MOAB 2 ミッドとは?
王者のトレッキングシューズ(春夏秋用)
モアブ2 / MID(メレル)
メンズ
ワイド版
レディース
「靴底グリップパワー」に関してはカメレオンストームのほうが強いでしょう(モアブは履き心地を最重視している感じ?)
水に強く冬季路面にも使えるグリップ強化仕様版(FST)
メンズ
レディース
※【「防水のゴアテックスモデル」+「濡れた路面に最強のメガグリップ」というコンボ!】
通常のモアブ2は「濡れたコンクリートがやや霜付いている(冬季)」程度の状況下でも滑る。完全にハイシーズン(春夏秋)用の軽快登山靴です。しかしこれの強化版である「FST 2」版だと「メガグリップ(Vibram MEGAGRIP)」と呼ばれるアウトソール(靴底)が採用されているので、上のような状況に関してはかなり強化されている。FST2版は持ってないけど、メガグリップ搭載のオンタリオ85で確認済み。アイスバーンはまだ不明。さらには「防寒性能はない」ので「冬季用ではない」点に注意。あくまで濡れた路面にも強くするためのメガグリップなので、冬期路面用というわけではない様子。ただ実用的にはその役をある程度果たすというだけでね。(冬期路面とか氷上アイスバーンに対してはメレルだとコールドパックがオススメ。これまたヴィブラム社のアークティックグリップという有名なソールが搭載。)
今現在モアブ2のメガグリップ版が欲しくてたまらない(2021年現在絶版?)
トレッキングシューズとして最新鋭。
登山の歴史はそこそこあるので多くの名ブランドが存在するし、ベストセラーな登山靴もすでにある。なかでもキャラバンの「C1_02S」はおすすめ。そしてこのメレルのミドルカットMOABも10年以上その中にある名品登山靴のひとつ。デザインは同じく「クラシカル」な様でいて、「メッシュの使い方」や「アウトソール靴裏の独創的構造」、靴全体にわたる「履きやすい内部構造」などなど、
↑日用使いの外遊びにつかうだけならこっちのモアブもある
機能性を追求し続けるメレルの登山靴決定版。
山歩くならこのブログで最もおすすめできるトレッキングシューズ(仮)
「MOAB2/ミッド」の見た目プレビュー
インサイドビュー
アウトサイドビュー
バックビュー/ヒール
アウトソール(足裏/グリップ)
フロントビュー/つま先
アッパービュー/全体
靴裏のゴツくてまるまるとしたデザインがなんか好き
「MOAB2/ミッド」を履いた感じプレビュー
スタンドアップビュー
アラウンドクォータービュー
トップビュー
アップビュー
モーションビュー
段差ビュー
レトロな高級感と機能的な先進性が融合してるデザインに感服
登山靴の特徴
万人が履きやすく、動かしやすい、
歴戦で万能な登山靴。
超長時間重量行軍の本格登山や雪山がメインならオススメできないけど(ミッドカットだから雪が入るし、足首サポートも軽めだから)
“アウトドアシューズの英雄”
雄大な大地と世界一の都会性を持つアメリカが生んだ万能日用シューズブランドとして声望を得る。ファッション性のための靴が広まる時代においても、その圧倒的な機能性から日本でも愛好者は多く(ジャングルモックなど)、アウトドアにも日用にも高いレベルで使用できるとあってその名は日に日に高まるばかりでありますよろしくどうぞ。
あくまでシューズの機能性を追求し続けるメレル
登山靴(トレッキングシューズ)のタイプ
ハイキングシューズモデル
山などのオフロードを歩くための靴。
※ランシューやスニーカーなどに比べて、丈夫で防護能力は高い
基本アウトドアシューズ!
とにかく「足を護る」のが登山靴の特徴!
ローカット寄りのミドルカット
足首が動きやすく「価格も控えめなエントリーモデル」にして「使い勝手の良いオールラウンダーモデル」でもある。
※タイプとしては「スタンダードなトレッキングシューズ」ということで、登山靴とされる中では最も価格が安いから初心者さんにも導入しやすく、また本格的な登山靴よりも軽く機動性が高いので上級者でも履き回すオールラウンダーなタイプなのであります。
最大のメリットは安いこと!次は動き回りやすいこと!
ミドルカット以上の特徴
足を「靴に寄りかからせる」事さえ可能。
※それがミドルカット以上のシューズ利点。足首まで覆うスタイルによってこれをホールドし、安定感を高める。すると横の揺れやブレを抑制し、足の捻挫や捻って転ぶようなことを低減してくれる。大げさに言えばつまりそうして休めるんじゃないかと思うほど。
機敏な運動には適さないが、歩行には良いサポートになる!(それがミドルカット以上のシューズ特徴)
とはいえ、
前後の動きはちゃんと可能。
よくできてる
ハイカット系の良さ
防水のゴアテックス(GTX)
とにかく「防水性能」のベスト。
※それがゴアテックスという素材を用いたGTXモデル。山を征くモデルのアウトドアシューズにはかなりの確率でこの防水モデルが存在している。この靴にも存在するし、むしろそれがメインという状態。
足が濡れると酷いことになるのが登山です(徒歩全般)
ただしゴアテックス生地だからといって「絶対濡れない」ということはない。小雨の中を1時間程度歩いていても意外と濡れる。(降ってる雨がかかるというより、つま先で跳ね上げた地面の水しぶきがそのまま足の甲に乗り続けることで浸水する笑)そして一度濡れると乾きにくいなどのデメリットも持つ。そして高価い。その割には撥水効果の寿命は3年程度の模様。もう6年使っているアシックスのゲルフジではまだまだ防水効果高く発揮しているから、ゴアの寿命は長いでしょう。
ミドルカット以上の靴なら「冬の雪道」でも使えるだろうからかなり使える機能ではある(雪なら確実に表面が濡れるし、それを防護できるのはゴアだけでは?深い雪だとなにかカバーみたいなものが必要かな。ゲイターとか。)
靴のデータ「サイズ感・ワイズ感・重さ」
体感「普通のサイズ感(登山靴としては)」
フツーより少しだけゆとりあるかと。
登山靴系はだいたいそんな傾向(防護力のために生地に伸縮性がないからある程度ゆとりサイズにし、厚めの登山ソックスで合わせるのが基本設計だから)
それでもカカトの吸い付きが良い。全体がふんわり包まれて圧迫感がなく、それでいて浮くことがない。足に合うかどうかでもあるけど、自分的には印象良すぎでした。サロモンのエックスウルトラは締まりは良いけどややカカトが重い感じだった。
機能よりも「足に合うかどうか」がすこぶる大事です!(登山靴は硬いのでキツいのは論外。伸びないからね。ある程度のゆとりがありつつ、かかとが浮いたりしないのが大事)
まあそこまで大きいわけではないけど「靴下カバーリング調整」は必須でしょう
※靴下が1枚でも2枚でも厚手の登山ソックスのいずれを履いても「全体がふんわり包まれて圧迫感がなく、それでいてカカトなどが浮くことがない」というフィット感と動かしやすさがとても重要。それが「足に合う」ということの指標の一つだと思う。
あと「くるぶしが痛くならないか?」ということを意識しましょう(ローカット靴なら深さによってくるぶしが乗る形になって痛くなるし、ミドルカット以上の靴ならくるぶしが圧迫される形で痛くなる余地がある)
靴の甲(高さ)
登山靴としてはフツー
(よりすこーし高め)
※26センチサイズ
ゆとりあるから履きやすい(自分は甲がそこまで高くないサロモンライクな足だけど別にブカブカするとかはない。それ以外の構造がしっかり足のアーチに沿っていたりするからだと思う。)
靴の幅(広さ)
約9.7センチ
※26センチサイズ
ほぼほぼフツーのワイズ(汎用的なワイズである)
靴の重量(重さ)
約465グラム
※26センチサイズ
ランシューとしてみれば重いが(重量級ゲルカヤノが320グラム)、ミドルカット登山靴としては普通では?!(とあるベストセラー登山靴が600グラムで、同クラスのサロモンのミッドカット靴には445グラムだけどサロモン系はもとより軽いのでね)
底の厚さ
フォアフット(前足部?)
登山靴にはあまりカンケーないかな
※26センチサイズ
靴裏ゴツいよね(ランシューならここの厚さは衝撃吸収力に大きく関係するけど、アウトドア靴の場合は硬いのでそれほど単純ではない箇所)
ミッド~ヒール(中足部~かかと?)
登山靴にはあまりカンケーないかな
※26センチサイズ
なんでも踏み砕けそう
足のアーチはすこしある ※
足のアーチは他の登山靴に比すればある方
登山靴としてサポート力を高めているのだと思う!(つまりアーチに合わせてブレを抑制するためのデザインで、逆に扁平足的なベタ足状の人には少々問題)
※足のアーチがない人は注意しよう!
※扁平足だとしても人によって程度の差があるから自分で履いて確かめてみよう!
【モアブの総評】イチバン気になったところトピック
ミッドカットにしては物凄くヒモを締めやすいねこれ!
※普通なら締める所も多いから少々面倒なんだけど。これはその分ホールド力が少ないとも言えるが、靴全体を覆っている古代ローマ軍の軍靴みたいな合成革が優秀なんだと思ってるけど。
ミドルカットの登山靴を履くならこれにする(予約)
個人的にはすぐ買いたくなった。
※その後に購入
参考動画・「MERRELL FILM -MOAB 2-」メレル(公式)
いやいや販促力を雑に向上させるためのセールストークではなく、マジで良いと思った。ジーパンにも何気に合うし。登山バイカーにもおすすめ。元々世界的に評価されるアウトドアシューズのメレルだから不思議な事じゃないけど、
とにかく履きやすい。
かなり履きやすい。
めっさ履きやすい。
もうそれだけ。合成皮によってレトロ調子と丈夫さを保ちつつ、数々のメッシュ構造でムレにくそうだし、
何よりミドルカット靴の特徴である足首ホールド部の靭やかさ。
そのフィット感。
これがどうにも自分の足に合っている様子。同じクラス帯のサロモン「XウルトラMID」ではくるぶしの辺りにシューガイドが当たって相性が悪かったもんで、MOABのミッドはとても履きやすい。(サロモン靴が悪いと言うか足に合うかどうかだと思う)
デメリットがあるとすれば、
足首ホールドが弱めだという点。
ミドルカット靴にしては、これを締めてホールドする箇所が「しなやか」なのと「少々ローカット寄りの高さ」であること、そして「足首回りのシューガイドが少ないこと」がその原因なのではなかろうか。
つまりミドルカット靴としてみるより「少々本格的な登山靴」くらいに考えるのが妥当かと思われる。
とはいえローカットよりは高さがあるし足首をホールドしていることは事実なので、小石が入ったりすることは防げるし、防水モデルなら軽めの雪道登山でも効果を発揮してくれることと思う。
ものすごく本格的な冬山登山などだと、
スペック的には合っていないのではなかろうか。
※長距離を重量背負って行軍するような場合には、足首サポートの弱さが裏目に。疲れやすくなると思う。雪が深いとミドルカットでは浅いので入ってくるだろうし。
※というか、「①凍結路では滑る(アイスバーンなど)」ことを確認。アイスバーンというほどではない「②濡れたコンクリートがやや霜付いている」状況下で滑る。完全にハイシーズン(春夏秋)用の軽快登山靴です。
※これの強化版である「FST 2」版だとメガグリップと呼ばれるアウトソール(靴底)が採用されているので、②のような状況に関してはかなり強化されている。FST2版は持ってないけどメガグリップ搭載のオンタリオ85で確認済み。アイスバーンはまだ不明。
機能的には軽登山系(にしては見た目がゴツいとも)
勿論、靴にだけ頼るわけではないから人にもよるだろうけど。機能の適合性より履きやすさの方を重視する人も多いだろうし。自分もそうだけど。
↑本格長距離登山にはキャラバン靴の方が適正でしょう
とはいえ、
ヒール裏の無敵感
※雨の日に滑るという話があるけど、逆に「雨の岩肌で滑らない靴」というのもなかなか聞かない。それだけ難しい機能なんだと思う。
かかと部の強さは異常なくらいしっかりしてる(踏み込むとき気持ちいい)
全体的に格調高いデザイニング
クラシカルでいてレトロでいてヴィンテージ風味な渋さ
足首回りのシューガイドが多すぎないシンプルさ
足首には1つと多すぎないし、その6つ目の位置がやや前方だからくるぶしに当たらず!(ランシューだと5つあればホールド力強めで、4つだとどうかといったところ/逆に言えばこの靴は多くないがゆえにサポート力が少々弱いのだと思う)
メッシュ素材もしっかりある
丈夫にするために合成革がよく使われる登山靴だけど、履きやすさのためには蒸れないメッシュは大事だし、伸縮性も担う素材なのでやはり大事!
甲はゆとりがあるのに、ブカブカしない
普通ならブカブカして足を動かしにくくなるけど全体構造がそうさせないのかね?(おかげで長時間履いていてもラクそう)
あと軍靴っぽい(個人評価)
これ以上の登山靴はそうナイでしょう。
渋カッコいいし、使える!以上!
MOAB 2 MID(GTX防水版)
メンズ
カラーリング
アース
ベルーガ
ワイド版
レディース
カラーリング
チャコール
フロストグレイ
もう他の靴買っちゃってるからな~(真顔)
※けっきょく買いました。
(濡れた路面にはそこまで強くないし、冬の凍結路では滑るから注意!そういう性能求めるなら強化版であるFSTのメガグリップ仕様にするか、防寒も望むなら冬用のコールドパックを推奨)
※メガグリップではないとはいえ、コンクリート程度なら雨の中でも滑らないね。(ザラザラのコンクリートは摩擦もあるし噛むから難易度低いステージだけど)
↑より強いサポートで歩きたいならキャラバン靴の方が良いでしょう
↑ローカットモデルとはいえ機能的には近しい手軽なサロモンのハイキングシューズ
靴の特徴よりも「自分の足に合うかどうかが重要」だと思うけどね
※これはあくまで「試履きのみ」のレビューである。
履き込んでみないとシューズとしての真価はわからない。
このコーナーは、
「試履きや触った時点でもわかるところについて楽しむ」
という趣で執り行わさせていただいております。
最近ではAmazonなどのネット通販でも試着が推奨されるという近未来でありますから。
Amazonのすごいシステム・「プライム・ワードローブ(試着して買わないものは返送すればOK)」
いろいろあれこれテストしてみたくなるというのが人のサガ。
その結果こうしてわかる点についてだけ記事にしているというわけであります。