ゲルニンバス20とは?
クッションおばけ
ゲルニンバス20(asics)
メンズ
※SW(スーパーワイド)幅モデルもあるが、あくまで基本は通常幅(2E)からを推奨。よほど幅広足でないかぎりは。そして幅広足ならゲルニンバスはそこまで向いていない。中足部が締まるので。ゲルカヤノかネットフィットをおすすめする。
レディース
※WIDE(ワイド)幅モデルもあるが、あくまで基本は通常幅(2E)からを推奨。よほど幅広足でないかぎりは。そして幅広足ならゲルニンバスはそこまで向いていない。中足部が締まるので。ゲルカヤノかネットフィットをおすすめする。
雲の上を歩くようなクッション性。
ジョグシューズ業界史上最大級のクッション性を備えた靴こそ「ゲルニンバス」である。(ニンバスは古代ローマの公用語だったラテン語で「雲」を意味する)衝撃吸収能力のスペックだけならあのゲルカヤノをも凌駕する戦略兵装なのでありますよろしくどうぞ。
もちろん重たい。
※フライトフォームの採用でいくらか軽量化されているもの
とにかく靴史上1番衝撃に強いシューズ?
ゲルニンバス20の見た目プレビュー
右サイドビュー
左サイドビュー
バックビュー/ヒール
アウトソール(足裏/グリップ)
アッパービュー/全体
ワニ柄のような生地素材が妙な高級感を漂わせるね。
妙なさ。スポーツ感と柄物革靴感が混ざりあったような謎の空気。(3Dプリントを施したグラディエントジャカードメッシュというものみたい)
ゲルニンバス20を履いた感じプレビュー
フロントビュー
アップビュー
クッションビュー
流石にグニュッグニュする。
そして古来からのランニングシューズらしいスーパーマン的なデザインではなかろうか。エネルギッシュというかSFチックというか。最近ではオサレなタウンユースモデルが隆盛する中でこの手のデザインは貴重といえば貴重か。ミズノのウェーブライダーとか。好きな人は好き。
靴の特徴
もちろん「タフなクッション兵器」である。
まず「カカト部分のゲルは当然」なので重い、ながらも「加えてフライトフォームを搭載」することによって反発力を生みだし、足の運びやすさや走りやすさを身に着けた。これらは最近のゲルシューズの多くがもっている基本能力。
ニンバスはそこへさらにゲルを内蔵している。
前足部へもゲル素材がしっかり敷設されているのが目に見える。必要かどうかはしらないがとにかくわかりやすい。「あ、フォアフットにもゲルあるやん。超クッション性たかいやん。」というクッションホイホイの役割だけであるのかは判然としないけれど、とにかく理屈上は「最大級のゲル内蔵シューズ」ということになる。
ゲルカヤノやGT2000を上回るクッション性。
クッション・ジャンキーたちにはたまらない逸品
ただ全体的に往年の超長距離用ハイクッション靴「1040番(NB)」のような丸く厚いミッドソールでボリュームを担保している模様。でもダメだよね。前足部のクッション性が大事だったのに、いくら転がりやすく走りやすくなったとはいえ、それではゲルニンバスである必要性がないし。
買うなら21より20を推奨
というのは前言撤回して、
※ゲルニンバス21は大いに勧められるメガクッション靴だとおもう。
※「横ワイズ問題」だけ解消できればね!
足のアーチチェック!
※このブログのシューズコーナーでは足のアーチに対して執着しています
ザ・ニュートラルプロネーション。
※アンダープロネーションにも良いとされる
基本的にゲルシューズは初心者向けであり、故に足の動きをサポート制御する仕組みを多く搭載していることが多い。「GT2000」や「ゲルカヤノ」などの有名ジョギングシューズがそれだ。(これらの靴は、安定性が必要とされるオーバープロネーション走法の人用にも推奨される)
しかしサポート機能が強すぎる事が起きる。足によって。
そんな場合、
こうしたニュートラルプロネーションのゲルシューズは重宝されるだろう。
ニンバスは「足のアーチ箇所に対するガイドラインが強くない緩めでなだらかなカーブ」なのである。まあその分フィット感を多少犠牲にするのだろうけど、それは靴のサイズやワイズや生地素材の伸縮性による「全体」でもっていくらでもカバーリングできる。そうしてできるだけ万人の足がそこそこのフィット感を享受できるというわけなのである。
とにかくそういうことです
気になったところ
中足部が結構しまってる。
「asicsの靴は幅広」みたいなイメージが多いと思うが(スーパーワイドなども展開するし)、このニンバスは締まるところは締まっている印象。前足部の広がりはある程度アディゼロなどに比べても広めに設定されてるだろうけど、ミッドの箇所がカヤノなどと比べるとすこし締まってる。
まあだからどうだといえば、
「中足部が広い人は気をつける」
ということ。
試し履きの際などはとくにその点を気にかけるようにと。それでダメだというのならば「ダイナフライト」がおすすめ。(足のアーチがあるならカヤノやGT2000(ニューヨーク)も)
ニンバスがダメならダイナフライトや
※これはあくまで「試履きのみ」のレビューである。
走り込んでみないとジョギングシューズとしての真価はわからない。
このコーナーは、
「試履きや触った時点でもわかるところについて楽しむ」
という趣で執り行わさせていただいております。
最近ではAmazonなどのネット通販でも試着が推奨されるという近未来でありますから。
Amazonのすごいシステム・「プライム・ワードローブ(試着して買わないものは返送すればOK)」
いろいろあれこれテストしてみたくなるというのが人のサガ。
その結果こうしてわかる点についてだけ記事にしているというわけであります。
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