10年走ったから言える「値段が高くても良いものを履くべき理由」
超実践的なシューズガイドのお時間です。
※シューズフィッティングのプロにも訊いてきたよ!
靴のサイズ計測ほど「ややこしい」ものはないといえるだろう。きっとそういうことになるだろう。信じるか信じないかという問題だけで。兎にも角にも立派な計測センターなどに出向かなければ、あるいは玄人のスポーツ店員さんとのライアーゲームを繰り広げなければ自らの本当の足の姿を知ることは出来ない。
足長(サイズ)の計測。
足囲(ワイズ)の計測。
プロネーション(走り方)の判断。
アンダープロネーション(外回内走法)の人は(ほぼいないみたいだけど)?
オーバープロネーション(内回内走法)の人は?
そんなのは面倒だ。履けばわかるんだから。
※プロネーション(走り方)別の有用シューズより「フィット感」こそが何より大事なこと(プロ談)
履いて測ろう!自分の足に合った靴の測り方はズバリ『履く』!
参考・「【足長・足囲の測り方について】シューズサイズガイド」asics
足長(サイズ)足囲(ワイズ)を測る。足の「長さ」と「幅」を測る。
27だとか26だとか24だといった数字上のサイズは抑えた上で、実際にも履いてみるのが簡単な選び方であると思う。プロに深く訪ねたり専門機関で測定&サポートをしてもらえればそれが一番良いんだろうけどめんどいじゃない。
↑とりあえずこれ等がお行儀の良い「足のサイズ&ワイズの計測理論」である
が、
「実際に履いてしまえばある程度はわかる」というものである。
それはみんな分かりますよね。そこのところは。まあ10年ジョガーな当方といたしましてはそういった『実践的な感覚を法則化した』といったところであります。どうかご参考までにご利用くださいませ。
※シューズフィッティングのプロにも訊いてきたよ!
まずは『フィット感』を合わせる。
これがイチバン大事。
しかる後に「シューズの機能」である。
足長(サイズ)=足の長さ
「26.0」や「27.0」や「27.5」などの数値が足のサイズとなる。
これはよく見る数値ではないだろうか。「靴のサイズと言えばこの値」とばかりに頼り切っていたが為にいざ買い替えの段になると「あ、消えてる」という、よもや「自らの運動力が頼りの数値をかき消していた」だなんてこと、ありますね。
「つま先1センチほど開くかどうか」で判断する。
↑これは少し開き気味であるかね。もう少し詰めてもらっていいですけれども。0.5~1cm以下でお願いします。
( ̄ー ̄)bグッ!
実店舗スポーツデポさまにてじっくりこっくりとお話を聞いてきたところ「靴のつま先は硬くなっているので、少し空きがないと痛くなる」とのことだった。
チャレンジまず靴下を履いて試履してみよう。
店舗で試履きしてみよう。靴下を履いて。
そうしたら、
確認ポイント「つま先部分を押してみて1センチほどの空きがあればだいたいそれがベストサイズ」と見て良い。
キツキツでは困るが、スカスカではもっと困る。その具合がよく、フィット(合う)するのがそのくらいのゆとり加減であるからだ。
※親指が長い「エジプト型」の人は特に気をつけたい「つま先の空き(捨て寸)」である。足の親指が最も長い人は靴のつま先に余裕のあるタイプを意識して選んでいこう。
足囲(ワイズ)=足の幅
「E(スリム)」や「2E(標準)」や「3E(ワイド/W)」「4E(スーパーワイド/SW)」などの数値が足のワイズとなる。
こちらはサイズと違ってあまり見慣れない表記かもしれない。そうではないかもしれない。私だけかもしれない。新品の商品ならタグなどに「SW(スーパーワイド)」などと記載されて販促力を向上させられている場合も見かけることだろう。
※とくにアシックスなどは「Wide(ワイド)」、「SW(スーパーワイド)」などと表記している。ニューバランスは「2E(標準)」や「3E(ワイド)」や「4E(スーパーワイド)」などと表記している。
基本的に日本メーカーのものには4E(SW)は多く見られ、プーマなどの海外メーカーであると3Eくらいまでがワイドサイズの基本と見れる。欧米人は幅がスリムなのであるとか。しかしニューバランスは日本向けに4Eも多い。
参考・「日本人の足の形が劇的に変化し始めている!/アシックス取締役が語る靴の秘密。」bunshun.jp さま
※とは言え、両親ともにモンゴロイド系の日本人である私のワイズは割とスリムな幅であるから、人それぞれだろう。というかそれほどワイドな人はいないとプロが言っていた。2Eがキホンであり、3Eはまだしも4Eが必要な人はレア中のレアだろうと。
※ただし足の指の長さが均等(親指~中指までの3指くらいが)な「スクエア型」のひとは「ある程度のワイドサイズ」を意識したほうがフィットするかもしれない。それでもまずは2Eから試し、ワイドサイズは4Eよりは3Eから探すのがいいだろう。
空きはいらない。「キツくもないけど、ブレもない」という感覚が大事。
↑少しだけ空きがあればそれでいいのではないでしょうか。「空きはほぼいらない」というのが理論値とのこと(プロ談)
( ̄ー ̄)bグッ!
実店舗スポーツデポさまにてじっくりこっくりとお話を聞いてきたところ「最近の靴素材は伸縮性が良いので、足幅はぴったりフィットさせたほうが絶対に良い(踏みこんだときに足幅が痛くならない程度)」とのことだった。
チャレンジまず靴下を履いて試履してみよう。そして「ふみふみ」しよう。
やはり同じく、店舗で試履きしてみよう。靴下を履いて。
そうしたら、
確認ポイント踏み込んでみて足幅の両サイドが「キツくもなくブレもなく“ピッタリ包み込まれるフィット感”が大事」なのである。
ほとんど空かない&動かない包み込まれる感。フィット感。履いただけではフィット感があるように思えても、いざ走り出すと少し圧迫されるという場合があるからそこの選定だけ気をつければ「足の幅はフィット感が大事」であるという(プロ談)
「できるだけピッタリさせるのが理想的」
踏みこんだときに痛くならないかぎり、「できるだけピッタリさせるのが理想的」なのだという。空きがあって動いてしまうと今度はブレブレで履き心地は最悪でグラグラするだけ。効率的に走れなくなり、遅くなり、あるいは疲れたりするわけ。「圧迫感」や「痛み」があるようではダメで、あくまでも「フィット感」こそが大事なのであるという(プロ談)
「足に合わせて広がったり縮んだりするから痛くなりづらくなっている」
最近のシューズの素材は伸縮性に富んでいるので、ある程度ピタッとさせても「足に合わせて広がったり縮んだりするから痛くなりづらくなっている」とのことだ。
足の甲が広いならワイドモデル!
4Eやら2EやらDというタイプは幅(足囲)を現す。4E>3E>2E>E>Dというように4Eになるほど広いワイドモデル。日本人は2Eが一般的で欧米人はDなんだとか。E~2E~3Eならワイドサイズ。3E~4E~Fならスーパーワイドサイズ。
参考「靴のサイズで「ワイズE」と「ワイズD」ではどう違うのですか?」Yahoo知恵袋
とは言え「ほとんど2E(標準)でフィットする」とか。
「日本人は基本的にワイドなサイズが多い」とはネット情報の常套句だけれど、
実際にはそんなこともないみたい。
「sw(スーパーワイド/4E)」のシューズが多く出回っているけれど(特に初心者向けのジョグシリーズやGT2000シリーズ)、「実際には2E(標準)で済むし、足幅が広いという人でも3E(ワイド)あれば事足りる」ようだ。つまり「4Eを本当に必要とする人はほぼほぼいない」とか(プロ談)
参考・「日本人の足の形が劇的に変化し始めている!/アシックス取締役が語る靴の秘密。」bunshun.jp さま
【ダブルソックス戦術】小さいよりは少し大きめのほうがまだ良い。
サイズやワイズが同じ数値でも「靴によって形がまあまあ違う」から。
「GT2000」というシューズ、「ゲルフジ(トレーナー3)」というシューズの2つを持っているが、同じ「27.0」というサイズでもフィット感は違う。ゲルフジはかなりぴったりフィットするがどちらかと言えば少し窮屈なときもある。であるのに対して、GT2000はすこし大きい。
だから靴下を2枚重ねてベストフィットしている。
靴下で調整できちゃう問題なのである。
そういった「お母さんの知恵」的なわれわれの伝統芸能で対処可能なのである。
割りとそういったものなのである。小さい場合はどうしようもないが、少し大きいくらいならダブルソックス戦術でよいのである。靴下を2枚重ねて履けばOKなのである。厚めならなお良し。
そんなことで多少は対応可能であるが、「実際には履き比べることがかなり大事」になってくる。サイズとワイズはあくまで理論値であり、「それら以外の人間の足の構造に他が合うかどうか」がそれでそれなりに分かる。そう、すべては「フィット感」のために。
『通販でシューズを買う法則』の伝授。
どうしても実店舗で戦えないという場合にはこういった法則が適用可能ではあるが、個人的な法則例であるためにまったく責任は取れない。
が、ある。
それがスリムタイプなら0.5大きいもの。普通ならジャスト値を。
①上記のように「家の靴でサイズとワイズを上記に照らして測ってみる。(体感で)」
②その数値をもとに、買う靴のサイズとワイズを決める。
③その靴のワイズが「E」というスリムデザインならば、サイズは0.5ほど大きいものを買う。
というわけである。
この理屈は、サイズは「27.0で同じ」であるものの、我が「ゲルフジ」がスリムワイズデザインであるところ少し狭く感じ、2Eデザインである「GT2000」が少し大きいという点から生み出された法則である。
少し大きくても上記のように靴下を2枚重ねて対応することも可能であるし。
Amazonなら「返品無料」の保険も
サイズがどうしても合わなければ返品も無料で可能であるのがAmazonクオリティであります。表記がない商品ページもあるから保険をかけたいなら表記ありを選ぼう。
Amazon公式試着サービスも・「ネット通販で堂々と靴の試着もできるプライムワードローブの使い方と体験記」
キホンは店舗で履いておくのが良いけれどね
問題は「その自分の持っている靴のサイズとワイズの“実値”を確認できるのか」というところ。
「サイズ(27.0などの足長)」は靴の中のかかと部分に記載されていることが多い。
だが履きつぶしていれば消えていることも多いので心もとない情報源になってしまう。
「ワイズ(2Eなどの足囲)」は分からへん。
分からへんのである。どこに書いてあるのか分からへんのである。
「買ったときの箱などがあれば可能」というわびしさによって、
やはりなんとしても実店舗へGOしていただきたい。
よし行こう。
もう行こうやまったく。
店員さんに気を使われたってええやんかもう。
履かなきゃ分からへんのんやで。
時間なんてちょちょいのちょーいのちょーいやないかほんで。
ちょっとウインドウショッピング気分で行けるやないかほんで。
ほんでドライブスルーのスタバで新作コーヒーでも買うたらええやんかほんで。
ケンタッキーでも買うてドライブ日和やんかほんで。たまにはゆったりせなあきまへんでしかし。
そのついでやがなほんで。
ついでに新品新作おニューのお靴を見てこようっちゅー話しやがなほんで。
まったくほんで。頼むでしかし。
生きていこうやほんで。
頼むから行ってくれーやほんで。
そうやなきゃワシのおすすめシューズが履いてもらわれへんやないかほんで。
買ってくれーやほんで。
※「ネットの方が安い」けど。ウチとしてはここから売れたほうが良いんですけれど。
安いのが欲しければネットで買う。
店舗で良い顔したければサポート代として店舗で買う。
それだけのことですな。
さあ、
このヒトが紹介しています「【98長野五輪】オリンピックが夢の跡!冬季長野オリンピック開催跡地とそのフィーバー後。/ニートブログ旅」
こうして「フィット感」を合わせたら、
お次にようやく『シューズの機能』である。
プロネーション=走り方
↑靴底の外側が削れているのは「アンダープロネーション」という外倒れ走法の使い手である証?どうやら違うみたいですよ。
「靴底の減り具合」で走り方のタイプが分かる!
※ってほどカンタンなことでもないから「ほぼ当てにしないほうが良い」とのこと(プロ談)
正式なプロネーション測り方はこちらを参考に「自分に合ったシューズ選び」スポーツオーソリティ さま
アンダープロネーション(外倒れ)
靴底の外側がすり減ったら「アンダープロネーション」という走り方のタイプ。クッション重視の靴が推奨される。アンダープロネーション対応シューズなど履けたら良いかもね。
ところがどっこい!
実店舗スポーツデポさまにてじっくりこっくりとお話を聞いてきたところ「靴の外底がすり減るのは当たり前のことでみんなそうなるんですよ(笑)そうじゃなきゃ逆におかしい(笑)」とのことだった。
靴底は「かかとの外側」と「踏み込み部の内側」が削れることが普通。
正常な靴底の減り具合。
人間は走る時に、小指がある外側から入り、次に親指がある内側へ移り、再び小指に流れて最終的に親指で蹴り出して進みます。
企画担当責任者が語る、快適に走るための大人気エントリーモデル「GT-2000 NEW YORK 6」alpen-group.jp
(逆なら問題)
実店舗スポーツデポさまにてじっくりこっくりとお話を聞いてきたところ「アンダープロネーションの人はほぼ存在していないし、もしそうならすごくガニ股な走り方で一目瞭然だし確実にヒザをやっています(笑)」とのことだった。
アンダーの足はほぼいない。
アンダー足なら膝を確実にヤッてる。
だってさ。
※ジョギング始めたてに足の怪我がある場合は「単純に足が弱いから」という理由が成り立つのでこの限りではない
殆どの人は「靴の外側がすり減ったからアンダー足かー」とは思わずにニュートラル系の靴を履けばよろしいとのこと。ただし然るべき場所で測ってもらい「問題のあるアンダープロネーション(過度の外回内走法/サビネーションまたはサピネーション)」だと診断された場合には「そのトレーナーさんから指導してもらう適切なシューズ選びが必要。」そもそもレアなアンダー用の靴などないのが現状であるので、「補強ソールとの組み合わせや走行フォームの改善などが必要になってくるほど重大な問題」なのであるとか。
【新・前提知識】
「アンダー用の靴なんてありません(笑)」/プロ談
「あってもただ書いてあるだけです(笑)」/プロ談
「とりあえずニュートラルな靴を履いておくのがいいんです(笑)」/プロ談
アンダープロネーション用のおすすめランシュー例(としていたモノ) 「ゲルカヤノ/シリーズ」約325g
メンズ レディース
外側を『GEL(ゲル)』で衝撃吸収!
「GT2000系」や「ゲルカヤノ系」のシューズはだいたい外側に高クッション材「GEL(ゲル)」が搭載されているので、これでもって「外倒れの衝撃を吸収してくれる」というわけである(個人感想)。
「この1年、脚を痛めることがない」※GT2000
自分は現在カヤノと同系統であるゲルシューズ「GT2000」を履いている。
後足部靴底の外側が削れるアンダー傾向だと思われた我がアンヨも「GT2000」の「クッション性」のためか「良い素材」のためか「靴底がほぼ削れることなく」走れている。「靴持ちも良い」し喜ばしい限りであるが、
一般的にアンダー走法には「ニュートラルデザイン」で「さらにクッション性の高いゲルニンバス」などのGELシューズがおすすめされている。
外に落ちる足の『衝撃吸収力』を見込んで「ゲルカヤノ」である!
今回ゲルカヤノの紹介であるのは、この23を店舗で試履きしたところ「ああこれは名作だ」と確信したから。
GT2000系より「クッション性が高い代わりに重たいイメージがあった」が、
今回の新フォーム(フライトフォーム)のおかげで「軽い印象」がある(反発するから)。
それに「衝撃吸収力を見込んでのアンダー用途」という場合、
GT2000系よりもクッション性が高い「カヤノ系」や「ニンバス系」のGELシューズが良いと思われるから。
そして「ゲルカヤノ23は新機構フライトフォームが履き心地よろしくニンバスより軽い」ので今回おすすめとさせていただくのである。
くわしくはこの記事へGO「おすすめダイエットジョギングシューズの変わらない選び方の法則。」
アンダープロネーション走法の「矯正効果」はない!
「GT2000」と「ゲルカヤノ」は共に「世の中的にはオーバープロネーション用の矯正効果がある」(内側にデュオマックスという硬い素材が使われている為物理的に内倒れを防ごうとしている)というが、
ここではあくまで個人的に「衝撃吸収されていると感じた」体験レビューである点に注意してほしい。普通にオーバー用だと言われている靴をアンダー用と言うのは
「でも衝撃自体は外側に落ちるわけだから、外側がクッションされるおかげで足を痛めないで済んでいるじゃん。」
という解釈に基づく体験談によっているのだ。(内側の硬い素材も、結局は外側で衝撃吸収してくれるなら問題にならないという解釈で、同時に足の安定性サポートになることに変わりない)
「走り方の矯正はあくまで走り方を矯正するのであって、衝撃そのものはまた別なのではないか」
と、体験上は思っているけれど。それに「内側補強素材デュオマックス」の存在も基本的には「安定性をサポートするための機能」でありオバプロ用というわけでもないのだ。
その効果は「アンダー足である自分が日々体感している」のだからオススメするのだ。
つまりアンダープロネーションである自分が「この1年、脚を痛めることがない」という実体験。それ以前は捻って痛めることが多かった。
GT2000だけどね履いてるの
とは、かつての言。
実店舗スポーツデポさまにてシューズフィッティングのプロにじっくりこっくりとお話を聞いてきた私の心中を察したところ「どうやら私はアンダープロネーションでも何でもない普通の走法だった」とのことだった。
現在では「ああオレはアンダー足じゃなかったんだなーだから痛くならなかったし何も悪いことがなかったんだなーへえーコイツは愉快なハナシだなー」ということなのですお察しください。
単純に「ゲルシューズはいい靴だよ」ってハナシになっていたワケ
ただ自分が「O脚」だとか「がに股」だとかをはっきり認識できる場合には、ニュートラルプロネーションのシューズにしておいたほうが良いだろう。
足にクセがあるならまずはニュートラル。まあお店でシューズフィッティングしてもらうのが一番いいんだけれど。
世の中的にはアンダープロネーション用はこちら(とされているモノ)「ゲルニンバス系」
メンズ レディース雲の上を歩くような「ゲル機最高のクッション性」&「重さ」
3Eワイド幅/レディース・[アシックス] ランニングシューズ LADY GEL-NIMBUS 19-wide TJG514(17春夏モデル) 4306ディーバブルー/フラッシュコーラル 24.5
「内側補強素材ナシ」の「ニュートラル仕様なゲルシューズ」だ。
※そしてキホンは「最高レベルのクッション力」があることでアンダープロネーション用とされている点を見ても、やはり「ゲルカヤノでも十分にアンダー用になりうる」と確信している。(かつての認識)「ニンバスはそれよりさらに高クッションで重たい」というだけなのだ。
※プロに訊いたところ「アンダー用と書いてありますけどまったく説得力はありません(笑)ただ書いてあるだけです(笑)」だとか。「アンダー用の靴なんてありません(笑)」とか。ただ「内側に硬いデュオマックス素材が使われていないのでニュートラルな履き心地にはなりますね(笑)」とのこと
靴自体は良いものだと思いますね。「ゲル最高の衝撃吸収力」がありつつ「反発力のあるフライトフォーム」の搭載によって重さをすっとばした感覚が得られる。
「自分の足」と「フライトフォーム」の「2つの力で走れる」ので「ゲルの重さが軽く感じる」というわけ。
これはゲルカヤノにも言える。GT2000には搭載されていない新フォームのもたらした革命である(有名になりすぎたアディダスのブーストフォームに対抗した結果らしい)。
つまり「アンダー用と思ってゲルニンバスを買っていたとしてもOK」ということ。基本的には「ニュートラル」だし。
「むしろ良い靴やで」ってこと。「タイムは出なそう(最大に重い)」だけれど、「最強クラスの足の保護」と「まあまあそれなりな走快感」を同時に得られるのであるからさ。
そもそも貴方はアンダープロネーションではないだろうから。私がそうであったように。
そして「ゲルシューズの中でもGT2000やゲルカヤノと違って内側の補強材が使われていないニュートラルなゲルシューズ」であるところも貴重だ。
さらにいうと「ゲルカヤノを買っていたとしてもやはりOK」である。
「内側の補強素材(デュオマックス)」の存在はそれほど問題はないだろう。自分がそうなのだからそれだけは言える。安定性のサポートにはなるのだし(強すぎれば問題と言うだけ)。ニンバスより軽いし。
つじつま合わせではございません。すべて事実。
アンダー用とされるもう一足はこちら「ダイナフライト」
メンズ/旧作で安い メンズ/新作 レディース/旧作で安い レディース/新作「高クッションで高反発で軽量」なフラット飛脚
この靴は公式的に「アンダープロネーション用」と明記されている。
こちらはゲルカヤノ23に搭載された「走快感を向上させる新機構フライトフォーム」がはじめて搭載されたアシックスの新ブランド。
こちらで生まれたフライトフォームが伝統あるゲルカヤノにドッキングされたというわけですたい。
「クッション性」もasicsお得意の「GEL(ゲル)」がフォームと一体化したとか云う「フューズゲル」によって高く保たれているとかいないとか。
しかし思い出していただきたいのは「アンダー用の靴などない」ということ。
※プロに訊いたところ「アンダー用と書いてありますけどまったく説得力はありません(笑)ただ書いてあるだけです(笑)」だとか。「アンダー用の靴なんてありません(笑)」とか
ただ「走快感のあるフライトフォーム搭載シューズ」で「通気性も良し(とくに2)」という「良い靴」ではあるでしょうな。
その上「クッション性もかなり高い」ときている。さらにはゲルシリーズほどゴチャゴチャした仕組みを省いているフラットな造りの靴である(足ができてくればゴチャゴチャした過保護機能はいらないと言うし)し。なんぞアディダスに似てきたアシックスの新シューズ戦略やで。
参考「O脚ランナーは『アンダープロネーション』という用語を覚えておくと、ケガが減るよ」旅するマラソン さま 参考「ダイナフライト公式サイト」asics
オーバープロネーション(内倒れ)
靴底の内側がすり減ったら「オーバープロネーション」という走り方のタイプ。安定性重視の靴が推奨される。オーバープロネーション対応シューズなど履けたら良いかもね。
オーバープロネーション用のおすすめシューズ例「エアズームストラクチャー/シリーズ」約315g
メンズ 最新作/21 レディース 最新作/21
内側を『ダイナミックサポート』が支える!
なんともまあわかりやすく内側が補強されているのが丸わかりなデザイニングでご登場している靴。勝利を呼び寄せるメーカー「ナイキ」からエアズーム系の次男坊(?)。ナイキの靴はファッショナブルで、カジュアルな印象を持っているので「部活感」がなく、まあオサレである。そして履き心地はだいたい柔らかい。ソフト&エアリー。
参考「20週年記念モデルということで、エアズームストラクチャー20を掘り下げてご紹介します!」みそブログ ~相棒とマラソン編~ さま
オーバープロネーション用のおすすめシューズ例 「M1040/ニューバランス/柔らかい」
【名作】1040シリーズ(M/W)
メンズ/M1040 レディース/W1040
しなやかで柔らかい「街ナカダイエットスロージョギング」シューズの王!
&軽いから女子向け!
(対日本人用にアメリカ様がホンキで送り込んだ)というイメージが強い。このブランドは日本向けに特化した売り方をしているので「日本人の足にはasicsかミズノ」なんていう時代は過ぎたと見て良い。
このM1040も試履きしたが、とにかく「しなやかで柔らかいのなんのって」という靴だった。紐まで柔らかい。クッション性が高いのでダイエット始めにも良いだろう。
ラフでガジュアルなジョギングシーンにおいては非常に選びやすいバランスの取れたクッション系の靴だろう。
「大体の人はオーバープロネーション気味である」ということで広く使われているようである。
24時間マラソンのランナーが履いていたりするね。それにニューバランスの代名詞的な「グレーカラー」を高い確率で採用してくれるのでジーパンなどの普段着とも合わせやすいのではないか。
「軽くてクッション性があってカジュアルデザインでダイエット用途」ならこれで決まりか。とんでもなくいい靴の割に「型落ちで安く手に入る確率が高い」点もおすすめできる。軽いという点が耐久性に少し不安があることを匂わせてはいるものの。
軽いので高齢者や女子など「足の筋力が弱めの人」のダイエット&フィットネス&ウォーキングにオススメできる!
とも言えよう。ゲルシューズだと重たい部分があるから。あれは元々は体のでかい欧米人向けらしいし。
オーバープロネーション用のおすすめシューズ例 「GT2000/asics/クッションとタフ」
メンズ 最新作/6 レディース 最新作/6
asicsの稼ぎ頭な世界的クッショニング&タフネスシューズ!
&タフだから男子向け!
足の保護のためにプロ選手が練習でもガシガシ使う超有名な名作ランシューである、アシックスの代名詞的クッション材『GEL(ゲル)』搭載シューズ。
ゲルカヤノと同ライン上のシューズであるから、つまり「個人的にはクッション性の高さからアンダープロネーションに効果を発揮する靴でもあると思われる」し、「安定性向上のための内側のサポート補強材デュオマックスの存在からオーバープロネーション用ともされる」のでニュートラルな靴ではない。
自分の靴底外側の持ちがびっくりするほど持っているがゆえに「靴持ちは驚異的」というタフネスシューズでガンガン使えるだろう。ダイエットにも良いし、立ち仕事にも良いし、一足あって損はないというレベル。
まあそれなら「じゃあゲルカヤノでもいいじゃん」というお話ですけれど。
「なにもこだわりがなく、それでいて良いジョギングシューズが履きたい」という場合にゲルカヤノと並んでオススメ。というかもうこれしかない。そういう場合は。
他の追随を許さない「圧倒的なクッション性能」がダイエットにオススメなゲルシューズ!
だが、元が欧米人用であるので重い。高齢者や女性などはニューバランスの1040シリーズがおすすめ。だがそうでないならこのクッション性は全幅の信頼を寄せられるだろう。
「ゲルカヤノ」とどっちが良いかは「その時のデザイン」で決めて良いと思う。
※ただ世の中的にはオーバープロネーションの矯正効果があるとされる。でも自分は『外側の衝撃吸収効果がありがたい』と感じている。ただしカヤノ系よりも幾分はホールド感が強くてクッション性に劣るため、アンダープロネーション用として使うなら「カヤノ系」か「ニンバス系」にした方がいい。
※GT2000よりカヤノの方がクッション性は高い。つまりGT2000はそれより推進力が少し高い。カヤノ23以前まではね。カヤノ23以降ではフライトフォームの導入によってゲルカヤノが圧倒的立場に君臨したように思える。ただフライトフォームは「軽くて高クッション(数値上は重いのに)」がゆえ「耐久性に疑問符がありえる」ので、靴持ち自体はGT2000の方があるだろうけど。
まっ平らな「扁平足(足裏が平なフラット足)」の人は合わないだろう!
「扁平足」=足のアーチ(土踏まず)がない
「過度の扁平足」の人は「足のアーチ(土踏まず)」がまったくないので内側に硬い素材があると「キッチリ当たる」という道理。だから扁平足の人はゲルカヤノやGT2000などの「内側を硬い素材で補強している様な靴は合いにくい」という。
「ゲルカヤノシリーズ」や「GT2000シリーズ」もオーバープロネーションに良いとされるが、「過度の扁平足の人には痛い」とか。
実店舗スポーツデポさまにてシューズフィッティングのプロにじっくりこっくりとお話を聞いてきたところ「私はまっ平らな扁平足なんですがカヤノや2000の内側にあるデュオマックス素材は、ちょうど当たって痛い」とのことだった。
「過度の扁平足の人はゲルカヤノやGT2000シリーズは向かないだろう」とのこと。「内側にある補強材が当たる」から。
※ただし程度問題なので「エアズームストラクチャー(ナイキ)」や「M1040(ニューバランス)」などの「内側サポート機能」も同様に、それが「どこまで強いものなのか、それによって痛みが生じるくらいの強さなのか、それは履いてみなければわからない」ところでもある
そして「扁平足の人はほぼオーバープロネーション」であるという。
程度問題として、「足のアーチが低い」程度の扁平足によるオーバープロネーションであれば「安定性重視のサポート機能が入ったカヤノやストラクチャーでOK」なのだろうけど、「まっ平らな扁平足」となると「逆にソレが当たって痛くなる」ということらしい。
「ニュートラルなシューズ」+「インソール」
そんな「過度の扁平足」であるときは「エアズームペガサス/ナイキ靴」や「ゲルニンバス/asics靴」などの「普通のニュートラル用の靴」に「扁平足用のインソールを敷く(スーパーフィート/ブラックなど)」ほうが良いのだとか(プロ談)
要参考・「スーパーフィートインソールと偏平足」SUPERfeet Japan さま
ネットフィットもおすすめ
ニュートラルプロネーション(普通)
靴底が均等にすり減ったら「ニュートラルプロネーション」という走り方のタイプ。かかと部のクッション性(ヒールカウンター)のある靴が推奨される?
「基本的にはみんなこれを基準に」という神が人類に与えた自然なスタンダードフォームなのであろう。
しかし踵がもろに衝撃の受け皿になるわけであるからそれなりにヒールカウンターとやらが強いものが理想なのであるのかもしれない。が、そんなに気にすることはなかろうて。好きな靴を履けばよかろうて。生きているんだから。
悩んだらまずはニュートラルなシューズから。
世界的有名メーカーシューズ紹介・「【名作ランシューから選ぶ】アシックス,ミズノ以外の世界的有名ジョギングシューズシリーズを紹介!!」
しかし、
「まだ一度も走ってないから確認する靴底がないんだぜまったくいい加減にしろ」
という紳士淑女たちもおるだろう。
プロネーション測り方参考「自分に合ったシューズ選び」スポーツオーソリティ さま
そういう場合に、「外倒れ走法者がオーバー用を履いてしまうとさらに外に倒れて」、「内倒れ走法者がアンダー用を履いてしまうとやはり内に倒れる」ことを助長してしまうかもしれない。
そうであるなら、
「確認できないならフラットなニュートラル用のお靴にしておこう。」
とは言えるからご紹介しておこう。
ニュートラルでだいたいOK!フィット感のほうがはるかに大事!
実店舗スポーツデポさまにてシューズフィッティングのプロにじっくりこっくりとお話を聞いてきたところ「とにかくフィット感が大事ですね。ニュートラルプロネーション用のシューズはその点でも無駄な機能が少ないので自分の足を知るにも最適」とのことだった。
すべて「クッション性の高いファンランナーモデル」で共通させているから足の保護は安心!
ニュートラルプロネーション用おすすめシューズ | |||
おすすめシューズ | 特徴 | 足幅/ワイズ | 足型めやす |
★ジョグシリーズ(asics) | 最 安 級 ベ ス ト 3 | 4E/スーパーワイド | 足広甲高系 |
★マキシマイザー(ミズノ) | 3E/ワイド | ややスリム | |
★360シリーズ(ニューバランス) | 2E/標準 | - | |
☆エアズームペガサス(ナイキ) | オサレ基準 | 2E/標準 | スリム |
☆ウェーブライダー(ミズノ) | バランス | 2E/標準(4E版有) | ややスリム |
☆ゲルニンバス(asics) | 重クッション神 | 2E/標準(4E版有) | やや普通 |
☆ダイナフライト(asics) | 万能 | 2E-中間-3E/標準~少し広い | 普通 |
☆アディゼロBブースト(アディダス) | 速い&軽い | 2E/超標準(3E版有) | 超普通 |
足のワイズ等に関する参考知識・「フィット感の重大性」↑
キホンは「そのときの価格」と「デザインが好きなもの」を選ぶのが良し!
紹介するのはベストセラーシューズばかりだから何を選んでも安心!「あとはその時の最新シリーズから好きなデザインをチョイスすれば一生OK」という名作ジョギングシューズたちをご紹介しよう!
※実店舗に出向くなら「これらのニュートラルシューズを一通り回って試しておけばOK」というお手軽ラインナップとなっているのでご活用あれ
ニュートラルプロネーション用のおすすめランシュー例その1 「JOG100/asics最下シリーズ」
【名作】ジョグシリーズ
メンズ レディース
お手頃価格!安心の大ベストセラーシリーズ!
ということでジョギングシューズの王様「ロードジョグシリーズ」の後継であるこのasics靴が筆頭となりますね。基本的に特に何も言うことがないほどド定番な名靴である。
ロードジョグ7は2年近く履いたが靴底は相当期間持ち、遂に内部が壊れて交換と相成った。
1980円の安物シューズなら3ヶ月で履きつぶしていたところ、4000円で2年近く持ったのだから優秀であることは疑いの余地がないぜ。
とはいえ「SW(スーパーワイド/4E)」の超幅広設計なのでオススメしようか迷っている。
今回新たに仕入れたプロ情報によると「4Eが必要なことはまずない。2Eで十分だし幅広の人でも3Eあれば事足りる」ということで「フィットさせることがいちばん大事」というのならジョグシリーズは微妙となってしまう。
しかし「自分が2年履いて不足なかった」という実体験からはオススメできることは変わらない。
しかししかし「それは他を知らなかっただけ」で「もっと良い靴はあった」とは言えるだろう。
実際プロの人も「お米と一緒ですよ(笑)いつもは平然と普通に食べている日本のお米も、外国のお米を食べたら日本のお米がどれだけ美味しかったのかが分かるような(笑)その逆もまた然り(笑)」とうまいこという。
つまりあれからGT2000などを履いた「今の時点でジョグシリーズを履いて走ったら(試履きはしたが)悪く思うかもしれない」という理論。
そして結論はこう!
理論上は、
安く多彩なワイズ幅の靴を買うなら「ミズノのマキシマイザー(3E/ワイド)」や「ニューバランスのMR360/WR360(2E/標準サイズ)」のようなジョグシューズが良い。
【3Eのワイド幅】幅が合わなければ次のおすすめは「マキシマイザー」
メンズ レディース【2Eの標準幅】さらに合わなければ「ニューバランスの最下シリーズ」
メンズ/MR360シリーズ レディース/WR360シリーズ
自分の実体験上は、
「ジョグシリーズはええで。」ということになる。
つまり結論としては、
どんな靴でも走れはするけど、より足に合ったモノは確かにあるんだろう。
という真理ですなこれはまったく。
とりあえず現場からは以上です。
ニュートラルプロネーション用のおすすめランシュー例その2 「エアズームペガサス/ナイキ/オサレ」
【名作】エアズームペガサスシリーズ
特徴 | 足幅/ワイズ | 足型目安 |
オサレ | 2E/標準 | 標準~スリム(エジプト型~ギリシャ型) |
メンズ レディース
長く続きすぎな名作すぎるオサレなランニングシューズ!
&初心者の教科書シューズ!
あとはこのナイキの「エアズームペガサス」なんていうのは33まで続いている超ベストセラーであるし、クセのない履き心地で誰にでも合いそうな名靴だからそれもおすすめとしておく。なんてったってペガサスやで。
「ペガサスがかっこいい」という感性が現代までこうして続いているという隔世の美しさなんやで。
試履きした感想でも最も自然な履き心地でありながら、しっかりクッション性ある「エア」が「踏み込み部」と「かかと部」に施されているエアシリーズであるところを失わず、
それでいてタウンユースなデザイン性の高さは流石にナイキといったところか。
ただナイキの靴はアマゾンなどでは正規の扱いが少ないため、実店舗か公式オンラインショップのほうが良いかもしれない。Amazonで買うにしてもカラーがそれぞれのお店ごとに散らばっているのでいろいろ探してみるのが良いだろう。まとまった販売ページがないんだよね。
「とにかくオシャレに履きこなしたい」という美意識が高めの紳士淑女たちに断然おすすめできるし、「おしゃれにすることでジョギングが楽しくなる点」をみても「ジョグの入門」にピッタリ。
そして実際にも「エアリーな高いクッション性」と「基本すぎるニュートラルな造り」から「初心者がまず履いて自分の足型や特徴を知ることに最適な教科書シューズ」なのではないだろうか。
エアズームペガサス参考・「大迫傑、遠藤日向、服部勇馬が惚れた「ナイキ エア ズーム ペガサス34」の魅力」mg.runtrip.jp さま/
ナイキの靴は公式サイトにおいてオーダーメイドカラーリングが可能。割高にはなるが好きなカラーの靴を手にしたいならそちらで買うほうが良いだろう。一方Amazonでは取扱業者がデザインしたカラーの靴をそれぞれが販売している。多少安価に購入できるが、このような事情から他のメーカーと違いAmazonにはナイキシューズの公式販売ページがないのだ。
ニュートラルプロネーション用のおすすめランシュー例その3 「ウェーブライダー/ミズノ/スリム系」
【名作】ウェーブライダーシリーズ
特徴 | 足幅/ワイズ | 足型目安 |
バランス | 2E/標準(4E版有) | 標準~スリム(エジプト型~ギリシャ型) |
メンズ レディース
スリムタイプで鍛えられたチーターのような足に合うだろう!
割りとキッチリとした造りであったミズノの看板靴ウェーブライダー20。「走った期間が最低でも半年以上である足を持つ方」におすすめできる。
スーパーワイドなどのものもあるけれど、どちらかと言えばホールド感と推進力のバネが強いスタイルであるので、柔らかな履き心地というよりは、
「新ミズノウェーブ」を筆頭とした数々の機構が生み出すシステマチックなサポート力」で足を前に進ませてくれる感じ。
かといって、プーマなどのスピード系シューズよりは、クッション性がちゃんと確保されているから幅広いジョガー達に楽しんでいただけることだろう。試履きした感想としては。それしか言えない。買ってない人間としては。
「足型がピッタリフィットするならばゼッタイ的にオススメできる名作シューズ」となる。店頭で試履きしよう。「日本人はワイドサイズ」と吹き込まれるが、実際はそんなことはない。自分はスリム型だったからね。
ニュートラルプロネーション用のおすすめランシュー例その4 「ゲルニンバス/asics/メガクッション」
【名作】ゲルニンバスシリーズ
特徴 | 足幅/ワイズ | 足型目安 |
重いけどクッション神 | 2E/標準(4E版有) | 足甲高(エジプト型~スクエア型) |
メンズ レディース
3Eワイド幅/レディース・「[アシックス] ランニングシューズ LADY GEL-NIMBUS 19-wide ディーバブルー/フラッシュコーラル 24.5 (現行モデル)」
「雲の上を歩くようなクッション性」とうたわれるゲルシューズの秘密兵器ニンバス。
ゲル系の中では「GT2000」や「ゲルカヤノ」などがあるが、
こちらは内側の補強素材が使われていないニュートラルなタイプとして貴重。
「足のアーチが低すぎる場合などクセのある足の人」はとりあえずこういったニュートラルから履いていって自分の足を知っていくことが大事だと思う様になった。
「ウェーブライダーやペガサスでは足の甲(アッパー部分)がキツイ」という人には試してもらいたい靴でもある。
ニュートラルプロネーション用のおすすめランシュー例その5 「ダイナフライト/asics/オールラウンダー」
【新作】フライトフォームシリーズ
特徴 | 足幅/ワイズ | 足型目安 |
万能 | 2E-中間-3E?/標準~少し広い | エジプト型~ギリシャ型 |
メンズ レディース
アシックスのオールラウンダーな新作ブランド。
「軽量で反発するフライトフォーム」と「ゲルを一体化したフューズゲル」でもって「軽量×走快感×ハイクッション性」を実現したという新シリーズ。
アンダー用と書いてあるのは単にクッション性が高いからというだけなのでニュートラルとして履けるだろう。ゲルシューズほどのサポート機能がない点も「フラットに履ける」ことから逆に評価できる貴重なアシックス靴だ。
※アシックスの靴は「日本人の立体的な足」に合わせるために拘りを持っているみたいだが、それがやや「サポート過多」になってしまう点もあるのだ。しかし「足の入れやすさなどは流石」だし、「ペガサスやライダーなどスリムフォルムが合わない場合の汎用ニュートラル靴として貴重」という意味なのだ
これも「ウェーブライダーやペガサスでは足の甲(アッパー部分)がキツイ」という人には試してもらいたい靴でもある。
ニュートラルプロネーション用のおすすめランシュー例その5 「アディゼロBブースト/アディダス/速さ&軽さ」
【名作】アディゼロ/ボストン/ブーストシリーズ
特徴 | 足幅/ワイズ | 足型目安 |
速軽い | 2E/標準(3E版有) | 標準(エジプト型~ギリシャ型~スクエア型) |
メンズ
3Eワイド/青系カラー・「[アディダス] ランニングシューズ adiZERO boston BOOST 2 Wide ミステリーブルー S17/ナイトネイビー/ブルー 25.0」
3Eワイド/白系カラー・「[アディダス] ランニングシューズ Adizero Boston Boost 2 Wide ランニングホワイト/コアブラック/ソーラーイエロー 25.5 cm」
レディース
無駄のないシンプルな覇者の靴。
ビョンビョン跳ねると業界を騒然とさせた「ブーストフォーム」によってか、2014年にマラソン世界記録を樹立したアディゼロ(japanブーストモデル)。
この「ボストンブースト」はそのなかでも「クッション性が高い一般ランナーモデル」なので履きやすい。
ただそれでも「軽量&スピード系」の靴なので「既に半年以上走った足を持つ人」にオススメする。
※靴のクラスとしては「サブ5(マラソン5時間以内)~マラソン完走目標」に位置する優しいモデルだが、同クラスでは最も軽い系統に入るスピード靴
造りも「とにかくシンプル」で余計な仕組みが存在せず「スーパーフラットデザイン」であるから素直に履けるはずだ。足が合えばソレすなわちフィット感につながる。
※ヒールカップ(かかとホールド)など運動靴として最低限の機能は当たり前に搭載している
つまりニュートラル中のニュートラル。今はこれを履いて走ってるぞ。
足の痛みは「靴が合っていない」×「クッション性が少ない」の2つ
「足の痛み(足裏、足首、膝など)」に関して、靴が関係するキホン的な理由は以下の2点であると思う。
「靴が明らかに合っていない」=クセのある足ならとくに
明らかに自分でもわかるくらい「O脚」であるとか「がに股」であるとか「扁平足」であるとかいう
「クセのある足のひと」はニュートラルな靴を履くのがとりあえずは良いだろう。
一番はお店などでシューズフィッティング、あるいは「走り方や足の矯正などのアドバイスサポートをしてもらう」という事が望ましいけれど、
兎にも角にも靴だけの話でいえば「ニュートラルプロネーションシューズ」を選ぶのがキホン。
「クッション性が少ない」=プロでも故障する
これはプロでも起きる故障原因。いくらプロレベルで足を鍛え、走り方やフォームを正しく効果的に仕上げていても故障はするのである。
そもそも「コンクリートのコース(ロードという)」を走り続けるということは、医学的には推奨されていないほど「衝撃」が強い。
だからいくらプロレベルで鍛えている足でもレーサー仕様のシューズを履けば、タイムは出るが故障のリスクは高まる。
だからプロでもGT2000などのファンランナーモデルを履いて練習をするくらいなのだ。
ファンランナーモデルを履いて安心安全なジョギングライフを楽しもう!
そんなこんなの事情もあるので、
単純に「中,上級者=レーサー仕様」とは考える必要はないと思うのだ。
それはマラソン大会などでタイムを出したいという場合に考えるべきもので、「日々の気分転換や減量ダイエットなどではまったく必要のないこと」だと思われる。それにタイムを出したい場合でも練習にはクッションのある靴のほうが良いのではないだろうか。
だからキホンは「クッション性がそれなりにある靴を履く」ことを推奨する。
そして殆どの人はそれほどのクセがない足なので、足の痛みを靴でカバーするべく「オーバープロネーション用」だとか「アンダープロネーション用」だとかと考えるよりも、
「足に自然にフィットさせる」
ということをまず考えたほうが自然な選び方だと思われる。
最後に一言。
シューズフィッティングで学んだことですが、正しいサイズのシューズを正しく履けばシューズがアーチをしっかりサポートしてくれます。
オレもそう思いますね。
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だから新しい靴を買ってみた。10年間のシューズ知識を詰め込んだ結果のフィッティング。
・「シューズフィッティングの知識が一新されたので試してみたくなった!」