし、
あとあと生まれた収益から実際にカスタマイズを行って詳細な情報を追加していくなど日進月歩の毎日でありました。
とにかくそういったゆるいスタイルで成長を続けてきたというわけですね全くご迷惑かけて申し訳ないですけれども。
というか本当に有難うございます。
つまりこのページも「利用されればされるほど成長していく」というわけですね!
電動自転車買ったらめちゃくちゃレビューしちゃる。
とにかくそういうことなんですわ結果が出てから動く「後陣カットマンタイプ」ということなんですわ
いま持ってる情報は全部渡す。
※つまり電チャリ利用者によるレビューブログではありませんから、それを求めているなら世のブロガーたちの情報を参考にしてくださいませ。しかし!ここでは自転車ブログの知識のすべてをもってそれ以外の情報を補完させていただきたいと思っていますよ。
ご参考までにどうぞ
『通勤につかう電動自転車』に必要なスペックとは?
「ぼくのかんがえた最強の山乗り通勤用電動自転車」みたいな
電動性能
登るねえ~
5km?10km?「航続距離」をかんがえる
自転車通勤や通学の「推奨距離は半径10キロ圏内」だ。
そうなると往復で「1日20キロ」走れるならそれでOKということになるね。理論上は。そして帰ってきてバッテリーを充電し、朝を迎えて再装填すればまた使えるという理屈。
※電動アシスト自転車なら5キロなんて余裕。10キロが標準走行圏内。20キロはコンディションが整えばできなくもないかもというライン。(走りやすい道など)
すなわち「1日20km走れるならそれでOK」理論
「坂を登るパワー」について
だが、山道や坂道ではパワーモードが予想される。
つまり負荷がかかる地形においては電動アシスト機能のパワーを上げて走行することが考えられる。
※「eバイク(電動アシスト自転車)」には通常の「エコモード」や「巡航モード」や「パワーモード」の切り替えが備わっているわけで、それらのモードによって航続距離のスペック値は変わってくる。車と一緒でパワーを上げれば上げるほど電力消費は大きく、電池切れ(バッテリー切れ)が早まる。
そうすると「パワーモードで一日20km走れるなら御の字」理論である。
通勤通学ルートのすべてが坂上りでなければそれほどのパワーは要らないだろうけれど、(登れば降りるわけだし)理論上はそれだけあればまさに御の字ではないか。
バッテリーの「充電機能(~時間)」と「最大容量(~Ah)」について
加えて、「バッテリー充電忘れ」の対策も。
人間だから忘れることもあるでしょう。「あ、充電し忘れた!!なんで起こしてくんなかったんだよバ○ア!!」的な。寝る前に充電しといてほしいけどねゆうた君(28歳)には。ソレでも大体の電動チャリは4時間から5時間程度で満充電するみたいだし早起きできていれば可能だったからゆう太くん正論かも人としては非道でも。
そうなると「パワーモードで2日分の40km走れる電動能力があればさらに完璧」という理論。
流石に2日続けて充電忘れもないでしょうからねさすがのゆうた君も。そんなこんなで「電動自転車通勤&通学に必要なスペック」とは以上のようになりました。
「ぼくのかんがえた最強の通勤電動チャリ」的な理論では
※電動自転車は電気切れ(バッテリー切れ)しても動く
「坂ゴロしゴロし」という痛い目にあった日々
※坂ゴロしゴロし…坂を殺しに来た者を殺す坂のことである
とはいえ「eバイク(電動アシスト自転車)」はガス欠ならぬ電欠(バッテリー切れ)しても動いてしまう。
それがバイクや車との決定的違い。
電池がなくなってもフツーの自転車なのだ。
漕げるから。
チャリのメインエンジンはキミの脚そのものなんだ!!
重いけどね
通常のママチャリが15kg程度なのに対し、電動自転車は20kgオーバー(21~23kg)する車体を持つ。
※電動バッテリーユニットの搭載がその主な容量か
※これがクロスバイクなら11kg前後
※ロードバイクなら8,9kg前後
でもぜんぜん歩ける(ラクではない)
つまり「坂の上りで電池切れを起こすとソコソコ面倒」だが「押して歩き登る」くらいの移動は可能だということ。
バイクや車なら無理な状況でも電動自転車ならソコソコ回避できるってわけでありますな。(バイクはいけそうだけど、車体が倒れただけで起こすことすらできないくらい重量あるからたぶん無理)(原チャリ程度なら起こせるが)
※あくまでも「全く立ち往生してしまうことはない」というハナシであって、自転車押しながらの登山が楽だと言っているのではないよ。キツイはキツイから。だが緊急時にもロードサービスを使わず自己解決できるという対応力の高さがあるわけね。
自転車を押しながらの登山経験豊富な私が断言します!!
以下は、
自転車自体のパーツについて。
自転車機能
- 「変速」と「種類」(変速数・内装変速機と外装変速について)
- タイヤの規格(ママチャリ規格・MTB規格・700C・eバイク規格)
- 前足の形状(リジットフォークか前サスフォークか)
- 日用オプション(カゴ・泥除け・スタンド・夜ライトについて)
- 雨にも強いブレーキのこと(ほぼディスクブレーキ付いてるからとくに問題ない/というか電動チャリって雨に濡れていいの?)
- 駆動方式って?(ベルトドライブ?チェーン?)
- スポーツ型って?(クロスバイク形状やママチャリ形状の違い)
知識まで(それほどの重要性はない)
「変速」と「種類」
変速数は多いほど良い。
山道や峠の坂道では。
通常の街乗り通勤や通学ルートならば適度にあればよかった変速性能も(内装3速でも十分だった)、こと「ヒルクライム(上り)」となると話が変わってくる。長野県の峠上りをしまくって敗けまくっているボクが言うのだから間違いなし。
悲しいけどこれヒルクライムなのよね
とはいえ電動自転車の多くは7速以上を備えているのでとくに比較することもない。平地ママチャリでは主力だった内装3速においても電動チャリなら内装5速以上が主流だ(たとえそれで足りなくてもカスタム可能…かもしれない)
カスタム記事・「内装ギアを大径化して軽くする方法(1枚のギアスプロケを交換)」
カスタム記事・「外装変速機を9速~11速化する方法」
※【注意】他の自転車のようにカスタムできるかどうかはわかりません!
「内装変速機」か「外装変速機」か
一般に、内装変速機のほうが有能。
結論から言うとそういうことになるみたい。
この業界では。
参考動画・「外装ギアと内装ギアの違い」Cycle Olympic さま
内装機は故障しづらい
内装というのはその名のごとく「内部に装着されている変速機」というわけで、外的衝撃や要因に害されづらい。つまり故障しづらいのが最大の特徴。
外装機は故障しやすい
これが外装機だと外側にモロ出しになっているので、たとえばスタンドで立てていたときに突風に煽られて転倒した際に故障するということが起きる。(ただ位置がずれる程度なら自分でメンテできれば問題はないが、破損してしまうと交換しかない)
理論上はね(自分はまだ破損させたことないし)
内装機は手が入れづらい
まあココらへんは整備士さんレベルならばあまり変わらないのかもしれないけれど、いろいろとごちゃごちゃしてるからね。何かあったら自分でやるのはあまり現実的ではないかと。(お店に持っていけば良いが)
というかメンテフリーが売りだから触る必要ないけど
外装機は手が入れやすい
外装機は構造がシンプルだから何かあっても自分で直しやすいね。不調になりやすいけどコントロールもしやすいと言える。こういうのをいじるのが好きなら外装機のほうが楽しいかもしれないね。
内装機はギアの種類が少ない(?)
ギアの数自体はあるけど(14Tを16Tとか18Tとかに変えるだけで内装段数のすべてのギア比が変わるし)、というか「手が入れづらい」わけだから、その1枚のギアを交換改造するのが手間なんじゃないのかね。内装変速機っていうのはそれだけのことじゃなくて車輪周り一帯を見て考察する必要があるし。つまり後輪自体が手が入りづらい構造だから。
ギア比をいじることはイジれる(?)※他のチャリと同じようにできるかはナゾですから参考までに
外装機はギアの種類が多い(?)
外装変速機は「ギアスプロケット」を交換すればそれでギア比を総替え改造可能なお手軽さがある。というかやはり後輪周りのシンプルさがそれを可能にしているとも言えるだろうね。内装ギアも数はあるわけだし、外装のほうがより気楽に替えられるとは言える。
※だが9速以降のギアスプロケは一気に高価になるから改造には注意だ!8速以下はめっさ安いのに!
超多段外装スプロケの高値をかんがえると内装のほうがギア比イジれるのかね(?)
まあまあ結論としては、
「決定的違いはない」
ということにしておきたい。
無難だけど上述の通り一長一短だから申し訳
タイヤの規格
電動自転車には様々な規格が混在している。
ママチャリ規格
27×1 3/8(WO)
※もしくは[26×1 3/8]など
- 近所で安く買いやすい(普及してるから)
- 低気圧なのでクッション性は高い
- ※その分転がり性能は低いのでスピードは出しづらい
- ※必要なカスタムはできるが幅は少ない
関連記事・「ママチャリ規格のおすすめタイヤ/自転車タイヤデータベース」
意外と多いママチャリ規格。(英WO規格のインチ分数表記)
意外でもないか。ブリヂストンは自社製品でマウント取れるから使いたがるし、実際普及してるから使いやすいのだろうし。
※タイヤの種類がスポーツタイプのタイヤに比べて少ないけど、高速用タイヤくらいはあるし、一応ブロックタイヤも少ないながら存在するが、基本的には街のデコボコロードをダムダムと走行するためのタイヤだと思うね。
街のデコボコロードをダムダムと走行するためのタイヤ(笑)
MTB規格
26×1.50(HE)
(~2.10など)
- 太いオフロードタイヤの種類が豊富
- それでいて細いオンロードタイヤもそこそこある
- ※とはいえオンロードタイヤの種類は極端に少ない
関連記事・「MTB規格のおすすめタイヤ/自転車タイヤデータベース」
関連記事・「マウンテンバイクを細いオンロードタイヤに交換する」
関連記事・「冬用のウィンタータイヤならやはりMTB規格が強し」
マウンテンバイクの規格。(米HE規格のインチ小数点表記)
26インチタイヤと言うからママチャリの26インチと混同してしまいがちなものだが基本的には違う。とくにオフロード系にめっぽう強い。冬用のタイヤを履くならこれ一択の規格とも言える。
※細いオンロードタイヤもあるが、大体は細いだけで空気圧は低めだ。つまり高いクッション性は兼備しつつといったタイヤで、細いとは言っても700Cタイヤには及ばない。まあだから悪いということじゃないけどね。高気圧タイヤは路面の良さも必要とするから。
個人的には街乗り通勤に一番オススメだと思う(峠道ならなおさら)
700C規格(スポーツ型)
700×32C
(~35Cなど)
- 高気圧なので転がりやすくスピードを出しやすい
- カスタムの幅が豊富
- ※とはいえ路面状況が良くない限り低クッションタイヤでしかない場合も
- ※理論上は他の規格よりパンクしやすいかな?(細くすればするほど)(いやタイヤによるかマラソンはパンクガード付いてるし)(高気圧だから細かいトゲなどは弾きやすいし)
関連記事・「700C規格のおすすめタイヤ/自転車タイヤデータベース」
関連記事・「厳選4本!クロスバイクのおすすめタイヤとその明快な理由」
高速走行のタイヤと言えば700C規格。(仏WO規格で700Cとも)
スポーツ自転車の代名詞的規格だろうね。ロードバイクやクロスバイクが装着するタイヤだ。(ロードは太さ23C~25Cが主流で、クロスは28C~32C~35Cあたり)種類も豊富にあり、MTB規格な太めのブロック系タイヤもシクロクロスと呼ばれるオフロード規格なら揃っている。
※でも高気圧のタイヤが真価を発揮するのは「路面状況が良い」場合だと思う。できたばかりのツルツルした道路なら文句ないけど、そんなに「良い道路」って実際はないしね。
車輪と合わせて見た目はかっこいい
e自転車規格(?)※ブロックタイヤなだけかと
「27×1 1/2」(WO)という規格。
※もしくは「26×1 1/2」(WO)
「ママチャリ規格の太いタイヤ」ってだけだろうね!(多分)
専用なのかどうなのか判然としないが、とにかくそういう規格もあるということである。ただ27インチとか26インチということなのでママチャリ規格と互換性はあるのやもね。(未確認情報なので当てにせず)
※現在確認中(終わらない工事中)
いろいろありますなあ!(適当)
これまた結論としては、
「どれでもいいけど、規格には気をつけよう!」
ということでしたね。
カスタマイズや修理交換する際などは規格内で行うように
前足の形状
リジッドフォークと前サスフォーク
「リジッドフォーク」
「前サスフォーク」
ノーマルの前足は「リジッドフォーク」と呼ぶ。
※自転車の前足(ホイールを掴むフレーム箇所)にサスペンションが使われていない普通のフォークのこと
前足にサスペンションが付いたものは「前サスフォーク」と呼ぶ(?)
※こういうMTBのことを「ハードテイル」のマウンテンバイクと呼ぶ。後ろにも付いている(座席下部?)なら「フルサス(フルサスペンション)」と呼ぶし、それは高い。というか本気のMTBだからね。
前サス付きのほうがクッション性高い!それだけ!
個人的な結論としては、
「街乗りなら前サス付きがおすすめ」
「山峠道を走るならノーマルを(軽いから)」
といえる。
ノーマル(リジッド)の方が推進力を逃さないという点と軽いという点で優れてはいるから上り坂には強い(だが下りになると前サスのほうが安定性がありそう)
日用オプション
前カゴ!
ドロヨケ!
関連記事(β版)・「泥除けフェンダー(ママチャリ用)」
スタンド!
ココらへんは日用使いの自転車における3種の神器ではなかろうか。
前カゴがないとカバンやバッグを背負う必要があるし(背中に汗かきやすい)、泥除けがないと雨上がりの日や小雨のときに背中がステゴサウルスになるし足元が足湯状態に。(ひどい場合はね)そしてスタンドがなければ自転車が自立できない。
とにかく必須!(無くてもカスタムしよう)
夜のライトは?
※これは手持ちLEDライトの光量と画像
いくら「夕方には帰る」とは言っても日が早い秋以降には暗くなるのも早い。そんな場合に自転車のLEDライトは必需。その場合には「手持ちのLEDライト」を備え付けたり「ハブダイナモホイールによる自動発電ライト」を推奨するが、電動自転車の場合には優秀なライトが標準装備なのでとくに比較の必要はないと思われる。
カゴの下とか「自転車の中央に位置するLEDライト」が最も望ましい(とだけは要求する)
雨にも強いブレーキは?というか濡れてもいいの?
峠のブレーキングなら「ディスクブレーキ」が最優秀。
フツーのワイヤーで引くだけの「機械式(メカニカル)」と「油圧式(ハイドロ)」があるが油圧式のほうが性能が高いとか。
まだディスクブレーキの知識に乏しい
その名のごとく車軸と一体化させた円盤(ディスク)を挟むことで車輪ごと制動制御する。
関連記事・「自転車ブレーキの種類」
車輪の両サイドであるリムを挟むスタイルのVブレーキやキャリパーブレーキとの決定的な差。これらは雨などで濡れると滑りやすくなるから。つまりディスクブレーキ最強説なのだ。(少し重くなるからロードバイクには一長一短なのかもしれない?)
※ママチャリ用の後輪ブレーキ(ローラーブレーキなど)も車軸を止めるが、スポーツ系のバイクにはあまり使われない
とはいえ、
大体の電動自転車は前後にしろ片方にしろこのディスクブレーキが搭載されているのでそこまで比較することもなさそうだ。
それに、たしかに坂の下りにおけるブレーキング性能はとても大事なことだが、通常の街乗りならば雨によるブレーキ性能の低下などは大して問題じゃないと個人的には考える。というかそんな日はスピードも落としているだろうからね。というか落とすべきだし。
しかし坂の下りは意に反してスピードが上がっていくからね。
関連記事・「ブレーキを制するものは下りを制す。とりあえずブレーキまわりの交換と調整でダウンヒル対策した。」
お恥ずかしい事故映像
そんなものだから坂道を通勤するなら雨の日のディスクブレーキは信頼できるよね。
いや実際は土砂降りの日にライディングすることはないだろうけど「急に夕立が降ってくる」とかいくらでもあるから。狐の嫁入り的な。分かるかな今の人。シャワー現象というか。熱帯地域特有の。最近地球温暖化だし。スコールと言われることが多いけど。それは突風のことで。いいかそれは。
なかには電動らしく「モーターブレーキ」などという新兵器もある
電動自転車って雨に濡れていいの?
そしてバッテリーを抜いて端子が出ている状態でも大丈夫なのだとか。とはいえ気になるなら各項目はチェックしておこう!(真上からの雨には強いけど、横からホースぶっかけられると弱いなどがあるみたい)
参考・「電動アシスト自転車は雨に濡れても感電するようなことはなく、自転車と同じように乗ることができます。」ブリヂストン公式
参考・「【PAS知恵袋】#水濡れ の記事一覧」YAMAHA公式
参考・「【PAS知恵袋】バッテリーを取り外した状態で雨に濡れても大丈夫ですか?」YAMAHA公式
参考・「電動アシスト自転車は雨の日でも壊れない?より安心して使うための注意点」Panasonic公式
参考・「駆動ユニット・バッテリーは生活防水の基準は満たしています。」Panasonic公式
だからといって風呂に入れるとかは絶対ダメ!冠水させたらダメ!ユーチューバーになりたいゆうたくんダメ!
チェーン?ベルトドライブ?「駆動方式」はどれがいいの?
どれでもいい。
(鬼の形相)
大して違わない。
ベルトドライブは錆びないし脚周りが汚れないとか。
だがチェーンもカバー付いてるし、軽く潤滑スプレー吹いとけばいいわけだし。ギアのカスタムしたりするならチェーンのほうが対応性あるわけだし。
どっちかが圧倒的に優れておるなら世代交代しとるんやからね。
(もっともらしく言葉巧みにすり抜ける)
それ以上訊いてはいけない!
スポーツ型とは?(クロスバイクとかロードバイクだとかママチャリ形状の違い)
「足が伸ばせる」ようなフォルムで「漕ぎやすさ」が天文学的数値で跳ね上がるフレームを持っている。
※ロードバイクはドロップハンドルなどで「特に体を沈み込ませやすくなっている」からさらに漕ぎ易さは上がるし、車体もカーボンフレームなどで軽量。
※だけど、電動自転車の車体フレームにカーボンが使われることはないでしょう。車体を軽くするより電動アシスト機能を向上する方向性に向かうだろうから。故にクロスバイクレベルのスポーツ性能にとどまるだろうと考えるよ。
簡単に言うとそれだけなのです!
とりあえずこんなところかな。
乗ってみないことにはなんともかんともいやはや
以下、
2019年現在の電動自転車とメーカーたち。
(厳選お手軽版)
『電動自転車(スポーツ型)』のおすすめ機種とメーカーを比較
でんチャリ業界は熱いね!
バイクや車と違って電動バイクの場合はあくまでも「アシスト(補助)」機能。道交法によってアシスト速度が定まっている(24km)から全電動で動くわけではない。軽いのは最初のほう(漕ぎ出し時)や負荷がかかるとき(坂道山道など)のみなので、基本的には自分の足でペダルを漕ぐ。つまり足を回すから運動になる。そしてカロリー消費にはそれが大事。
ただ筋力の付きかたは小さくなるだろね(足が太くなりにくいともいえる)
ブリヂストン
パワースポーツモデル(15万前後)
リアルストリーム
公式サイト・「リアルストリーム」BRIDGESTONE 公式
楽天市場・「リアルストリーム」
Yahoo!・「リアルストリーム」
電動性能 | |
パワーモード | 60km |
エコモード | 90km |
充電時間 | 約4.0時間(15.4Ah) |
自転車機能 | |
変速性能 | 内装8速 |
タイヤ規格 | 26×1.5(MTB規格) |
前足形状 | 前サスペンション付き |
日用オプション | なし |
ブレーキ | 前ディスクブレーキ/後Vブレーキ |
最新鋭機!キホンモデル(13万前後)
アルベルト e
楽天市場・「アルベルト e」
Yahoo!・「アルベルト e」
電動性能 | |
パワーモード | 41km |
エコモード | 77kml |
充電時間 | 約4.1時間(14.3Ah)※ |
特殊機能 | 走りながら充電機能×前モーターブレーキ |
自転車機能 | |
変速性能 | 内装5段~3速 |
タイヤ規格 | 27~26×1 3/8(ママチャリ規格) |
前足形状 | ノーマル |
日用オプション | 前カゴ・ドロヨケ・高機能錠前 |
ブレーキ | 後ローラーブレーキ(微強化版) |
※大きめの「27インチ(適応身長は148cm~)」と小さめの「26インチ(適応身長は144cm~)」があるが、26インチは3段変速なのでここではおすすめしない。
※婦人用ママチャリフォルムの「L型」とストレートフォルムの「S型」がある
楽天市場・「アルベルトe サイクルベースあさひ:検索」
やはりあくまで「自転車」といえばブリヂストンなのか
ヤマハ
パワースポーツモデル(15万前後)
PAS Brace(パス ブレイス)
公式サイト・「PAS Brace」ヤマハ公式
楽天市場・「PAS Brace」
Yahoo!・「PAS Brace」
電動性能 | |
パワーモード | 60km |
エコモード | 90km |
充電時間 | 約4.0時間(15.4Ah) |
自転車機能 | |
変速性能 | 内装8速 |
タイヤ規格 | 26×1.5(MTB規格) |
前足形状 | 前サスペンション付き |
日用オプション | なし |
ブレーキ | 前ディスクブレーキ/後Vブレーキ |
キホンモデル(11万前後)
PAS CITY-S5(パス シティS5)
公式サイト・「PAS CITY-S5」ヤマハ公式
楽天市場・「PAS CITY-S5」
Yahoo!・「PAS CITY-S5」
電動性能 | |
パワーモード | 41km |
エコモード | 69km |
充電時間 | 約3.5時間(12.3Ah) |
自転車機能 | |
変速性能 | 内装5速 |
タイヤ規格 | 27×1 1/2WO(eママチャリ規格?) |
前足形状 | ノーマル |
日用オプション | 前カゴ・ドロヨケ・高機能錠前 |
ブレーキ | 前キャリパーブレーキ/後ローラー? |
人力外の動力が付けばヤマハが黙っていませんね
パナソニック
パワースポーツモデル(15万前後)
ジェッター
公式サイト・「ジェッター」Panasonic 公式
楽天市場・「パナソニック ジェッター」
Yahoo!・「パナソニック ジェッター」
電動性能 | |
パワーモード | 58km |
エコモード | 85km |
充電時間 | 約5.0時間(16.0Ah) |
自転車機能 | |
変速性能 | 外装8速 |
タイヤ規格 | 700×38C(クロスやロードなどのスポーツ型規格) |
前足形状 | ノーマル |
日用オプション | なし |
ブレーキ | 前・後ディスクブレーキ(油圧式) |
※【フレームサイズ参考】
・「490mm/ELHC49B」なら適応身長は164-190cm辺り(大柄の男性向け)
・「440mm/ELHC44B」なら適応身長は154-185cm辺り(平均体躯や女性向け)
最安!キホンモデル(9万前後)
ベロスター
公式サイト・「ベロスター」Panasonic 公式
電動性能 | |
パワーモード | 28km |
エコモード | 50km |
充電時間 | 約4.5時間(8.0Ah) |
自転車機能 | |
変速性能 | 外装7速 |
タイヤ規格 | 700×38C(スポーツ型規格) |
前足形状 | ノーマル |
日用オプション | ドロヨケ・フロントキャリア |
ブレーキ | 前キャリパーブレーキ/後ローラーブレーキ |
※最安級ということで、この記事における「山乗り通勤」の条件を完全には満たしていない
※【フレームサイズ参考】…この「ELVS77」は適応身長149-185cm辺り
ママチャリモデル(10万前後)
ビビ
公式サイト・「ティモ・S」Panasonic 公式
電動性能 | |
パワーモード | 59km |
エコモード | 50km |
充電時間 | 約4.5時間(16.0Ah) |
自転車機能 | |
変速性能 | 内装3速 |
タイヤ規格 | 26×1.75(HE規格) |
前足形状 | ノーマル |
日用オプション | ドロヨケ・フロントキャリア |
ブレーキ | 前キャリパーブレーキ/後ローラーブレーキ |
エレクトロニクスとなれば伝説的電気屋が放っておくはずもなし
とりあえずここまで。
以下、
おまけ。
「ぼくのかんがえたさいきょうの坂道通勤用でんどうじてんしゃ」は?
パナソニックの「ジェッター」かな
公式サイト・「ジェッター」Panasonic 公式
楽天市場・「パナソニック ジェッター」
- リジッドフォークだから上りでパワーロスしなそう
- 前後ハイドロディスクブレーキだから長い下りのブレーキに強そう
- 700Cタイヤだから軽くて登りやすそう
このチャリはクロスバイクに電動ユニット乗せただけ感あるから
なんだかんだで「上り(ヒルクライム)」にだけ焦点を当てると、
前サスじゃないストレートなリジットフォークであることで、パワーロスしない点。(理論上)ブレーキが前後とも油圧式のディスクブレーキで長い下りのブレーキングに強いこと。(雨にぬれても強い)そしてやはり700Cタイヤの規格なので走行性能は高くなることが挙げられる。
ヒルクライム性能だけを考えてしまうとなんだかんだでこんな「普通のクロスバイク仕様」を評価してしまうんだけど、逆に言えば「電動チャリ用の装備とかあまり使われてないんじゃないの」という印象あるね。
「電動チャリ感は一番薄い」という皮肉な結果に!
とはいえ、
「前サス付きのほうが安定性は上がる」し、
「MTB規格タイヤの方が安全性は上がる」し、
ってな具合なんだけど、
理論上は「ジェッター」が山道電動チャリの暫定王者とさせていただきます。
※空想上の王座ですよ
「サイクルベースあさひ」とは?(えらい推してるけど)
「クルマ乗ってるよ!山登るやつはな!」
このような指摘は1万1千文字書いたあとに言っていい言葉じゃないことは確か。