ゲルエキサイト8とは?
asicsが誇るランシューの中ボス的存在(?)
GEL-EXCITE 8(asics)
参考・「(メンズ)GEL-EXCITE 8」asics(公式)
参考・「(M/エクストラワイド版)GEL-EXCITE 8」asics(公式)
ゲルエキサイト8とは?
asicsランシューの中ボス
asicsの代名詞的な基幹素材「GEL(ゲル)」の名を冠した中級クラスのランシュー。ゆえに超有名靴である「ゲルカヤノ」や「ゲルニンバス」のような雰囲気を持っている親しみやすさ。性能的には「中の上」くらい?
(asicsはAmazonモデルなど、ゲルの名が付いたモデルを狂ったように出し続けているので似たようなランシューはいくらでも転がっておりますが、今回はエキサイトくんを見せしめにしようと思います)
買いやすいお値段なんでしょうね(?)
GEL-EXCITE 8
メンズ
エクストラワイド版/4E
メンズの場合、通常ワイズが「2E」なのはいつもと共通。ワイド版は「4E(asicsではエクストラワイド)」のはずだけど、商品見つけづらいよね(いずれにしろ公式情報からワイド版のカラーが判明するので確認しておく)
amazon・「[アシックス] GEL-EXCITE 8 メンズ 002(ブラック/ホワイト) 26 cm」
Yahoo!・「asics ゲルエキサイト8 メンズ 4E」
レディース
ワイド版/2E?3E?
レディースの場合、通常ワイズが「E」になる様子。よってワイド版は無印?(いずれにしろ公式情報からワイド版のカラーが判明するので確認しておく)
とりあえず「デカいサイズがあるだけで助かる」という人は多い!
「ゲルエキサイト8」の見た目プレビュー
インサイドビュー
アウトサイドビュー
クォータービュー
バックビュー/ヒール
フロントビュー(つま先)
アウトソール(足裏/グリップ)
アッパービュー/全体
見た目は普通にゲルカヤノっぽいよね(?)
「ゲルエキサイト8」を履いた感じプレビュー
スタンドアップビュー
アラウンドビュー/全体像
トップビュー
派手な色にすると色々と誤魔化せるでしょう
靴の特徴
「ゲルエキサイト8」の特徴一般
参考動画・「残念ながら公式チャンネルでもゲルエキサイトは取り扱わない様子。」ASICS Japan(公式)
- 高いクッション性のあるランシュー
- そこそこ軽量級(265g)
- お手頃価格(?)
- ニュートラル及びアンダープロネーション(?)
- 足のアーチサポートは殆どない
機能的には問題ないレベルだけど、中途半端な感じはする
ランシューとしての立ち位置
ゲルエキサイト8の「クッション性」はこれくらい(当社比)
サブ5クラス/おすすめシューズ | クッション性 |
ゲルニンバス22 | ★★★★★★★★☆ |
ウェーブスカイ3 | ★★★★★★★☆ |
GT2000-8 | ★★★★★★★☆ |
ゲルカヤノ27 | ★★★★★★★☆ |
ウルトラブースト/19※ | ★★★★★★★☆ |
ダイナブラスト | ★★★★★★★☆ |
ゲルカヤノ26※ | ★★★★★★★ |
ハンゾーU(2020) | ★★★★★★★ |
New!ゲルエキサイト8 | ★★★★★★★ |
ダイナフライト4 | ★★★★★★☆ |
ウェーブライダー23 | ★★★★★★ |
アディゼロ/ボストン8 | ★★★★☆ |
アディゼロBブースト2 | ★★★★ |
サブ4クラス/トレーニング | クッション性 |
ライトレーサー2 | ★★★☆ |
ウェーブエアロ18 | ★★★ |
アディゼロジャパン5 | ? |
※ウルトラブーストに関してはあくまで前足部(フォアフット)を除いて「ミッドフット走法」および「ヒールストライク走法」時のみこの位置と判断
※ゲルカヤノはフォアフットがそこまで厚くなくなっているけど、「かかと部の分厚いゲル」による高い衝撃吸収性能を評価します
かなりのクッション性があるよね(サポートはないけど)
ゲルエキサイト8の「重さ」はこれくらい(当社比)
サブ5クラス/おすすめシューズ | 重さ |
ゲルニンバス21 | 約340g |
ゲルニンバス22 | 約325g(?) |
ゲルカヤノ26 | 約330g |
ウェーブスカイ3 | 約315g |
ウルトラブースト/19 | 約315g |
GT2000-8 | 約300g |
ゲルカヤノ27 | 約300g |
ハンゾーU(2020) | 約275g |
ウェーブライダー23 | 約270g |
New!ゲルエキサイト8 | 役260g(?) |
エボライド | 約250g |
ダイナブラスト | 約240g |
アディゼロ/ボストン8 | 約230g |
サブ4クラス/トレーニング | 重さ |
ライトレーサー2 | 約240g |
ウェーブエアロ18 | 約215g |
アディゼロジャパン5 |
サブ3クラス/レーシング | 重さ |
ウェーブデュエル | 約205g |
ターサーエッジ | 約200g |
アディゼロ匠戦6 | 約190g(?) |
ウェーブエンペラー3 | |
アディゼロ匠戦5 |
※メンズ 26cm 片足重量(自分で実測した値)/打ち消し線は参考の推定値
そこそこ軽くもあります(一昔前ならかなりの軽量さ)
速評はここまで。
靴のデータ「サイズ感・ワイズ感・重さ」
【免責】
※以下に登場する数値はあくまで目安として認識いただきたい。(測り方が精密でもないので)「全体としてのサイズ感やワイズ感はどうなのか」という点に注目いただきたい。
体感「ややゆったりしたサイズ感」
ややゆったりしてるかな。
大体において、asicsの廉価モデルはこうしたゆったりモデルなんだよね。(キツいよりは大きめのほうがクレームになりづらい?靴下カバーリングなどで対応させやすい?)だからキツくて合わないということはかなり少ないでしょう。
逆に、しっかりフィットさせるのは難しそうだけど(素材も含めて)
※気になる点がなければこのような発言が続きます!逆に気になる場合はちゃんと話します!(ゲルニンバス21のように)あるいは(ターサーエッジのように)
サイズ感や仕様の短評
足のモデル
- ギリシャ型(割とスリムタイプ)
- 足のアーチはしっかりある
- (靴サイズは26センチでレビュー)
※このブログのランシューコーナーではすべてこのアンヨが「同じ状況下」にて試し履きしております(靴下の厚さも同じ)
靴の足長(サイズ感/長さ)
足長は、割と長め。
※26センチサイズ
※サイズ合わせの際は「捨て寸」といわれる「0.5~1センチ未満の空き」ができるようにしよう
※歩く動作をして「かかとが浮く」ような状態ならサイズを小さくするなど対応しよう(靴の形状や性質によってそうなることもあるのでサイズ感だけの現象ではないけど)つまりカカトが浮いてはダメ。
やや長めだとは思います(繰り返し)
靴の足幅(ワイズ感/広さ)
通常時
踏み込み時
数値(目安)
足幅は、割と広め。
※26センチサイズ/2Eワイズの標準モデル
※ワイズ合わせの際は「基本は両サイドにピッタリとさせて空きがなく、ぐっと踏み込んだときに張りすぎない程度」(数値以上に素材の伸縮性によって体感は大きく異なるよ)
※キツいとか痛いと思ったらまずは「靴紐をすべて緩めて」調整してみることが大事(できるだけピッタリしたほうが良いからね)
わりと広めだとは思います(繰り返し)
靴の甲(高さ)
余白
指を上に立てたとき
指を上に伸ばしたとき
足甲は、割と高め。
※26センチサイズ
※数値以上に素材の伸縮性によって体感は大きく異なるよ
※キツいとか痛いと思ったらまずは「靴紐をすべて緩めて」調整してみることが大事(できるだけピッタリしたほうが良いからね)
やや高めだとは思います(繰り返し)
靴の重量(重さ)
約 260 グラム?
※26センチサイズ(片足)
※ダイナフライトやエアズームペガサスなどが260g以下で軽量のライト級と言えるし、ゲルカヤノやゲルニンバスなどのハイクッション&高サポート靴になると320gくらいのヘヴィ級になる。
中軽量級と言って良いでしょう?(近年の感覚でいうと中量級かも?)
靴底の厚さ
フォアフット(前足部)
約 2.4 センチ
※26センチサイズ
※数値以上に素材によってクッション性能は異なるよ
割と厚底だよね
ヒールストライク(かかと)
約 3.8 センチ
※26センチサイズ
※数値以上に素材によってクッション性能は異なるよ
かなり厚底だよね。(4センチオーバーすると超厚底だもの)他とは性能が違うけど。(上位モデルにはフライトフォームが使われている)
ミッドフット(中足部)
約 センチ
※26センチサイズ
※数値以上に素材や形状によってクッション性能は異なるよ
(参考まで)……。
足のアーチ
※足のアーチサポートは、ほぼナシ
インナーソール(中敷き)
ほぼ平坦フラットでサポートなし
アッパー素材の添え具合
アーチには寄らないフォルム
asicsの靴なり
足のアーチ(土踏まず)がしっかりある人ほどサポートが必要
ヒールカップの強さ
意外と、弱め(?)
※強いと着地時のブレ抑制に影響する/軽いと足の入れやすさや軽快さに影響する
あるにはあるけど、弱めだよね
シューガイドの数
約6つ~7つ
※5つくらいが普通で(?)、4つだと弱いくらい(最近は6つくらいは普通かな)
(asicsなり)……。
靴のメッシュ
アッパー素材
足周り
やや伸びるが、やや熱め仕様かと
※フィット感のための初心者ランシュー仕様
asicsなり(便利表現)
靴のグリップ
フツーにロード対応グリップ。
※道路を高速で走るのに向いているのがサブ4靴
※ブレ防止プレートなどがよく見えると初心者系のランシュー色が強くなり、スパイク状になるとトラックコース適用の競技モデルランシュー感が強くなる
上位モデルに比べたらかなり持ちが悪そうだけど、最下グレードであるロードジョグ(現在はジョルト3など)でも2年は持ったから、asicsなど一流ブランド品なら最低限の耐久性能はあるんじゃないかな(?)
ゲルエキサイト8の総評レビュー
【免責】
※レビューとは言え実際に走り込んでいるわけではなく、自分のランシュー知識と経験をフル活用したイマジネーションでもってその靴に触れたときのインプレッションやフィーリングをアウトプットしているだけですのでご参考までにどうぞ(走り込んでから評価が変わることはよくあること)
「でかいダイナフライトの廉価版(?)」
ゲルカヤノの廉価モデルというより、
ダイナフライト系、
エボライドの廉価(?)
(高クッション、軽量、ややスリム、サポートの弱さ)
見た目的にはゲルカヤノ系統の「ゲル靴」感があるのだけど(ゲルエキサイトだし名前)、機能的にはよくあるダイナフライト系だね。ゲルエキサイトはスリムでもないけど。(サポートもない)だから実際には「ダイナフライト系の廉価版」としては「VERSA BLAST(ヴァーサブラスト?)」がある。(どっちかというとダイナブラストの廉価版)いや、ゲルニンバスの廉価なのか?でも軽いよね?最近のニンバスも軽いから良いのか?ニンバスは大きくはないけど?
つまり補強のサポート素材がないんだね。あと大きめ。
ゲルエキサイト8の良い点(メリット)
かなりの厚底ランシュー
何かしらの有名ランシューの廉価版(?)とは思えないほどの、クッション性能を誇っている。厚底感だけなら上位モデルにも引けを取らないよね。
お手頃価格(?)
それでいてこの価格。(実際にはさらにセールなどで値落ちしやすいでしょう)最安ランシューが「1980円」くらい。(これは良くて3ヶ月で履きつぶす)有名ブランドの最下級グレードが「3980円」くらい。自分の経験ではこのクラスのアシックスのロードジョグが2年持った(日5キロ=週5日=月100キロ走行)ので、実際にはこの辺りがあれば実用レベルだと考えております。ゲルエキサイトは中級モデルなので機能性がある分、やや高いけど、1万円前後する上位モデルよりはやはりお安い。
ゆったりとしたサイズ感
サイズ感もゆったり余裕があるので(さらに広々としたワイドモデルもある)、「万人が履きやすいサイズ感」なのではないでしょうか。中途半端とも言えるけど、ある程度の空きがあっても走れるからね。ブカければ暑い靴下履くとか2枚履くとかでカバーリングできるものだし。
すなわち「足の大きな人でも無難に履きやすいジョギングシューズ」
ゲルエキサイト8の悪い点(デメリット)
完全なる体育教師アイテム
見た目のデザイン的には「運動靴感が丸出し」かな。派手な色にしておけばある程度は誤魔化せるけど(?)とくに見た目のこだわりがないとか、この部活感が好きというなら問題はないでしょう。
いろいろと中途半端(?)
「かなりクッション性能の高いランシューで、軽量で、ジョギングには良さそう」なのだけど、「ややダサいし、値段も中途半端だし、これくらい出すなら値落ちした上位モデル買うわ」って印象あるんだよね。
個人的にはあんまりエキサイトしませんでした(陳謝)
誰でも履きやすいことは確かな「GEL-EXCITE 8(ゲルエキサイト8)」
GEL-EXCITE 8(ゲルエキサイト8)
縦のサイズはツマ先1センチ未満の「捨て寸」空き、横のワイズは「ピッタリ」するように合わせていこう。
※【縦サイズ】…歩く動作をして「かかとが浮く」ような状態ならサイズを小さくするなど対応しよう(靴の形状や性質によってそうなることもあるのでサイズ感だけの現象ではないけど)それでもカカトが浮くようなら別の靴を選ぶなども検討。
※【横ワイズ】…キツいとか痛いと思ったらまずは「靴紐をすべて緩めて」調整してみることが大事(できるだけピッタリしたほうが良いからね)それでもキツいなら別の靴を選ぶ。とはいえある程度はゆとり気味のほうがキツく感じるリスクは減らせるのは事実です。
※【カバーリング】…ある程度合わせてこれ以上フィットしないという場合でも「靴下2枚履き」などで対応すればOK。
Amazonなら試着システム完備・「プライム・ワードローブ(試着して買わないものは返送すればOK)」
足が大きい人はとりあえずそのまま、そうでもない人はワンサイズ小さくても問題はないでしょう
メンズ
エクストラワイド版/4E
メンズの場合、通常ワイズが「2E」なのはいつもと共通。ワイド版は「4E(asicsではエクストラワイド)」のはずだけど、商品見つけづらいよね(いずれにしろ公式情報からワイド版のカラーが判明するので確認しておく)
amazon・「[アシックス] GEL-EXCITE 8 メンズ 002(ブラック/ホワイト) 26 cm」
Yahoo!・「asics ゲルエキサイト8 メンズ 4E」
レディース
ワイド版/2E?3E?
レディースの場合、通常ワイズが「E」になる様子。よってワイド版は無印?(いずれにしろ公式情報からワイド版のカラーが判明するので確認しておく)
とりあえず「デカいサイズがあるだけで助かる」という人は多い!
細身でやや格好良いのは「VERSA BLAST(ヴァーサブラスト)」
メンズ
レディース
参考・「(レディース)VERSABLAST」asics(公式)
同じ価格帯でスリム系統ならこっち(かなり軽いけど、ゲルエキサイトよりはやや薄い?)
足の保護目的なら「GEL-NIMBUS 23(ゲルニンバス23)」
※重量を除けば、同じような機能を持った世界的名作ランシューがゲルニンバス。(軽快に走るのでなければ重量は問題ない)
※上位モデルで軽快なランがしたいなら「ダイナブラスト」とか「エボライド」がおすすめ。
どうせならこのクラスを履きたい(個人的感想)
※これはあくまで「試履きのみ」のレビューである。
走り込んでみないとジョギングシューズとしての真価はわからない。
このコーナーは、
「試履きや触った時点でもわかるところについて楽しむ」
という趣で執り行わさせていただいております。
最近ではAmazonなどのネット通販でも試着が推奨されるという近未来でありますから。
Amazonのすごいシステム・「プライム・ワードローブ(試着して買わないものは返送すればOK)」
いろいろあれこれテストしてみたくなるというのが人のサガ。
その結果こうしてわかる点についてだけ記事にしているというわけであります。