テレックス フリーハイカー
COLD. RDYとは?
(GORE-TEX)
アディダスのハイクッションなウィンター仕様の冬用登山靴
TERREX FREE HIKER COLD. RDY HIKING(アディダス)
「テレックス フリーハイカー COLD. RDY」とは?
アディダスのアウトドア靴で「ウィンター仕様の冬登山靴」
adidasのアウトドアブランドである「TERREX(テレックス)」から、「ウィンターシューズ」としてリリースされているものと思われます。
※冬の雪山用の靴では、「ハイカット至上主義」という世界。丈が短いと雪が上から入ってきちゃうんだよね。簡単に。ただしハイカット靴であっても入ってくるので(笑)、パンツを被せたり、ゲイターというものでパンツとシューズの上を覆ったりして対策を講じるのが雪山登山なのかな。
冬用ブーツとして買った「コールドパック(メレル)」は日常用にするので、別の雪山用シューズとして選んでみたよ(その他の数ある老舗アウトドアブランド押しのけて)
テレックス フリーハイカー COLD. RDY(コールドレディ)
メンズ
レディース
※特に女子モデルとかない様子(申し訳ございません)
「テレックス フリーハイカー COLD. RDY」の見た目プレビュー
インサイドビュー
アウトサイドビュー
クォータービュー
バックビュー/ヒール
フロントビュー(つま先)
アウトソール(足裏/グリップ)
ブーツと言うよりスペーススーツのような未来的デザイン(スポルティーバというブランドではこういうのが人気らしい?)
「テレックス フリーハイカー COLD. RDY」を履いた感じプレビュー
スタンドアップビュー
アラウンドビュー/全体像
トップビュー
アップビュー
ハイカットというかミドルカットのような中くらいの丈だよね(?)
靴の特徴
※今回は「オフコンディションで使う」事が前提
スペシャル機能
- クッション性能(Boostフォーム)
- 「靴底」のグリップ性能(コンチネンタルラバーソール)
- 「保温」の性能(コールドレディ)
- 「防水」の性能(ゴアテックス)
靴底の能力「クッション性能」
「BOOST(ブーストフォーム)」
[精密に作られた小さな雲の上を走っているような履き心地の追求から生まれたクッション性を発揮。温度環境による影響を受けにくいため、風や雪、太陽の日差し、雨など、あらゆる天候下で反発力を維持。長距離のランでもEVAよりも、BOOSTフォームは劣化しにくく、性能を持続。]
参考・「ブーストフォーム搭載製品一覧 (テクノロジー:BOOST)」adidas(公式)
「ランシュー業界を一時騒然とさせたadidasの秘密兵器がブーストでした」という歴史。このブレイクスルー素材の登場によって各社開発が進んだとか(?)すでに過去になりつつある素材ですが(?)とにかく「軽くて弾む新素材」がこの新世界を切り開きました。(あとブーストは発泡スチロールみたいだと初見の人にバカにされるけど、その機能性にハマっちゃうと虜になる)
※最新事情では「ライトストライク(PRO)」などの新素材が最上位モデルでは使われているね。(昔は横ブレ防止材として重ねて合ったけど)さらには「カーボンファイバープレート」など、アディのブーストやナイキのリアクトのような軽くて弾む素材だけじゃない世の中。
前足部の厚さ(フォアフット)
約2.5センチ
カカトの厚さ(ヒールストライク)
約3.6~4.6センチ
※どっちもアウトソールのスパイク長が込み込みだけど(笑)
何故かめっちゃ分厚い(?)フカフカの雪の上を歩く想定なのに(?)
靴底の能力「グリップ性能」
「Continental™ラバーアウトソール」
[コンチネンタルタイヤの技術者とアディダスの技術者が運命的な出会いをしたのは2007年でした。そして2010年、最初にコンチネンタルがタイヤ開発で培ったグリップテクノロジーを搭載したランニングシューズが市場に出ます。現在では年間1,000万足以上ものコンチネンタルタイヤのラバーソールをつけたアディダスのランニングシューズが販売されています。]
とにかく強力なグリップ力を誇るアウトソール。アディゼロを初めて履いたときに感動したけど、本当に無駄なパワーロスを無くしてくれる制動性能。コーナリングとかもスムーズになっていると思う。(ちなみにasicsの「エーハー+」も強力)加えて、「冬に滑らない靴」として比較した際にもかなり強いグリップ力を発揮していたことから、アウトドア靴のソールとしても「ビブラムのメガグリップ」に比肩できるのではないかと目をつけられました。
アディゼロで体感し続けているけど、超強力なグリップなので、氷上性能にも期待がかかります(希望)
保温の能力「暖かさ」
「COLD. RDY(コールドレディ)」(adidas)
[COLD.RDY(コールド.レディ)は「寒さに対しての準備をする」ことを目的としたテクノロジーです。COLD.RDYテクノロジーは下記の特徴を備えています。【体温を保ち、寒さから身体を保護】【透湿性を完備し、衣服内は常にドライな状態を保つ】以上の特長から、アスリートの集中力を妨害する「寒さ」を排除します。]
参考・「COLD. RDY搭載製品一覧 (テクノロジー:adidas COLD. RDY)」adidas(公式)
レディは女子のことじゃなく「準備する」という意味らしい。レディーゴー!的な。他にもスポーツ系の素材には「エアロレディ」だったり、暑さには「ヒートレディ」だったり、風には「ウインドレディ」だったり、雨には「レインレディ」などなどが存在する。
※服に関してだけど、例えば「このコールドレディ素材なら薄くても温かい」、なんてことは特にないかな。体感で。それはユニクロヒートテック素材でもそうだけど。寒い風にはやっぱりフリースジャケットを着込んじゃうほうが確実だし。水はけ良いから洗いやすいし。
※こういったテクノロジー素材に対しては、フィット感とかある程度の透湿性能とか期待しているだけであって、シャツみたいな薄さでカイロのような暖かさを発揮してほしいと求めているわけではないからね。いや、出来るなら欲しいのだけど。
参考・「READY(,RDY レディ)とは[準備する]という意味です。【READY(.RDY レディ)テクノロジーとは何ですか?】」adidas(公式)
ユニクロのヒートテック的な(?)
防水の能力「濡れなさ」
「GORE-TEX(ゴアテックス)」(GTX)
[マウンテンスポーツからカフェやギャラリーを訪ねるための散策まで、GORE-TEX フットウェアは幅広い活動のために設計されています。小さなステップから大きな飛躍に至るまで、毎日の活動の幅を広げることができます。]
[優れた防水耐久性、防風性、透湿性を兼ねそろえており、アウトドア専門家や本格的愛好家の高度なニーズを満たします。]
参考・「ゴアテックス素材搭載製品一覧(テクノロジー:コンチネンタル)」adidas(公式)
なんやかんやでゴア素材最高ですね。2015年から「ゲルフジ(asics)GTX版」を履いていますが、なんやかんやで使い勝手抜群です。ちょっとしたオフコンディション気味な場所では無双してくれる。もう6年位経つけど性能自体は衰えてない。まったくメンテナンスしてないのに(笑)
※とはいえ、長時間雨の中を歩いていれば濡れる(つま先でハネた水しぶきがつま先に乗り続けることで浸水している)
雪山用のウィンターシューズならむしろ当たり前な性能か
登山靴(トレッキングシューズ)の性能
ガード性能全般(防護力)
トゥガード周りは、しっかり硬い。
ヒールガード周りも、そこそこ堅い。
アウトドアシューズのタイプ
- ◯ハイキングシューズ/登山靴(防護力)
- ▲トレイルランニングシューズ(走れる)
登山靴のタイプ
- ローカットの特徴(軽快)
- ▲ミドルカットの特徴(普通&サポート)
- ◯ハイカット/ブーツの特徴(サポート強い&冬登山)
「防水」の性能
- ◎防水のゴアテックス(GTX)
- 各社によるウォータープルーフ仕様(?)
- 乾きやすく水ハケの良いドライ仕様
- なにもなし
(赤色記号がこの靴)
ハイキングシューズモデル
山などのオフロードを歩くための靴。
※ランシューやスニーカーなどに比べて丈夫で防護能力は高い。
基本アウトドアシューズ!
とにかく「足を護る」のが登山靴の特徴!
↑登山靴モデル(ハイキング&トレッキングシューズ)の参考
トレイルランニングシューズモデル
山道を走るためのシューズ。
※ランシューやスニーカーなどに比べて防護能力は高い。登山靴に比べて軽くてクッション性が高い。
ほぼランニングシューズだけど最低でも靴裏がオフロード仕様!
山をランニングするための靴がトレイルランシュー!
シューレース(靴ひも)を格納するポケットが付いてるよね。
トレランシューズあるある
↑トレイルランニングシューズモデルの参考
ローカット
足首が動きやすく「価格も控えめなエントリーモデル」にして「使い勝手の良いオールラウンダーモデル」でもある。
※タイプとしては「スタンダードなトレッキングシューズ」ということで、登山靴とされる中では最も価格が安いから初心者さんにも導入しやすく、また本格的な登山靴よりも軽く機動性が高いので上級者でも履き回すオールラウンダーなタイプなのであります。
最大のメリットは安いこと!次は動き回りやすいこと!
↑ローカット辺りの登山靴の参考「Xウルトラ(サロモン)」「モアブ(メレル)」
ミドルカット以上
足を「靴に寄りかからせる」事さえ可能。
※それがミドルカット以上のシューズ利点。足首まで覆うスタイルによってこれをホールドし、安定感を高める。すると横の揺れやブレを抑制し、足の捻挫や捻って転ぶようなことを低減してくれる。大げさに言えばつまりそうして休めるんじゃないかと思うほど。
機敏な運動には適さないが、歩行には良いサポートになる!(それがミドルカット以上のシューズ特徴)
とはいえ前後の靴の動きは可能。
よくできてる
ハイカット以上(もしくはブーツ状)
ハイカット系の良さ
なんだかんだでハイカットが最強ですね(価格が高いのが厳しい)
↑ミドルカット以上の登山靴の参考「モアブMID」
↑ややハイカット寄りの登山靴の参考「キャラバン」
↑ハイカットでありブーツである登山靴の参考「コールドパック8インチ」
防水のゴアテックス(GTX)
とにかく「防水性能」のベスト。
参考・「“ゴアテックスなら大丈夫”は本当?実際のところを日本ゴア社で聞いてきた」ヤマハック さま
※それがゴアテックスという素材を用いたGTXモデル。山を征くモデルのアウトドアシューズにはかなりの確率でこの防水モデルが存在している。この靴にも存在するし、むしろそれがメインという状態。
足が濡れると酷いことになるのが登山です(徒歩全般)
ただしゴアテックス生地だからといって「絶対濡れない」ということはない。小雨の中を1時間程度歩いていても意外と濡れる。(降ってる雨がかかるというより、つま先で跳ね上げた地面の水しぶきがそのまま足の甲に乗り続けることで浸水する笑)そして一度濡れると乾きにくいなどのデメリットも持つ。そして高価い。その割には撥水効果の寿命は3年程度の模様。
※もう6年使っているアシックスのゲルフジではまだまだ防水効果高く発揮しているから、ゴアの寿命は長いでしょう。この間ノーメンテですよ。
実用性能はめちゃくちゃあるけどね(1足持っていると普段の用途にも使えるから何かと便利な6年間でした)
靴の合わせ方
※以下に登場する数値はあくまで目安として認識いただきたい。(測り方が精密でもないので)「アウトドアシューズの合わせ方」という点に注目いただきたい。
もくじ
- 靴の重さ(g)
- 靴のサイズ感(?)
- アウトドア靴の履き方と合わせ方(フィッティング)
※アウトドア靴の合わせ方が最も重要!
靴の重さ(重量)
意外と重いね?
参考データ
※【ランシュー基準】…ダイナフライトやエアズームペガサスなどが260g以下で軽量のライト級と言えるし、ゲルカヤノやゲルニンバスなどのハイクッション&高サポート靴になると320gくらいのヘヴィ級になる。
※【登山靴基準】…とあるベストセラー登山靴が600グラムで(キャラバン)、同クラスのサロモンのミッドカット靴には445グラムだけどサロモン系はもとより軽いのでね。(Xウルトラは370g程度)ローカットモデルだといくらか軽くなるけど体感的には変わらないかな。(モアブ)
※【トレラン基準】…軽めのサロモン靴で290から280という辺りなので300以上が標準と言える。
重さはそんなに気にならないのがアウトドア系のシューズ(定期)
靴のサイズ感(?)
可もなく不可もなく?
割とスリムかな。
※内部の皮膜素材としてのインナーがニット素材なので、割と締まる。
※アウトドア靴のサイズ感というのはなかなか判断しにくいので、よほどキツイ箇所でもない限りは大したデータは出てきませんことをご了承ください(陳謝)
参考データ
※【メレル】…ベストセラーの「ジャングルモック」ではやや大きすぎなサイズ感だったけど、アウトドア系のシューズではよく合う。サロモン買う予定だったのにメレル買うことも多い。と言っても、自分の足は「ずんぐりむっくりな大柄で野武士のようなゴツい足(足広甲高のような)」というわけではなく、むしろスリムなギリシャ足。(ランシューは海外ブランドのアディゼロとかよく合う)それでもサロモンは狭く小さいときがあるくらいだから、「メレルが特別大きい造りというわけではない」でしょう。ここは注意されたし。足が大きすぎる人はメレルというよりアシックスのゲルベンチャー(ミッド)とか良さそうだけど(?)
※【サロモン】…個人的にはサロモンのデザインも好きなので選択肢には毎回入れているけど、なかなかフィットする靴がない。個人的にはだけど。靴の内部の収まりが悪いことが多い。相性問題だとは思うけど、基本的にはやや狭いのではないかな。欧米人向けとして。
関連記事・「個人的にフィットしているサロモン靴(クイックシューだけ注意が必要)」
関連記事・「個人的にフィットしないサロモン靴(Xウルトラ以外なかなか合わない)」
※【アシックス】…アウトドア系のブランドというのはランシュー業界より数多い。中からアシックスを選ぶという人もほぼいないと思うけど、トレイルランニングならそこそこ居られるかと。ランシューだと大きめだけど、何故かトレランの「ゲルフジ」などは狭く小さい造り。27センチのゲルフジ持っているけど(トレーナー3)、明らかに小さい造り。とはいえ「ゲルベンチャー」などは大きいので、数多くのサイズ感がラインナップされている様子(?)
※【注意点(?)】…サイズ感というのはアウトドア靴に関してはわかりにくい。ランシューと違って硬い造りなので、靴と足がフィットするということはあまりないし。故にあくまでご参考までに。
わりとビシッとされるから、足がずんぐりしているとキツく感じやすいかも(?)
アウトドア靴の履きかた
- やや大きめで履くことになる(ソックス・カバーリング前提)
- 歩いて「かかとが浮かない」こと!
- 一番使うシーンに合わせる
- ブーツインの履き方
基本的には「やや大きめで履くことになる」
サイズはいつものサイズで試す
ランシューと違って「柔らかさがない」のがアウトドア系のシューズ。だからランシューのようにピッタリ履くことは出来ない。(ただでさえオーダーメイドでもない限りその人の足にピッタリ合う靴はないし)だからアウトドア系の靴自体もある程度ゆったりしている。だからまた普段履いているスニーカーやランシューのサイズよりも大きめにする必要もなく、とりあえずは同じ数値でも良い。(それが間違っていない限り)自分の場合はおおよそ「(縦サイズ)26センチ」なので、登山靴などのアウトドア靴も「26」で最初は合わせている。(一部、アシックスのゲルフジなど27センチでもやや小さいくらいのサイズもあるけど。アシックスは他はみんな大きめなくせにゲルフジだけ明らかに小さい。海外向けだからかな?)
使うソックスを履く
使うシチュエーションによるけど、普段履きにも使う予定なら、もちろん普段使う事が多いソックス(靴下)を1枚フツーに履いてためし履き。登山など、厚めの靴下しか履く予定がないならそれを履いてためし履き。これだけでだいぶ違うから注意。どちらにも使う予定なら、もちろん厚めの靴下の方で調整する。薄手の靴下になったときにやや空きができても、そこは靴下を2枚にするなどで調整できるから。とくに冬場は厚めの靴下履いたほうが良いわけだし。夏場に使うにしても、登山するなら冬とそこまで変わらないかな。本格的な冬登山だと別次元だけど。
※ミドルカット以上の靴には「アンクルソックス」以上の丈がベストマッチする(くるぶしや足首まである靴下)
靴の中で足全体が圧迫されないことをチェック
フィット感としては、足が圧迫されないことを確認。ランシューと違って。厳密にはランシューも圧迫するほどキツイのはNGだけど、伸縮性があるのでピッタリフィットを目指すことが基本。しかしアウトドア靴は硬いので(防護力が高いため)、ある程度のスキマは大事。空き過ぎでブカブカした長靴みたいになるのは論外だけど、なにせ調整力が低いので、靴と足だけで合わせるのは難しい。だから空きを作り、ソックスの厚さや枚数やブーツインさせるパンツの裾などで調整をしていくのが無難だと思いますね。
基本はややゆったりに履いてOK(長靴みたいにブカブカしちゃダメだけど)
ミドルカット以上の靴には「アンクルソックス」
ミドルカット以上の靴には「アンクルソックス」以上の丈がベストマッチする。(くるぶしや足首まである靴下)これらの丈が長い靴は足首まで覆われるため、足首周りが素肌だとザラザラ当たって感触が悪いし、なんともフィットしない。しかし丈が長いソックスを履けばこれらを上手いことフィットさせてくれるんだね。
※アンクルソックスと言っても、いくつか丈が異なるので、これまたいくつか用意して、新しく迎える靴に合わせて取り替えるほうが良いかも。
これだけで森羅万象まるまるフィット感が変わります
鉄則は「歩いて、かかとが浮かないこと」
10メートルくらいの直線上を、いつものように歩いてみる
そうして試し履きしてみて、1番にチェックしたいところが、カカトが浮かないかどうか。(靴の中にスキマが空きすぎればどっちにしろかかとは浮くからね)履いて、歩いたときに、かかとが浮いて付いて来ないようなら問答無用でアウト。(靴ずれの原因でもある)そしてこれはその場で足踏みしただけではよくわからないので、ちゃんと直線距離を歩いてみること。10メートルとか。カカトが浮かないことはサイズ合わせで至上命題。フィット感が全く違うからとにかく要注意。
クイックシューに注意!かかとが浮きやすくなる!
楽に締められるシュー(靴紐)のことで、スポーツ系の靴には割とある。自分が持っている「Xウルトラ(サロモン)」でも搭載。確かに締めたり緩めたりは便利だけど、「つま先が締まりすぎて、かかとが浮きやすくなる」から注意。細かく説明すると分かりづらくなっちゃうからご自身でお確かめあれ。クイックシューは上の方しか締緩されないので下部であるつま先箇所がずっと締まり続けてしまうことが多い。そうするとそこが固定されてかかとが浮きやすくなるのですね。対策としては手動でつま先箇所の締りを解いてやるか、クイックシューを通常のシューに交換するか。
とにかくカカトが浮かないことが大事
まとめ「一番使うシーンに合わせる」
普段履き用か?山登り用か?
自分の場合であれば、「モアブなどグリーンシーズン用の軽登山靴は春夏の登山用」「コールドパックなどウィンターシーズン用の冬靴は普段履き用」というのがメイン。
グリーンシーズン(春夏)
例えば、「モアブは春夏に使うから薄手の靴下で調整すると思いきや、登山用ならどっちにしろある程度は厚手の靴下を使うから、それで調整する(防護力もそうだけど夏でも山の上は寒いからね)」
ウィンターシーズン(秋冬)
例えば、「コールドパックは雪が積もったり凍結路だったりのロードを歩くための普段履きがメインだから、やや厚手の靴下とテーパードな細身のジーンズをブーツインさせた状態におけるフィット感も最低限大事にする。しかしメインはやはり厚手の靴下2枚とスキーウェアパンツなどの太めのボトムスの裾をブーツインした状態。普段履きの方はそこまで運動量多くないから高いフィット感はいらないし。でも歩いていてブカブカなのは嫌なので細身のウェアでも最低限の調整はする。」みたいなことで。
※つまりシチュエーションに合わせるということ
シミュレーションが大事
ブーツスタイルの合わせ方
ブーツインが基本
ハイカット系であるブーツが他のアウトドア系シューズと違うのは「パンツの裾を必ずブーツインする」ということ。だからその分のフィット感を考えなくちゃいけない。「パンツの厚みを収められるだけのスキマ(靴内部の空き)」が必要で、なおかつそれを調整する必要があるわけだね。
「ソックス」の種類と厚さ
まず靴下(ソックス)ね。厚さによって異なる。枚数によっても厚さは異なる。これによってアウトドア靴のフィッティング調整をするのが基本でしょう。普段履きならフツーの靴下、登山用や冬用なら厚手の靴下。あるいは重ね履きで2枚など。ちなみに1枚の違いで段違い。2枚履いてベストフィットのときもあれば、2枚にすると途端に圧迫感が強くなるときはよくある。上手いこと調整していくしかない。100%合う靴というのはオーダーメイドでもなければなかなか出会えないから。ゆえに靴そのものはある程度大きめにする必要があるんだね。アウトドアシューズの場合。
※ミドルカット以上の靴には「アンクルソックス」以上の丈がベストマッチする(くるぶしや足首まである靴下)
「パンツ」の種類と厚さ
次にボトムス(パンツ)です。これもいろいろ異なる。冬山で履くようなスキーウェア系統のボトムス(ズボン?)であれば、当然に厚め。ブーツインしたときを考えると、足首まわりの空きも必要になる。ジーンズ(デニム)なら、レギュラー(普通のジーパン)ならやや厚め。スリムなスキニージーンズならそれより細い。さらにスリムなテーパード仕様(膝から細くなるやつ)ならさらにまた細い。それに伴ってブーツイン時の厚みも異なる。大した違いがないように思えるけど、実際違いが生じる。何度も履き比べて体感済み。
※裾をまくっている場合、その厚さでキツさも変わってくるから注意!あまり捲くりすぎると太くなるから当然キツくなる!普段は捲くっていても、ブーツインのときだけは下ろして薄くするなどの対応も必要だ!
履く予定のジーパンやスキーウェアで試すのが確実
テレックス フリーハイカー COLD. RDYの総評
※レビューとは言え実際に履き込んでいるわけではなく、自分のシューズ関連知識と経験をフル活用したイマジネーションでもってその靴に触れたときのインプレッションやフィーリングをアウトプットしているだけですのでご参考までにどうぞ(履き込んでから評価が変わることはよくあること)
靴というか、スーツ。
アウトドア感はそんなナイよね(?)
はやく火星のデス・ストランディングで使いたい(時代)
テレックス フリーハイカー COLD. RDYの良い点(メリット)
柔らかくてフィッティングしやすい!
アウトドアシューズ(登山靴など)は基本的に硬い。加えてミッドカットやハイカットの靴となればなおさら。登山靴の靴合わせはなかなか難しい。しかし、このフリーハイカーという靴は基本的にはニット素材なので(内部皮膜のインナーが)、フィット感がすこぶる高い。割とお手軽にサイズ合わせが出来てしまう高機能なハイカットウィンターブーツなのであります。
足を合わせやすいと思います(ややスリムデザインだと思うけど)
ブーストフォームが分厚いから、日常履きにも良い(?)
性能的には申し分ないほどの、ロード歩行能力。(コンクリート道路を歩き続けても疲れにくクッション性能)見た目的にはスポーツ向けだと思うのだけど、冬のブーツ代わりに使えなくはないデザインとも思えば使えないことはないでしょう(混乱)
※でも実際ブーストフォームまで真っ黒デザインだしブーツ代わりになると思う(信仰)
※ただし脱ぎ履きのしやすさは「コールドパック(メレル)」の方が圧倒的にあるので日用用途ならそっちだね。
雪の上を想定しているとは思えないほどの謎なオーバースペック(?)
テレックス フリーハイカー COLD. RDYの悪い点(デメリット)
登山靴としてのデメリット(?)
謎のクッション性
ブーストフォームがかなり分厚いのだけど、登山靴系統でこんなの見たことがない。実際、山道は土の上だから、ロードのような硬さがない。だからそんなにクッション要らない。むしろ厚すぎると安定感なくなる。それよりも防護力を高めるために靴底は厚いけれども硬いタフな仕様。一般的には。
※つまり防護力が低下する代わりに、クッション性が向上しているということが、どういうことなのか?というわけで。
※ブーストフォームが傷つきやすいとは言えるかな。枝とか色々引っ掛けたりすれば。見た目がボロくなりやすいとか。
正直、よくわかりません(勉強中)
普段履きとしてのデメリット(?)
ブーツインはしづらい
足首周りがわりと絞られるので(ニット素材だから)、パンツの裾を巻き込む容量がない。出来るけど、まあまあキツイかな。薄い素材ならかろうじて出来る程度。
※とはいえ、普段履き想定じゃないのだから責められることでもないような。普段履き想定であったとしても、8分丈くらいのアンクルパンツ系統に合わせるスポーティなファッションスタイルが想定されていると思うので、そもそもジーパンをブーツインするようなワイルドスタイルではないでしょう。ウィンタースポーツでのスノーパンツなどは被せ前提かな。
うーーーん、どうでしょう?(判定難しいところ)
ミドルカット以上の靴には「アンクルソックス」以上の丈がベストマッチする。(くるぶしや足首まである靴下)これらの丈が長い靴は足首まで覆われるため、足首周りが素肌だとザラザラ当たって感触が悪いし、なんともフィットしない。しかし丈が長いソックスを履けばこれらを上手いことフィットさせてくれるんだね。
※アンクルソックスと言っても、いくつか丈が異なるので、これまたいくつか用意して、新しく迎える靴に合わせて取り替えるほうが良いかも。
これだけで森羅万象まるまるフィット感が変わります
補足だけど、ミッドカットモデル(MID)の場合、「足のくるぶしの辺りが痛くならないか」というのがフィッティングの争点になるかと思います。あとはパンツの裾をインするかアウトするかなど。ファッション的にインしても良いしアウトしても良いけど、機能的にはインしたほうが良いし、でもすぐ出ちゃうし、それならゲイターみたいなもので保護するか、長いソックス履くか、などなど、考えることが多いのがミドルカットの宿命。登山靴ぽくて良いモデルだけど、「一番中途半端かもしれない」と最近では考えております。
※もっと言うと「ミドルカット履くならパンツの裾はインしない方向が良い」と思う。絶対出ちゃうし煩わしい。足が合うかどうかだけに注意するのがおすすめ。ブーツインスタイルしたいなら「ハイカットモデル」を超推奨。だいたい冬靴になると思うけど。
何れにせよ登山靴は足合わせが難しいです(でもこの靴は例外)
以下、ジーパン合わせ集(?)
※【7分丈8分丈のパンツを履いて機動性高くスポーティーにキメよう?】…ジーパンで冬季の普段履き用途で使えないこともないと思うけど(黒だし)、基本的には、ブーツと言うよりスペースX的なSFデザインなので(?)、アクティビティ運用がオススメかな。普段履きしても良いと思うけど。機能性は十二分にあるから。(実際の雪山ではパンツを被せてスネ周りの浸水浸雪するだろうけど)
とにかくね、
履きやすいのは確か。
基本的には実用性能を重視する靴だよね(?)
火星でのデス・ストランディングに備えて購入しました(コールドスリープして未来へ行きたい)
雪山とかウィンター活動用に良さそうな「テレックス フリーハイカー COLD. RDY」でした。
テレックス フリーハイカー COLD. RDY(コールドレディ)
メンズ
レディース
※特に女子モデルとかない様子(申し訳ございません)
冬靴はめっちゃお高いけど装備品として1点は欲しい