このランシューは「全能」なのか?
ジ・オールマイティ?
【速評】DynaFlyte3体感の評価
☆フワッフワ飛ぶ
☆クールなデザイン
☆ランに関しては万能で誰にでも推せる
★フィット感などはそこまで強くない
★だから「誰かにとってベストな1足」になりづらい
★厚底なので横の動きには弱い
単純動作のランニングフォームには万能なシューズ。
※ただサイズ合わせや靴下調整などで「ちゃんとフィットさせていれば」あまねく万能
口コミ評価するブログっぽくいかさせていただきますパート2
↑新作となるダイナフライト4のレビューはこちら
パート1(2017~2018シーズンの相棒)
パート3(2018~2019シーズンの相棒その2)
DynaFlyte3(アシックス)
公式サイト・「ダイナフライト3」asics
2018~2019シーズンジョグ新相棒予定の飛脚
ぼくは漆黒と紅蓮の翼を得ました(真顔)
その他のカラーデザイン
メンズ
スタンダードな白黒ツートンカラー・「[アシックス] ランニングシューズ Dynaflyte 3 メンズ ブラック/ホワイト 26 cm」
夜に光るライトショーバージョン
レディース
ダイナフライトの看板娘的なテーマカラー・「[アシックス] ランニングシューズ Lady Dynaflyte 3 レディース ブラック/フラッシュコーラル 24 cm」
夜に光るライトショーバージョン
アシックス史上最高にオサレなデザイン
※【ロードホークとの違い】…このダイナフライトのようにクールなデザインのasicsランシューに「roadhawk ff2」という靴があるが見た目がダイナフライトに似ていることから比較される。どうも用いられているフライトフォームのタイプが違うらしくダイナは「ライト(高耐久)」でホークは「プロペル(さらに高反発?)」みたいなことなのかな。それに少々靴底が厚そうなのでより長距離のマラソン用っぽいけどどうなんだろうか。今度履いてみようかね。
靴を買うなら参考にしよう!「サイズ×ワイズ×カカク」
※足の縦サイズは「つま先1センチ空く」程度。横ワイズは「ピッタリフィット(まずは2Eから探す)」が鉄則。実店舗は試し履きがラク。ネットは安い。が法則。
今回はAmazonの新サービス「プライム・ワードローブ」で試着の結果、
買うてもうたで。
猫とか犬もそうやって売れていくとかね
※プライムワードローブに生体取引は存在しません勘違いしないように比喩表現だからボケの威力を軽減させたくないのに全く一応書いとくよこりゃ
特徴「飛ぶようなクッション性があるランシュー」
「厚底」により「反発力」と「クッション性」を実現。
運動性は低いが、走り出したら止まらない仕様
かなり「クッション性」の高い靴
サブ5クラス/おすすめシューズ クッション性 ゲルカヤノ23 ★★★★★★★ GT2000-ニューヨーク4 ★★★★★★ 1040(M/W)
※2017年までのモデル★★★★★★ ダイナフライト
※実質もっと上★★★★★☆ エアズームペガサス34
※実質もっと上★★★★★☆ ウェーブライダー20 ★★★★☆ アディゼロBブースト2 ★★★★ ※ダイナフライト3固有のものではないが全体的な位置づけの参考データ(当社比)
※2018年モデルの1040(ハンゾーU)はダイナフライトより下、というかウェーブライダーと同じくらいだと思われる
かなり「軽い」シューズ
追記
26cmサイズを実測したら更に軽い250グラムだった
サブ5クラス/おすすめシューズ 重さ ゲルカヤノ23 約325g GT2000-ニューヨーク4 約300g エアズームペガサス34 約285g 1040(M/W) 約280g ウェーブライダー20 約280g ダイナフライト 約270g アディゼロBブースト2 約244g ※メンズ27~28cm 片足重量(メーカーや販売店による表記)
※ダイナフライト3固有のものではないが全体的な位置づけの参考データ(当社比)
ダイナフライトという靴は「飛ぶようなクッション性」を実現したランシュー。
「クッション性が高い」=「衝撃吸収力」=「ゲルシューズ」=「ゲルを増やす」=「重たい」という図式だった今までのasicsブランドにおいて新風を吹かせたブランドこそがこのダイナフライト。
新発明された軽量で高い反発力のある「フライトフォーム」をその身に最初に与えられた(たぶん)ランシュー。
いまやasicsの主力ジョグシューズのありとあらゆるブランドに標準搭載された新素材のオリジンとも言える純血種がこの靴なのである。
ポケモンで言ったらミュウみたいな
以下、
靴の機能説明。
機能「万能でクールでよく飛ぶ」
フォアフット(踏み込み前足部)がこれだけ
フワッフワする
のはすごい。
いやフニッフニ?
「クッション性の高い靴」とは「初心者におすすめなジョギングシューズ107選!」などでよくいわれるけど、なかでもフォアフット(前足部/踏み込み部)がここまで反発してくるのはなかなかない。
※アディダスのブーストフォームも跳ねるけどだいたいフォアフットは薄いので。(ただウルトラブーストなら跳ねるかも)
「踏み込み時にかかるハイパワーで膝を壊す率」を軽減してくれるだろう
生きた新素材「フライトフォーム」の血脈
アシックスの新・生物兵器。それがフライトフォーム。
簡単に言うと「軽くてよく跳ねる」というもの。コレは業界を一躍席巻したアディダスの「ブーストフォーム」の驚異に対抗するべく開発された模様。(当時ブーストの騒がれ方は異常だったみたいだし)まあつまりパクリみたいなもんなのかねどうかねよろしくおねがいします。(人造人間に対するセルみたいな?)
フォームの中に「強靭な有機繊維」を用いることで軽量性とクッション性を両立させているとか。
有機繊維というのが生物イメージにつながるのか、初代ダイナフライトは生き物をモチーフに売り出していた感じだったね。フライトフォームがドクンドクン脈動してエネルギーを胎動させているようなそんな感じ。アニマルテイストな。バイオメカニクス(生体力学)というらしいけど。
そのフォームは生きているのだ!!
ダイナフライト3では「フライトフォーム・ライト」に進化したらしい。
次世代高機能素材として注目されている「セルロースナノファイバー」とやらを活用し、「強度を約20%、耐久力を約7%向上」させたらしい。
※だからなのかフライトフォームのビジュアル的特徴だった繊維質な見た目がなくなって、「ちょっとシワが目立つようになった」のが残念なところか。
有機繊維感のアピールはもっとほしいところ
コレまた新スタイル「アダプトメッシュ」のクールさ
コレが色んな意味でクールさの源。見た目も通気性も良好。
それがアダプトメッシュだとか。それは“汗くさい部活感の象徴”とまで謳われるasicsのブランドラインをうまいこと意匠化してしまったし、加えてそれは高い通気性を纏ったヴェール状のメッシュ素材ときた。さらに伸縮性もそこそこにフィット感にも関与する。コレによってダイナフライトはタウンユース(街履き)でも不思議のないクールさを備えることができたのである。
※ただもっとゴムやニットみたいに伸縮性の高い素材なのかと思った。しかしサラサラしていた。つまりそれで通気性のほうが高く保たれ、フィット感は二の次といったくらい。
みればみるほどクール!
だいたい特徴的なところはこのくらい。
辺にごちゃごちゃしていない。
大らかでシンプルなデザインこそ、
神に最も近い姿。
なにがいったい「神」なのか?
ランに万能だから。
「神」はみんなのもの
※GODではなく。八百万の神々という「万物に神が宿る」という意味の。
ゆえに初心者の最初のランシューなんかにピッタリだと思う。「初心者におすすめするジョギングシューズ2076選!」とか多すぎでしょあれ。初心者なめんなよって。多すぎて困るよって。結局どれなのっ!つって。初心者をさらに惑わしてるっ!つって。全部おすすめやろっ!つって。もっと絞って!つって。こっちの怒りも思いのほかエスカレートしてきたよ!つって。
ウチなら1つに絞れます
「造り」がとにかくフツーだと思う。
いわば「決定的なハズレの少ない」ランシュー。
足のアーチの箇所もなだらかなカーブだし、硬い素材はないし、ヒールカップもそこそこだし、足裏にねじれ解消ガイダンスなどのサポートもないし、甲も低すぎない、「平坦」な内部構造。つまり「ニュートラルプロネーションのシューズ」だ。
いわゆる「人類が神から授かった足の形を邪魔しない。」フォルム。
※ただ走りの点では「厚底」なので「横の動き」や「大きな着地」となると苦手だ。あくまで単純動作のランニングフォームに特化したシューズだと思われる。
つまり万人の足をいれやすいってこと
いわゆる「万人向けのシューズ」に多く搭載される強いサポート機能。
有名な「ゲルカヤノ」や「GT2000-ニューヨーク」や「1040番シリーズ(NB)」などもクッション性が高いが、デザインはサポート型でもあり、「クセのある足の人」にはベストな選択とはいえなくなってしまう。理論上は。
特に「扁平足」という足のアーチのない人は避けたほうが懸命。
カヤノは硬い素材を内側に入れて支える仕組みだから当たると痛い感じ。1040はアーチ部を伸縮させるフィット感でサポートする仕組みなので当たるとキツイ感じ。※まあそれはオーバーのサポートってわけじゃないけど。どちらもアーチが全くない人にとっては困る感じ。
そんな場合にはニュートラルシューズにスーパーフィートを併用するのがテッパン。
そしてクッション性や走りやすさも抜群に良い。
アディゼロbブーストのときもそうだけど、コレはクッション性がかなり高い靴なのでやはり初心者ランナーやダイエッターやスロージョガーやお洒落に街ナカを走りたいファンランナーたちの守護神。
だからとにかく万能。
というか全能。
ランニングやジョギングに限り。
ジ・オールマイティ(ラン)
※ここでいう全能や万能の意味は本来の「すべての能力を司る」というほどの意味じゃあなくオールラウンダーという程度の意味だけど
以下、
注意点
【デメリット】ただしサポート機能はほぼない。
神が人間の失敗作なのか。
by ニーチェ
ほぼすべてが2の次の能力。
フィット感もそこまで強くない
このブログでは「フィット感」を最大の重大事として捉えているけど、ソレに関してもアディゼロbブーストやネットフィットなどには確実に劣る。
※靴下調整などでよりフィットさせることはできるが、そのアタリ判定がわりとシビアということ。だから基本的にはそこそこのフィット感で走ることが多いと思われる。
衝撃吸収力はゲルやイグナイトのほうが高い
衝撃吸収力や耐久力で言えば、GT2000やゲルカヤノやゲルニンバスなど本家のゲルシューズたちに劣るだろう。まあ質も違うけど。(イグナイトは厚さにもよる)
「横」や「大きな着地」における運動性能も高くない
厚底ソール(いま流行ってるらしいけど)だからフォームを崩しやすいという古来からの欠点があるのは確か。
だから激しく動き回ったり飛び跳ねたりするような(バスケやアトラクション型の動き?)運動には適していないと思う。車を避けるために横飛びするなどの動作にも。つまり「足をくじきやすい」可能性が高まる。
「横」の動きや「落差のある着地の安定性」は低い。
※とはいえ、サイズやワイズを合わせて靴下調整などでちゃんとフィットさせればサポート機能の弱さなどは問題じゃないし、ブレも少ない。シューズとは元来そういう物。全体でサポートしてくれる物。
足をそれほど上げずに一定のリズムで振り子のように走るジョギングやランニング運動に特化したことで、高いクッション性と反発性を実現しているわけなのだ。だから厚底も仕方ないけど。(コレは今流行りのナイキ厚底シューズたちにも当てはまるだろう)
デザインは正直好き好みだし、値段も安くはない。まあ高すぎはしないけど。
とくにフィット感が最高レベルじゃない点が個人的には惜しい点
もちろん、二の次じゃない能力もある。
「飛ぶようなフワッフワ感」による走快感やライド感溢れる乗り味とか。軽いので疲れてきたあとでもスピードの変更も自在にしやすい。(後半ペース上げやラストダッシュなど)そんなペース変更型なトレーニングでもベンリだしね。
走ってるときの軽快感やノリの良さは流石
結果、
「誰かにとって最高の1足になりにくい」
神は全能だが「最愛」ではないのだ
しかし、
神は等しく我々を愛したもうた。
確かに最高レベルのものと比べればフィット感がないのは確かだが、
その他のものに比べれば大いにあるし、
最高レベルのフィット感じゃないからこそ、
万人の足を入れやすい余地
が生まれる。
神は見るものによって姿を変える説
だからこそ、
「まずはこの1足をおすすめできる」
というわけである。
目覚めよ。
それこそが「初心者におすすめするランシュー」と言うにふさわしいのではないかご静聴ありがとうございました次回作にご期待下さい。
さすれば神は我々を助けるであろう
ただし合わない人もいるみたい。
アマゾンレビューでは「フライトフォームが合わない」という情報を載せておられる方もいらっしゃるし、実際にはどんな靴でも不都合は避けられないといえるだろうね。
ただ自分がこのブログのダイエットなり日々のジョギング習慣なりにおすすめする
「最初のシューズ」がこのダイナフライトであることは、
以上の通り主張できたものと信じる。
実際ランやジョグでは使いやすいと思う
※あらゆる運動に使えるという意味のオールラウンドではなく、「ランナーやジョガーたちにとってオールラウンドである」という意
中級ランナーたちはよりベストな最愛のランシューを捜そう
以下、参考まで。
※自分の実践知と知識で話せるところまで
足のアーチがあり、長距離をタフにサポートしてほしいジョガーなら
※ダイエット目的でもおすすめ(その場合ハンゾーモデルの1040番は除外)
足のアーチがあり、5キロ~10キロ未満を爽快に走りたいランナーなら
※自分がこの足タイプだからわかる。そして今履いているのは「ネットフィット2(プーマ)」でこれが合う。いずれ記事にするけどとにかくそれもおすすめである。
※足幅が広いなら3E相当のワイドサイズを検討すればOK。(4Eを選ぶ場合は広すぎないかしっかりチェックしてほしい/アディダスやプーマだと3Eワイドまでだと思う。ニューバランスで4Eスーパーワイドがある)
足のアーチがない扁平足の人ならこれ
「ネットフィット2(プーマ)」がいい。
今履いてるのでまた記事にするけどとにかくこれはよい。プーマということで完全に伏兵感であった。まあ扁平足の人におすすめといえばダイナフライトもそうなんだけどね。クセのない造りだから。
ニット素材でフィット感が強く、イグナイトフォームがグニグニするし、足のアーチ部分もなだらかという救世主(メシア)
そういうことでダイナフライトは「最初の1足にはものすごく使える万能シューズ」だと思うが、
2足目3足目に履くにはベストではなさそう。
そのときには自分の足のタイプもよくわかるだろうし、
できるだけ自分の足に合わせていくのがよろしいと思うよ。
ダイナフライトはランに関してオールラウンダー
あらゆる運動に使えるという意味のオールラウンドではなく、「ジョガーたちにとってオールラウンドである」という意
すなわち
気軽にスッと足を入れられて、
フワッと軽快に走れて、
見た目もクールで履きやすい、
それがダイナフライトの使い方。
あくまで単純動作のランニングフォームに特化したシューズだと思われる。
たしかに「サポート性能は某弱」でしかも「厚底」であるから、
大きな着地時のブレなどには弱い。
(万人が履きやすいニュートラルプロネーションのため)
ただ厚底であるがゆえに手にした「飛ぶようなクッション性」は、
走り出すとたちまちそれまでの他の弱さが嘘のように気持ちよく走れる。
単純な動きのランニングやジョギングにはめっぽう強い。
そして「多くの足を入れやすい」ニュートラルプロネーション。
まさしく“ランの神”
最初の1足にどうぞ
「サポート機能はほぼない」とは言ってるけど、元来シューズとは「ちゃんとフィットさせていれば靴全体でサポートする」物だ。
だからダイナフライトもちゃんとフィットさせていれば、横の動きも全然対応できるシンクロ感を得られる。
体感済み。(「フィット率が低いときのブレは大きい」という話で)だからサイズやワイズをできるだけ合わせて、くわえて靴下カバーリング調整などによって、
「できるだけ足が動く余地のないフィット感」でさえあればサポートの弱さなどは気にしなくていいレベルだった。
※あとはフォームの耐久性とか気になるので履き込んでみて追記の方針。あるいは甲全体の通気性は良いけど、走行中に生じる足裏の熱がすこし多い点も他靴とあわせて検証中。ダイナフライト3のことね。
さいごにダイナフライト3の見た目プレビュー
タウンユース(街履き)や学生の通学履きでも威力を発揮するやろね。
最新のデザインやで。
「GEL(ゲル)」由来の高いクッション性も健在。
「初心者用にはカカトのソールが厚いもの」とはよくいわれるが、
この靴もマスト仕様。
※コレまでのダイナフライトはフォームと一体化したとかいう「フューズゲル」を使用していたらしいけど、今回からゲルをそのまま内蔵してるみたいよくはわからんけど
こりゃ飛ぶ。
歩くとフワッフワするのが超わかるよ
普段履きにもよく映えてくれるクールさ!
↑新作となるダイナフライト4のレビューはこちら
靴をフィットさせるための知識
日々のフィットネスにスロージョギング知識
運動のすさまじい効果