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コールドパックアイス+8インチの評価レビュー:山岳猟兵のごとしメレルの最強スノーブーツ。

2021年1月15日

Coldpack Ice+8(メレル)の評価と試履きレビュー

 

コールドパック・アイスプラスの

8インチモデルとは?

山岳猟兵用のスノーブーツ?

 

Coldpack Ice+8 Zip Polar Waterproof(メレル)

コールドパック8インチを履いてみた
https://merrell.jp/collections/mens-winter-hike/products/men_20aw_12

参考・「コールドパック アイスプラス 8インチ (Winter Hike / ウィンターハイク)」メレル(公式) 

レディースモデル「COLDPACK ICE+ STRETCH POLAR WATERPROOF(メレル)」

コールドパックストレッチポーラーの情報
https://merrell.jp/collections/womens-winter-hike/products/women_20aw_8

参考・「コールドパック アイスプラス ストレッチ ポーラー (Winter Hike / ウィンターハイク)」メレル(公式) 

「コールドパック」の「8インチ」モデルとは?

Coldpack Ice+8を履いて試してみた

アウトドアシューズの英雄「メレル最強のスノーブーツ」(?)

名称は「Coldpack Ice+8 Zip Polar Waterproof(コールドパック アイスプラス8 ジップポーラー ウォータープルーフ)であります。長いですね。8インチというのは大きさで「ハイカット系のブーツスタイル」ということで、ジップポーラーの箇所は「ジッパー開閉式ですよ」という意味で、ウォータープルーフは「防水/撥水」というような意味。個人的には「コールドパックの8インチ」だけで通じると思うけど。

アラスカ山脈を駆け回るネイティブアメリカン系イェーガー(山岳猟兵)たちのイメージあるけど!?

Coldpack Ice+8

雪道最強アークティックグリップ搭載
雪道最強アークティックグリップ搭載
メンズ

※「ジップポーラー」というジッパー開閉式なのでシュー紐などは結ばない楽々着脱スタイル。

Coldpack Ice+ STRETCH POLAR

レディースモデルは全く見た目が異なる展開というシンデレラ仕様となっています
レディース

※レディース版は「ストレッチポーラー」というスタイルで、少々伸び縮みさせて履き込むだけのブーツ。つまりジッパーで開閉しない。

 

メレル最強のスノーブーツ(?)

 

冬の凍結路に強いメレルのスノーシューズ
https://merrell.jp/collections/winter-collection

参考・「凍結路に強いメレル WINTER HIKE COLLECTION [ウィンターハイク コレクション]」メレル(公式) 

参考・「雪道や濡れた氷上もスイスイ歩ける!メレルの滑らない靴がスゴイ!」goodspress.jp さま

 

それが「コールドパック」シリーズ。

 

最近では、というかメレル(アウトドアシューズで超有名な企業)も最新の製品を出し続けていくわけだから、この先もずっと最強シリーズなのかはわかりませんが(いろいろ出ているし実際)、伝統的なメレルのスノーシューズシリーズであるところは相変わらずでしょう。(ウィンターシューズとかウィンターブーツとも言うとにかく冬靴)なかでもこの8インチは「ハイカット系のスノーシューズ」であり、というかブーツだね。「スノーブーツ」というか。足首の上までを覆うブーツ。

 

軍用のタクティカルブーツにも似ている「最新テクノロジー加減」と、

登山用具として「伝統的革製品のクラシックな印象」を持ち合わせた名作冬靴でしょう。

年代物な軍用ブーツのよう

 

「コールドパック アイスプラス8インチ」の見た目プレビュー

インサイドビュー

アウトサイドビュー

クォータービュー

バックビュー/ヒール

フロントビュー(つま先)

アウトソール(足裏/グリップ)

伝統の革製品(ヌバックレザー)でありつつ、機能的な最新テクノロジーが搭載されている軍用タクティカルブーツ感

 

「コールドパック アイスプラス8インチ」を履いた感じプレビュー

スタンドアップビュー

コールドパック8インチを履いて立ってみた

アラウンドビュー/全体像

Coldpack Ice+8を履いてみた

トップビュー

アップビュー

Coldpack Ice+8を履いてアップした画

段差ビュー

コールドパック8インチを履いて上り下りしてみている画①

 

S.H.フィギュアーツ ドラゴンボールZ ベジータ 約160mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア
S.H.フィギュアーツ ドラゴンボールZ ベジータ 約160mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア/アマゾン・アソシエイトリンク

ベジータとかサイヤ人が履いてるブーツみたいになる

両翼式・記事内フライングニートマンズキャノン(鶴翼の陣)

 

靴の特徴

Coldpack Ice+8のグリップ性能「雪道で滑らないのか?」
Coldpack Ice+8のグリップ性能「雪道で滑らないのか?」
  1. 「冬靴」としての機能
  2. 「登山靴」としての機能

※今回はウィンターシューズとしての使用が主目的

 

冬靴(ウィンターシューズ)としての機能

冬の雪山に登ることも多々ある(履いてるのはメガグリップ搭載の冬靴オンタリオ85-メレル製品)
冬の雪山に登ることも多々ある(履いてるのはメガグリップ搭載の冬靴オンタリオ85-メレル製品)
  • 「凍結路」に対するグリップ性能(グリップパワー)
  • 「保温」の性能
  • 「防水」の性能

凍結路に対する性能

アークティックグリップ(Vibram)
Vibram アークティックグリップ
https://jp.vibram.com/ja/技術/アークティックグリップ/

参考・「Vibram アークティックグリップ」ビブラム(公式) 

参考・「Vibram ARCTIC GRIP」メレル(公式) 

※実はいくつか種類があり(?)青いのが「濡れた氷の上で驚異的なグリップ力を発揮する(アークティックグリップ)」で、赤いのが「濡れた氷上に加え、雪上でも驚異的なグリップ力を発揮するメレル限定ソール(アークティックグリップ オールテレイン)」というアナウンスがメレルの方でされている。赤いオールテレインはメレル限定とか。

 

「凍結路でも滑らない。」

とは言われている。

それがビブラム社のアークティックグリップですが、要検証

 

 

メガグリップ(Vibram)
Vibram メガグリップ(水に強い)
https://jp.vibram.com/ja/技術/メガグリップ/

参考・「Vibram メガグリップ」ビブラム(公式) 

体感としてメガグリップも滑りにくいよ(凍結路性能ではなく、水に強いからこそ凍結路でも使えるという感じでしょう)

 

※同じメレルの名作登山靴である「モアブ2(ミッド)」は滑る。通常のビブラムソールなのだが、メガグリップ及びアークティックグリップと同じ条件で検証したところ、お話にならないくらいにモアブは滑る。完全にグリーンシーズンの軽登山用。

 

保温の能力「暖かさ」

Coldpack Ice+8の暖かさ

Mセレクト「WARM(メレルセレクト ウォーム)」

[非常に軽量で薄く、足室内で体の熱を効率的に伝え、温かさをキープさせるインサレーション。]

参考・「M SELECT™ WARM」メレル(公式) 

サロモンのアウトスナップなどに見られるような、冬靴特有のファーによるモフモフ感はないけれど、ちゃんと暖かくなる仕様の様子。実際のところはまだ良くわからないけど、スペック上はちゃんと内部の保温性に手が入れられている。そんでもって暑いだけだと汗かいて蒸れるから透湿性などの通気も必要で、そういう点は高機能シューズが頼もしい。

見た目のモフモフ感はなし!(冬靴だとファーがあるのが多いよね)

 

防水の能力「濡れなさ」

Coldpack Ice+8の防水性能

Mセレクト「DRY SEAL(メレルセレクト ドライシール)」&ウォータープルーフ仕様

[アッパー表面に撥水加工を施し、シューズ内部にシームシーリング構造を採用したメレル独自の防水技術。]

参考・「M SELECT™ DRY SEAL」メレル(公式) 

というメレルの撥水技術が搭載とのこと。メレルの靴だとウォータープルーフと付くのが多いけど、ドライシール技術はそれとは別の様子。何にせよ、「雪を被ることが前提」というか想定されるスノーシューズなので大事な性能ですね。

GTX(ゴアテックス)との性能差はわかりません

 

登山靴(トレッキングシューズ)の性能

アウトドアシューズのタイプ

  • ◎ハイキングシューズ/登山靴(防護力)
  • トレイルランニングシューズ(走れる)

登山靴のタイプ

  • ローカットの特徴(軽快)
  • ミドルカットの特徴(普通&サポート)
  • ◎ハイカット/ブーツの特徴(サポート強い&冬登山)

「防水」の性能

  • 防水のゴアテックス(GTX)
  • ◎各社によるウォータープルーフ仕様(?)
  • 乾きやすく水ハケの良いドライ仕様
  • なにもなし

(◎がこの靴)

ハイキングシューズモデル 

登山靴(トレッキング&ハイキングシューズ)の特徴

山などのオフロードを歩くための靴。

※ランシューやスニーカーなどに比べて丈夫で防護能力は高い。

基本アウトドアシューズ!

 

トレッキングシューズ(登山靴)とは?
硬くてゴツゴツなアウトソール(登山靴の特徴)
硬くてゴツゴツなアウトソール
ブレ防止プレート(登山靴の特徴)
ブレ防止の堅いプレート
ワークシューズみたいな硬いつま先(登山靴の特徴)
なんでも蹴飛ばせる硬いつま先
靴全体のガード感(登山靴の特徴)
靴全体にいきわたるガード感

とにかく「足を護る」のが登山靴の特徴!

 

登山靴モデル(ハイキング&トレッキングシューズ)の参考

 

トレイルランニングシューズモデル 

トレイルランニングシューズの特徴

山道を走るためのシューズ。

※ランシューやスニーカーなどに比べて防護能力は高い。登山靴に比べて軽くてクッション性が高い

ほぼランニングシューズだけど最低でも靴裏がオフロード仕様!

 

トレランシューズって?
足裏がゴツゴツ硬い/登山靴よりは弱い(トレランシューズの特徴)
足裏のアウトソールがゴツゴツ硬い(登山靴よりは弱い)
ランシューのようにクッション性のあるミッドソール(トレランシューズの特徴)
ランシューのようにクッション性のあるミッドソール
(トレランシューズの準特徴)
※防水加工のゴアテックスモデルも多い
(トレランシューズの準特徴)
※靴全体が堅めな靴もある(サポートガード感)

山をランニングするための靴がトレイルランシュー!

 

シューレース(靴ひも)を格納するポケットが付いてるよね。

トレランシューズあるある

 

トレイルランニングシューズモデルの参考

 

ローカット

メレルのモアブは名作すぎると思う。
メレルのモアブは名作すぎると思う。

足首が動きやすく「価格も控えめなエントリーモデル」にして「使い勝手の良いオールラウンダーモデル」でもある。

タイプとしては「スタンダードなトレッキングシューズ」ということで、登山靴とされる中では最も価格が安いから初心者さんにも導入しやすく、また本格的な登山靴よりも軽く機動性が高いので上級者でも履き回すオールラウンダーなタイプなのであります。

最大のメリットは安いこと!次は動き回りやすいこと!

 

ローカット辺りの登山靴の参考「Xウルトラ(サロモン)」「モアブ(メレル)」

 

ミドルカット以上 

モアブはミッドカットの方をおすすめする(登山には)
モアブMID(だいたいは「ミッド/MID」という名称がつく)

足を「靴に寄りかからせる」事さえ可能。

※それがミドルカット以上のシューズ利点。足首まで覆うスタイルによってこれをホールドし、安定感を高める。すると横の揺れやブレを抑制し、足の捻挫や捻って転ぶようなことを低減してくれる。大げさに言えばつまりそうして休めるんじゃないかと思うほど。 

機敏な運動には適さないが、歩行には良いサポートになる!(それがミドルカット以上のシューズ特徴)

 

とはいえ前後の靴の動きは可能。 

よくできてる

 

ハイカット系の良さ

参考・「登山靴の選び方、何はともあれハイカットがおすすめ」Oak Journal さま

 

ミドルカット以上の登山靴の参考「モアブMID」

↑ややハイカット寄りの登山靴の参考「キャラバン」

 

防水のゴアテックス(GTX)(注:GTXではない)

「GTX(ゴアテックス)」による防水性能

とにかく「防水性能」のベスト。

参考・「“ゴアテックスなら大丈夫”は本当?実際のところを日本ゴア社で聞いてきた」ヤマハック さま

※それがゴアテックスという素材を用いたGTXモデル。山を征くモデルのアウトドアシューズにはかなりの確率でこの防水モデルが存在している。この靴にも存在するし、むしろそれがメインという状態。

足が濡れると酷いことになるのが登山です(徒歩全般)

 

絶対濡れないわけじゃない。

ただしゴアテックス生地だからといって「絶対濡れない」ということはない。小雨の中を1時間程度歩いていても意外と濡れる。(降ってる雨がかかるというより、つま先で跳ね上げた地面の水しぶきがそのまま足の甲に乗り続けることで浸水する笑)そして一度濡れると乾きにくいなどのデメリットも持つ。そして高価い。その割には撥水効果の寿命は3年程度の模様。

まあ「おまじない程度の防水意識」ということで(安めの靴なら3年使えば交換しやすいのでコスパは良さそう)

両翼式・記事内フライングニートマンズキャノン(鶴翼の陣)

 

靴の合わせ方

靴のサイズやワイズを参考に自分に合うシューズを選ぼう

※以下に登場する数値はあくまで目安として認識いただきたい。(測り方が精密でもないので)「アウトドアシューズの合わせ方」という点に注目いただきたい。

もくじ

  1. 靴の重さ(g)
  2. 靴のサイズ感(?)
  3. アウトドア靴の履き方と合わせ方(フィッティング)

※アウトドア靴の合わせ方が最も重要!

靴の重さ(重量)

Coldpack Ice+8の重量

軽快なアウトドア靴

450 g

※【ランシュー基準】…ダイナフライトやエアズームペガサスなどが260g以下で軽量のライト級と言えるし、ゲルカヤノやゲルニンバスなどのハイクッション&高サポート靴になると320gくらいのヘヴィ級になる。

※【登山靴基準】…とあるベストセラー登山靴が600グラムで(キャラバン)、同クラスのサロモンのミッドカット靴には445グラムだけどサロモン系はもとより軽いのでね。

※【トレラン基準】…軽めのサロモン靴で290から280という辺りなので標準と言える。

重さはそんなに気にならないのがアウトドア系のシューズ(定期)

 

靴のサイズ感(?)

Coldpack Ice+8のサイズ感

ややゆったりしている感じ?(メレル靴)

メレルの靴は自分によく合う。

※【メレル】…ベストセラーの「ジャングルモック」ではやや大きすぎなサイズ感だったけど、アウトドア系のシューズではよく合う。サロモン買う予定だったのにメレル買うことも多い。と言っても、自分の足は「ずんぐりむっくりな大柄で野武士のようなゴツい足(足広甲高のような)」というわけではなく、むしろスリムなギリシャ足。(ランシューは海外ブランドのアディゼロとかよく合う)それでもサロモンは狭く小さいときがあるくらいだから、「メレルが特別大きい造りというわけではない」でしょう。ここは注意されたし。足が大きすぎる人はメレルというよりアシックスのゲルベンチャー(ミッド)とか良さそうだけど(?)

関連記事・「個人的にフィットしているメレルの登山靴」 

※【サロモン】…個人的にはサロモンのデザインも好きなので選択肢には毎回入れているけど、なかなかフィットする靴がない。個人的にはだけど。靴の内部の収まりが悪いことが多い。相性問題だとは思うけど、基本的にはやや狭いのではないかな。欧米人向けとして。

関連記事・「個人的にフィットしているサロモン靴(クイックシューだけ注意が必要)」

関連記事・「個人的にフィットしないサロモン靴(Xウルトラ以外なかなか合わない)」 

※【アシックス】…アウトドア系のブランドというのはランシュー業界より数多い。中からアシックスを選ぶという人もほぼいないと思うけど、トレイルランニングならそこそこ居られるかと。ランシューだと大きめだけど、何故かトレランの「ゲルフジ」などは狭く小さい造り。27センチのゲルフジ持っているけど(トレーナー3)、明らかに小さい造り。とはいえ「ゲルベンチャー」などは大きいので、数多くのサイズ感がラインナップされている様子(?)

※【注意点(?)】…サイズ感というのはアウトドア靴に関してはわかりにくい。ランシューと違って硬い造りなので、靴と足がフィットするということはあまりないし。故にあくまでご参考までに。

基本的にアウトドア靴は、ややゆったりさせるのが良いでしょう(靴下カバーリング前提なのであります)

 

アウトドア靴の履きかた

アウトドアシューズ(登山靴など)の履き方や合わせ方
(いろんなシューズ履いてきた経験値から)
  • やや大きめで履くことになる(ソックス・カバーリング前提)
  • 歩いて「かかとが浮かない」こと!
  • 一番使うシーンに合わせる
  • ブーツインの履き方

基本的には「やや大きめで履くことになる」

登山靴系は特に「ソックス調整術」が大事になる(なにせ靴が硬いので、足と靴だけでは合わせられないのだ)
登山靴系は特に「ソックス調整術」が大事になる(なにせ靴が硬いので、足と靴だけでは合わせられないのだ)
サイズはいつものサイズで試す

ランシューと違って「柔らかさがない」のがアウトドア系のシューズ。だからランシューのようにピッタリ履くことは出来ない。(ただでさえオーダーメイドでもない限りその人の足にピッタリ合う靴はないし)だからアウトドア系の靴自体もある程度ゆったりしている。だからまた普段履いているスニーカーやランシューのサイズよりも大きめにする必要もなく、とりあえずは同じ数値でも良い。(それが間違っていない限り)自分の場合はおおよそ「(縦サイズ)26センチ」なので、登山靴などのアウトドア靴も「26」で最初は合わせている。(一部、アシックスのゲルフジなど27センチでもやや小さいくらいのサイズもあるけど。アシックスは他はみんな大きめなくせにゲルフジだけ明らかに小さい。海外向けだからかな?)

使うソックスを履く

使うシチュエーションによるけど、普段履きにも使う予定なら、もちろん普段使う事が多いソックス(靴下)を1枚フツーに履いてためし履き。登山など、厚めの靴下しか履く予定がないならそれを履いてためし履き。これだけでだいぶ違うから注意。どちらにも使う予定なら、もちろん厚めの靴下の方で調整する。薄手の靴下になったときにやや空きができても、そこは靴下を2枚にするなどで調整できるから。とくに冬場は厚めの靴下履いたほうが良いわけだし。夏場に使うにしても、登山するなら冬とそこまで変わらないかな。本格的な冬登山だと別次元だけど。

靴の中で足全体が圧迫されないことをチェック

フィット感としては、足が圧迫されないことを確認。ランシューと違って。厳密にはランシューも圧迫するほどキツイのはNGだけど、伸縮性があるのでピッタリフィットを目指すことが基本。しかしアウトドア靴は硬いので(防護力が高いため)、ある程度のスキマは大事。空き過ぎでブカブカした長靴みたいになるのは論外だけど、なにせ調整力が低いので、靴と足だけで合わせるのは難しい。だから空きを作り、ソックスの厚さや枚数やブーツインさせるパンツの裾などで調整をしていくのが無難だと思いますね。

基本はややゆったりに履いてOK(長靴みたいにブカブカしちゃダメだけど)

鉄則は「歩いて、かかとが浮かないこと」

MOAB 2 MIDの拡大画像
「カカトが足について来る」事がめっちゃ大事(MOAB 2 MID)
10メートルくらいの直線上を、いつものように歩いてみる

そうして試し履きしてみて、1番にチェックしたいところが、カカトが浮かないかどうか。(靴の中にスキマが空きすぎればどっちにしろかかとは浮くからね)履いて、歩いたときに、かかとが浮いて付いて来ないようなら問答無用でアウト。(靴ずれの原因でもある)そしてこれはその場で足踏みしただけではよくわからないので、ちゃんと直線距離を歩いてみること。10メートルとか。カカトが浮かないことはサイズ合わせで至上命題。フィット感が全く違うからとにかく要注意。

クイックシューに注意!かかとが浮きやすくなる!

楽に締められるシュー(靴紐)のことで、スポーツ系の靴には割とある。自分が持っている「Xウルトラ(サロモン)」でも搭載。確かに締めたり緩めたりは便利だけど、「つま先が締まりすぎて、かかとが浮きやすくなる」から注意。細かく説明すると分かりづらくなっちゃうからご自身でお確かめあれ。クイックシューは上の方しか締緩されないので下部であるつま先箇所がずっと締まり続けてしまうことが多い。そうするとそこが固定されてかかとが浮きやすくなるのですね。対策としては手動でつま先箇所の締りを解いてやるか、クイックシューを通常のシューに交換するか。

とにかくカカトが浮かないことが大事

まとめ「一番使うシーンに合わせる」

「登山がメインなのか、普段履きがメインなのか」などなどシチュエーションに合わせた靴選び
「登山がメインなのか、普段履きがメインなのか」などなどシチュエーションに合わせた靴選び
普段履き用か?山登り用か?

自分の場合であれば、「モアブなどグリーンシーズン用の軽登山靴は春夏の登山用」「コールドパックなどウィンターシーズン用の冬靴は普段履き用」というのがメイン。

グリーンシーズン(春夏)

例えば、「モアブは春夏に使うから薄手の靴下で調整すると思いきや、登山用ならどっちにしろある程度は厚手の靴下を使うから、それで調整する(防護力もそうだけど夏でも山の上は寒いからね)」

ウィンターシーズン(秋冬)

例えば、「コールドパックは雪が積もったり凍結路だったりのロードを歩くための普段履きがメインだから、やや厚手の靴下とテーパードな細身のジーンズをブーツインさせた状態におけるフィット感も最低限大事にする。しかしメインはやはり厚手の靴下2枚とスキーウェアパンツなどの太めのボトムスの裾をブーツインした状態。普段履きの方はそこまで運動量多くないから高いフィット感はいらないし。でも歩いていてブカブカなのは嫌なので細身のウェアでも最低限の調整はする。」みたいなことで。

※つまりシチュエーションに合わせるということ

シミュレーションが大事

ブーツスタイルの合わせ方

ジッパー開けて足を入れればブーツイン状態(Coldpack Ice+8)
ジッパー開けて足を入れればブーツイン状態(Coldpack Ice+8)
ブーツインが基本

ハイカット系であるブーツが他のアウトドア系シューズと違うのは「パンツの裾を必ずブーツインする」ということ。だからその分のフィット感を考えなくちゃいけない。「パンツの厚みを収められるだけのスキマ(靴内部の空き)が必要で、なおかつそれを調整する必要があるわけだね。

「ソックス」の種類と厚さ

まず靴下(ソックス)ね。厚さによって異なる。枚数によっても厚さは異なる。これによってアウトドア靴のフィッティング調整をするのが基本でしょう。普段履きならフツーの靴下、登山用や冬用なら厚手の靴下。あるいは重ね履きで2枚など。ちなみに1枚の違いで段違い。2枚履いてベストフィットのときもあれば、2枚にすると途端に圧迫感が強くなるときはよくある。上手いこと調整していくしかない。100%合う靴というのはオーダーメイドでもなければなかなか出会えないから。ゆえに靴そのものはある程度大きめにする必要があるんだね。アウトドアシューズの場合。

「パンツ」の種類と厚さ

次にボトムス(パンツ)です。これもいろいろ異なる。冬山で履くようなスキーウェア系統のボトムス(ズボン?)であれば、当然に厚め。ブーツインしたときを考えると、足首まわりの空きも必要になる。ジーンズ(デニム)なら、レギュラー(普通のジーパン)ならやや厚め。スリムなスキニージーンズならそれより細い。さらにスリムなテーパード仕様(膝から細くなるやつ)ならさらにまた細い。それに伴ってブーツイン時の厚みも異なる。大した違いがないように思えるけど、実際違いが生じる。何度も履き比べて体感済み。

※裾をまくっている場合、その厚さでキツさも変わってくるから注意!あまり捲くりすぎると太くなるから当然キツくなる!普段は捲くっていても、ブーツインのときだけは下ろして薄くするなどの対応も必要だ!

履く予定のジーパンやスキーウェアで試すのが確実

両翼式・記事内フライングニートマンズキャノン(鶴翼の陣)

 

コールドパック8インチの総評

Coldpack Ice+8のレビュー評価
今回は使いやすいブラックカラーを購入!!

※レビューとは言え実際に履き込んでいるわけではなく、自分のシューズ関連知識と経験をフル活用したイマジネーションでもってその靴に触れたときのインプレッションやフィーリングをアウトプットしているだけですのでご参考までにどうぞ(履き込んでから評価が変わることはよくあること)

破壊的に履きやすい!

ジッパー開けて足を入れればブーツイン状態(Coldpack Ice+8)
ジッパー開けて足を入れればブーツイン状態(Coldpack Ice+8)

 

ジッパーだから。

 

チャックで開け締めするだけのブーツスタイルだから、そりゃ脱ぎ履きしやすい。(レディース用のストレッチポーラーはどちらかというとただ足を入れるだけだからさらに脱ぎ履きしやすいでしょう。運動性高いフィット感は低下するだろうけど。)

 

ジッパー閉じれば終わり(Coldpack Ice+8)
ほんでジッパー閉じれば終わり(Coldpack Ice+8)

 

買う気なかったのに買っちゃった。

 

もともと「冬季の普段履き用途」として選び、当初の本命は「コールドパック6インチ」の方だった。タウンライクなデザインでファッションとしても履けそうだから。でもこの手のミドルカットの靴ってやや面倒な経験がある。アウトドア系の靴だからシューが固くて地味に指が痛いし、割とすぐ解けるし、パンツの裾をブーツインするのもこれまた地味に手間取るし、これまたすぐ出ちゃうし。

 

だったら「脱ぎ履きしやすいジップポーラー」のほうが、

超実用的じゃんか。

ということでこっちにしちゃったのである

 

コールドパック8インチの良い点(メリット)

Coldpack Ice+8のメリット
バイカースタイルでもイケる。

「ジッパー開閉」で履きやすい脱ぎやすい

上述したとおり、見ての通り、普段履きとしてサイコーの性能ことジップポーラースタイル。「チャック開けて、足を入れて(同時にブーツイン)、チャック閉じるだけ。」ラク過ぎる。

見た目が「最新鋭」かつ「伝統的」でイイネ

「軍用のタクティカルブーツ」のような最新テクノロジー感を持ちつつ(実際持っている)、登山用具が持つ「伝統的な革製品」としてのクラシックな立場をも持ち合わせている。個人的にそれが好き。

凍結路で滑りにくいことは確か

※「アークティックグリップ」に関して、体感として言えることは、「滑らないように歩けば、たしかに滑りにくい」ということ。

滑らないように歩けば、たしかに滑りにくい(重要)

 

コールドパック8インチの悪い点(デメリット)

ドラゴンボールZ DRAMATIC SHOWCASE~2nd season~ vol.1・vol.2・vol.3 全5種セット
ドラゴンボールZ DRAMATIC SHOWCASE~2nd season~ vol.1・vol.2・vol.3 全5種セット/アマゾン・アソシエイトリンク

(ブーツ履くとギニュー特戦隊みたいにならん?)

おそらくフィット感はやや弱くなる

ジッパーのみだから。ハイカット系のシューズはやっぱりシュー(靴紐)で締めてビシッと固定する点に強みがあるだろうから(サロモンならツンドラプロなど)、このジップポーラースタイルはそこまで運動性が高いフィット感を得ることは出来ないのではないかと。レディース用のストレッチポーラーは当然として。

※でもちゃんとソックスやパンツの厚さの調整などでぴったりフィットさせればかなり動けるんではないかとは思うけど(ただ、紐調整出来ないという調節能力の低さは事実なわけね)

革製品なのでお手入れの手間がややかかる

ヌバックレザー(牛皮?)というやつで、革製品用のお手入れをする必要がある。というかしないと持ちが悪いし見た目も悪くなるとか。

※あとで革靴のお手入れ情報まとめをやっとくよ

値段が高い(?)

定価が3万近いのかな。実売価格だと2万中盤くらいかな?(2021年1月現在)高いランシューの2倍ほどする。この手の高機能スノーブーツの中では抑えられた値段だと思うけど。(サロモンのツンドラプロは3万オーバー)まあ高いことは確か。

※ファッション目的だけで履くならもっと安いのがゴロゴロしている。それこそ4千円くらいで何足も履きたい場合はそっちが良いでしょう。自分の場合は「良いものを少数精鋭」が好きだからメレル履くだけで。

※あと買うときはポイントにも注目。Amazonでもポイントつくけど、ポイントが付くことで高く表示されてることもあるから。自分のときは黒色が安くて茶色が5千円くらい高かったけど、よく見たらポイントが5千ついてたから。

モフモフな雪靴感はない

「ファー(起毛/毛皮)」のような装いはない。(サロモンのアウトスナップとかはある)まあタクティカルブーツ感あるのだからそれは要らないといえば要らないけど。

凍結路でもツルツル滑る

※「アークティックグリップ」に関して、体感として言えることは、「滑るように歩けば、フツーに滑る」ということ。

滑るように歩けば、フツーに滑る(重要)

 

2つのコールドパックを比較
2つのコールドパックを比較し、8インチを購入(脱ぎ履きしやすいから)

 

とにかくね、

 

履きやすいよ。

 

それだけで買い。

 

冬の普段履きに履きまくっているコールドパック
冬の普段履きに履きまくっているコールドパック
もちろん水辺もバシャバシャ踏破できるコールドパック
もちろん水辺もバシャバシャ踏破できるコールドパック
甥っ子たちを追いかけていくのに必需品なコールドパック
甥っ子たちを追いかけていくのに必需品なコールドパック

 

ベンリな冬用ブーツとして使える「コールドパックの8インチ」でした。

ブラックかクレイか迷い続ける。
ブラックかクレイか迷い続ける。

Coldpack Ice+8

メンズ

※「ジップポーラー」というジッパー開閉式なのでシュー紐などは結ばない楽々着脱スタイル。

Coldpack Ice+ STRETCH POLAR

ママンもストレッチポーラーを購入
レディース

※レディース版は「ストレッチポーラー」というスタイルで、少々伸び縮みさせて履き込むだけのブーツらしい。(実物未検証)つまりジッパーで開閉しない。

カラーはブラックにしたけど、今さらクレイにしたくなってる(黒のほうが何にでも合わせやすかったんだけど)

 

【備忘録】革登山靴のお手入れ(ヌバックレザー)

革靴のお手入れ(個人的には防水栄養クリーム1本とブラシのみ)
革靴のお手入れ(個人的には防水栄養クリーム1本とブラシのみ)
靴を洗う(洗浄)
アッパー(上体)を優しく洗う
[コロニル] スポンジ 9cmx7cmx3cm CN044064 Colorless F

[コロニル] スポンジ 9cmx7cmx3cm CN044064 Colorless F

660円(10/12 11:03時点)
Amazonの情報を掲載しています
アウトソール(靴底)を硬めに洗う
防水ジェルを塗る

 

とはいえ、

自分は↓のみ。

 

栄養ワックスクリーム塗り(※各カラー別)
[コロニル] ウォーターストップカラーズ

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1,512円(10/12 03:06時点)
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基本はこれ一つでOKじゃないのかね。

 

※以下、単品

 

補色ローションのみ(※各カラー別)

参考・「[コロニル] 補色・防水ローション ヌバック+テキスタイルボトル

栄養ワックスクリーム塗りのみ

参考・「[コロニル] アクティブレザーワックス 75ml 保革・防水ワックス アウトドアシューズ向け 凍結防止 登山靴 Colorless

 

(以下、参考)

 

参考・「お手入れ辞典-レザーケアならコロニルにおまかせください」コロニル公式 

参考・「ヌバックレザー 登山靴 お手入れ」Google検索 

参考・「革(レザー)の登山靴は、お手入れをしないと3年しか持ちません」登山靴専門店 バックカントリー穂高 さま

個人的には「ウォーターストップカラーズ1つ」で済ませようと思います(陳謝)

 

スポンサーリンク/記事直下型2連装無職砲

よい生活習慣ゲット企画「ニートダイエット」で人生は変わるとマジで思う。

プロフカードぼたん

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