なんだいそりゃ。
あるいは、
どこだいそりゃ。
まあまあね
自転車を自立させるチャリスタンドのロック機能を制御するスーパーメカ
「バネ」
が壊れてしまった!
※錆取りしたらサビてたバネがおぶっ壊れになるという自然現象
そんな重要箇所の修理さえも民間に許された自転車業界である。
まったくありがとうござりました
※こうなったら基本的にはスタンド自体を取り替えることをおすすめするが、格安でラクに済むし一応修理してみるからご参考にどうぞ
↑「とびかく倒れない」ワイドなガッチリスタンドに改造してしまうのもおすすめだけどね!
チャリスタンドのスプリングを修理交換する道具一覧
スタンドバネ単品
普通車用のラージサイズ
代替品/サギサカ・「自転車 スタンドバネ L 14000/95mm」
約90~95mm長
※適合サイズ:1本スタンド&両立スタンドともに20~28型
キホンはこれでOKかと。
今回は「27インチの自転車」に取り付けられているチャリスタンドの修理に用いてちゃんと付いた。説明上でも26インチ車や24インチ車にも使えるようだしこれでよいのではないか。
とにかくまずはこの長さ
小径車用のミディアムサイズ?
代替品/サギサカ・「自転車 スタンドバネ M 14010」
約85mm長
※適合サイズ:両立スタンド16型、18型
※長さは同じなのにブリヂストンの商品パッケージには20から28インチ対応とも書かれているが
さらなるスモールサイズ?
約60mm長
今回は上の2つ(大と中)を用意して修理に臨んだ。
1つが付かなかったときの保険用。
安いし
短いと取り付けるのに苦労するだろうし、そもそも自転車を自立させたときのロック機能が固くなってしまう。だから取り付く限りは長いバネが良いと思う。
※取り付く限りは、というのは長すぎて取り付かないパターンも考えられるから。ママチャリ自転車の規格は自由奔放なもので同じ27インチや26インチであっても付けられているスタンドのデザインやメーカーや種類などによって異なってくるだろうから。
今回自分が修理したのはパナソニック製のママチャリということで、その場合には別の会社のスタンドが取り付いているみたい。まあそれが普通なんだろうけど。だがこれがブリヂストンの自転車なら自前でスタンドも作っている為それが付けられている可能性が高い。そうなればバネもブリヂストンのものだと思われるからそれを使うのが良さそうに思えるがどうでしょう?(訊いちゃう)
あくまで個人意見
以下、
「使えば安心な特殊工具」
※必需ではないが、成功率は格段に高まる
特殊工具/スタンドバネ入れ
C-141/ 変速なし・内装変速機用のスタンドに
※C-141は「内向きフックタイプ専用」と書いてあるが(商品ページでは「内向き・外向きフック兼用」になっている)実際は「外向きフック専用」ではないか?
先の丸っこいC-141は外向き専用でしょう
C-142/ 外装変速機用のスタンドにも対応の兼用品
内向きフックタイプのスタンドバネを交換するときに用いる工具。
左側は外向き、右側は内向きタイプのスタンドに対応。
※「C-142は内向きフックタイプのスタンド(外装変速機用スタンド)バネを交換するときに用いる工具」と公式情報にある。というかこちらが内と外の兼用品。動画にもある。何故かAmazonの商品タイトルでは外向き専用とあるけれど。
かぎ爪なC-142は万能品でしょう
【問題】
以下の画像は「内向きフック」でしょうか「外向きフック」でしょうか?
正解・外向きフック。
※変速なし・内装変速の自転車用スタンドだから
フックの角度が外に向いているからというわけではなくて、「フックそのものがスタンドの外側にある」から。つまりこれは「変速なし・内装変速の自転車」に用いられるスタンドなのである。逆に、外装変速自転車に使われるスタンドは、その内側にフックがある。だから用途の違うアイテムが必要になるみたいなのだ。
つまりコレ1本でOK
とにかくこのC-142で万能というわけ
※この特殊工具を用いずとも交換は可能だが、「確実に取り替えたい」というのならば安心なアイテムだ。(この記事では使わずに取り付けているが、自由なママチャリ規格のすべてに対して成功を保証することは出来ない。ゆえに保険として紹介しておくよ。)
代わりに言っておく。
「なんやねんコレ!!!!」
スタンドバネ入れ
以下、
バネの取り付け手順。
自転車スタンドバネの修理とりつけ方法(笑)
バネがなければ自転車を立てられない。
※勝手にロックしちゃう。立たせた自転車を固定するためのロック機能が仇になる。
※そんな場合はこのように勝手にロックしないための手当などを施して急場をしのごう。
だから修理しよう
バネの取付け方向確認!
バネの位置関係はご覧の通り。
取り付け体制を整える!
スタンドは跳ね上げて行う。
ロック機構も跳ね上げて近づける!
スプリングを伸ばして近づける!
グイーっとやる!
取り付け完了!
やったね。
それしかない
危ないから。
短い方のバネを試してみたが、手では付けられず、かといって特殊工具も買っていないので別の何かを代用できないかとテストしてみた。六角レンチがうまいこと曲がっているのでいいところまでいったが、最後の最後でうまくハマらず。どころかバネの反動でビョーンと危険を感じる衝撃波を生み出していた。失敗のリスクはそこそこ高い。止めておこう。
※ドライバーを使うにせよ、どうにもあの太さがイケないみたい。じゃあ細い六角レンチならイケたのか?いや機転が利かずテストせず仕舞いなもんで申し訳ないけれども。
ペンチか何かで引っ張るのも大した効果を得られず。
※そんなに本気でやっていないからかもしれないが、本気パワーでやればやるほど失敗のリスクは大きなものになるので危険。というかここでは禁止!
一番可能性があるのは「細い六角レンチ」
そんなこんなで
バネ修理完了。
このロックを蹴飛ばしてやれば
オーライッ!!!!
ヘイ!マミーッ!!!!
さあGOしてくださいよろしくどうぞ
↑「とびかく倒れない」ワイドなガッチリスタンドに改造してしまうのもおすすめだけどね!