この4つがおすすめな理由「足が4で靴が5だと1空いちゃうからね」
1つ、サポート性能が高いこと。
2つ、履かれてきた歴史があること。
それが条件。
だいたい初心者にオススメなランシューと同義になる
以下、
オーバープロネーション用の
歴史的おすすめシューズ4選
GT2000 ニューヨーク(asics/アシックス)
公式サイト・「GT2000」asics
メンズ
2E無印がダメなら4Eスーパーワイドの順・「[アシックス] ランニングシューズ GT-2000 New York 6 インペリアルブルー/インディゴブルー 26 cm スーパーワイド」
レディース
スリムがダメならワイドの順・「[アシックス] ランニングシューズ Lady GT-2000 ニューヨーク New York 6 インディゴブルー/インディゴブルー 24 cm スリム」
ワールドスタンダードなマラソンシューズ。
アシックスが誇る耐衝撃クッション素材「GEL(ゲル)」を基盤とした高いクッション性を持ち、加えて内倒れの過回内を抑制する補強素材「デュオマックス」に代表された多くのサポート機能を兼備する。すなわちマラソンシューズとして向かう所敵なし感あふれるハイスペックホルダーなのである。
世界五大マラソンである「ボストンマラソン」を制覇した“公務員ランナー”こと川内優輝選手が練習で履きまくっているとも云う、タフな対衝撃能力を備えた世界的マラソン・ジョギングシューズ。
評価参考・「asics GT-2000 NEW YORK 6がイイ!」札幌スポーツ館 さま
評価参考・「川内優輝選手の練習シューズはアシックス GT-2000(ニューヨーク)」Because it's there さま
その基本的なスペックに対して特別の問題はナシ。
いまでは超有名シューズだ。
履けばたちまちジョギングマシーンと化す!
デメリットに挙げられるとすればやはり重たいという点になる。「軽い靴を履き回したい」と言うのであれば最大のデメリット。
だが「足がよっぽど強くない限り軽い靴で走り込めば怪我の確率は増大する」し、なにより「オーバープロネーション用のサポート機能を備えている靴はそういうもの」なので仕方がない。
※「アスファルトの上を走る」という行為は医学的にも推奨されない行為で、どれだけ足を鍛えているプロのランナーでもよく怪我をする。
スロージョグするなら気にならんでしょう
実体験としては「とにかく靴持ちがいい」という点。
※1年使用時あたりの比較
すなわち、
タフに使い込みたいならGT2000。
※ただそろそろ新作が出そうな頃合いなのでカラーなどが品薄
なんやかんやで信頼してる靴。足を休ませたいときのランにまだ履いてる。(もう3年近い)
2018年暮れ現行ナンバーは「ニューヨーク6」であり、なおかつそろそろ新作が竣工しそうなこのごろであります。もちろんただでさえこれだけ多くのランシューシリーズが出ているのだからわざわざ特徴を無くすこともないだろうし、「gt2000-ニューヨーク」といえば同じような造りになると思っているのでイメージ画像を用いた。
ただ決定的な違いとして新たに「フライトフォーム」が採用されている点がある。(6から)
この他の有名なアシックスのシューズには大体載せられる事になったわけでこればかりはどうしようもないけれど。軽くてよく跳ねるクッション性を与えるフォーム。これに関しては「ダイナフライト」のページで書いている。
のち、
「GT2000-7」など続々リリース。
ニューヨークじゃなくなった?
さあ次いくよ。
ゲルカヤノ(asics/アシックス)
公式サイト・「ゲルカヤノ」asics
メンズ
レディース
25年間、日本人のジョギングそのもの。
古来からのジャパン・ジョグ(今つけた)ド定番といえばコレ。日本のスポーツ企業が初心者ランナーのために創り出したジョギングシューズ。とにかくよく見る。よく勧められることでしょう。対衝撃吸収素材の定番になった「GEL(ゲル)」と「高いサポート性能」に加えて、現代における「オサレにランしたい」というニーズにすら応えてデザイン性にも日夜磨きがかかる忙しさでもって我々に追いついてくれる献身性。
すなわち、
ド定番アイテムで安心したいならゲルカヤノ。
ファンランナーを狙い撃ちにしている感アリ
靴サイズ&ワイズの簡単な合わせ方。※縦サイズはつま先1センチ空く程度に。横ワイズは隙間なくピッタリフィットが鉄則だ。
実店舗は試し履きしやすい。ネットで買うと安い。
とはいえ、
スリムな足(ギリシャ型など)の人にもオススメなオバプロ用シューズはまだある。
エアズームストラクチャー(NIKE/ナイキ)
エアズームストラクチャー22
メンズ
レディース
エアズームストラクチャー21
メンズ
レディース
アマゾンでも取り扱ってるけど、やはりナイキの靴は買いづらい。あまり商品ページが機能的じゃないし、在庫もまばらだし、結果高騰したりするし。(1万2千円以上とかは止めておこう)
ダイナミックサポートでおシャレに支えます。
【参照/ナイキ公式 】https://www.nike.com/jp/t/ナイキ-エア-ズーム-ストラクチャー-22-ランニングシューズ-OzNgyo/942855-402
やはりこの靴も他のオバプロ用シューズと同じようにした内側補強として「Dynamic support(ダイナミックサポート)」を搭載するハイパフォーマー。加えてナイキ独自の「ズームエア」による“空気を踏んでいるような”フニッフニのクッション性があり、さらには紐穴に施された秘密性能「フライワイヤーケーブル」によってサポート性能を引き上げる。
※フライワイヤーケーブルは21だと上の2つ。
いわなくてもわかると思うけど、ナイキの靴はオサレである。
なんでだろうか。かの有名なエアマックスが思いのほかアパレル・ファッションとしても大ヒットしたことからその方面を先導してきた歴史からなのか。うん。まあそんなところで。
あとは全体的にスリムデザインが多いだろうということ。
海外ブランドの靴は日本人とは違った人たちをメインユーザーにしているわけだからそういうお国柄みたいなことなのか。
※しかしニューバランスにしろアディダスにしろナイキにしろプーマにしろ、ちゃんとワイドモデルなども展開しているのでそこはこちらから合わせていこう
評価参考・「リオ五輪マラソン銅メダルのラップ『ナイキ エア ズーム ストラクチャー 20』を語る」cycle さま
すなわち、
オサレにスッと履きたいならエアズームストラクチャー。
※やはりそこそこスリムな足に合うだろうナイキ靴たち
アマゾンの製品ページ充実を望みますナイキさん
新1040番/ハンゾーモデル(NB/ニューバランス)
メンズ
レディース
ジャパニーズライクなアメリカンシューズ。
やはりやはりの定番仕様「Medial post(ミィディアル ポスト)」が内側補強素材として備え付けられてガイドマンの役割を果たす模様。「着地と推進はこちらへどうぞ」的な。わかるよね。そしてフィット性の高い伸びるアッパー素材としっかり描かれた足のアーチカーブデザインでもって全体をトータルサポートする自然さ。そんでもって元が超長距離用のマラソン靴なのだからクッション性は高くて当然という具合。
※ただ2018モデルはいくらか低下しているように思うがそのぶん安定性は上がったのではなかろうかいや辻褄合わせじゃなく
スリムデザインによく合いそうだが、とにかくモデルが多いので日本人も安心。
ニューバランスは日本市場にとても力を入れているし、この1040番も日本人向けの長距離シューズとして開発された。(M600からの流れらしい)何よりAmazon製品ページの充実さ&わかりやすさが光る。スリムなD幅からスーパーワイドな4E幅まで幅広いモデルを勢揃いさせてくれているのだから参る。
※男性モデルはDと2Eと4Eまである(それなら2Eから試して4Eを/ただよほどでない限り4Eは避けよう)
※女性モデルはDと2Eまで?(それならまずはDから試し2Eを)
それにジーパンと似合いすぎな定番のグレイカラー。
ニューバランスといえばグレーのスニーカーと言う世の中。それはかのスティーブ・ジョブズが愛し続けたブランドであり、24時間テレビの100キロマラソンを走る初心者ランナーを常に支えてきたことでも知られるのは他でもない1040番。
※2018年はトライアスロンだったみたいだから100キロ走ってるわけじゃなさそうだけど
すなわち、
とにかく万能に合わせたいなら新1040番ハンゾーモデル。
※アマゾンにおいても商品ページから何から情報が豊富で丁寧。フォルムはスリム調子だと思うが、幅はDから4Eまで取り揃っているから自分の足に合わせやすいだろう。加えてデザインも普段履きや通学履きに活きるタウンユースなカジュアル仕様。
合わせたのはユニクロのミラクルエアースキニーフィットジーンズ(2016)でした
オーバープロネーション傾向だと思う人が履くべき理由
サポート性能が高いから。
基本的にはそれだけ。
「足のガイド」をする機能の必要性
内倒れ走法 = オーバープロネーション = 多い
足が地面に着地した際、内側に傾く度合いが大きい状態の走法をオーバープロネーション(回内足)と呼び、多くの人がこれに当てはまるとされる。よって初心者用のランシューと同じものとして扱われていることが多い。
※がに股などの歩き方はこの過回内(オーバープロネーション)のために生じるともされる
多い = 初心者 = サポートが必要
つまり単純に走りはじめの弱々しいフォームをガイドするような役割もある点でサポート性能が必要とされる。
初心者 = クッション = 踏む = 揺れ = サポートが必要
それは高いクッション性能も併用するのでなおさら着地時のフォームが崩れやすい。柔らかいところへ着地すると不安定になるのは想像できると思う。その揺らぎをもガイドするのがサポート性能。
これがオーバープロネーション用シューズの大きな特徴たち
長く多くの人が踏みならしてきた「靴歴」
道がそうして踏み固められてインフラになるように、
「靴歴」もまた実績の証。
いろんなサポート機能を搭載することは可能だろうけど、人の足の形は「顔」のように入り組んでいるし、ある人にとって良くてもある人にとって悪いということがよくある。それはこのような名作シューズにもあることだが、
他と比べれば遥かに多くの足に合いやすいのではないか。
まあこの点についてははっきりと言えたもんでもないんだけど。プロ談というわけでもないし。というかプロが言っていたら如何にも売りたいからみたいな理屈に聞こえちゃうけど。ただ世の中にはそういった「食歴」とかあるし、まあ無難といえば無難かなと。
新しい物の毒味はインフルエンサーに任せましょう
ただし!
以下の点に注意が必要。
「足のアーチがないひと」
※扁平足というベタ足形状
これら有名な「ゲルカヤノ」や「GT2000-ニューヨーク」や「1040番シリーズ(NB)」はクッション性が高いが「クセのある足の人」には、理論上ベストな選択とはいえなくなってしまうだろう。
特に「扁平足」という足のアーチのない人は避けたほうが懸命。
カヤノは硬い素材を内側に入れて支える仕組みだから当たると痛い感じ。1040はアーチ部を伸縮させるフィット感でサポートする仕組みなので当たるとキツイ感じ。※まあそれはオーバーのサポートってわけじゃないけど。どちらもアーチが全くない人にとっては困る感じ。
そんな場合にはニュートラルシューズにスーパーフィートを併用するのがテッパン。
数字でいうと、
「足4/靴6」=フィット
合計10で良いサポートになる。
「足5/靴6」=痛い
合計11ではみ出た1の分だけ痛いサポートになる。
こういうことです。
サポート力が強い靴を仮に「6のサポート力」とすると、
「足のアーチがない5の足の人」には「その分が当たって痛い」という理屈。
だから気をつけましょう。
あんまり話してもごちゃごちゃするし
※この話は店舗常駐なプロのシューズフィッター(推定50代男性)に伺った知識(当の本人が扁平足なのだとか)なので、自分で体験したものではない。どこまでいっても自分には足のアーチがあるのだし。
自分としてはニュートラルプロネーションのランシューを基本おすすめしますけどね。
最近一気にランシューが増えて「効き靴」みたいなことしてると、
GT2000とか「あっこりゃ硬いのがわかるわ(笑)」と違いが如実に体感できる。
確かにオバプロ用の内側素材の硬さはソコにあった。
底だけに
※自分は足のアーチがしっかりあるので痛くないし、むしろ「添え木のように支えられる印象」がやはり強いね。「そうして外側に堕ちる衝撃はゲルが相殺するのかな」とか知覚できるとなんか楽しいけど。
そしてもちろん「これらを履けばガニ股がすぐ治る」とか
そういう話でもない。
よほどハッキリした症状ならプロに見てもらうのが一番だし
※素足やそれに近いニュートラルな形状の薄靴でフォーム調整するなどが必要だろう。我々がまだ猿であったとされる頃のように足で物を掴んで過ごすかのようなナチュラルな状態が有効なのではなかろうか。そうなれば特にアディゼロbブーストを非常に推したい。