古い自転車を少しでもキレイにしたい。
その愛は報われるであろう。
まあ大体のパーツは交換しちゃったほうが真の意味でキレイになるし(そこまで値が張る物でもないし)、サビを取ることによって決定的に壊れる事も出てくるし、そんなにオススメな行為とは言えないんだけど。サビ取りによる修理とかそういうことは。
ただ「部分的に少し磨きをかけられる」という点では有効か。
※防錆潤滑スプレーは常に有効だ!
自転車の錆取りに使うおすすめアイテム一覧
サビ落とし剤
参考動画・「ネジザウルスリキッドZC-28【ナレーション付き】」 株式会社エンジニア
公式サイト・「ネジザウルスリキッド」
エンジニアの錆取り液
ネジザウルス リキッド/100ml(ZC-28)※今回使用
ネジザウルス リキッド 泡タイプ/250ml(ZC-29)
錆取り界の新星!
Amazon公式ページ・「エンジニア」
それすなわち「ネジザウルスリキッド」である。
あの恐竜をモチーフにした工具で持って工作男子の童心をえぐり続けるメーカー「エンジニア」がリリースしているということで今回はコレをチョイス。アマゾンの製品ページが充実していて見つけやすく買いやすい。なんでも酸やアルカリを使っていない「中性」だから優しい錆取り剤なのだとか。アンモニア臭がすごいけど。
結果、「泡タイプのほうが使いやすかろう」と確信
サビに対して反応するのか紫色になるのが気持ち良い。
「落ちてるな~クっ~っ」て感じにはなる
有名な錆取り剤
サビ取り職人 (錆除去剤 100ml)
巷の錆取り剤といえばこいつ。
定番アイテムを用いたいというならポピュラーな選択肢も陳列しておこう。
防サビ剤
※こうして「なかには黄色くなってベタつく物もあるんだなあ」とわかるありがたさ。そしてそれは避けたいよね。以下おすすめ品。
サビを取ったあとには必需の防サビスプレーなのだとか。
ちゃんと防錆剤を塗布しないといろいろダメらしい。
とにかくそう案内されるのでここでもご案内しておきます。
定番品
呉の「5-56」
ド定番アイテム。キホンはコレ。
AZ(エーゼット) 長期防錆オイル
上の検証動画様などから推察するに一目瞭然な名品とみたね。
新・定番品!
5-56DX ※今回使用
参考動画・「KURE 5-56DX PV」チャンネルKURE
公式サイト・「5-56DX/製品情報」KURE
新しいから使ってみた。DXだし。
一応、ノーマル版より性能アップしてるみたい
ブラシなど
定番のブラシ3本セット
「真鍮」… 頑固な汚れや錆取りに
「ナイロン」… 傷つきやすい面のお掃除に
「ステンレス」… 水回りの掃除や錆取りに
幾つかのパターンにも対応できるゴシゴシブラシセットでもあればOKかと。
鬼の歯ブラシ感
以下、
サビ取り方法。
自転車サビ取りの様子
ネジザウルスリキッド(錆取り剤)の取扱い
新時代のサビ取り剤。
その名も「ネジザウルスリキッド」である。
開けて使う!(締めれば閉じるだけのシンプル設計)
良くいえば「温泉をぶっかけているような匂い」だね。
※酸性でもアルカリ性でもなく中性で比較的優しいみたい
(それはともかく匂い的に室内で用いるのは推奨しないぞ!)
アンモニアパワーかなにか
一応説明書きでは「皮膚についたらよく洗ってください」とだけ。
そりゃそうやろと。あるいは「飲んだらめっちゃ水を飲んで病院へGOしてください」「目などに入ったらめっちゃ水で洗って病院へGOしてください」という定番の対処療法のみ。基本的にはそれほど危険はないと思われる。リキッド液の場合だと使用中に手につくことはよくあるので少し心配になるかもしれないが、
「洗っておけば問題ない」ということでお願いします。
以下、
サビ取り開始。
使う!待つ!磨く!
やっぱ泡スプレータイプのほうが圧倒的に使いやすいでしょう(大容量だし)
サビのある箇所にぶっかけるだけ!
サビが紫色になる!(少し放置)
ブラシなどでゴシゴシ!
( ̄ー ̄)bグッ!
サビ取り後のビフォーアフター
そこそこサビが落ちる効き目。
ホーム判定
どうだろうか、このなんとも言えない効果の程は。個人的にも「あーこんな感じかー」とか心に抱きながらの作業であったために仕上げのゴシゴシ磨き作業をテキトーにやってしまったのでさらになんとも言えない負のスパイラルに陥ってしまっているけれど、なかなか効果はあるといえるのではなかろうか。
※錆取り剤というものはだいたいこんなものらしい。いやネジザウルスリキッドはその中でも効果ある方だと思うよ。だが絶対すべて落ちることを期待してはいけない。(洗浄のプロなどによればまた凄テクニックなどもあるかもしれないけれどさ)
諦めずにしっかり磨けばもっとサビは落ちると思う
でも今回錆取りした箇所って
「だいたい交換可能なパーツだった」
もんでそんなにマジにやる気になりませんでしたね。
一応
「デモンストレーションとしてプレイしてみました」
ということでここに記録を置いておきます。
が、
アクシデント発生。
スプリングが割れる。
チャリスタンドの。あろうことかこんな小さな箇所が錆びついており、それが錆びついているとはいえ固着しているのか辛うじて機能を保っていたところ、サビを取られたもんだからついに強度を維持できなくなった結果「割れる」という事象が発生。
※このような場合、応急処置としてガムテープとかで固定しておけば一応スタンドとしての機能を果たすことが出来るぞ
とはいえ奥さん。
こんなもんですらパーツ交換が可能なのが自転車業界なのです。
サビ取りの意義を考えてしまうよ
※流石にフレーム交換と称した自転車修理もないだろうから(それはたぶん新品購入という)、フレームのサビ取りなら価値あるだろう。
しかしフレームが鉄で出来ており、それが錆びついているというのなら危険だ。それは中にまで侵食して腐食させている可能性もあるし、そうなればフレームから折れてしまうのではなかろうか。
つまりフレーム全体がしっかり錆びついているものを錆取りしても意味はないと思われる。
ほんで錆落としのあとは「防錆スプレー」を吹いておこう
とにかくあらゆる箇所に浸透させておくとメンテナンスになる