アディゼロ ボストン10とは?
全ランシュー最速の練習台(私怨)
ADIZERO BOSTON 10(アディダス)
参考・「(メンズ)アディゼロ ボストン 10 M/ ADIZERO BOSTON 10 M」adidas(公式)
参考・「(レディース)アディゼロ ボストン 10 W / ADIZERO BOSTON 10 W」adidas(公式)
※22年春夏カラーらしい。ボストン10自体は2021年の早い時期にリリースされているモデル。黒白カラーもカッコいいからおすすめだけど、赤系と青系のツートンはアディゼロのブランドカラーでもあると思うから(昔の?)大事にしてほしい(希望)
アディゼロ ボストン10とは?
「初心者を爆走させる靴」の魔改造モデル?
個人的に最も相性の良いランシューこそ「アディゼロ・ボストン」であります。
世界的スポーツメーカーであるadidasの誇るランシューブランド「アディゼロ」のファンランナー向けジョギングモデルなのかな。元々は(9以前)。アディオス、タクミ戦、ジャパン、ボストンの順で優しくなっていくような気がするけど。(ベコジは?アディオスの初出はよくわからないけど現在では厚底カーボンプレートの旗艦シューズの名前になっているよね?)ボストンとは一応、「初心者靴としても使える、十分かつ最低限度のクッション性能がありつつも、ファンランナー勢における最軽量級モデル(過去にはサブ5の靴)」だった。すなわち「ファンランナー最速かつ最軽量」のランシューこそアディゼロボストン。
しかし、10から一気に厚底化が進み、もはや全く別のランシューへと生まれ変わりました様子。
※【アディゼロアディオスプロ2の練習モデル?】…アディオスプロ系統はadidasランシューのマラソン旗艦モデル。つまりadidas最強のマラソンシューズ(2022年現在?)ボストン10はその練習モデルに選定されているとか(?)機能や価格的に。これはファンランナー勢を喜ばせてきたボストンの栄達であります。我々は見送ることしか出来ない。
※【余談?】…自分が愛用しているのがボストンブースト2。そして一気にボストン8がご登場するのだけど(3はあったけど)、海外モデルでは4567とリリースされていたのかな?そこら辺の事情はよく把握できません。とにかくいきなり10ものナンバーを数えている不思議な靴なのです。(さらにちなみにウルトラブーストもしれっと22とか出ているけどナンバー振られたのは19からで、22作も出てないはずだから、アディのやり口はとんでもない豪腕)
※【伝説的BOOST(ブースト)の消失】…最近ではその代名詞でありランシュー業界のブレイクスルー素材であった「BOOST(ブースト)」の名前が消えて「アディゼロボストン」のみの名称になったのかな。その他のアディゼロ全般がそうなんだけど。というかブースト自体がもう消えてしまった感がある。今のアディ最新鋭素材は「ライトストライクプロ」とか「5本指グラスファイバーロッド」とか。(アウトドア系ならレディとか)
参考・「アディダスとBASFが生み出した、BOOSTというテクノロジーの「仕組み」」https://wired.jp/ さま
「ファンランナー最速」より、「全ランシュー最速の練習台」になった様子(虚空)
アディゼロボストン10
メンズ
レディース
※現在ではこうした2022年春夏モデルが出ていますよ色が違うだけだけど(2021年モデルもあり)
アディゼロ ボストン11も登場(2022)
「アディゼロ ボストン10」の見た目プレビュー
インサイドビュー
アウトサイドビュー
クォータービュー
バックビュー/ヒール
フロントビュー(つま先)
アウトソール(足裏/グリップ)
アッパービュー/全体
全然いつものボストンじゃないね!(喜怒哀楽)
「アディゼロジャパン6」を履いた感じプレビュー
スタンドアップビュー
アラウンドビュー/全体像
トップビュー
アップビュー
※ちょっとコーディネート的にダサい履き方しちゃった(陳謝)1月は寒くていろいろ雑に(陳謝)
この赤系と青系のツートンこそがアディゼロらしい(最近はあまり見なくなったけど)
靴の特徴
「アディゼロ ボストン10」の特徴一般
- 軽くて速いスピードランシュー(10では疑問?)
- 足のアーチサポートが強い
- 夏に涼しい
- New!厚底モデル化(堅めで安定指向)
- New!5本骨状グラスファイバーロッド搭載(効果的な高反発推進力)
- ニュートラルプロネーション(つまり普通)
もはや、アディゼロとは?(哲学)
ランシューの機能
※流行りのカーボンプレートみたいな高反発素材アリ
(ボストンや匠戦やアディオスプロには5本骨状ロッドとやらが搭載されている。グラスファイバー素材だけど。カーボンもファイバーで繊維だけど。よくわからんのやけど。)
みんながようやくミズノウェーブの先進性に気づいた世界線?
スペシャル機能
5本骨状グラスファイバー「ENERGY RODS(エネルギー ロッド)」
[グラスファイバー素材を用いた5本骨状バー。トレーニング用途や一般ランナー向けに硬さが調整され、安定性と推進力をバランスよく発揮する。]
参考・「アディゼロ ボストン 10 M/ ADIZERO BOSTON 10 M」adidas(公式)
※最近流行りの最新素材カーボンファイバープレート系のブツかと。「高反発な推進力」という役回りなのかな。あるいは安定力も生む感じあるよねミズノウェーブのように(?)
※足の形に沿った5本指形状にすることでより効果的な推進力転換を促しているのやも(?)なんて?
なんだかんだで最新技術にはワクワクしちゃう(本音)
靴底のクッション性能
LIGHTSTRIKE PRO(ライトストライク プロ)
[クッション性、反発性、弾力性、軽量性など全てをハイレベルで実現した低密度高反発ミッドソール。十分な軽量性を保ちながら蹴り出し時の爆発的推進力を発揮。]
参考・「アディゼロ ボストン 10 M/ ADIZERO BOSTON 10 M」adidas(公式)
※ブーストの進化後継素材?
LIGHTSTRIKE EVA(ライトストライク エヴァ)
[圧倒的な軽量性と耐久性、安定性を併せ持ったEVAミッドソール。着地の安定性からスムーズな蹴り出しまで一連のモーションを支える。]
参考・「アディゼロ ボストン 10 M/ ADIZERO BOSTON 10 M」adidas(公式)
※補助素材?横ブレ防止とか言うてたけどブースト時代には?
「BOOST(ブースト)」の名前は残してほしかった(伝説は神話に成った)
靴裏のグリップ性能
CONTINENTAL RUBBER(コンチネンタル ラバー)
[自動車やレース用自転車にも採用されているContinental™ラバー。あらゆる天候、コンディション下における優れたグリップ力と、スリップによるエネルギーロスの軽減に貢献。各部位にパーツ分けされ異なるグルーヴ構造がスムーズなモーションを保ったまま地面をしっかりとつかむ。]
参考・「アディゼロ ボストン 10 M/ ADIZERO BOSTON 10 M」adidas(公式)
※とにかくよく効く。
ロード路面では最強のアウトソールだと思う
その他の素材と機能
CELERMESH2.0+INTERNAL SOCKCONSTRUCTION
[リサイクルポリエステルベースアディゼロシリーズ最薄最軽量メッシュアッパー。インターナルソックス構造やオーバーレイトゥキャップとの組み合わせにより優れた軽さとフィット性を両立。]
参考・「アディゼロ ボストン 10 M/ ADIZERO BOSTON 10 M」adidas(公式)
※なんて?
基本がしっかりしてるよね(最近の厚底ランシューはサポート力なさすぎて)
ランシューとしての立ち位置
アディゼロボストン10の「クッション性」はこれくらい(当社比)
サブ5クラス/おすすめシューズ | クッション性 |
ゲルニンバス22 | ★★★★★★★★☆ |
New!アディゼロボストン10 | ★★★★★★★★(?) |
GT2000-8 | ★★★★★★★★ |
ゲルカヤノ27 | ★★★★★★★★ |
ウルトラブースト/19※ | ★★★★★★★☆ |
ダイナブラスト | ★★★★★★★☆ |
ゲルカヤノ26※ | ★★★★★★★ |
ハンゾーU(2020) | ★★★★★★★ |
ダイナフライト4 | ★★★★★★☆ |
ウェーブライダー23 | ★★★★★★ |
アディゼロ/ボストン8 | ★★★★☆ |
アディゼロBブースト2 | ★★★★ |
サブ4クラス/トレーニング | クッション性 |
ライトレーサー2 | ★★★☆ |
ウェーブエアロ18 | ★★★ |
アディゼロジャパン5 | ? |
※ウルトラブーストに関してはあくまで前足部(フォアフット)を除いて「ミッドフット走法」および「ヒールストライク走法」時のみこの位置と判断
※ゲルカヤノはフォアフットがそこまで厚くなくなっているけど、「かかと部の分厚いゲル」による高い衝撃吸収性能を評価します(加えてゲル素材はその他の厚底盛り盛りフォームよりも衝撃吸収性能は勝っていると思う)
ふわふわグラつかないので、ゲル靴と比較できるレベルにありそう?(もうサブ5とか言ってられない時代になりましたのでカテゴリ分けはまた考えます)
アディゼロボストン10の「重さ」はこれくらい(当社比)
サブ5クラス/おすすめシューズ | 重さ |
ゲルニンバス21 | 約340g |
ゲルニンバス22 | 約325g(?) |
ゲルカヤノ26 | 約330g |
ウェーブスカイ3 | 約315g |
ウルトラブースト/19 | 約315g |
GT2000-8 | 約300g |
ゲルカヤノ27 | 約300g |
New!アディゼロボストン10 | 約275g |
ハンゾーU(2020) | 約275g |
ウェーブライダー23 | 約270g |
エボライド | 約250g |
ダイナブラスト | 約240g |
アディゼロ/ボストン8 | 約230g |
サブ4クラス/トレーニング | 重さ |
ライトレーサー2 | 約240g |
ウェーブエアロ18 | 約215g |
アディゼロジャパン5 |
サブ3クラス/レーシング | 重さ |
ウェーブデュエル | 約205g |
ターサーエッジ | 約200g |
アディゼロ匠戦6 | 約190g(?) |
ウェーブエンペラー3 | |
アディゼロ匠戦5 |
※メンズ 26cm 片足重量(自分で実測した値)/打ち消し線は参考の推定値
中量級(ジュニアミドル級?)
速評はここまで。
靴のデータ「サイズ感・ワイズ感・重さ」
【免責】
※以下に登場する数値はあくまで目安として認識いただきたい。(測り方が精密でもないので)「全体としてのサイズ感やワイズ感はどうなのか」という点に注目いただきたい。
体感「普通のサイズ感」
特に気になる点がないくらいには、
わりとフツーのサイズ感かな。
(甲がやや低めなのと、足幅がやや広めではあるけど)
※気になる点がなければこのような発言が続きます!逆に気になる場合はちゃんと話します!(ゲルニンバス21のように)あるいは(ターサーエッジのように)
サイズ感や仕様の短評
足のモデル
- ギリシャ型(割とスリムタイプ)
- 足のアーチはしっかりある
- (靴サイズは26センチでレビュー)
※このブログのランシューコーナーではすべてこのアンヨが「同じ状況下」にて試し履きしております(靴下の厚さも同じ)
靴の足長(サイズ感/長さ)
足長は、やや長いかも?
※26センチサイズ
※サイズ合わせの際は「捨て寸」といわれる「0.5~1センチ未満の空き」ができるようにしよう
※歩く動作をして「かかとが浮く」ような状態ならサイズを小さくするなど対応しよう(靴の形状や性質によってそうなることもあるのでサイズ感だけの現象ではないけど)つまりカカトが浮いてはダメ。
やや長めかもしれないとは思います(繰り返し)
靴の足幅(ワイズ感/広さ)
通常時
踏み込み時
数値(目安)
足幅は、わりと広め
※26センチサイズ/2Eワイズの標準モデル
※ワイズ合わせの際は「基本は両サイドにピッタリとさせて空きがなく、ぐっと踏み込んだときに張りすぎない程度」(数値以上に素材の伸縮性によって体感は大きく異なるよ)
※キツいとか痛いと思ったらまずは「靴紐をすべて緩めて」調整してみることが大事(できるだけピッタリしたほうが良いからね)
わりと広めだとは思います(繰り返し)
靴の甲(高さ)
余白
指を上に立てたとき
指を上に伸ばしたとき
足甲は、やや低め
※26センチサイズ
※数値以上に素材の伸縮性によって体感は大きく異なるよ
※キツいとか痛いと思ったらまずは「靴紐をすべて緩めて」調整してみることが大事(できるだけピッタリしたほうが良いからね)
やや低めだとは思います(繰り返し)
靴の重量(重さ)
約 275 グラム?
※26センチサイズ(片足)
※ダイナフライトやエアズームペガサスなどが260g以下で軽量のライト級と言えるし、ゲルカヤノやゲルニンバスなどのハイクッション&高サポート靴になると320gくらいのヘヴィ級になる。
※【他の靴と比較】…「アディゼロジャパン6は約230グラム」で「テンポネクストは約260グラム」くらいで「マジックスピードは約230グラム」くらい
わりと重くなったけれど(ボストンの過去作は230グラムくらい)、275グラムの靴が重いわけではないんだよね(過去には中軽量クラスくらい)
靴底の厚さ
フォアフット(前足部)
約 3.2 センチ
※26センチサイズ
※数値以上に素材によってクッション性能は異なるよ
※【他の靴と比較】…「アディゼロジャパン6は約2.1センチ」で「テンポネクストは約3.6センチ」くらいで「マジックスピードは約2.5センチ」くらい
分厚い前足部!!(ボストン過去作は1.9~2.1くらいでは?)
ヒールストライク(かかと)
約 4.5 センチ
※26センチサイズ
※数値以上に素材によってクッション性能は異なるよ
※【他の靴と比較】…「アディゼロジャパン6は約3.5センチ」で「テンポネクストは約4.7センチ」くらいで「マジックスピードは約4.1センチ」くらい
分厚いかかと!!(ボストン過去作は3.5くらいでは?)
ミッドフット(中足部)
約 センチ
※26センチサイズ
※数値以上に素材や形状によってクッション性能は異なるよ
(参考まで)……。
足のアーチ
※足のアーチサポートはしっかり存在
インナーソール(中敷き)
●はっきりアーチ形状あり
(着地して踏み込んだ際にしっかり伝わるレベル)
アッパー素材の添え具合
▲ややアーチ寄りのサポートを持つ?
いつものアディゼロらしいけど、アッパー側は弱くなったような印象?
足のアーチ(土踏まず)がしっかりある人ほどサポートが必要
ヒールカップの強さ
そこそこ堅い
※強いと着地時のブレ抑制に影響する/軽いと足の入れやすさや軽快さに影響する
そこそこ適度に
シューガイドの数
約6つ~7つ
※5つくらいが普通で(?)、4つだと弱いくらい(最近は6つくらいは普通かな)
(参考まで)……。
靴のメッシュ
アッパー素材
足周り
あまり伸びないが、それなりに涼しい仕様かと
※フィット感のための初心者ランシュー仕様
かつてのボストン搭載だったマイクロメッシュほど伸びないけど、涼しさは似ているのでは?
靴のグリップ
めっちゃよく効くコンチネンタルグリップ搭載。
※ブレ防止プレートなどがよく見えると初心者系のランシュー色が強くなり、スパイク状になるとトラックコース適用の競技モデルランシュー感が強くなる
これが大好きです
アディゼロ ボストン10の総評レビュー
【免責】
※レビューとは言え実際に走り込んでいるわけではなく、自分のランシュー知識と経験をフル活用したイマジネーションでもってその靴に触れたときのインプレッションやフィーリングをアウトプットしているだけですのでご参考までにどうぞ(走り込んでから評価が変わることはよくあること)
安定感のある厚底ランシュー(?)
なんか「ダムダム」する。
「厚底」って「フワフワ」して「グラグラ」するから「不安定」なんだよね。顕著なのは「ナイキのエアズームテンポネクストとかズームフライとか」だけど。カカトのヒールカップなんてないに等しいし(ズームフライはほんとに全く存在しない)、それだからなのか「前足部で走るフォアフット走法前提」みたいなところがあり、「走るフォーム自体を変えなければいけないレベル」だった厚底ランシュー。
(個人の見解です)
でもアディゼロの厚底は、
なんか堅い。
※「5本指グラスファイバーエネルギーロッド」も相乗しているとは思うけど
「ライトストライクフォーム(プロ・エヴァともに)」がそういう造りみたい(?)もともとは「爆進素材であるブーストフォームの補助として、横ブレ防止に入り込んだライトストライク・EVA」だったと記憶しているけど、「ブースト自体を進化させたかのようなライトストライク・PRO」も、ある程度の高反発設計だから堅いのかも。つまり「着地の衝撃を前進させる推進力へ転化しているような、ミズノウェーブ的働き」が生じているのかも。「5本指グラスファイバーエネルギーロッドが先導している」とは思うけど。
(個人の見解です)
最近は安定感が欲しかったからこれ好きかも(乙女座)
※ライトストライク・プロ素材のみの「アディゼロタクミ戦8」を履いて試したところ、どうやら「安定するのはエヴァ素材のみ」の様子です。
アディゼロ ボストン10の良い点(メリット)
意外とボストンらしかった
これだけフルモデルチェンジによる魔改造案件なのだから、さぞぶっ壊されているのかと思いきや、「あれボストンじゃんこれ」って感じ。「足のアーチあるし、厚底だけど不安定にならないし、涼しいし」という具合で。
※でも「デザインがサッカーのスパイク感のある運動靴感だった」とか「もっと軽かった」という点はないのだけど
厚底なのに安定感がある
これが最大級の特徴ではないでしょうか。adidas厚底ランシューとしての。つまり「厚底アディゼロのライトストライクフォーム(エヴァのみ?)は堅いのでフワフワせず不安定化しにくい」と。
※あと5本骨状グラスファイバーエネルギーロッドの存在も、安定感を与えているのかもしれないね。ミズノウェーブみたいな働き?
涼しめ
アディゼロはやっぱり涼しそう。自分が履いてるボストン2もそうだし、その後のボストンも涼しい仕様だった。(8は微妙?)ボストン10も継いでいる様子。タイプ的にもファンランナーとか日々のジョギングで使える靴だと思うので、夏場に履くには強くオススメできる。体感的にふわふわしないというだけで、衝撃吸収としてのクッション性能自体はあると思うからジョギング用ても大丈夫でしょう。
※このボストン10でも涼しめの仕様だと思うけど、サブ4クラスのスピード系ランシューであればそんなに珍しいことでもないことなのだが、「ギリギリでファンランナー向けの優しいクッションを持っていたボストンが涼しかった」ということがレアな特徴であったのですね。
安定感のある厚底ランシューってわりと珍しいのでは?
アディゼロ ボストン10の悪い点(デメリット)
履きづらい
なんか履きづらい最近のアディゼロ。シュータンの箇所の被膜がジャマ(笑)フィット感を高めてくれるサポートなんだろうけど、スッと履くことは出来ないね。しっかり履いてからしっかり走りましょうってことなら問題ないのだけどさ。
※これは同系統の「アディゼロジャパン6」でも同様だったけど、いくらかはジャパンの方が履きやすかった。造りがよりシンプルフラット構造な競技モデルだったからかな?
甲の箇所にトラブルありそう?
アディゼロジャパン6ほどではないとはいえ、ボストン10にも足の甲におけるトラブルが起こりそうな予感がある。自分の場合には起こらなかったけれど。(強調)でも基本的にやや甲が低いし、シューが締まりやすい構造もしているので、このあたりでトラブる人は多いかもしれない。可能性として。
※それだから履くときは、とくに自分の足の甲に注意して試し履きしてもらいたい。足の指を上に伸ばしたり立てたり、つま先立ちしながら座り込んで強く屈曲してみたり、あるいはシュー紐の調整をしてみたりして、違和感とか痛みがないように調整したい。(ランシューはアウトドア靴と違って柔らかいので、つま先付近のよく動く箇所に硬さを感じるような履き心地ならアウトなんじゃないかな)
※アディゼロジャパン6ではこれが最も気になった。シューの締め具合いである程度の調整は可能だろうけど、少なくとも自分の場合にはジャパン6においては、このキツさや違和感は取れなかった。
重い?
かつて「ファンランナー最速(自称)」と称されたアディゼロボストンですが、そう足らしめていたのは「最軽量級のサブ5ランシューだったから」なのであります。230グラムとか240グラムとかね。それが今回の厚底魔改造計画によって275グラムへの増量。もちろん、日々のジョギングするには重さなんて感じないレベルの増量だろうし、数々搭載された最新素材の反発パワーを利用すれば速く走ることは可能でしょう。しかし、「シンプルに軽いからこそ、足を回して駆けられた」という体験を失ってしまっていることは確かなのではないでしょうか。確かというより理論上は。まだ全然走っていないから。
まあ魔改造厚底化ランシューだから色々と仕方ないですね!
備考・扁平足の注意について(?)
※程度問題(?)このアディゼロボストンの厚底の堅さに対し、扁平足の人は注意したほうが良いかもしれない?
なんにしても、
フルモデルチェンジですから。
「それだったらボストンじゃなくて新しいシリーズ作れば良いじゃん」って気もするのだけど。気もするというより当初は憤りすら覚えたわけね。なんやねんと。とはいえ「アディゼロボストンの名前で更新され続けていくのも風流なのやもしれない」と想ってしまいました。よくわからんけれども。同じような靴であり続けるのも良いけど、
「最新技術で近代改修され続けていくのもカッコいいかも」と。
履いてみるもんですねと。都合よく。
もう自分がわかんない(なんだかんだで欲しくなったけど匠戦も履いてから決めようかなと思います)
新しいボストン履きたくなったよ「アディゼロボストン10」
靴合わせの注意点
縦のサイズはツマ先1センチ未満の「捨て寸」空き、横のワイズは「ピッタリ」するように合わせていこう。
※【縦サイズ】…歩く動作をして「かかとが浮く」ような状態ならサイズを小さくするなど対応しよう(靴の形状や性質によってそうなることもあるのでサイズ感だけの現象ではないけど)それでもカカトが浮くようなら別の靴を選ぶなども検討。
※【横ワイズ】…キツいとか痛いと思ったらまずは「靴紐をすべて緩めて」調整してみることが大事(できるだけピッタリしたほうが良いからね)それでもキツいなら別の靴を選ぶ。とはいえある程度はゆとり気味のほうがキツく感じるリスクは減らせるのは事実です。
※【カバーリング】…ある程度合わせてこれ以上フィットしないという場合でも「靴下2枚履き」などで対応すればOK。
Amazonなら試着システム完備・「プライム・ワードローブ(試着して買わないものは返送すればOK)」
フィッティング参考動画・「正しいシューズの履き方」ASICS Japan(公式)
自分ならいつものサイズで履けると思うけど(横のワイズがやや空くくらい)
アディゼロボストン10
メンズ
レディース
※現在ではこうした2022年春夏モデルが出ていますよ色が違うだけだけど(2021年モデルもあり)
アディゼロ ボストン11も登場(2022)
(大した変化のないマイナーアップデート版)
※これはあくまで「試履きのみ」のレビューである。
走り込んでみないとジョギングシューズとしての真価はわからない。
このコーナーは、
「試履きや触った時点でもわかるところについて楽しむ」
という趣で執り行わさせていただいております。
最近ではAmazonなどのネット通販でも試着が推奨されるという近未来でありますから。
Amazonのすごいシステム・「プライム・ワードローブ(試着して買わないものは返送すればOK)」
いろいろあれこれテストしてみたくなるというのが人のサガ。
その結果こうしてわかる点についてだけ記事にしているというわけであります。