中ボスの町をマッピング。
戦国武将・村上義清とか葛尾城とか刀剣とかセブンイレブンとか美しすぎる小松美羽ちゃんとか焼けたバラ園とか巡るやで。
坂城町とは?
地元マッピングNo.11「中ボスの町サカキ」
葛尾登山のあと下半身筋肉痛が3日続く。日々の運動や筋トレなんて登山で使う筋肉とは何の関係もないのだと思い知ったやで。
ちなみに千曲川対岸の荒砥城も中ボスの砦!今世紀ではNHKの地方スタジオになってるよ!
中ボスダンジョン坂城スポット×アクセスマップ
一応、坂城町のセブンイレブンを全ピックアップしてみた。どうだろ。ローソンやファミマより多ければ勝ちって感じ。
特区サカキ町からお送りいたします。
イクラのおにぎりを消費しつつ。
いちおう長野県の観光名所巡りを行う「地元マッピング」であったが、
マイナーな近場で済ますことに精が出てしまいますこんにちは。
地元マッピングというローカルな響きにはうってつけではある坂城町。
戦国のC級スポットとかあるよね
笄の渡し(こうがいのわたし)
戦国大名・村上義清の本拠地が攻め落とされる際、奥さんがここを渡って対岸に避難したことから名所スポットになっているみたい。その際の船頭さんに髪留め的なアクセサリーを手渡して感謝したことからこの名がついたとか。
※しかし奥さんは対岸の支城である荒砥城に逃げ込む前に敵に包囲され、自刃したという。
こうした碑文が建立されてはいるが、ピンとこないC級スポットがわんさか。
それがリアルの名所地。ゲームと違ってイベント設定とかないからね。フラグも立たんしレア武器とかもない。それがリアルなスポット事情ですよ。まあそれは世界遺産レベルでもそうなんだろうけれど、そういった場所では相当の観光地化が施されているし、それ自体の圧倒的なパワーも手伝って感動するのだろうけれどさ。
散歩の目安には良い
昔はここの砂利スペースにも河が流れていただろうから、かなり川幅があっただろう。
今日では釣りができるやで。
左手にはすぐ葛尾城跡地であるお山がそびえ立っている。
葛尾城址と千曲川に挟まれた田舎ロードが人気。
中ボス退治もしたことだし、山道しかなかったこのエリアも大きな道が整えられて交通が盛んになったとか。
中ボスダンジョン「葛尾城」登山
小学生遠足の聖地。葛尾城址。
そんな頃に何回か登った記憶あり。ちょうどスマブラ買ったあたりでみんなに自慢して普及していたらその日のうちにこぞって我が家に大挙されたという記憶がちらほらと。
「コレ登っていいやつなのか?」
すでにどれが道なのか判別できないワイルド加減にそんなことを思うよね。そもそも登れるやつなのかなと。というかそもそも山って登っていいやつなのか?登れればOK?
「松茸」を産出するフィールドということである。
どうやら。故に9月、10月は立ち入り禁止令が発布されている。
というか山中には立て札が発布され続けている。
やっぱり「クマの大量発生とか山道を整理していた地元の有志の方(89歳)などが管理できなくなったので入山禁止になったのかな?」だとか思っちゃうけれど、なんや関係ないみたい。頂上で出会った地元登山家的な人に訊いたら。
木の根っこシールド。天然のガードレールである。
「なんぞこのオブジェは!?」という自然の造形美でしょうねこれはまさしく。とにかく1本の木が根っこごとズルっと綺麗に山芋のごとくうまいこと滑落したのかその割にはうまいこと倒れ込んでこれまたうまいことガッチリと安定した結果にシールド状態になったというわけなのか。坂城町最大のパワースポットではなかろうか。
頂上はこじんまり。日本の山城あるある。
葛尾城とは砦が連なって戦略要地を形成している「山城」なわけだから、この場所以外にも観るべき遺構スポットは多いとか。山全体に渡って点在しているわけだしね。まあ登山としてはこの地点やルートが王道だというわけでして。
景色は絶景。わりと。
こんなビジュアルは昨今とくにそうだけれど、ゲームでも十分綺麗に堪能できる。ファークライ5とかすごかったもんね。
でもやっぱ直に360度全身で観ると違うわ。
それはたしかに言えるかな。自分たちの住んでいるような地形を俯瞰する謎の面白さもあるし。地形を戦略的にみてしまうよね。ドラクエとかのRPGではあまり意味がなくともエムブレムなんかのSRPGなら地形の選定は必須やからね。そんで逆にこれ以上標高が高くなると一つ一つのジオラマが小さくなりすぎるし、雲の上になるし、ちょうどいい具合のローカル登山やで。
でもVR時代が来ればもうバーチャルで済んでしまうのかも
葛尾城
参考・「葛尾城跡[かつらおじょうあと]」信州・風林火山特設サイト
【信濃の山城探訪予定者への注意喚起情報】 信濃の国の上田小県領、坂木(坂城町)領の葛尾城・出浦場付近及び松本領の四賀地区や塩尻領は9月~10月末までは松茸シーズンのため止め山になっています。無用のトラブルを避けるために、これらの地区への探訪予定は11月過ぎにお願いします。 pic.twitter.com/yTkZUjPhwD
— らんまる【らんまる攻城戦記】 (@galm2fox2) 2017年9月12日
荒砥城
村上義清が支配していたのは北信濃一帯(北信という)なので、その影響力は坂城に限ったことじゃなく、千曲市などにも支城がある。それが荒砥城。わりとセットがしっかり遺っているのか整備されたのかでよく映画や大河ドラマで使われるのだとか。
“槍好きの虎キラー” 村上義清
信州の中ボス!村上義清(公)!
いいよね中ボスって響きが。メインボスでもラスボスでもない中ボスの使い勝手の良さよ。
「上田原の戦い」で虎を破る!
あの戦国最強軍団を率いた武田信玄が若かりし頃に喫した「初めての大敗」のお相手こそ村上義清である。武田軍はこの戦で中核を担っていた板垣信方や甘利虎泰らを失う大損害を受けた。現在では上田市の「上田古戦場公園/野球場などスポーツ施設アリ」となって存在感を保っている栄光の地とされて日々利用されている。
またまた虎を追い払った「砥石崩れ」!
さらには後の真田氏居城として名高い砥石城でも、武田軍の侵攻を防いで損害を被らせることに成功。俗に言う「砥石崩れ」である。
※しかしそのあと「“虎の知恵袋”真田幸隆」の計略によって一日で追い払われてしまう中ボス様であった。
「信玄の野望に立ちはだかった中ボス」こと村上義清公。
長野限定でリリースしてほしい「信玄の野望」
「槍衾戦術」の先駆者?
古代のファランクスや、戦国日本における信長の長槍戦術などで脚光を浴びる集団戦術の王者「槍」なる武器。
意外にも「信長とおなじく槍戦術に目をつけた」ということでもっと有名になっても良さそうな武将でありますよね。
コーエーのゲームでもそこまで強くされていないことが多かったが、最新作ではどんどん能力が評価されているようだ。
※「太閤立志伝」ではドンドン能力が落ちていたが、「信長の野望」ではグングン評価上昇している。最近やってないからやろうかな。
北信濃の傑物(中ボス)であろう。
北信濃・限定
坂城町とはこんな感じ
坂城町においでよ
来ないならこっちにも考えがある#おいでよ坂城#坂城町— おいでよ坂城 (@OIDEsakaki) 2017年9月12日
過激派な坂城町。
“神がかりな銅版画家” 小松美羽
オフィシャルサイト・「小松美羽」
美しすぎる○○がひとり。坂城町が産んだアーティスト。
「情熱大陸」にも出演していたけれど、エクスペリアCMにも起用されていたね。その絵は「もののけ姫」に出てきそうな怪しさと迫力を持つ。
神獣たちの毛皮のうねり具合が良い。
美しすぎる銅版画家というキャッチフレーズが歩いているが、絵の具スタイルなども導入して進化し続けているとか。
情熱大陸でそんなことゆうてた
FFを生み出したオトコ「坂口博信」親分の会社がやってる「テラバトル2」で作品提供していることからゲーム界隈に馴染みのある我々からすると親しみやすい坂口×ファミ通絡みもあるみたい。
名作RPG列伝・「ミストウォーカーRPG/名作を追った!黄金時代を指揮したオトコの挑戦 ~ブルードラゴンからラストストーリーまで~」https://this-is-rpg.com
テラバトル2は終了しましたが
“セブンイレブン・ジャパン生みの親” 鈴木敏文
参考・「鈴木敏文という天才——セブンイレブンのすべてをつくり、追われた男」週刊現代
日本にコンビニをつくった男。
セブンイレブンをアメリカから日本に持ってきた張本人はなんと長野県の坂城町出身だった。「セブンイレブンのすべてをつくり、追われた男」だとか。つまり2016年まで「株式会社セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長」であった男。セブンの日本1号店の店長さんというわけではなく、そのフランチャイズ元になる会社の総帥というわけ。1号店は東京に出ているわけだし。
一応、言っておくけどとてもすごい人や
刀剣の町「鉄の展示館」
公式サイト・「鉄の展示館/ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」坂城町
なぜかエヴァンゲリオンとコラボする刀匠たち。
最近では「刀剣乱舞」とやらの大ヒットによって日本刀ブームがやって来ているというし、仕掛け時なのではないだろうか坂城町としては。刀剣乱舞はわかるけどなんでエヴァとコラボなんだろうか。
そういえば「とうらぶ」ってガンパレードマーチの芝村裕吏閣下によるとかどうとか。
名作RPG・「売らずに売れた事件/高機動幻想ガンパレード・マーチ(黄金90年代の「厳選隠れ名作RPG」)」https://this-is-rpg.com
美しい刀身たち。
刀身が舞っているかのように光を反射しては何物も弾き返してしまう輝きを放っているのだ(?)
「ずっと観てられるよね~~」
などといった嬌声が聴こえてくる現代の刀剣美術館。とうらぶブームの影響なのか妙齢の娘さんたちの来訪もチラホラと目に付きました。
こういうのワンピースではナミたち真顔なのに
「相州伝」「美濃伝」「備前伝」「山城伝」「大和伝」のカードを揃えると最強の刀が作れる。
「太閤立志伝5」ではね。
そんな刀鍛冶プレイも楽しめるかのゲームの自由さをおすすめさせていただきます。現代で言うと神奈川や岐阜や岡山や奈良や京都のあたりが有名だった刀剣の世界。
テクノタウン坂城だから。ネジも特産品。
国宝の刀匠を排出した刀鍛冶の文化があろうとも(戦国大名の町だし)、現代に移り変わっていく上で避けて通れないのが技術の転用。坂城の町ではこうした工業部品を生産することでテクノタウンなる売出しに成功したというところか。
というか全国的に「日本のモノづくり魂」はこうした基盤をもってるんだろうね。
プレステ2まで展示。
しかもブルー。うちの2代目PS2はミッドナイトブルーだったけどこんなに青くなかったからこれはナニブルーなんだろうか全くけしからんねクリアブルー?
ペットボトルの金型まで。
地元スポットではこうした部品を愛でる必要があります
そして「バラ祭り」
「バラ見」ができる坂城町。
夏に来ると茫漠としているので注意。
基本的には5月頃に開催される「バラ祭り」に来るべきスポット。
ローカル散歩もいいね
とにかくゆうゆらりーん状態。
コンビニアイテム片手にぶらぶらりーん。
田舎の工業地帯の哀愁。
方やテクノ工場、方や大自然。日本の田舎はわりとこの比率多めではなかろうか。都市部と田園部との間には必ず工場地帯があるという法則ゆえに。
そして出稼ぎの外国人たちも多め。
子供の頃はパツキンでブーメランパンツを履きこなすブラジル人の友達とか中国人の娘とかいろいろ遊んでいたっけなあと思い出すよ。
そんな風情にカンパイ。
あんまり言うことなかった