モアブ2とは?
歴戦の登山靴
モアブ2(メレル)
メンズ
強化仕様版
※本来の価格設定は高価になっている「FSTバージョン」
レディース
強化仕様版
市場価格が変わらないのなら「強化仕様版(FST)」がオススメ
ベストセラーなアウトドアシューズ。
それが2007年より愛用されるモアブ。メレルといえば数多くのアウトドアシューズで評価されているし、軍人たちですら愛用すると言うほど機能的で丈夫だとか。中でもモアブはスタンダードな仕様の靴で万人向けであるという。登山靴(トレッキングシューズ)としてだけでなく日用の機能シューズとして評価が高い一足。
↑より登山向けなミッドカット版もあり
それが今までのデータベースを元に10年ぶりにリリースされたモアブ2だ!
これ一足でなんでもこなせる強さ(ラン以外)
「モアブ2」の見た目プレビュー
インサイドビュー
アウトサイドビュー
バックビュー/ヒール
アウトソール(足裏/グリップ)
フロントビュー/つま先
アッパービュー/全体
ゴツいのにまるっとしているツヨカワ感
「モアブ2」を履いた感じプレビュー
クォータービュー
トップビュー
アップビュー
モーションビュー
段差ビュー
シンプルに強そうでカッコいいと思う
靴の特徴
靴底の強さ、内部の履きやすさ、
とにかく機能的なアウトドアシューズ。
これこそ質実剛健というのだろう
“アウトドアシューズの英雄”
雄大な大地と世界一の都会性を持つアメリカが生んだ万能日用シューズブランドとして声望を得る。ファッション性のための靴が広まる時代においても、その圧倒的な機能性から日本でも愛好者は多く、アウトドアにも日用にも高いレベルで使用できるとあってその名は日に日に高まるばかりでありますよろしくどうぞ。
参考・「いっさいの妥協を許さない―。/ヒストリー」メレル公式
あくまでシューズの機能性を追求し続けるメレル
登山靴(トレッキングシューズ)のタイプ
ハイキングシューズモデル
山などのオフロードを歩くための靴。
とにかく「足を護る」のが登山靴の特徴!
ランシューやスニーカーなどに比べて、
丈夫で防護能力が高い。
ランシュー寄りのローカット
モアブはスニーカーに近しいデザイン。
より動かしやすいデザインかと(その分足首のサポート力は低め)
登山靴的なローカットとは?
足首が動きやすく価格も控えめなエントリーモデルにして使い勝手の良いオールラウンダーモデルでもある、というのがローカットの登山靴。「スタンダードなトレッキングシューズ」ということで、登山靴とされる中では最も価格が安いから初心者さんにも導入しやすく、また本格的な登山靴よりも軽く機動性が高いので上級者でも履き回すオールラウンダーなタイプなのであります。
最大のメリットは安いこと!次は動き回りやすいこと!
防水のゴアテックス(GTX)
とにかく「防水性能」のベスト。
参考・「“ゴアテックスなら大丈夫”は本当?実際のところを日本ゴア社で聞いてきた」ヤマハック さま
それがゴアテックスという素材を用いたGTXモデル。山を征くモデルのアウトドアシューズにはかなりの確率でこの防水モデルが存在している。この靴にも存在するし、むしろそれがメインという状態。
足が濡れると酷いことになるのが登山です(徒歩全般)
※ただしゴアテックス生地だからといって「絶対濡れない」ということはない。そして一度濡れると乾きにくいなどのデメリットも持つ。そして高価い。その割には撥水効果の寿命は3年程度の模様。
まあ「おまじない程度の防水意識」ということで(安めの靴なら3年使えば交換しやすいのでコスパは良さそう)
靴のデータ「サイズ感・ワイズ感・重さ」
体感「普通のサイズ感(登山靴としては)」
フツーより少しだけゆとりあるかと。
登山靴系はだいたいそんな傾向(防護力のために生地に伸縮性がないからある程度ゆとりサイズにし、厚めの登山ソックスで合わせるのが基本設計だから)
靴の甲(高さ)
登山靴としてはフツー
(よりすこし高め)
※26センチサイズ
ゆとりあるから履きやすい(自分は甲がそこまで高くないサロモンライクな足だけど別にブカブカするとかはない。それ以外の構造がしっかり足のアーチに沿っていたりするからだと思う。)
靴の幅(広さ)
すこーしゆとりワイズ
※26センチサイズ
2Eと3Eの間くらいなゆとり加減かと(汎用的なワイズである)
靴の重量(重さ)
約425グラム
※26センチサイズ
ランシューとしてみれば重いが、(重量級ゲルカヤノが320グラム)登山靴としては普通!(とあるベストセラー登山靴が600グラムで、同クラスのローカット登山靴には370グラムもあるが、ミドルカットのサロモン靴だと445グラムなのでこれ等と比べれば重いような気もするがそもそもサロモンは軽いのが売りでもあるし)
底の厚さ
フォアフット(前足部?)
登山靴にはあまりカンケーないかな
※26センチサイズ
ゴツいよね(ランシューならここの厚さは衝撃吸収力に大きく関係するけど、アウトドア靴の場合は硬いのでそれほど単純ではない箇所)
ミッド~ヒール(中足部~かかと?)
登山靴にはあまりカンケーないかな
※26センチサイズ
なんでも踏み砕けそう
足のアーチは緩い
足のアーチは気にしなくていいレベル
登山靴ってみんなこんな感じ!
モアブの総評/イチバン気になったところトピック
なにこの名作感(驚)
一瞬、サロモン買ったことに疑問を覚えたほど。
それくらい履き心地が良かった。数値上では「Xウルトラ」よりも重いのに、軽く感じたくらいに。とくにヒール部分のフィット具合はよく合っていて、靴の内部構造がよく出来ていると感じる。(つまりフィット感があるから足を取り回しやすくて軽く感じたということだと思った)
すぐにサロモン履き直して確認した!(ちゃんと合ってたから良かったが)
これがメレルのモアブか。
問題なく名作でしょうね。これは。たしかに何にでも履いていけそうなタフさと機能性を持っていると思われるし、デザインもゴツくて丸っこい「ツヨカワ」デザインで、アウトドアシーンにおいては映えることだろうと思うね。
靴の高さがスニーカー調子だから、
なおのこと歩きやすく動きやすく履きやすい。
前述したけど、「ローカットの登山靴」というよりは「スニーカー的な登山靴」という印象。というか登山靴と言うよりは「アウトドアシューズ」と言うにふさわしいお手軽さなのだと思う。
※とはいえジョギングするには流石に重すぎるだろう
つまり外アソビ全般に使える万能シューズだと思う
ただし「登山」につかうならミッドカット版をおすすめ
だから「山歩きもする」というよりはもっと明確な目的として
「登山する」というのならば、
「モアブ2のMID」をおすすめするかな。
結論「登山するならミッドカット靴バージョンがおすすめ」
通常のモアブが悪いということではなく、
ミッド版も名作すぎるから。
よりストロングスタイルで靴の強さがあるのはミッド版(登山能力が高い)
そしてどうせ登山するならよりそれに合った靴のほうが理論上よろしいかと思う。さらにいえばミッドカット靴と言ってもモアブのミッドはそれほど足首ホールド感が強くないので動かしやすく、むしろローカットの登山靴の傾向が強いと考えるから。それなら「軽快に登山したい」という要求にも叶うと考えるし、気が変わって「やっぱりもう少し強いものを」と思ったときにもよろしいと考えるから。
まあ中途半端とも言えるけど、履きやすさは随一だと思うからいろいろ対応力があるんでいいでしょう
ただしその分、本気の雪山&高山登りなどをするには足りないだろうが、そもそもそれは上級者向けのアクティビティなので経験も足りないはず。それが足りる頃には新しい靴を買えば良いわけだし。
とにかく初心者はモアブのミッドで決まりということですね
「登山に使わねえよ!」ってことなら素晴らしい靴に目をつけましたね!
※これはあくまで「試履きのみ」のレビューである。
履き込んでみないとシューズとしての真価はわからない。
このコーナーは、
「試履きや触った時点でもわかるところについて楽しむ」
という趣で執り行わさせていただいております。
最近ではAmazonなどのネット通販でも試着が推奨されるという近未来でありますから。
Amazonのすごいシステム・「プライム・ワードローブ(試着して買わないものは返送すればOK)」
いろいろあれこれテストしてみたくなるというのが人のサガ。
その結果こうしてわかる点についてだけ記事にしているというわけであります。