買うとしたらば「マウンテン系がいいかなあ」って思っていた。もともと丈夫なイカツイ軍事仕様系がすきなのもあり、「府中ラン」の際にもそれは一層強く感じたのだった。「自転車が走らされる道は、路側帯だろうと歩道だろうと不安定で危ない」のだから。
安全第一。「自転車が走らされる道は、路側帯だろうと歩道だろうと不安定で危ない」
元々スピード狂ではないワタクシ。というかそれならロードバイクには敵わない。しかしロードバイクを買うつもりはない。金かかるから。そういった富豪の遊びなど出来ないのだ。完全レーシング装備で車道の左サイドを支配なんか出来ないのだ。Mr.ミランことマルディーニも真っ青な「左サイドの支配者」にはなれないのだ。
歩道もよく走る。
一応、最近きっぱり「自転車は軽車両になるから原則車道を走る」とか道路状況が変わらないのに規則だけ変えてるアホな事になってるようだが車道は危ないんだ。
路側帯はゴミデブリベルトだから危険。
路側帯とは道路の白線の内側。ゴミがあるからとそれを避けようとして白線より車道側に出ようものなら車の迷惑にもなってしまう。なんとも肩身の狭いニートのような身分だよ日本の自転車は。
「府中ラン③」でも書いたが車道と歩道の間である路側帯はゴミの道である。ゴミロード。ゴミデブリベルトなのだ。
中途半端な石の数々、木のクズ、釘やらネジやら、ガラスの破片、
とにかく道路上に散乱したゴミどもが必ずここへ掃きとばされて集まってくる。
さらには、
「水はけのために傾斜して斜めっているし、つるつる滑る水路用の網蓋」
などがある場所。
すこし踏み誤ればどっちへどう転んでいくか。おっかない。
「走れるだろw道を広げる金はねえwでも何か対策しないとうるさいから規則だけ変えよーっとw」
まあそれでも「走れるだろw道を広げる金はねえwでも何か対策しないとうるさいから規則だけ変えよーっとw」ということでここに追いやられているらしい。そういう自転車のルール。
チャリの歩道における事故が止まらないからということで。
車だって止まらないんだけどな。
勿論これを責めているわけじゃあない。
何でもルールだけでどうこうするには無理がある。道路を作るには金もかかる。だからこっちはこっちでそういったところはうまいこと対応していく必要があるってことよ。だからこそ自転車ルールは非常に曖昧でアドリブを効かせる余地がある。
「出来るだけ車にも歩行者にも迷惑にならないようにしつつ、それでも自分たちの安全はしっかり確保せねばならない」
というお話。
要は
「スピード出しすぎるなボケてめえの能力で対応できると思ってんのか!?イヤホンで聴覚能力を自ら塞いでハンデをつくるなボケてめえの能力はそんなにすごいんか!?夜にライトを付けねえなんてどんだけ視力に自信があるんだてめえは特殊部隊にでも入って活躍しろよアホタレめ!!スマホをいじるなボケナスこ○すぞ死にてえのか!?頼むから曲がるときは止まれよ燃やすぞっ!!!!!!!!!!!!!」
ということで周りに気をつければ何事も世は事もなしというのにさ。
そして自転車のタイヤは細くすればするほど速くなるが対比するようにそのぶん脆い。
軽車両なんだから車道を走れ?
逆に言えば車道を真っ向から走れるのかね。自動車と自動車との間を通って普通に。しかし車と対等なスピードでは走れないからそんなの無理無理。結局ゴミロードを走ることになる。しかし自動車からしたら少し邪魔に感じるだろうね。1,2メートル離れなければならないというのだからわざわざハンドルきってラインを変えなくてはならないのだし。
街ナカ以外の歩道はめっちゃ空いている。
都会や施設の多い駅周辺の街ナカでは徒歩者が多いが、それ以外の道路ではほとんど居ない。その状況で無理くり車道の隅っこ走っている自転車も車からしたら迷惑だろうよ。どっちかといえば。
路側帯がめっちゃ細いことがよくある。
車道全体が細くて、車が横に避けるスペースがないような道も多く、その場合は路側帯を走っている自転車とスレスレになることもしばしばだ。このような状況下においてそんなところに固執することのほうが事故るわ。え?トンネルという特殊な状況の画像をだすなんて卑怯だぞって?
チッ
路側帯はやっぱりどう考えても危ない。
こんなの誰だってわかる。オレだってわかる。そうなれば歩道を走ることだってある。誰だってそうする。オレだってそうする。「理由があればなんでもいいというなら自動車も歩道を走ってありなんか」ってありなわけねえだろボケっ。
そしてその場合にはスピードなんて要らないんだ。
段差も激しいのが歩道。段差が小さいようにみえて意外とガダンガダンするんだ。継ぎ目継ぎ目で「なんでこんな作り方したんやろ?」ってな具合でガツンガツンと段差がモリンもりんしているのが歩道。衝撃が結構あるのだ。
スピード系統の自転車にはクッション性はあまりない。
舗装路を走るから「ロードバイク」というのだし、基本的にはとにかく軽量&スピード。なにか車体トラブルがあっても優秀なメカニック班同伴で修理してゴーという自転車レース用。
結局やることはツーリング旅なんやし。
という事もあって、さらに「マウンテン系がいいなあ」との思いを強くするのである。だってほとんど用途がツーリング旅で、キャリアに荷物も積むし、その上で「段差の衝撃耐性」や「ゴミ路面への耐パンク性」を持たなくてはならないのだから、
丈夫!サスペンション!太いタイヤ!
であるほうが都合が良いとの考えなのだ。
しかしあんまり重たいのもなあってなるよ。
あんなぶっといタイヤはそれはそれで引くんだよ。
そこでデュアルスポーツとよばれる前サス付きクロスバイク。
「Centurion(センチュリオン)クロスライン COMP50」(2016)
このぎりぎりイカツすぎない中途半端の権化感。
ね。良かろう?
なんとも言えない中途半端感で日本では圧倒的不人気を誇るマイナーの帝王。
ね。良かろう?
この中途半端具合がたまらんやろう?
決断力に乏しい我々の心をくすぐって離さないだろう?
「自転車が走らされる道は、路側帯だろうと歩道だろうと不安定で危ない」
のだからこういった前サスペンション付きで、なおかつクロスバイクということでマウンテンバイクよりは速くてチャリ旅にも向いている。ほらいいじゃん。ね。
(ノ´∀`*)これにしよっーと。
しかーし「GIANT(ジャイアント)エスケープR3」(2016)も捨てがたい。
速いクロスバイク 影をも踏ませぬ逃亡劇!
店頭で触ると超軽い”コスパ最強クロスバイク界の巨人”エスケープである。街を歩けばみんなが乗っているとかのジャイアントエスケープR3。センチュリオンとかぜんぜん人気無いらしくて店頭においてないから実物を見てないのだが、やはりスピード系統のクロスは「かっるい。」
揺れる想い。
上のクロスラインCOMP50と3kgの違いだけど「ああ、やっぱりスピードも欲しいなあ」という我々の決断力乏しい心を揺さぶってきては苦しくさせる。
そんな女子中学生並の想いに揺れ動く新チャリ選び。
やっぱ最近「ニートダイエット」始めてサイクリングコースを使うもんだからわりとスイスイと漕げる環境も経験してしまったために「日常で使うならスピード系のほうがいいかなあ」という感じでまたときめきメモリアル状態の揺れ動きっぷり。
すぐ揺さぶられるから。
……マーマレーっだっけっど気になる♪
的なあれね。わかるかな。
ボケるならマーケティングしてからにして。ターゲットを絞ってからボケて。
妹が昔よく観てたから。アメトーークでケンコバがやってたから。
さあさあそれにしてもマジでどっちがいいかと。
ということでああでもないこうでもないと考える苦しいんだけど楽しいときめきメモリアル。しかし決まらんことにはどうにもならないということでシミュレーション。
【仮説】「エスケープでも少し太めで強いタイヤを履かせりゃいいんじゃねえの?」という仮説を立ててみる。
ということで調べたらこのタイヤ業界では歴史的ともいえるベストセラータイヤがあるということであった。その名も「SCHWALBE(シュワルベ)マラソン」。
歴史的ツーリングタイヤ「SCHWALBE(シュワルベ)マラソン」
タフ・オブ・キングタイヤね。
どっちにオブを入れたらいいのかって話なんだけど。いやそんな話じゃねえよ。寝起きだから。寝起きだからちょっとだけテンション上っております。寝起きのほうが高いテンションになる時もある。うん。
タイヤの情報をくれ。
”マラソンの戦い”を思い出せ!!!!
マラソンという響きにはどうしても惹かれてしまう歴史好き。兄貴は世界史の先生。あのペルシア帝国とギリシャ諸国が雌雄を決するためにぶつかり合った古代地中海世界を揺るがす大戦、ペルシャ戦役は”マラソンの戦い”である。(日本ではマラトンともいう)そこからギリシャ軍の「勝利の報せ(エヴァンゲリオン=良い報せ=福音)」を伝えるべく使者が走ったことがあのマラソン競技の元になるわけ。有名な話だね。
でもこのタイヤめっちゃ重い&硬いらしい。ま、まあそれはいいかと。元々安全思考なわけだからそこはいいかと。
そしてタイヤが古代地中海世界に因むのなら(たぶんぜんぜん因んでいない普通に現代のマラソン競技をイメージしてる)、
やっぱり「センチュリオンがいいか」って。
センチュリオンって古代ローマの「百人隊(ケントゥリオ)」の英語読み。
センチュリオン自転車とマラソンタイヤを組み合わせたらそりゃあもうね。
ね。
ヨダレが止まらんて。
店舗で「Centurion(センチュリオン)クロスラインRシリーズ」(2016)をみたら惚れた。
タフなクロスバイク まさに百戦錬磨のローマ兵を彷彿とさせる!
クロスラインという名称は同じでも、こちらは前サスペンション(前輪に衝撃をやわらげるモノが搭載)を取っ払ったリジッドフォークモデル。いわば軍靴(コンバットブーツ)履いていたのをやめて、ランニングシューズを履いたといったところか。
「日本の路面は舗装路がほとんどだからあまりサスペンションは要らんのじゃない?」ということで作成されたとか。しかしそれでも日本では売れない様子のマイナー帝王Centurion(センチュリオン)だとか。
それにしてもドイツブランドからローマゆかりの名称が出てくるとはどういうことなのかね。ドイツ人の祖たるゲルマン民族は古代ローマ人の不倶戴天の敵だったのに。おっもしろいな~。
とにかく店頭で見てみるとカッチョイイのだ。
つや消し加工の黒がなんとも言えないシブさ。
全体的に黒だけでまとめられているから、そこに銀色のパーツでもワンポイントで合わせれば黒銀のツープラトンでさらに渋くなる。ここでゴールドなどは使ってはいけない。黒金は王道配色ではあるもののいささかメジャーすぎるからね。銀でなければ古代感を感じられる青銅(カッパー)なんかはサイコーだがそんな色のパーツがなかなかない。
うん兎に角カッコよくなりそう。
傷も大歓迎だ。
戦士の鎧に付いた傷跡のようで気にならない、むしろダメージ感がさらに男を際立たせるはず。タフに使えて取り回しやすそうなその点も良い。洗車ばかりして少しの傷も気にするような神経質管理はしたくないからね。ブケパロスはほったらかしだし。そんなに手はかけてやれませんっ。そんな子に育てるつもりはありませんっ。
うん兎に角カッコよくなりそう。
ということでなんでか「エスケープR3」と「クロスラインR50」とのせめぎあいへと戦火は拡大。戦線は広がり続けるばかり。
女子中高生もこんな感じに思い悩みすぎてくるよね。
ね。こんな感じでしょ。こんな感じだって聞いたよ。恋の悩みはここまで行くって聞いたことある。
「カスタムするかしないか」でクロスバイク選びは変わるかも。
まあいろいろ調べると、「エスケープはロード用の軽いパーツがそのまま使える規格」で「他の殆どのクロスバイクはマウンテン用のタフ規格」ということである。
調べてみて判るようになったが「このクロスラインRもエンド幅が135mmという規格でそのままだと軽いホイールカスタムがしにくい」などの点があるようだ。
つまりクロスバイクを買う場合、「カスタムするかしないか」で結構変わりそう。「このクロスラインRにも高価いR50と安くてカラバリ豊富なR30があるが、最もな違いは7速か8速か」となる。
調べた限りでは「カスタムするなら8速の方がいいと思うし、特にしないなら7速で問題はない」という感じでよろしいかと思う。というようにカスタムするかしないかで変わる印象。
しかしそれも「大した障害にはならない」※自己責任の上でなら
しかし、これもまた調べたことでわかってくることだが、自己責任の上でなら、「大した障害にはならない」ということだ。
エンド幅が135mmと130mmでは正規にはまるホイールが違う。しかしだからといって135mmに130mm用のホイールをはめられないことはない。いろいろ調べると出てきて「自己責任のもと」でということになっている。
自分ならぜんぜん問題を感じない。
只でさえ変なチューニングばっかりしてるけど困った事にはならない。タイヤを変えたときはリムテープがうまくはまらなかったのでガムテープ巻いてるし。※今現在我がブケパロス号のタイヤテープはガムテープで巻かれています。それに変速機の調整を誤って3段が2段しか使えない状況であるし。※2段のほうが選択するのが楽だから好都合でもあるけど。
2.5mmずつ左右にベアリングを噛ませばいいんじゃない?とか。
あくまで個人の意見でっす。
みんなそう思ってるけど責任は取れないから自己責任といっているのだ。
だからオレも言うのだ。
7速の8速化にしたって出来るのだし。
金はかかるから買って数年後のお楽しみ的扱いにはなるだろうけど。すぐやるなら最初から8速買っとけばいいんだから。
まあそれはいいとして、
ぜんぜん決まらんて。
な。
こういうときはこういうことにしてる。
じゃあ決めない。
それが今現在の選択法。
もう悩むときは決めない。
「どっちでも大差ないからさっさと決めてしまって突き進め」時代がありました。しかしそれは悩みに悩み抜いた末でなくては結局後悔することもよくあった。6対4くらいの割合で。で、金もねえし。
しかしこんなことで「悩みに悩み抜いた末」とかしたくないし。疲れるし。
だからもう決ーめない。
それはまだ選ぶに足る状況ではないのだから。
離れると「ふっ」と浮かぶ思いがある。
あとはそれに身を任せる時代。
それが今。
そんなこんなで放置プレイしてたら決まった。
とにかく日々の「ニートダイエット」で出動はつづけるわけで、
そうなると単純にこう思ったわけだ。
「ふっ」と。
「段差すげえな。やっぱクッション性だわ。」
やはりシティライド(つまり歩道も走る)だとそんなことになる。
結局は最初の実体感である
「自転車が走らされる道は、路側帯だろうと歩道だろうと不安定で危ない」
という話に戻るのだ。
一巡して結局は実用の世界へと戻ってくるのだ。
目覚めよ。
フゥ~~~~~~~。
( ´ー`)y-~~
でもリジッドかっけえんだよな。
乱れとるね。