これは『爆柔』ランシュー。
爆柔(ばくじゅう)ですからねあくまで
【速評】ULTRABOOST/19体感の評価
☆カカトで走れば最強のジョギングシューズ
☆史上最高の脱ぎ履き性能と他と絶するフィット感
☆めっちゃオサレ
★やっぱりブーストフォーム白すぎ
★ランシューとしてだけ見れば高価すぎる
★そこそこ重い
アディダス最高クラスのランシューを履いて街ジョグしたいなら買い。
アディダスというブランドにプラス1万円出せるかどうかでしょう
※このブログでおすすめする「普段履きに使えるオシャレランシュー」ランカーでもある
ULTRABOOST/19(アディダス)
「adidas Running | ULTRABOOST 19」adidas Running(公式チャンネル)
正式には「ウルトラブースト 19(ナインティーン)」
ウルトラブーストとは?19版とは?
「ウルトラブースト」はアディダス史上最高のクッション性能を誇り、なおかつ街で履けるオシャレなデザインとして生まれたランシューブランド。そしてこの19(ナインティーン)版はナンバリングではなく派生モデル名。(多分2019年から取っている)つまり19回リリースされているわけではなく、「さらなるクッション性能の強化」を果たした新モデルとして誕生。
アディダス史上最大のクッション性能をさらに超えるために生まれた靴!
強化版のウルトラブースト19
メンズ
レディース
本家のウルトラブーストはこっち
メンズ
参考・「(メンズ)ウルトラブースト / ULTRABOOST」adidas公式
レディース
参考・「(レディース)ウルトラブースト / ULTRABOOST」adidas公式
19よりはクッション性が少し低いってことになるけど、それでもadidasランシュー史上最高のクッション性能とオサレ感で話題
2020年は「ウルトラブースト20」も
メンズ
レディース
参考・「(レディース)ウルトラブースト20」adidas公式
とにかく2020年版のウルトラブーストがウルトラブースト20です(迫力)
2021年は「ウルトラブースト21」も
もはや派生ではなく本流になっている
靴を買うなら参考にしよう!「サイズ×ワイズ×カカク」
※足の縦サイズは「つま先1センチ空く」程度。横ワイズは「ピッタリフィット(まずは2Eから探す)」が鉄則。実店舗は試し履きがラク。ネットは安い。が法則。
セール品を1万ちょっとでゲットしましたよ。
今回はAmazonでも高価かったしプライムワードローブ試着もできなかったので、楽天市場で購入。このadidasのウルトラブーストって靴の定価はたしか2万4千円くらいの超高級ランシューなんだけど、なぜか楽天で1万4千円くらいのセール販売。(人気ないのかね?)そんでもって楽天ポイントが2千数百ポイント付いたので実質は1万円ちょっとのお値段だったから即購入。ブーストフォームがふんだんに使われているということで履いてみたかったから気になってたんで。
騙されなくてよかったけど!
その他ウルトラブースト19の世論
参考・「ランナーとの「共走」と「共創」──アディダスがゼロから再構築した「ULTRABOOST 19」ができるまで」wired.jp さま
ウルトラブーストの見た目プレビュー
インサイドビュー
アウトサイドビュー
バックビュー/ヒール
アウトソール(靴裏/グリップ)
アッパービュー/全体
クォータービュー
adidasのランシューは独特の流線型フォルムをもっていてオシャレだよね。最近はニット素材を使ったランシューに力が入ってるのが海外ブランドだけど、ナイキよりもフォルムが独自性あると思う。
結局オシャレに走りたければナイキかアディダスという世界
ウルトラブーストを履いた感じプレビュー
クォータービュー
トップビュー
アップビュー
場末のスナック並みの薄暗さで申し訳ないけど!
靴の特徴「爆発的にやわらかいオシャレなランシュー」

とにかく
ウルトラな厚底
による最大級のクッション性能。
※【ウルトラ】…極端な、過激な、極度の、みたいなとにかくウルトラ感あふれる語
とにかくウルトラなクッション性能があるのです!
ランシューとしての立ち位置
ウルトラブーストのクッション性はこれくらい(当社比)
サブ5クラス/おすすめシューズ | クッション性 |
ゲルニンバス21 | ★★★★★★★★☆ |
ウルトラブースト/19(ミッド~ヒールまで) | ★★★★★★★ |
ゲルカヤノ26 | ★★★★★★★ |
GT2000-ニューヨーク4 | ★★★★★★☆ |
ダイナフライト3 | ★★★★★★☆ |
1040(M/W) | ★★★★★★ |
エアズームペガサス34 | ★★★★★★ |
ウェーブライダー20 | ★★★★★ |
アディゼロ/ボストン8 | ★★★★☆ |
アディゼロBブースト2 | ★★★★ |
※ウルトラブーストに関してはあくまで前足部(フォアフット)を除いて「ミッドフット走法」および「ヒールストライク走法」時のみこの位置と判断
最大量のブーストフォームを積んでいるからね!
ウルトラブーストの重さはこれくらい(当社比)
サブ5クラス/おすすめシューズ | 重さ |
ゲルニンバス21 | 約340g |
ゲルカヤノ26 | 約330g |
ウルトラブースト/19 | 約315g |
ダイナフライト3 | 約255g |
アディゼロBブースト2 | 約244g |
アディゼロ/ボストン8 | 約230g |
※メンズ 26cm 片足重量(自分で実測した値)/打ち消し線は参考の推定値
意外と重いんだよねこの靴
ウルトラブーストがおすすめなのはこんな人(私見速評)
- 街ナカを走りたい(オシャレなランシューがほしい)
- 高いクッション性能がほしい
- 足がスリムか普通ていど(ギリシャ-エジプト型)
- 扁平足などで足のアーチがない人
- 脱ぎ履きしやすいランシューがほしい
※高いクッション性=重いという古いランシューの図式が残ってしまっているのが残念だけど耐久性は高いのやもしれない
街なかランニング用のオシャレな超クッションシューズ
ウルトラブーストがダメなのはこんな人(私見速評)
- スピード感がほしい
- 日に5,6キロ程度の短中距離を軽快にランしたい
- 足の甲が高い
- 夏場にめっちゃ使いたい(ニット素材の密着度などで通気性が低め)
- 普段履きにもガシガシ使いたい(フォームが白いから汚れる)
※オシャレに履きこなせるほどデザイン性の高いランシューだけど、分厚いブーストフォームが真っ白なのでどうしても普段の生活に使うとなると汚れ方が強くなると思うので
「街履き」をめぐって矛盾が起きている感じは否めないけど
速評はここまで。
以下メリットとデメリット。
史上最大級のクッション性能(かかと~ミッドのみ)
まずはこの
爆発的クッション性能
が最大の特徴。
特定のアディダス系ランニングシューズには「よく跳ねる」として業界を震撼させた「BOOST(ブースト)」が使われる。自分も既にアディゼロボストンブーストという靴を愛用しているが、このウルトラブーストはそれを「これでもか!」とふんだんに使用。だから単純によく衝撃吸収するしよく跳ねるし高価いというわけで。
BOOST(ブースト)とは?
それは衝撃を受けるだけではなく反発させて走力に転換する仕組みで、かのアシックスも対抗するべく「FlyteFoam(フライトフォーム)」を開発するなどこのブースト起点でランシュー界は大きく回天を始めたという業界のブレイクスルー素材。
その秘密兵器ブーストを最大級に搭載したウルトラブースト。19(ナインティーン)はこれをさらにブースト漬けにしたというのだから理論上それは「ランシュー界最大のクッション性能」としても言い過ぎじゃないと思う。
それがウルトラブースト系の最大特徴(だとおもう)
たしかに最近ではこんな怪物靴も多いよ。
公式サイト・「METARIDE(メタライド?)/製品情報」アシックス公式
参考/4万円のランシュー!?・「[アシックス] MetaRide メンズ ランニングシューズ [並行輸入品]」
ハンバーガーなの?
この頃になると3万とか4万とかするハイパークッションシューズなども存在しているので「史上最高のクッション性能」とは言えないところもあるけど。でもこんなのは常軌を逸したサイズ感だと思うので社会通念上ウルトラブーストくらいが基本的立場に立っていると私は言いたいのです。
履いてはみたい(笑)
過去最高に履きやすい(個人歴)

ニット素材すげえ。
最近では増えているニット系の素材。よく伸びて縮むから素でフィットする。このブログでは「ランシューでいちばん重要なのはフィット感」という事になってるんだけど、もうニット素材がそのために最も効果的だということを認めざるを得ない。「ストレッチ」しながらフィット感を生みつつ「ホールド」して安定感をも造る。それがニット素材ランシューの驚異さ。
やべえフィット感。


靴紐(シューレース)を4箇所で締めることになってるけど、できれば5つあるとホールド力が強まるのでイコールフィット感も良くなる。だけどこの靴は4つで十分だし、いろんな足の形にフィットしやすい。そこはニット素材だからなのか、加えてこの靴ならではの造形技術なのかはわからないけどとにかくニット素材は素晴らしい。
※逆にニット素材のデメリットは通気性が低くなることでしょう。荒いメッシュ素材よりは熱がこもるのは確か。だから理論上では夏場にベストなランシューとは言えないかな。
モーレツに脱ぎ履きしやすい。

ニットだから?なんだろ、厚底であることで靴の入りが浅い点もあるのだろうけど、それで靴が脱げるということもない。つまりよく聞く「カカトが浮く」というような現象は起きていない。それはつまりフィット感が強いことを証明してる。これが確かにスリッパなら当然脱ぎ履きはしやすいだろう。スリッポンとか。でもそれじゃ走れないはず。カカトが浮くし力が入らないしペタペタ邪魔になる。でもこの靴はそうじゃなくて、「フィット感強く足に吸い付いてくるのに、脱ぎ履きもしやすい」のだ。これは自分が履いてきた靴の中で最高に履きやすい靴だよ。
ランシュー界全体でみても明らかにそれを目指しているのが分かる
「街履き」や「シティラン」のためのおしゃれなランシュー

デザイン性も最重要課題。
それがウルトラブースト、というかアディダスの「ブースト系」ランシューの特徴なんだと思う。最近のフィットネスブームと言うかジョギングブームによって多くのファンランナーが大挙しているというこの市場。
ファンランナーとは?
フルマラソン愛好者や市民ランナーと呼ばれるような「記録をめざす」層ではなく、ダイエットや健康のために適度に運動を楽しもうとするファンレベル層のことを指す。そしてときにはそうであろうとするだけで実際にはほぼ走っていなかったりもする。靴買って2,3日履いて満足。(このブログ感では)もちろん自分もプライド持ってこの層の住人である。ヒザは痛めたくない。
むしろ
「街履き、普段履き専用」
のプレミアムジョギングシューズ。
これがウルトラブーストの至上命題。あるいはその系列で最高峰になること。(ゆえに購買層はかなりリッチなお金持ち層なんだと思う)そんなもんだから「脱ぎ履きしやすい」というのもすごく大事だし(リムジンにあぐらをかいて寝たいときベンリでしょまったく)、でも足を痛めないように柔らかくなければいけないし(長時間のウインドウショッピングなどにも対応してなおかつ間違っても貴重な人材たちの足を痛めないように)、走りやすいように反発させなきゃいけないし(優秀なビジネスパーソンとしての仕事のパフォーマンス向上のためのソリューションとしてランするわけだから)、そんでもってオシャレにもしなくちゃ買ってくれない。靴なんてファッションの中でも最大注意払われるアイテムなんだし、相当オシャレじゃないと目もくれられない。(オシャレ層の奇抜なファッションセンスはともあれ)
ジムに履いていって筋肉と合わせて自慢できるくらいのレベルじゃないとね!
とにもかくにも、
それがウルトラブーストという靴の特徴でありメリットですな。
履いてる人を嫌わないでくださいセールで買った人もいるんです!
ランシューの機能

BOOST(ブースト)
クッション性と反発性を両立した革新的ミッドソールテクノロジー。バネのような新感覚クッションで、少ない力でどんどん前へ進みます。
アディダス公式・「adiZERO boston BOOST 2」
オプティマイズドBOOST™フォーム

ミッドソールには、初代のUltraboostと比較して、20%増量したBOOST™フォームを搭載。反発力とクッション性を兼ね備え、パフォーマンスに貢献します。
あんなにハネるブーストフォームが最大限贅沢に使われている!
プライムニット360

ソックスのようなシームレスウーブンのプライムニット360 アッパーが足を包み込み、快適性と軽快なパフォーマンスを組み合わせた、かつてないフィット感を提供します。
とにかくストレッチ&ホールド素材!
トルションスプリング

これまでのUltraboostよりも長いデザインのトルションスプリングは、ミッドソールのオプティマイズドBOOST™フォーム内に組み込まれ、自然な重心移動による推進力に貢献し、着地のたびにミッドソールと連動し、ランナーの次の一歩の蹴り出しの力となって還元します。
※これはよくわからない!マカロニ?
3Dヒールフレーム

足の動きに合わせてサポートするようにデザインされた3Dヒールフレームは、頑丈でありながらプライムニット360に調和する素材で構成し、軽量化。踵をしっかりホールドしながらも、同時にアキレス腱をサポートします。
強いサポートではなく、動きやすさ最優先な邪魔しない最低限サポート
コンチネンタルグリップ

そしてadidasのランシューで忘れちゃいけない機能こそ、世界的に有名なコンチネンタル社(タイヤメーカー)によるグリップパワー。
無駄な動きを消し去ってくれるグリップの強さ
ランシューのタイプ
ウルトラクッションモデル
軽めのジョギングやダイエットにおける脚に優しい仕様、及び長距離ランニングなどで用いる。いわゆる「底の厚い靴」である。
※とはいえ一般に言う「厚底シューズ」とは異なり、「運動性も高い」という不思議な設計が為されている(その分、ハイクッション靴としてはちょっと使い方に癖があるので注意)
たしかに厚底でクッション性あるけど「ヒールストライク走法」専用
※【ヒールストライク走法】…かかとで走るってことですよ。
フラット系(ニュートラルかアンダープロネーション用)
サポート機能は弱く、あくまで全体のフィット感でソフトに支えるナチュラル設計
だからやはり万人が足を入れやすい
デザインはアディダスらしいシティ感
街履きや普段履きのために開発されたシティラン向けモデル
まあデザインは好き好みだけど一般的に言ってオシャレだと思う
デメリット(悪い点)
やはりブーストフォームが真っ白すぎる
https://www.youtube.com/watch?v=zL36_zgdmNM 参考動画・「1 MONTH AFTER WEARING ADIDAS ULTRABOOST 19 PROS & CONS」Hes Kicks さま
単純に汚れが目立つ。
ブースト系のランシュー全般に言えることだけど白すぎ。勿論これはアディダスの靴に限ったことではない。ナイキも白いしアシックスも白い。なぜこうまで白いのか。単純にシロという色がオシャレで万人受けしやすい配色だからかもしれないし、これまた単純にすぐに買い替えてほしいからかもしれない。実際これはランシュー業界にとって矛盾しているから仕方がないのかもね。「良い靴」を作れば作るほど評価は高まるけど、そのぶん靴の耐久性も上がっちゃうから購買回転数が悪くなるのかもと。まあそこら辺はあまり踏み込まないとしても、白くて汚れやすいのは確か。しかも厚底になればなるほど汚れは目立つわけだから。
これでは「普段履き用にどうぞ」とはそこまで言えないからね実際。
とはいえ黒いフォームにカラーリングされたモデルも出ているので、どうしてもという場合はそれを選べば良い問題でもあるけどね。「通勤お仕事履き用のオールブラックカラー」も導入されているし。ただファンランナー勢にとっては靴のカラーリングはかなり重要で、その場合には黒フォームなどを最初から基調にして色展開されている方が選択肢が広がって良いと思うのだけどさ。まあココらへんは好みもあるし、個人的には街履きはあまりしないから白くても良いのだけど、最低でもオフホワイトくらいにしていただけたら良かったかなと。
これはランシュー業界全体の問題だけど
比べて高価すぎる
メンズ・「[ナイキ] ズーム フライ フライニット (ブラック/26.0/Men's)」
レディース・「[ナイキ] ズーム フライ フライニット AR4562-164SP19 (ホワイト/24.0/Lady's)」
ウルトラブースト系は高価い。
これは事実。元々3万近いお値段だったみたいだし、今回のウルトラブースト19でも2万4千円と非常に御高い。「これだけの機能やデザインやブランドに比して」値段が高いと言っているのではない。それは人それぞれが各々決めれば良いものだしね。
その他の「ニット素材でクッション性が高くてオシャレなジョギングシューズ」に比べると高価い。
と思ったわけであるね。以上のようなランシューが欲しいならナイキの「エアズームフライニット」のほうがコスパは高いでしょう。1万4千円くらいじゃなかったかな。(平均実売価格)ニット素材でなければasicsのダイナフライトもおすすめだし、探せば機能性的にはコスパの良いシューズが多いでしょう。
というかアディダスにも「ピュアブースト」という廉価格帯の名作ランシューがあるのだし
参考・「ピュアブースト ゴー / PUREBOOST GO」アディダス公式
現在の主流は「ピュアブースト GO」みたいね
フォアフットがちょっと薄い中途半端さ

スピードも出すためか。
このウルトラブーストは、前足部(フォアフット)が少し薄いと思う。「最大量のブーストフォームを使っている」にしては。そこは薄くして前傾姿勢時のダッシュを走りやすくしているのかもしれないけど、中途半端に感じた。走るときは中足部で走る「ミッドフット走法」や、かかとで走る「ヒールストライク走法」で走れば良いし、また普通の人たちはそうやって走る(ジョギングペースだと)のだけど、歩くときはつま先も結構使うので「最大級のブースト量」の恩恵を感じづらい。
つまり歩くときなどはクッション性を感じづらい。
勿論ダッシュしやすくするための構造的なデザインというだけでなく、走行時のブレを弱くするためかもしれない。前足部も厚いダイナフライトやズームフライなどの厚底シューズはブレが大きい。(それほど大きく足を上げずに単純動作で走るだけのラン動作ではそこまで問題ないと思うし、サポート機能がついていればなおのこと抑制できる感じはあるけど/ズームフライはわからないけどダイナフライトはサポート機能なし)着地はカカト辺りでできるとしても、蹴り出しのときにある程度フォアフットが使われるわけで、これが少し低くなっていることで足を取り回しやすくしているのかもしれない。(個人的所感なので注意)前後厚底のダイナフライトよりも左右の運動性は明らかに高いと感じたから。
でもフォアフットもブースト盛り盛りにして跳ねさせてくれたほうが良かった
靴のデータ「サイズ感・ワイズ感・重さ」
※以下に登場する数値はあくまで目安として認識いただきたい。(測り方が精密でもないので)「全体としてのサイズ感やワイズ感はどうなのか」という点に注目いただきたい。
体感「シュッとしてキュッとしたサイズ感」

わかるかな。
フィーリング重視のコメンテーターとして活躍しておりますけれど申し訳。まあウルトラブーストは「細くて低い」とよくいわれる海外ブランドシューズにしては横ワイズはそこそこ普通だと思うけど、甲はやはり低めの設計。ただしニット素材による靴はそれの伸縮性能によるフィット感を売りにしているので基礎デザインだけではその履き心地は測れない点がある。
自分みたいなギリシャ足にはとくになにも問題はないですが!
靴の甲(高さ)
足の甲は低め
※26センチサイズ
※ニット素材である点に留意
やはりオシャレ靴の定番としてなのか甲は低め(ニット素材だから数値以上に伸びて対応してくれそうだけどね)
靴の幅(広さ)
約9.7cm
※26センチサイズ
アディダスシューズにしては意外と普通のワイズかと
靴の重量(重さ)
約315g
※26センチサイズ
数値上は割と重めなのね(履いてると何故か軽く感じるけど)
靴底の厚さ
フォアフット(前足部)
約2cm以下
※26センチサイズ
※スピード系のアディゼロボストンに近しい
前足部は少し薄いと思う
ミッドフット~ヒールストライク(中足部~かかと)
約41cm
※26センチサイズ
※手持ちのランシューで一番分厚い(ダイナフライトでも30ちょっと)
とにかく分厚いメガクッション靴でしょう
足のアーチ
足のアーチはほぼないフラットデザイン
※ベタ足な扁平足の人にはよろしいと思うし、しっかりアーチがある自分みたいな足でもとくに問題は起きない「ことなかれ」なデザイン
ニット素材によるフィットサポートだけで乗り切る気満々か
【総評】走り方しだいの爆発力
adidas(アディダス)信者なら履けばいい

「前足部の薄さ」がどうにも気になりました。
まあこれで足の取り回しやすさというか、つまり普段履きにおける運動性能は上がっているのかもしれないけれど、全体のクッション性能が半端な気がする。みんなそんなに長時間歩かないのかな。うんそんな気がする。
みんなそんなに長時間歩かないのかな(確信)
意外と重いから「スピードは出さないように走る」のがおすすめ

ジョギングするときは「カカトから落ちるように走れば」OK。
それが「ヒールストライク走法」である。まあ普通の走り方ですな。カカト走りってのは。踵から着地して、やがて前足部のフォアフットで蹴り出すのが普通。ダッシュするときはみんな前傾姿勢の「フォアフット走法」になるけど、長距離マラソンでもそうやって走るスピード重視のワザがあるらしい。勿論ファンランナーたちはそんなヒザに悪そうなことをする必要はない。スピード上げていくときは中足部で走る「ミッドフット走法」的なことを意識すればOK。
意外と重いから後半に足を速めに動かすのもつまらない点がある。
まあこれは人それぞれで、普通に前傾姿勢のフォアフット気味に走ればスピード自体は上がるのだろうけど如何せん大量に積まれたブーストフォームが重い様子。走ってみると。フィット感がすごいからなのか履いて足を動かしているだけではまったく重さを感じさせないんだけど、いざ走り込んでみるとやっぱりなんともノリが悪い。ダイナフライトなどと比べちゃうと。
クッション性を活かしたいなら「踵から落ちて、ブーストの反発性だけで推力を得る」のがベストなのかと。
見た目オシャレでスマートな割にはドスドス走る感じなのが面白い。でもこうすると確かにブーストのビョンビョン跳ねる高反発パワーを感じることができるし、脚にも優しい感じ。スピード上げて走るのはおすすめしないね。
※あくまでも独自の見解です
「いま一番脱げるランシュー」として売り出したいほど

「爆柔ランシュー」ではなく。
売り出し方間違えたかなこれ。「脱いでもすごいランシュー」的なグラビアで売り出せばよかった感あるけどウルトラブーストは。とにかく脱いだり履いたりが恐ろしくラク。ニットだからなのかね。そしてフィット感がすごい。すごいっていうか簡便。フィット感を強める判定がラク。すぐフィットする。
割とテキトーにサイズ合わせしても相当なジャストフィットしてくれると思う。
ランニングだけの目的ならどうでもいいだろうけど、一日の内に何回も靴を脱ぎ履きするような活動するならベンリなことは確か。正直「ハイパーなクッション性能」などはすでに厚底のダイナフライトなどで経験しているから驚くことはなかった。けどこのクイック性能とも呼べるストレッチ感のあるホールド性能、
すなわち「ニット素材によるフィット感」の驚異的実力だけは認めざるを得ない。
ランシューとしては他に比して高価でコスパ悪いけど、「adidasのクッションシューズ」としては最高レベルなのは確かです
「ウルトラブースト改」の系譜
もう通常ウルトラブーストは出ない様子(?)
おまけの比較
厚底クッションのランシュー
対ダイナフライト
ダイナフライトのほうがジョギングには絶対向いている!
※まず前足部のクッション性能がとても高い。フニッフ二だ。フィット感はかなり劣るけど、単純動作のジョグやランをするだけならこのハイレベルなクッション性能はやみつきになる。そして軽いから軽快に走れる。
とにかくジョグ目的だけならダイナフライトがおすすめ
ニット素材のランシュー
対ネットフィット
値段を考えなければウルトラブースト推し!
※そもそも価格帯が違うので(人気ないので実質ネットフィットは8千円くらいで買えるし)アレなんだけど、ネット機構を使いこなすのが面倒な場合はウルトラブーストのニットによるフィット感のほうが使いやすい。クッション性はもともと別なので比較もなにもないけど。ネットフィットはスピード系だから。そもそも厚底すぎる今どきのランシューの風潮に対するナチュラルな履き心地としての強みもあるわけだし。
中学生に大学生がケンカ売ってる感じになるのでここでやめますよ!
同じアディダスのランシューブランド同士
対アディゼロ(ボストン)
涼しい!軽い!足のアーチサポート!
※ということで同じアディダスのランシューシリーズとして対極にあるのが「アディゼロ」である様子。オシャレさとクッション性能の「ブーストシリーズ」と分けてきている様子。最近は。もともとボストンもブーストって名前についていたし靴にも積んでいるにもかかわらずブーストの名称が名前から消えているし。
ウルトラブーストの逆機能がほしいならアディゼロ!
ウルトラブースト19買いたいなら!

Ultraboost 19(ウルトラブースト ナインティーン)
楽天市場やヤフーショッピングでセール品捜す
たぶん楽天とかヤフーで捜すほうが安く買えると思う
※【安すぎて偽物掴まないように】…あまりに安すぎると流石に怪しいわけですけど、販売業者を検索にかけたりするなどして裏を取ろう!いまどき銀行振込だけとかも怪しい!とにかくいろいろググりましょう!
※ちなみに自分が買ったのは「ステップスポーツ・楽天市場店」というところだよ!たぶん大丈夫だよ!(あとアルペン楽天市場店とロコンド楽天市場店はおすすめ)
「ピュアブースト GO」が現実的
正直デザインが好きなだけならピュアブーストで良いと思う!