ニートアカデミア(哲学) 不登校ブログ

「月給30万企業戦士」の有利さを思うとハゲるわ。/不登校はネットセカイで暮らす?③

2017年4月26日

 

だから人間は集団化する。

 

それが企業がある理由やん。

 

「集団」の強さは古今東西ネット時代だろうと変わらない。

 

だからニートも不登校もひきこもりも無職も屈しざるをえない。

 

前回までの前提として、

 

「不登校無職引きこもりニートがこの世で生きれないならば、ネットセカイで生きればいいかもしれないけれど、果たしてそこでお金を稼げるのか?」

 

というお話だった。

 

「お金は人の役に立たないと発生せず、それを思いついても企業がやっている。就職できなければ個人事業でやるしかないが、それは才能と結果のプロの世界だった……。」

参考「フリーランスのカッコ良さがネットビジネスしたい不登校ひきこもり無職ニートに立ちはだかる!」

 

という寂しいお話が綴られたのでありましたね。

 

「じゃあネットで就職できればいいじゃん。」

 

みたいな発想へ向かうのであった。

 

 

 

「集団」=「力を合わせる」=「ゆうきりんりんパワー全開!」

 

みたいなことになっている現状。

 

集団の強みは特別に整理するまでもなく解かろうというもの。1人より1万人のほうが武力的にも強いだろうし、技術的にも多くのスキルが集まるし、労働力的にも多くのチカラが使用できる。「企業」や「大市場」の話は前回「1から企業が困難なワケ」で前提していたとおりやね。

 

「誰もが思いつくような商品は、こんな企業が大資本でゴリ押ししている」というわけである。

 

だからこそ「多くの人が雇用される」ことにもなる。

 

 

「大市場」に「集団」あり!

 

「大きな道」には「多くの人間」が陣取れる。

 

開けていて、誰からでもどこからでも見渡せて見つけられるような「広くて目立つ場所」には多くの人がやってこれるし、通れるし、住める。その集合力がそのままパワーにもなる。

 

まさに「国」とか「軍隊」とかの概念そのもの。

 

誰でも思いつくような、皆が分かっているような、「人間の欲求」「役に立つもの」は正にそれで、そこにはこういった「図体のでかい集団(企業など)」が邁進してやって来るのであるし、むしろ君臨しているわけや。

 

図体がでかいから、大きい道や広い場所でしか住めないし通れない。

 

重ねて、だからこそ「多くの人が雇用される」ことにもなる。

 

 

「雇用」されればビッグビジネスの末端構成員!

 

「月給30万」「フリーランスで月収数万」に能力の上下はあるか?

 

無い。

 

「大きな市場」「小さな市場」かという違い。

 

仮定として進めよう。

 

※厳密には色々と理由をつけて「それに能力の上下はある」ということはできるだろうけれど、まあそういうことは「考え方の一つ」だし、そんなこと言ったらここで言うこともそうなんだけどまあいいじゃない

 

 

「大きなビジネス」の「一端を担ってる」から「月30万」なのだ。

 

「大きなチカラ」「大きな金」が動き、

やはり「大きな収益を上げる」から一人一人に行き渡る。

 

考えてみれば当たり前のこと。

 

掛け金が多ければ多いほど配当も大きくなるし、元手が大きいほど動かせるチカラも大きくなる。1万円で始めるビジネスと、10万人から1万円ずつ出資してもらって10億円で始めた大航海時代の海洋貿易とではケタが変わる。あくまで一般理論で考えると。もちろん1万円で宝くじを当てることもあるだろうし、単純に大きなビジネスにもなることはあるけれどね。

 

だから「多くの人が」月数十万円の給料を得ることができる。

 

 

「個人(フリーランス)」では「小さいチカラ」なので「動かせるチカラは小さくなる」のだ。

 

一般的には。「力学の法則」的なお話では。

 

もちろん芸能人やら個人で多くの影響力をもつスーパースターたちもいるけれど、それらのことは「多くの敗者の上になり立つ」ので、やはり「多くの人が個人で高収入を得ることはない」という理屈やで。それは「多くの敗者が生まれる」から。

 

「集団=大市場」「個=独自市場」

 

「集団」「大きく強力なチカラ」

「個」「小さく小回りの効くチカラ」

 

ということは前回でやはり前提しておいた。

 

逆に言えば「集団は大市場でしか戦えない」とも言える。

集団は大きな力を生むから大市場で戦えるけれど、その分の図体が大きいので養うのにも多くの物資がいるし、大きな道しか通れない。

つまり「収益が多く必要なので大市場で戦わざるをえない」とも言える。そして「図体がでかいので小回りが利かず、何をするにも遅いので、細かい事はできないかやらない」とも。

 

逆に言えば「個は小回りが効くので独自市場で戦える」とも言える。

まさに「少数精鋭」として、「小さく狭隘で複雑な市場」で戦うのだ。そんな地形には大軍ではなくて数千単位の旅団としてデルタフォースなんかが投入されるのはその為だね。限られた中では限られし戦士たちを投入するわけなのだ。あるいは偵察などに全軍で動いていたら一々コストがかかってしょうが無い。「動かすにもコストがかかる」のだから。

 

だがやはり少数精鋭は限られた「才能と結果」のプロの世界。

 

これも前回に前提しておいたように「高度なハイスキル」だとか「マニアックスキル」だとかの高度であったり特殊なスキルをもって、「他に比して極めて優秀」でもなければ「なかなか手にできない」という話だった。

 

 

だからなんや!普通のことやん!

 

そう、それが普通の原理。

 

だからネットの世界で活動できるようになろうと、ネットの世界にネットだけで完結する企業と市場が生まれようと、

 

「ネットに一人で住める」かどうかは「就職できるかどうか」になっていくだろうなあ。

 

という見通しということやで奥さん。

 

ただし「個人でやる」には、そして「多くの人間が収益を得る」には、一般的には、「低収入なら十分可能だろう」ということだけれど。家に居ても。

 

 

だから「底収入で人生を謳歌するライフスタイル」を提唱しとるんやで。

参考「何かできる存在の名は“半ニート”」

 

『半ニート』万歳。

 

ということですよね。つまりは。一人では生きれないのだから、あとはみんなで仲良く肩を寄せ合っていくという古代や中世のようなスタイルになっていくということで。

 

まあこのお話の結論はこのことではなくて、

 

一人で自活できるほどの収入を得ていくには、

 

ネットセカイだろうと、

 

就職がいるだろう。

 

ということ。

 

一人で自活というても「この世に一人で生きているやつなんて居ない」んだけどさ。居たら「超傲慢」な考えだぜ。

 

さあ、

「ネットセカイに住むかシリーズ」最後は「普通ではないこと」を言う予定。

 

→次回「“悪モノ”にしなければ人生はクリアできる。」

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フライングなニートマンの著作書籍

 

★ニートの自伝

 

13歳の少年労働兵

「不登校×少年労働」編

愚か者の人生戦記第1弾は「生まれてから13歳で少年労働兵と成ってご活躍される」までのお話。既に中年サラリーマンの如き「労働と報酬の日々」を過ごしたひとの末路へつづく。

 

やることない体験記

「ニート×無目標」編

愚か者の人生戦記第2弾は「ニート化成った18歳から21歳までのやることがなかった」ころのお話。「仕事がなくなると人は一体何をするのだろうか?」という実験データに近いモノあり。

その後もニートだし今も半ニートなんだけどね

 

★「もしも働いていたなら?」ロールプレイングストーリー

 

シャケ弁労働者した元ニートの話

「もしも、ふつうに働いていたら?」

なシミュレーション。「シャケ弁食って働いて妹たちとゲームでもしているっていうのも良いのかもなあ」の未来を想った。

 

フェアレディZで通勤したキノコ工場で正社員してやることなくなった話

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なシミュレーション。もうそこまで遡って人生を最スタートさせてみても結局のところ結末は同じだったというオチ。学校へ行く意味を分解してみたやつ。意外と一番のお気に入りコンテンツに。「労働戦士恐るべし。労働徴兵許すまじ。」

 

 

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