「これだけ分かればいいでしょう」情報。
家のレンジがおぶっ壊れになられたので買い替えが急務になり調べたら、選択肢が多い。「どれがいいの?何がどう違うの?」という困窮状態。「なんでもいいけど、安くてもトースト機能くらいはあるものでしょ」という浅い認識のもと調査を進めた速記レベルの備忘録をここにご紹介。ご参考までにどうぞ。
とくに価格帯にこだわりました。
「とにかく早く教えて!」という人たちに捧ぐ
レンジの選び方
けっきょく、
目的別なのですわ。
【最安級】温めるだけの電子レンジ
東日本 50Hz専用
※東京電力、東北電力、北海道電力(ごくまれな地域で中部電力も)
西日本 60Hz専用
※中部電力(注意)、北陸電力、関西電力、四国電力、中国電力、九州電力、沖縄電力
こちらが「ただ温めるだけ」のオンリー機能。安い。
「ごはん料理や弁当温めるだけ」とか「ママが作ってくれたディナーを子どもたち寝静まる23時残業終わりの我が家で温める」用途みたいな。ほんで「晩酌の熱燗」とかとにかくシンプルでリーズナブル。
ただし電力周波数とやらに注意!
電力周波数を自分の住まいと合わせよう
50Hz地区 北海道電力、東北電力、東京電力 60Hz地区 中部電力、北陸電力、関西電力、四国電力、中国電力、九州電力、沖縄電力 50Hz、60Hzの混合地区 中部電力 ※注意! なぜ、50ヘルツと60ヘルツにわかれているのですか?
1894年(明治27年)に東京電灯が50Hzの発電機を導入しました。一方、大阪電灯、神戸電灯、京都電灯が60Hzの発電機を導入したため、その後、現在まで静岡県富士川を境にして50Hzと60Hzの地域が分かれることとなりました。
参照・「電力会社別電力供給区域および周波数分布一覧」中部電力
中部電力の注意!
辺境の地域のみレアな状況があるとのこと
愛知県・岐阜県(一部を除きます。)・三重県(一部を除きます。)・静岡県(富士川以西)・長野県は、原則60ヘルツにて供給しておりますが、下表の地区においては50ヘルツにて供給している場合があります。これらの地区で実際に電気をご利用になる場合は、予め担当の中部電力窓口までご相談ください。
ここで確認!・「お届けする電気の周波数」中部電力
長野も西日本版を買う必要があるという違和感
ヘルツフリー 全国対応
これが全国版。
「引っ越しなどにもお供してくれる可愛いやつ」的な立ち位置か。とうぜん割高。
いずれもトースト機能はナシ
トースト専用機(オーブントースター)
パンを楽しみたいならオーブントースターという専用機。
そんな存在も認知していなかったけれど(いや映画やドラマやアニメで見ていたけれど認知までは至らず、今理解)お手頃価格帯で存在しているみたい。まあ電子レンジと2つ用いると場所をとる点がデメリットか。値段的にはそこまで問題がない。
これら2機で1万~1万4千円ほどか
以下はみんな全国版。
【ミドルクラス】トースト機能搭載のオーブンレンジ
アイリスオーヤマの「オーブンレンジ」
公式情報・「オーブンレンジ/MO-T1602」アイリスプラザ
昨今のジャパニーズスタンダードなオーブンレンジ。
というか調理器具。
「温め」に「トースト」にマルチ運用可能で、1台分のスペース。価格帯もそこまで高くないお手頃さ。そしてオーブンレンジというものは「調理」が可能。ただの電子レンジでは温めるだけだが、オーブンレンジは調理器具。ここ重要。「そんなの使わない」という人にも「1台分で温め&トースト&標準価格」という点でやはりジャパニーズスタンダード。つまり使いやすいし買いやすい基本性能品。
※買い替えを検討している場合、「家のこのレンジは何レンジなんだろうか?できれば同じようなものにしたいなあ」的な要求があるかと思われる。簡単に考えるとそのレンジに「オーブン」とか「グリル」とか「トースト」のボタンなどがあればこのオーブンレンジでしょう。(蒸気を使うならハイクラスなスチームオーブン)
1万円~1万3千円くらいか
【最新で楽しい】スチームオーブンレンジ
シャープの「ヘルシオ(過熱水蒸気オーブンレンジ)」
1段調理構造
公式情報・「過熱水蒸気オーブンレンジ/RE-SS8C」シャープ公式
2段調理構造
公式情報・「過熱水蒸気オーブンレンジ/RE-SS10B-R 」シャープ公式
日立の「ヘルシーシェフ(過熱水蒸気オーブンレンジ)」
2段調理構造
公式情報・「過熱水蒸気オーブンレンジ/MRO-TS7」日立公式
いろいろと美味く仕上がる。
唐揚げもつくれる。
それがスチームオーブンレンジであるとか。上手いこと加熱したり、上手いこと油分を落としたりというハイテク機器。シャープの「ヘルシオ」はよく聞きますな。もっとお高価いイメージあったけれど、型落ちしてくると意外や意外に食指が伸びてしまう範囲に。「日々のクッキングを楽しみたいなら」検討したいというハイエンドクラスではなかろうか。
※1段構造は安い。2段構造はその名の通り2段にして利用できるので同時加熱や調理が楽。(板を抜けば1段的にも広々使える)
2万前半~3万未満というところでしょうか
※価格帯は「型落ちしてお手頃価格帯になる頃合いの相場」である。新作機のお値段ではない。しかし相場というものはある程度同水準で推移するものなので、そう見当外れでもないと思われる。つまり「こういった機能ならこのくらいの価格帯」という定理的な。
円の価値が動かなければね
パナの「ビストロ」は最強機種らしいので一気に高価い。
だからここでは除外するけど、便利らしいよ。スマホで公式サイトのメニュー画面を開いてビストロに送信するとそれを作ってくれるとか。
人間たちの欲は尽きず
細かい機能の違いは公式サイトで!!
買い替えが急務なのにまだ買ってない程の速さで記しました