アディゼロのボストン8とは?
※「adizero boston 8M」および「adizero boston 8W」
ファンランナー最速シューズが大学デビューしたあと留学して代表入りした感じ
adizero boston 8(アディダス)
アディゼロ/ボストン8とは?
「ファンランナー最速」のランシュー
軽くて涼しくてよく跳ねる「adizero(アディゼロ)」ブランドの中でも、わりと足に優しいファンランナー向けのライトスピード系ランシュー。そこそこスピードモデルなのにクッション性もそこそこあるという絶妙な立ち位置にてこのランシュー戦国時代を生き残り、その軽さと適度なブーストフォームで持って数々の初心者ランナーを爆走させてきた名作。その2019年度版がボストン8。
ボストン2から3と来て一気に8です!狂っとるね!
アディゼロボストン8
メンズ/M(アディゼロボストン 8M)
ワイドサイズ(3E相当?)
レディース/W(アディゼロボストン 8W)
ちなみにレディースモデルに付く「W」は「ウィメンズ(女性たちの)」の意。ワイド版はwideと表記されるし、通常モデルのカラーとは異なるから注意。そして「M」はもちろん「メンズ(男性たちの)」の意。
自分のマイベストシリーズ、
それがアディゼロのボストン。
世界的スポーツメーカー「adidas(アディダス)」が誇るランシューブランド「adizero(アディゼロ)」の中でも、割とクッション性のある優しいモデルとして長年愛用されているボストンです。世界五大マラソンに数えられるボストンマラソンにでもあやかっているのか分からないけど、とにかく都市の名前が使われるランシュー界。アシックスのニューヨークとか。
なぜ自分のベストなのかというと「足のアーチがフィットして高いサポート力を発揮してくれるから」という点。そして「それがクッションの軽さを補って十二分に足の保護を果たしてくれるから」という点。
クッションありすぎても重くなったり着地のブレが大きくなったり運動性は低下するからね。とにかく自分にはこのくらいのクッションとサポートがちょうどいいのだ。それは12年のランニング歴から言えるわけ。
なんにしても「なぜいきなりボストン8なのか?」は迷宮入り!
参考・「[アディダス] ランニングシューズ adizero Japan 4 m メンズ グレーフォアF17/ランニングホワイト/ソーラーオレンジ(EF1462) 26 cm」
ボストンとジャパンは割とよく比較される靴でナンバリングも同じだったので(現在最新作はアディゼロジャパン4であるし)、紛らわしくならないようにナンバーを飛ばしたのかも。都市対国の戦いでは都市が負けますもんね。3までは歩みを同じくし、ジャパンはそのままの王道を進んで4。ボストンは一気に飛ばされて8。むしろブーストさせてもらったのかもねうまいこと言うて。
ちなみにジャパンのほうがより軽量でメッシュも粗い「競技者モデル」になるよ!
アディゼロボストン8の見た目プレビュー
インサイドビュー
アウトサイドビュー
クォータービュー
バックビュー/ヒール
フロントビュー(つま先)
アウトソール(足裏/グリップ)
アッパービュー/全体
車高の低いフェラーリとかランボルギーニのような外車的デザインやねこれは。まあそれはそれで問題が発生するのだけど。靴だと。足の甲が高い人はNGになるわけだからね。でもカッコいい。
どシンプルなスマートデザインだと思う
アディゼロボストン8を履いた感じプレビュー
スタンドアップビュー
アラウンドビュー
トップビュー
アップビュー
モーションビュー
アディゼロのブラックカラー履く女子は「iPhoneSEのスペースグレイを裸で使っている」ようなイケメン女子だと認定されます
靴の特徴
とにかく軽くてビョンビョン跳ねるし動きやすい爆走ランシュー。
ボストン8でもそれは変わらず
ランシューの機能
あの「ブーストフォーム」搭載
BOOST(ブースト)
クッション性と反発性を両立した革新的ミッドソールテクノロジー。バネのような新感覚クッションで、少ない力でどんどん前へ進みます。
アディダス公式・「adiZERO boston BOOST 2」
BOOST(ブースト)とは?
それは衝撃を受けるだけではなく反発させて走力に転換する仕組みで、かのアシックスも対抗するべく「FlyteFoam(フライトフォーム)」を開発するなどこのブースト起点でランシュー界は大きく回天を始めたという業界のブレイクスルー素材。
とにかくそんな爆発的クッションが搭載されているランシューなのです!
「ブースト」の呼称が消えたのはなぜ?
参考・「アディゼロ RC / ADIZERO RC」アディダス公式
この靴の正式名称は「アディゼロボストンブースト」だった。かつては。だって実際にブーストフォームが使われているのだからそれを売りにするためにブースト入れるのは当然だし。しかし3から消えてしまう。個人的な推察だけど「アディゼロ系」と「ブースト系」に分けたいってことなんじゃなかろうか。アディダスとしては。でもボストンは愛用されて名前も売れてるからブースト搭載したままってことで。でも名称からは消すみたいな。
※似たようなデザインでバウンス搭載型である「アディゼロRC」みたいな靴もあるからいつかボストンはなくなってしまうかもね。
アディゼロ系の特徴
- 軽い
- 涼しい
- 競技者デザイン
- スピード系
- 足のアーチがしっかりある印象
※割と昔からあるアディダス系ランシューブランド。有名なのはジャパンブーストとか匠戦ブーストとかの競技者モデル。一度は『マラソン世界記録を出した靴』でもある。
元からブーストは搭載してるから名前には名残があるけど、現在は無いものも多い
ブースト系の特徴
- ニット素材(フィット感強いけど少し暑い)
- おしゃれ(ニット素材だからというのもある)
- ブースト盛り盛り
- クッション系
- 足のアーチはあまりない平たい印象
※近年隆盛してきた「おしゃれなランシュー」のためのブランディングかね。街ナカを走れるようでついでに街履きにも対応できるイカしたデザインを目指しているファンランナー向けシリーズなのかと。
ブーストフォームをたくさん使ってクッション性を上げてるから特にブースト系ってことで推し出したいのやも
あとはその他諸々のナチュラルサポート機能を搭載
参考動画・「最後の一歩までフィットする。「ADIZERO BOSTON(アディゼロ ボストン)」でこの夏、走力を鍛える。」adidas公式チャンネル
軽めのヒールカップ
かかと部のブレを抑制してくれる軽めのサポート。ゲルカヤノほど過保護ではないので足の動きや形を邪魔しにくいと思うね。
足裏のブレ防止プレート
着地時や蹴り出し時の足裏のねじれなどから生じるブレを抑制またはガイドする働きを持つという。あまり硬いもの踏んでクラック(亀裂)入らないか心配だけど。
伸縮性まで備えるメッシュのアッパー生地
もちろんニット素材に比べれば収縮しないだろうけど、履いてきたランシューの中ではかなり足に合わせて動いてくれるタイプだと思う。加えて通気性も良い薄さ。さらにはゴリゴリスピード系で目の粗いギシギシしたメッシュよりも柔らかくて適度な印象だから履きやすい。
そしてコンチネンタルグリップ
これが意外とクセになる。ブーストの影に隠れてしまうけどこのグリップ力はすごい。短距離走にも向いてるだろう。無駄なパワーロスをなくしてくれる。キュッキュと足をさばける。コーナリングも得意になる。
必要最低限のサポート力で「自然に走らせてくれる」のだ!
ランシューのタイプ
ライトスピードモデル
ランシューの中でも最速最軽量というわけではなく、「ファンランナー最速最軽量級」という位置づけかと。あくまで足に優しいモデルである。
バランスが神過ぎる!
アーチサポート系(ニュートラルプロネーション用)
靴の造り自体はとても簡素でシンプルで無駄がないデザイン。それでいて最低限のサポート機能を備える。「走り方の矯正」にも一役買いそう。
※ただし足のアーチがない「過度の扁平足」の人は注意しよう
足のアーチはかなり強い
靴内部の盛り上がったアーチは普通に存在し、加えて内側のアーチ箇所が突き出るようになっているハイカーブ構造を持っている。突き出た箇所は伸縮性のあるメッシュ生地で包み込んでフィット感を生み出すという仕様。
足のアーチがちゃんとある人にはベストサポートになるが
デザインはアディダスクオリティ
前作関連(ボストンブースト2、ボストン3)よりも、よりシティライクな新デザインへ変更。運動靴感よりは「街履き感」が強まったかな。
エアロバウンスとか低価格帯の人気モデルから引っ張ってきたのだと思うね
ランシューとしての立ち位置
アディゼロボストン8のクッション性はこれくらい(当社比)
サブ5クラス/おすすめシューズ | クッション性 |
ゲルニンバス21 | ★★★★★★★★☆ |
ウルトラブースト/19※ | ★★★★★★★ |
ゲルカヤノ26※ | ★★★★★★★ |
GT2000-ニューヨーク4 | ★★★★★★☆ |
ダイナフライト3 | ★★★★★★☆ |
1040(M/W) | ★★★★★★ |
エアズームペガサス34 | ★★★★★★ |
ウェーブライダー20 | ★★★★★ |
アディゼロ/ボストン8 | ★★★★☆ |
アディゼロBブースト2 | ★★★★ |
※ウルトラブースト19やゲルカヤノ26に関してはあくまで前足部(フォアフット)を除いて「ミッドフット走法」および「ヒールストライク走法」時のみこの位置と判断
もっとあるかもしれないけど、あくまで感覚的な位置づけなので※
※【足の保護機能】…なにもクッション性能だけが足の保護になるわけではない。サポート機能も同じくらい効果があると自分は感じている。軽さを武器にしているadizeroの場合はそれが顕著なシューズなので、足のアーチサポートが合えばかなりの保護性能を発揮する。
アディゼロボストン8の重さはこれくらい(当社比)
サブ5クラス/おすすめシューズ | 重さ |
ゲルニンバス21 | 約340g |
ゲルカヤノ26 | 約330g |
ウルトラブースト/19 | 約315g |
ダイナフライト3 | 約255g |
アディゼロBブースト2 | 約244g |
アディゼロ/ボストン8 | 約230g |
※メンズ 26cm 片足重量(自分で実測した値)/打ち消し線は参考の推定値
さらに軽くなった(笑)クッション性は上がったのに(笑)
靴のデータ「サイズ感・ワイズ感・重さ」
※以下に登場する数値はあくまで目安として認識いただきたい。(測り方が精密でもないので)「全体としてのサイズ感やワイズ感はどうなのか」という点に注目いただきたい。
体感「ある程度スリムなサイズ感」
シュッとしてるよね。とくに甲が低い。
ナイキにしろアディダスにしろプーマにしろ海外スポーツブランドは「狭くて低い」といわれる。欧米人の足がそうなっているからというのもあるようで、実際にもたしかに狭くて低いと思う。ランシューに限らず登山靴系のサロモンなんかも狭くて低いし。ボストンは狭いというか低いね。サイズ感自体はボストン2もボストン8も同じようなものでしょう。(ボストン3はよくわからないけど2とほぼ同じみたいだし)
関連記事・「登山の皇帝サロモンのトレランシューズはセンスライドがかっこいいよ」
でも自分みたいにスリムなギリシャ系の足型も多いから決めつけてはいけません
※私は日本人やで
m(_ _)m
靴の甲(高さ)
甲は低い
※自分みたいなスリム系のギリシャ型あんよの場合にはいい具合で無駄な空きがない
※ある程度収縮性のあるアッパー素材だから少し甲が高いくらいなら対応可能だろうけど、「明確に甲が高い人は避けるのが無難」かと
これはかなり低いのではなかろうか
靴の幅(広さ)
約9.7センチ
※26センチサイズ
意外とフツーのワイズ感!とくに狭いということはないのでは?
靴の重量(重さ)
約230グラム
※26センチサイズ(片足)
※ダイナフライトやエアズームペガサスなどが260g以下で軽量のライト級と言えるし、ゲルカヤノやゲルニンバスなどのハイクッション&高サポート靴になると320gくらいのヘヴィ級になる。
でましたこの靴のハイライト!とにかく軽い!クッションある割に軽い!
底の厚さ
フォアフット(前足部)
約1.7センチ
※26センチサイズ
まあ薄いね!(だから走りやすいわけだけど)
ミッドフット~ヒールストライク(中足部~かかと?)
約3.5センチ
※26センチサイズ
それなりに厚いヒール!爆発力を生むブーストが頼もしい!
足のアーチ
知ってる限り最もエグいアーチを持つ。
靴底からはみ出る足のアーチをマイクロフィット素材で包んでくれるのだ!(そうすることでフィット感の無駄をなくしてるのだと思う)
アディゼロボストン8の総評レビュー
※レビューとは言え実際に走り込んでいるわけではなく、自分のランシュー知識と経験をフル活用したイマジネーションでもってその靴に触れたときのインプレッションやフィーリングをアウトプットしているだけですのでご参考までにどうぞ(走り込んでから評価が変わることはよくあることなのでね)
夏に履きたいサマーライクな神ランシュー
基本的には通気性が最も高かった。履いてきた中で。
※アディゼロボストンのブランドとしては。8単独の評価ではない。
ダイナフライトもよく併用してジョギングしてるけどね。日中夜間問わずいろんなコンディションで使っているけどやっぱりアディゼロは涼しい。実際メッシュに指を通すとちゃんと裏側に指が映るからそこそこ薄いのだと思う。ダイナフライトは足の裏がそこそこ暑くなるし、ニット素材のウルトラブーストも全体的にやや暑い。
※【薄いだけなら競技用にいっぱいあるけど】…もっと薄いのを望むならアディゼロジャパンやウェーブエアロなど「ギシギシした目の粗いメッシュ素材」が使われる競技者系のスピードランシューは存在する。というか薄くすれば涼しくなるのだからやること自体は難しくないだろう。けどあまり薄くしすぎると収縮性能とか落ちるし、それでフィット感も落ちるわけだし、何より見た目的な問題もある。ボストンはその点において非常にバランスが良い立ち位置にいると思うのだ。
※【しかし8は未確認!】…実際に8を真夏に履き込んでいるわけではないので参考情報としておいて欲しい。あくまでアディゼロ系の特徴として涼しいと言うに留めます。
つまり「足に優しい系ランシューの中では最も涼しい方に入る」ということ
アディゼロボストン8の良い点(メリット)
クッション性が高くなってより初心者にも勧めやすくなった
アディゼロボストンブースト2よりは確実に底が厚くなっている。素材が変わったとかではないので単にブーストフォームかその上のミッドソール(エナジーレール?)が増量してるのだと思うね。自分にとってあまりにも相性が良い靴だから初心者さんにもなし崩し的にどさくさ紛れに勧めてきたけど、このボストン8ならさらに推していける雰囲気。
この改良は大正解だと思う!ボストンの立ち位置的に!
それなのにさらに軽くなった
これを神業(かみわざ)と呼ばずになんとしよう。なんで「ブースト増量して軽くなるの?」って。ブースト自体が改善されたのか、自分が気づいていない何かが削られているのか。そのあたりは不明だけど兎に角ブーストも増えて軽くなったのだから良しとします。
買って履きたいわ(素)
デザインがお洒落になった(?)
参考・「エアロバウンス PR M / AEROBOUNCE PR M」アディダス公式
※これは「エアロバウンス PR」です(学生向けに展開されているローコストモデル)ちょっとやかましい感じで子供っぽいけどこういう時期はこれがカッコいいのである。
元はもっと「競技者的なモデル」というか「昔ながらの原始的運動靴モデル」を大事にしながら時代を渡ってきた印象あったけど。フットボールのスパイクのような。もちろん好みがあると思うけど、このボストン8ではもっと「シティライク」というか「街履き」にも向けられるようなデザインになったと思う。これは低価格帯で学生向けに展開している「エアロバウンス」などから得たフィードバックなんかでイメチェンしたのではなかろうか。3本ラインもいろいろ工夫して人気が取れたデザインを移行させているような印象でさ。それでもクールでスマートなシンプルデザインに収まっているボストン8はさすがの大人具合い。
まあなかなかイメチェンにはなってるんじゃないかな
とにかく軽快なフィットネスランをしたいならベストすぎる
とにかく軽いので日々を軽快に爽快にジョギングしたいならとても向いているでしょう。夏にも良いでしょう。
個人的にボストンを愛用してるので推し推しに(ダイナフライトと併用してるけど)
関連記事・「フワッフワして飛べるランシューもお気に入り!それがダイナフライトだ!」
アディゼロボストン8の悪い点(デメリット)
バランスが崩れるかも(?)
実際走り込んでいるわけではないので推測レベルだけど、一応「クッションが厚くなっている」わけだから。ボストンブースト2のときよりは。(3はよく知らないけれど)それでもってあの適度な厚みの走り心地がもしかしたら崩れている可能性は否定できないよね。
一応ケチ付けるとそういうこと!
デザインがチャラくなった(?)
結局はメリットともデメリットともとれるイメチェン化。やはりメリットを逆さにすれば「スポーツシューズの始祖的硬派デザインのほうが良かった」となることも十分に考えられる。自分としてはまあイメチェンということで良いかなというところだけど。確かに実物を手に取るまでは公式サイトで見て「エアロバウンスでいいじゃんこれじゃ」って感じだったしね。
ここは賛否あるでしょうけどお初の人はカンケーなし
メッシュが変わってるので少し心配
すこし通気性が減っているかも?この記事通して何回もいうけど走り込んでのレビューじゃないから実際のところはまったくわからないし確認していない。あくまでボストンブースト2と比べて違うってことだけ。2は「メッシュの裏が見れた」のに対し8は「メッシュの裏が見えない」というだけ。(割と大きな変更?)何か新素材になっただけかもしれないし、懸念の通り少し暑いのかもしれないし、確実なことは言えないけど、とにかく違っているということだけは分かります。
※もしこのせいで暑くなっているとしたらそれは見た目をチャラくしたためにアッパー生地の変更を余儀なくされたと受け取りますよ我々は
とにかくイチャモンが続きます!(でもないかなこれについては)
女子のカラーが少ない(?)
※海の向こうでは(?)2019年7月現在公式サイトにないカラーが出ているからいつか増えるでしょう
※「G28878」がこの麗しいレイディカラーの型番みたい(アディダスジャパンの公式サイトにも載ったから買いやすくなってきたね)
なんか現在少ないよね。メンズ向けにあるカラーしか無いし。そこはだめでしょこのご時世に。まあこのアディゼロ系の靴を履く女子はさながら「iPhoneSEのスペースグレイカラーを裸で使っている」ようなイケメン女子だと思うのでカラーもシックに決めておくのが良いのかもしれないけど。
まあカラーはあとから増えていくのでご安心を!
訓練には向かないのでは(?)
軽いので。あのボストンマラソンを制した川内優輝選手はゲルカヤノを履いて日々鍛えているようだし。ダイナフライトやアディゼロみたいな軽い靴は本番用とか、自分みたいに日々を軽快にジョグしたいというファンランナー用でしょう。アディゼロも競技者モデルの「匠戦(タクミセン)」なんかのモデルで練習履きすると怪我も多いと聞くし。
※でもボストン系はあくまで足に優しいサブ5向けやで(フルマラソンを5時間切るという低目標)
日々を楽しくジョギングしたいだけならカンケーなし!
※足のアーチがない人はとくに注意して欲しい
この靴は足のアーチをしっかりめっきりサポートして支えるようにデザインされているランシューなので、ベタ足状の扁平足なひとたちは気をつけましょう。「気をつけるってどういうことだよ履いちゃいかんのか!」ってレベルなのかどうかは、正直断言できない。自分が扁平足じゃないから。あくまで「ご自身にて確かめてその箇所を注意しよう」という警告を発することしかできないのである。痛いのかどうか。もちろん履いたくらいでは分からず、走り込んでみて初めてわかることもあるのがシューズの難しいところではあるけど。もっと言えば「自分の足の特徴を知るための勉強代として1足くらいは無駄にする事がある」という実情も知らせておきたい。
※足の甲が高い人も注意!
どれくらい高いのかにもよると思うけど、基本的に甲が低いランシューなのでね。この靴は完全に甲が低いです。これは如何ともし難い事実として横たわっております。
※足の幅に関してはそこまで狭くないと思うよ。というか全く狭くないとさえ思いますね。
あくまで私見です!
まあそんな感じに無理くりデメリットを挙げ連ねたけど、
個人的にはド名作の予感してる。
やっぱかっこいいよこの靴。
足のアーチがあるなら鬼推し
「adizero ボストン8」
メンズ/M
amazonだと試着可能(プライム会員)
(楽天やヤフーだと試着できないけど)
ワイドサイズ(3E相当?)
※【とくに足幅が狭いということはないと思う】…カラーも異なるし少なめだけど足の幅が少々広いというならワイド版があるが、通常モデルでもある程度の伸縮性があるアッパー素材(マイクロフィット)なのでまずは通常モデルで試して欲しい。Amazonのワードローブなら2つ頼めるし。実店舗などでの試し履きでも。
レディース/W
amazonだと試着可能(プライム会員)
(楽天やヤフーだと試着できないけど)
黒いアディゼロ履いてる女子はイケメン確定!
※これはあくまで「試履きのみ」のレビューである。
走り込んでみないとジョギングシューズとしての真価はわからない。
このコーナーは、
「試履きや触った時点でもわかるところについて楽しむ」
という趣で執り行わさせていただいております。
最近ではAmazonなどのネット通販でも試着が推奨されるという近未来でありますから。
Amazonのすごいシステム・「プライム・ワードローブ(試着して買わないものは返送すればOK)」
いろいろあれこれテストしてみたくなるというのが人のサガ。
その結果こうしてわかる点についてだけ記事にしているというわけであります。