ゲルニンバス25とは?
ロード・オブ・ザ・リングの上級王ギルガラドに履かせたい神々のランシュー
GEL-NIMBUS 25(asics)
ゲルニンバス25とは?
地上最大級のクッション性能
「雲の上を歩くようなクッション性」を謳って「ランシュー業界史上最大レベルの衝撃吸収能力」を自他ともに認められているアシックスの秘密兵器。(ニンバスとは古代ローマの公用語だったラテン語で雲の意)秘蔵技術である「GEL(ゲル)」の搭載量はこれまたボリューミングでゲルシリーズでも1位の座にあるだろう。そして近年では軽くて跳ねる「FlyteFoam(フライトフォーム)」との重ね合いにもよって、「更に足運びもよろしくなりました」ってな進化も遂げているのです。
※フライトフォーム盛り盛り仕様が加速しているため、ゲルの積載量1位であるかは近年有耶無耶なところではある
※ニュートラルプロネーションやアンダープロネーション走者用の靴ともされる
初心者ジョガーはもとより、衝撃緩和が必要なダイエッターたちが履くべき最高のクッションシューズ(高齢者や医療目的でもよく利用されるとか)
GEL-NIMBUS 25(ゲルニンバス25)
メンズ
ワイド/3E
※公式情報にはないのだけど(?)、市場にはしっかり存在するワイド版(3E相当)
エクストラワイド/4E
【EXTRA WIDE(エクストラワイド/超広い)】…アシックスお得意のエクストラワイド展開もしているよ。4EともSWとも。(もしくは外反母趾などで広がった足幅を入れるには良いのかもしれない。矯正というわけではないからそこらへんは医療的な治療が必要になるだろうけど。)
それならインソールも推奨・「[Superfeet] インソール BLACK ブラック D(25.0~27.0cm)」
レディース
ワイド/2E
ノーマル(スタンダードワイズ)のほうも、表記的には「E」にしてるみたい。ニューバランス的というかワールドスタンダード的な表記ですね。つまり女子のワイズ標準は「2E」でなく「E」になっている様子。ワイドは2E~3E相当という感じかな女子モデルは。
アシックス製品がamazonの商品ページで「画像間違い」頻発してるけど早く直してほしいよね!
「ゲルニンバス25」の見た目プレビュー
インサイドビュー
アウトサイドビュー
クォータービュー
バックビュー/ヒール
フロントビュー(つま先)
アウトソール(足裏/グリップ)
アッパービュー/全体
参考動画・「ASICS Gel Nimbus Lite 2 First Look | Softer Cushioning + Lighter weight」Running Warehouse さま
だいぶメジャーアップデートしたフォルムですね(ゲルニンバスライトを吸収合併させた感じ)
「ゲルニンバス25」を履いた感じプレビュー
スタンドアップビュー
アラウンドビュー/全体像
トップビュー
別カラー版
アップビュー
だいぶオシャレなフォルムに成っちゃったね。(それでいて作りがシームレスな感じ。前はもっとごちゃごちゃしていた。)
靴の特徴
「ゲルニンバス25」の特徴一般
参考動画・「GEL-NIMBUS™ 24-やわらかなライド感に、ココロも弾む|ASICS RUNNING|アシックス」ASICS Japan(公式)
- 地上最高に足に優しいクッションメガ盛り雲上靴
- 疲労軽減の万能モデル(ジョギングにもウォーキングにもお仕事履きにも使える)
- サポート性能は弱い
- ニュートラルプロネーション系
- (アンダープロネーション対策でもある)
短距離ダッシュや小回り機動、「それら以外の全ての運動に向いている」でしょう
↓直近の過去作一覧
もうこのゲルニンバスも、かれこれ25ナンバリング以上を数えてこれ以外に言うことがありませんよ。それだけ「ランシュー界最大級のクッション性能 」という座を明け渡さないニンバスの強さなのかもしれませんな。
ダイエットにも!立ち仕事にも!リハビリにも!
ランシューの機能
※流行りのカーボンプレートみたいな高反発素材は、
ナシ
(ボストンや匠戦やアディオスプロには5本骨状ロッドとやらが搭載されている。グラスファイバー素材だけど。カーボンもファイバーで繊維だけど。よくわからんのやけど。)
この靴は足への優しさが至上命題なのでそんなものは要りません(ミズノウェーブは要ります)
靴底のクッション性能
新クッション素材「PureGEL(ピュア ゲル)」の採用
[従来モデルのクッション素材よりも約65%やわらかく、約10%の軽量化を実現。よりソフトに快適な履き心地を追求。]
参考・「ゲルニンバス25/GEL-NIMBUS™ 25」asics(公式)
※今回のピュアゲルは「ヒール箇所のみ」ということらしい。(もともとは前足部にも配されていて、ゲルカヤノやGT2000と差別化要因だったけど)
「GEL(ゲル)」とは?
※アシックスのスポーツシューズと言えば古の御代よりこの素材であります。厚底増えて超ド級クッション性能が増えたけど、「靴の高度を抑えた衝撃吸収能力」は現世でも郡を抜いていると思う。厚底で高度上がりすぎると安定感も激減するから。つまり「ゲル素材は足に優しい」といえるでしょう。摩耗もしづらいと思う。
※ただし冬には硬くなるとも。
より環境に優しく「FF BLAST PLUS ECO(フライトフォーム ブラスト プラス エコ)」を採用
[軽量でやわらかいクッション性はそのままに、約24%に植物由来の素材を使用したフォーム材「FF BLAST PLUS ECO」をミッドソール全面に採用。]
参考・「ゲルニンバス25/GEL-NIMBUS™ 25」asics(公式)
※機能はそのままに24%もエコになったのだとか。そりゃすごい(真顔)
元である「FF BLAST PLUS(フライトフォーム ブラスト プラス)」とは?
[FF Blastから、厚みは2ミリ増えたが重量は10グラム軽量化した。]
※アシックス史上、最大に柔らかく反発する素材。それが「フライトフォームブラスト」なる「強化素材」なのだとか。フライトフォーム自体は「柔らかくて、跳ね飛んで、軽量な、有機繊維体のフォーム」という、今日では「衝撃吸収素材ゲル」と並んだアシックスの看板技術素材。ブラストはそれの強化版という理解でよろしいかと。他にもライトとかプロペルとかフライトフォームの強化素材は多数あるけど、ブラストは一大シリーズとして独立した模様。
そもそも「FlyteFoam(フライトフォーム)」とは?
公式チャンネル・「New DynaFlyte™ with FlyteFoam™ 機能ビデオ」ASICS Japan
元はダイナフライト発・「アシックスの新・生物兵器。それがフライトフォーム。」
FFBは強化素材・「FlyteFoam Blast(フライトフォームブラスト)のこと」
※「飛ぶように跳ねて軽い」というのがフライトフォームの基本であります。(adidasのブースト素材以来大ブームとなったとかどうとか)
とりあえず「asicsの最新テクノロジーが全部乗せ」ということです(エコとかはそれが良いことなのかどうかはよく判断できませんが)
靴裏のグリップ性能
AHAR+(エーハープラス)
[耐久性が要求される自動車タイヤにも用いられているゴムを主材料とし、それに補強材を配合することで、耐摩耗性を向上させています。当社従来ラバーと比較して、AHARは約2倍、AHARPLUSは約3倍の耐摩耗性を発揮します。スポンジタイプは当社比50%以上の軽量化を実現しています。]
※とにかくよく効く。
ロード路面では最強クラスのアウトソールだと思う(アディダスのコンチネンタルラバーソールと比肩する)
ランシューとしての立ち位置
ゲルニンバス25の「クッション性」はこれくらい(当社比)
サブ5クラス/おすすめシューズ | クッション性 |
New!ゲルニンバス25 | ★★★★★★★★★★★☆ |
ゲルカヤノ29 | ★★★★★★★★★★ |
ゲルニンバス22 | ★★★★★★★★☆ |
アディゼロボストン11 | ★★★★★★★★ |
ウェーブスカイ3 | ★★★★★★★☆ |
GT2000-8 | ★★★★★★★☆ |
ゲルカヤノ27 | ★★★★★★★☆ |
ウルトラブースト/19※ | ★★★★★★★☆ |
エボライド3 | ★★★★★★★☆ |
ダイナブラスト | ★★★★★★★☆ |
ゲルカヤノ26※ | ★★★★★★★ |
ハンゾーU(2020) | ★★★★★★★ |
ダイナフライト4 | ★★★★★★☆ |
ウェーブライダー23 | ★★★★★★ |
アディゼロ/ボストン8 | ★★★★☆ |
アディゼロBブースト2 | ★★★★ |
サブ4クラス/トレーニング | クッション性 |
ライトレーサー2 | ★★★☆ |
ウェーブエアロ18 | ★★★ |
アディゼロジャパン5 | ? |
※ウルトラブーストに関してはあくまで前足部(フォアフット)を除いて「ミッドフット走法」および「ヒールストライク走法」時のみこの位置と判断
※ゲルカヤノはフォアフットがそこまで厚くなくなっているけど、「かかと部の分厚いゲル」による高い衝撃吸収性能を評価します(加えてゲル素材はその他の厚底盛り盛りフォームよりも衝撃吸収性能は勝っていると思う)
とりあえず史上最大のクッション性能を毎度毎度更新してくるっ……!(ただ、強いサポート性能も兼備するゲルカヤノも足への保護性能はすこぶる高いので、足への優しさという点では甲乙つけがたいですね)
ゲルニンバス25の「重さ」はこれくらい(当社比)
サブ5クラス/おすすめシューズ | 重さ |
ゲルニンバス21 | 約340g |
ゲルニンバス22 | 約325g(?) |
ゲルカヤノ26 | 約330g |
ウェーブスカイ3 | 約315g |
ウルトラブースト/19 | 約315g |
GT2000-8 | 約300g |
ゲルカヤノ27 | 約300g |
ゲルカヤノ29 | 約290g |
ハンゾーU(2020) | 約275g |
アディゼロボストン11 | 約270g |
New!ゲルニンバス25 | 約270g |
ウェーブライダー23 | 約270g |
エボライド | 約250g |
ダイナブラスト | 約240g |
アディゼロ/ボストン8 | 約230g |
エボライド3 | 約195g |
サブ4クラス/トレーニング | 重さ |
ライトレーサー2 | 約240g |
ウェーブエアロ18 | 約215g |
アディゼロジャパン5 |
サブ3クラス/レーシング | 重さ |
ウェーブデュエル | 約205g |
ターサーエッジ | 約200g |
アディゼロ匠戦6 | 約190g(?) |
ウェーブエンペラー3 | |
アディゼロ匠戦5 |
※メンズ 26cm 片足重量(自分で実測した値)/打ち消し線は参考の推定値
軽いなあ(遠い目)
速評はここまで。
靴のデータ「サイズ感・ワイズ感・重さ」
【免責】
※以下に登場する数値はあくまで目安として認識いただきたい。(測り方が精密でもないので)「全体としてのサイズ感やワイズ感はどうなのか」という点に注目いただきたい。
体感「普通のサイズ感、よりややスリムか」
スタンダードモデルだと、ややスリムなのかな?
といったサイズ感に感じましたね。
とは言え、ワイドやエキストラワイドモデルを備えるので対応力はあるでしょう
※気になる点がなければこのような発言が続きます!逆に気になる場合はちゃんと話します!(ゲルニンバス21のように)あるいは(ターサーエッジのように)
3Eはちゃんとワイド版でした(表記的には)
サイズ感や仕様の短評
足のモデル
- ギリシャ型(割とスリムタイプ)
- 足のアーチはしっかりある
- (靴サイズは26センチでレビュー)
※このブログのランシューコーナーではすべてこのアンヨが「同じ状況下」にて試し履きしております(靴下の厚さも同じ)
靴の足長(サイズ感/長さ)
足長は、普通
※26センチサイズ
※サイズ合わせの際は「捨て寸」といわれる「0.5~1センチ未満の空き」ができるようにしよう
※歩く動作をして「かかとが浮く」ような状態ならサイズを小さくするなど対応しよう(靴の形状や性質によってそうなることもあるのでサイズ感だけの現象ではないけど)つまりカカトが浮いてはダメ。
普通オブ普通ではないでしょうか(繰り返し)
靴の足幅(ワイズ感/広さ)
通常時
踏み込み時
数値(目安)
足幅は、普通
※26センチサイズ/2Eワイズの標準モデル
※ワイズ合わせの際は「基本は両サイドにピッタリとさせて空きがなく、ぐっと踏み込んだときに張りすぎない程度」(数値以上に素材の伸縮性によって体感は大きく異なるよ)
※キツいとか痛いと思ったらまずは「靴紐をすべて緩めて」調整してみることが大事(できるだけピッタリしたほうが良いからね)
通常モデルはこれまた普通オブ普通な感じでしたが、3Eのワイド版も大した違いは感じられず?(数値的にはほぼ同じだけど、やや横幅に空きがあるようなないような?意識した結果にすぎないかも?みたいなあやふや感でした申し訳)
靴の甲(高さ)
余白
指を上に立てたとき
指を上に伸ばしたとき
足甲は、普通だが、上部はやや狭いかも?
※26センチサイズ
※数値以上に素材の伸縮性によって体感は大きく異なるよ
※キツいとか痛いと思ったらまずは「靴紐をすべて緩めて」調整してみることが大事(できるだけピッタリしたほうが良いからね)
シューを締め過ぎるとキツくなりやすいかも(それはどんなシューズでも言えるけど、シュータンがニットで柔らかいから締まりやすいし、ヒールが少し弱いのでシューでホールドしたくなるのだけど、やり過ぎてしまうし、そのバランスが意外とシビアなこともありそう笑)
【おまけ】スタンダードとワイドの比較(?)
スタンダード(2E)
ワイド(3E)
甲の高さや幅のあたりにもあまり違いらしい違いは見つけられませんでしたけど?(ワイド版は中途半端な微差かもしれないから、ワイド系を選びたいならエキストラワイドをメインに試すほうが良いかもしれません)
靴の重量(重さ)
約 270 グラム
(ワイド版は約275g)
※26センチサイズ(片足)
※ダイナフライトやエアズームペガサスなどが260g以下で軽量のライト級と言えるし、ゲルカヤノやゲルニンバスなどのハイクッション&高サポート靴になると320gくらいのヘヴィ級になる。
※ゲルニンバス21(約340g)、ゲルニンバス22(約325g)、ゲルニンバス23(約295g)、(前作に当たる24は未確認で申し訳)
※ゲルカヤノ29(約290g)、GT2000 9(約265g)だけど、GT2000の最新モデルは11なので申し訳
※エボライドSPEED(約220g)、アディゼロボストン11(約270g)、ウルトラブースト21(約315g)だけど、これも最新モデルじゃない申し訳
※asicsのなかでも最大の比較対象になるのは「ノヴァブラスト」だと思うのだけど、でもデータないんですよね。(現在はブラストシリーズとか言うらしい?ダイナフライトとダイナブラストは追いかけていたけど、最近ダサいからなあ)
※グライドライド2(約280g)だけど、これも最新モデルじゃない申し訳
※あと、3Eワイド版は増量しているので、やっぱりどこかしらが大きいのだろうね(笑)
えらい軽くなりましたなあ(素でびっくり)
靴底の厚さ
フォアフット(前足部)
約 3.15 センチ
※26センチサイズ
※数値以上に素材によってクッション性能は異なるよ
※ゲルニンバス21(約2.4cm)、ゲルニンバス22(約2.45cm)、ゲルニンバス23(約2.55cm)、(前作に当たる24は未確認で申し訳)
※ゲルカヤノ29(約2.8cm)、GT2000 9(約2.4cm)だけど、GT2000の最新モデルは11なので申し訳
※エボライドSPEED(約2.9cm)、アディゼロボストン11(約3.3cm)、ウルトラブースト21(約2.15cm)だけど、これも最新モデルじゃない申し訳
※asicsのなかでも最大の比較対象になるのは「ノヴァブラスト」だと思うのだけど、でもデータないんですよね。(現在はブラストシリーズとか言うらしい?ダイナフライトとダイナブラストは追いかけていたけど、最近ダサいからなあ)
※グライドライド2(約3.2cm)だけど、これも最新モデルじゃない申し訳
名実ともに超厚底の世界へようこそニューゲルニンバス(ニンバス史上最高の厚底であるし、比較靴中でも最熱厚を記録)
ヒールストライク(かかと)
約 5.2 センチ
※26センチサイズ
※数値以上に素材によってクッション性能は異なるよ
※ゲルニンバス21(約3.8cm)、ゲルニンバス22(約4.0cm)、ゲルニンバス23(約3.9cm)、(前作に当たる24は未確認で申し訳)
※ゲルカヤノ29(約4.3cm)、GT2000 9(約3.7cm)だけど、GT2000の最新モデルは11なので申し訳
※エボライドSPEED(約3.9cm)、アディゼロボストン11(約4.5cm)、ウルトラブースト21(約4.5cm)だけど、これも最新モデルじゃない申し訳
※asicsのなかでも最大の比較対象になるのは「ノヴァブラスト」だと思うのだけど、でもデータないんですよね。(現在はブラストシリーズとか言うらしい?ダイナフライトとダイナブラストは追いかけていたけど、最近ダサいからなあ)
※グライドライド2(約5.2cm)だけど、これも最新モデルじゃない申し訳
なんだかよくわからない。この厚さで「最軽量でもある」というのは素直にすごいのでは。(ニンバス史上最高の厚底であるし、比較靴中でも最厚を記録……してるんだけど……厚くしようと思えばできるし……でもその分コストも高くなるし……でもそれで最軽量というのはすごいけど)
※とはいえ、なんやかんやでグライドライドの最新モデルのほうが超厚底なのかもしれませんが(笑)
ミッドフット(中足部)
約 センチ
※26センチサイズ
※数値以上に素材や形状によってクッション性能は異なるよ
このあたりが実用的な箇所だと思うけど(実際にはミッドフットも多用するから)
足のアーチ
※足のアーチサポートは適度に存在
インナーソール(中敷き)
そこそこアーチ形状あり
アッパー素材の添え具合
アーチには寄らないフォルム
いつものゲルニンバスなりですね
足のアーチ(土踏まず)がしっかりある人ほどサポートが必要
ヒールカップの強さ
靴のタイプ的には、「軽快さ」の方に伸ばしていこうとしているのですかね
シューガイドの数
約5つ~6つ
※5つくらいが普通で(?)、4つだと弱いくらい(最近は6つくらいは普通かな)
ブレは少し気になるかな(上部で締め過ぎるとキツイし、とは言え全体フィットさせにくいような仕様)
靴のメッシュ(注意)
アッパー素材
足周り
やや伸びるが、熱め仕様かと
※フィット感のための初心者ランシュー仕様
※エボライドSPEEDの方はこれより涼しそうだよ
このあたりは流石にファンランナー勢の神であるからしょうがないかな(いつものゲルニンバスなり)
靴のグリップ
エーハープラスなのでかなり効くでしょう。
(体感済み)
※道路を高速で走るのに向いているのがサブ4靴
※ブレ防止プレートなどがよく見えると初心者系のランシュー色が強くなり、スパイク状になるとトラックコース適用の競技モデルランシュー感が強くなる
エボライドで体感してるけど、アディダスのコンチネンタルグリップ並みによく効きます
ゲルニンバス25の総評レビュー
【免責】
※レビューとは言え実際に走り込んでいるわけではなく、自分のランシュー知識と経験をフル活用したイマジネーションでもってその靴に触れたときのインプレッションやフィーリングをアウトプットしているだけですのでご参考までにどうぞ(走り込んでから評価が変わることはよくあること)
ゲル(神)はどこだ!?
ついに、
GEL素材がシャドウマテリアル化。
外から見えない内部格納仕様となる。
神がお見えにならないんです(盲信)
でも「ちゃんと最新ゲル素材が搭載されている」ので、
※最新技術で軽量化したピュアゲルとか。ダイナフライト出たときにフォームと一体化したとか言うてごまかしてたフューズゲルとかじゃなく。
「対衝撃吸収性能」それ自体は確保していることと思います。
※とはいえゲルニンバス自体が21の頃から前足部へのゲルを辞めてしまったので全体的には「沈み受けるようなクッション性能」ではなくなっている。
「もうゲルを売りにしない!!」というasicsの決意表明か
ゲルニンバス25の良い点(メリット)
今回のメリット
より軽快なハイパーランシューになった
ゲル素材よりもフライトフォーム素材をもりもりとギガント盛り盛り(繰り返し)にすることによって、「地上最大のクッション性能と反発力と軽量化を三尊並立させる」ことを可能にしている。なんともストレートなパワー技。フライトフォームを進化させ続けることによって軽量化と反発性とクッション性を向上させ続け、フライトフォームを盛り盛りと積み上げることによって同時にバランスまで取ってしまうという神々の万能さなのである(信仰)
※同じようなレベルの超厚底には「グライドライド」や「ノヴァブラスト」があるなど、とくに唯一性があるというわけでもなさそうだけど。
※同じ超厚底ランシューでも「エアズームテンポネクスト」などの「スピードマラソン系」とは異なる「フィットネスジョギング系」な「足への優しさ」としての超厚底なのである。スピードマラソン系の超厚底靴はとくに不安定。前に進むためだけの設計だから。「エボライドSPEED」は「どっちつかず」な所あると思うけど(笑)
見た目がカジュアル化
これまでのゲルニンバスと違って、明確におしゃれな装い。なんか「するするりーん」って感じしてるし。フォルム感が。余計なゴチャ付いた見た目してないでしょ。わかるよね。いろいろ分厚くはあるのでオシャレとは言わないまでも、カジュアル。むしろニューモダンカジュアル。わかるよね。
※ゲルニンバス22も「ふわっ」とした印象あったけど、ここまで「まるっとシームレス」にまとめ切れていなかったと思う。わかるよね。
※ゲルニンバスライトとか、カジュアル感のあるモデルも存在していたのだけど。(でも物があまり流通してなかったのか手に入りづらくなかった?3はあるけど?)
参考・「[アシックス] ランニングシューズ GEL-NIMBUS LITE 3 レディース 001(ブラック/ベアリーローズ) 23.0 cm E」
最新技術のオンパレード
とりあえず「現在asicsが誇る最新最高の技術をすべて載せちゃいました」という全部のせ状態。とにかく豪華。家電買うときに「とにかく一番良いもので」というタイプのオーナー様なら買いでしかない。(反発プレートはないけどね流石にコンセプト的にも)
※でもFFブラスト+がエコになったらランナーに直接恩恵あるのかといえばね。いやわかるよ。でもねえ。いや、わかるよ。
(おまけ)ダイエッターにおすすめできる永遠の靴
超過体重でダイエット目的で走るとか、膝が外向くアンダープロネーション気味の人には、ずっとオススメなゲルニンバス。やぱり「大きなクッション性能が必要な状態の人や足の特徴を持つ人」は、ゲルニンバスなどが無難な選択かな。
※更に自分にあったサポート性能を持つ靴が望ましいけど、それを見つけるのが割と難しい。ゲルカヤノとかGT2000とかはサポートも強いけどね。
ゲルニンバス所有者はユーザーじゃなくてオーナーと呼ぼう(資産性)
いつものメリット
- 足への優しさ(クッション性能は文句なし。ダイエッターにも永遠におすすめ。)
- 万人が履きやすい(妙なサポートのないニュートラルな仕様だから)
- 人気作なのでバリエーション多い(足幅だったり色が豊富)
最大のゲル搭載量(もしかしたらまだ最大量かもしれないけど、どちらにせよあまり押し出すこともなくなった要素に)
とにかくそういうことです
ゲルニンバス25の悪い点(デメリット)
今回のデメリット
ここまでの過保護はいらない
とはいえ、正直これだけの超厚底必要かな。今更だけど。いや、「エアズームテンポネクスト」みたいな「スピードマラソン系」には必要なんだろう。超反発のために。でも「足への優しさ」というのであれば、こんな超厚底でなくともよいわけでしょう。軽くなるのは良いけど。
※「高過ぎるクッション性」の為に安定感とか運動性とかコスパとかいろいろと犠牲になるものは多い。なんでも過ぎたるは及ばざるが如しである。
※でもゲルよりフォーム盛り盛りにすることによる「軽快さ(軽量化)」それ自体は恩恵だと思うけど。気分的に。(めっちゃ美味しいけど脂っぽくて多くは食べられない大トロとか和牛みたいなもののような気もするような。本当に10対0でスロージョギングするだけなら。)
※「ゲルニンバスには必要」といえばそれでおしまい。ゲルで重たく安定させる方向もあったというだけ。あと「重たいランシューのほうが練習に使えるというニーズ(川内優輝プロ談)」はどうなったんだろうか?
お値段お高過ぎ
約ツー万円のファンランナー靴というのはどうですか。お高いでしょう。ワン万円でも高いのに。それでちょっと待てばエボライド系統なんてさらに値落ちしてくるというのに(これまでのデータ上であって確実なものではない点にご注意ください)、ゲルニンバスは高止まり。(昔のモデルはプレミアまでつく始末)費用対効果を考えたら、似たような靴はあるのでそっちがおすすめかと。エボライド3とか。グライドライド2とか。(でもワイズ幅の豊富さとかはないんだよなあ)
※だからと言って、「最新機能全部のせ」だったり「デザインの刷新」だったりと、手を抜いているわけではない物なので、そこは「価値を感じられるならブランド品として買う」というお話でもありますね。(この靴が特別に合うんだ!!という人もいるし)
ヒールの弱さとシューの弱さ(?)
ゲルニンバスのヒールサポートは、代によってまちまち変わっている印象(?)強いときもあれば弱いときもある(?)今回は割と弱め。ヒールカップはちゃんとあるけど、上部のほうが柔く弱い。(だから軽快さとか足入れのしやすさとか万人性とかスピードアップ性能に向けたモデルなのかもしれないけど)それでシューで締めようとすると締めすぎる。シューガイドもやや少ないし、とくに一箇所が締まりやすいのよね。(それで実際に超困るというのはあまりないと思うけど、調整しづらいということは言えるかと思う)
※やっぱり軽快性能に向けているモデルな印象。
※カカトが浮かないように紐を締めようとすると、甲の上部(足の入り口付近)のホールド感がキツくなる可能性あるのでその点注意です。だからできるだけ縦のサイズ感は確実に合わせたいところです。そこでミスるとシューで締めなくちゃいけなくてなおかつそれがキツくなりやすいのですね。靴下カバーリングすれば良いけど。ミスっても対策はあるのだけども。
ゲルが視えない(笑)
ゲル触りたいのよ。ゲル靴持ったら。「このゲルが衝撃を吸収してくれてんだなあ」って感じでツルツルグリグリグニグニと触りたいのよ。やたらと触りたいのよ。それが悲しいのよ。
※でも汚れてきたらもう見ないけどね。
(おまけ)前足部のゲルがない
ゲルニンバス21の時からこの仕様。(フライトフォームが盛り上がってきた辺りでゲル靴すべてに押し寄せたムーブメント)だから今更言うことでもないのだけど、でもね、「足への優しさ」というのであれば(別に公式は言ってない)、「沈み込むような衝撃吸収性能」の方が良いと思っている。厚底ランシュー全盛期のいまでも。
※でも軽快性のほうが汎用性高いし。大量生産することでフライトフォームのコストも落ちるのだろうし(?)そういう経営事情でこういった仕様なのかなとは思うけど。まあそれも仕方ないね。それにどこに向けていくにせよ「進化していかないといけない」からね。
あとゲル一つ抜いたらエボニンバスになっちゃうからね
いつものデメリット
重たい(最近は軽くなっているし、今モデルはとくに軽いが、現代ランシュー全体で見れば中量級くらい)- サポートの弱さ(欲しければゲルカヤノなど)
- 見た目がもったり(その時のデザインにもよるけど)
- お値段お高い(最新機能全部のせだからしょうがないかも)
とにかくそういうことです
なんやかんやの総評としては、
「万人におすすめのジョギングシューズ
(翻訳:ゲルニンバス)」
以前変わりなく。
こうとしか言いようがない。
もはや古来からの格言のごとし。
もはやゲルニンバスとはそういう意味。
※本当は「万人におすすめのスロージョギングシューズ」と言いたいところだけど、これだけasicsが明確に軽量化と軽快化を推し進めてきている状況ではなかなか抗えないものね。どうしたってスロージョギングするならヒールストライク走法になってカカトでドシドシゆっくり走るのだからヒールの強さこそが最強のサポートなのに弱まってるのだから。そして「沈み込むような安定性」よりは「軽く反発するクッション性」なのだし。いや、スロージョギングにも十二分な性能あるけどね実際は。でも最早ゲルニンバス履く理由ってソコにないのよね。このクラスになると。ゲルニンバスだから履く。プレミアムなフワフワ感だから履く。こんな感じ。
それが生ける伝説ゲルニンバス。
そして伝説は神に成る。
ゲルニンバスは神々の園へ迎え入れられたのです。
※「ダイナフライト3」など「万人向けのジョギングシューズ」なる神評を獲得した靴たちの向かう殿堂。
はやくロード・オブ・ザ・リング力の指輪のシーズン5までイッキ見したいなあ
でも似たような性能でコスパ高い靴も多い。
※「エボライド3(もとからお手頃市場価格だった)」や「グライドライド2(過去作は値落ちする)」とか。ゲルニンバス高すぎるよ。歩くとかじゃなく走るのメインならもう「エボライドスピード」でもいいよ。
「最新のゲルニンバスを履きたい」とか「この靴型しか合わないんだ(?)」
というのでなければ、
ゲルニンバスには手を出さないほうが、
経済的に優しいのが実情ではないでしょうか。
実際のところ。
「高いクッション性能」と「ニュートラルな作り」でありさえすれば、
事足りるのだから。
機能的には。
それでも今回はゲルニンバス25買ってみたよ(どうもオーナーです)
(おまけ)簡易の走行後レビュー
最初、走り出した感じがドムだった。
ドムのバーニア感。
スイーーって感じ。
あれをイメージした。
これ履いて最初に走り出す時しかわからない感動だから要チェックやで。
ジオングじゃないね。
フロートで浮き上がる感じではない流石に。
足はあるのだから。
地に足着いているのだから。
流石にそこは。
やっぱりドムやな(確信)
ホバークラフトみたいな感じなんだよね。
「ふわっ」と着地して「ふわっー」と進み出す感じが。
だから何が良いとかじゃなくさ。
そういう感触が気持ちよかったということですね。
実際に走ったレビューなんぞこんなもんですよ
それと思いの外、
ぜんぜん安定感があった。
超厚底なのにグラグラしない。
やっぱり台形状にフォームを盛り盛りさせているからなのか。
また何かあれば
※【追記】夏場は燃えるように暑い!!!!
夏場の真っ昼間に走りに出ると、思っていたよりも暑かった足元。これはニンバスに限らず、「ファンランナー向けの柔らかいランシュー」だとどれも似たような仕様かと。
夏用にはアディゼロボストンなど涼しい靴を用意する事をガチで勧めます
すべてのジョガーにとって黄金の靴でありつづける「ゲルニンバス25」
靴合わせの注意点
縦のサイズはツマ先1センチ未満の「捨て寸」空き、横のワイズは「ピッタリ」するように合わせていこう。
※【縦サイズ】…歩く動作をして「かかとが浮く」ような状態ならサイズを小さくするなど対応しよう(靴の形状や性質によってそうなることもあるのでサイズ感だけの現象ではないけど)それでもカカトが浮くようなら別の靴を選ぶなども検討。
※【横ワイズ】…キツいとか痛いと思ったらまずは「靴紐をすべて緩めて」調整してみることが大事(できるだけピッタリしたほうが良いからね)それでもキツいなら別の靴を選ぶ。とはいえある程度はゆとり気味のほうがキツく感じるリスクは減らせるのは事実です。
※【カバーリング】…ある程度合わせてこれ以上フィットしないという場合でも「靴下2枚履き」などで対応すればOK。
Amazonなら試着システム完備・「プライム・ワードローブ(試着して買わないものは返送すればOK)」
フィッティング参考動画・「正しいシューズの履き方」ASICS Japan(公式)
自分はいつものサイズで購入しましたよ(わりとスリム寄りだと思うので、ワイドモデルも検討しましょう)
GEL-NIMBUS 25(ゲルニンバス25)
メンズ
ワイド/3E
※公式情報にはないのだけど(?)、市場にはしっかり存在するワイド版(3E相当)
エクストラワイド/4E
【EXTRA WIDE(エクストラワイド/超広い)】…アシックスお得意のエクストラワイド展開もしているよ。4EともSWとも。(もしくは外反母趾などで広がった足幅を入れるには良いのかもしれない。矯正というわけではないからそこらへんは医療的な治療が必要になるだろうけど。)
それならインソールも推奨・「[Superfeet] インソール BLACK ブラック D(25.0~27.0cm)」
レディース
ワイド/2E
ノーマル(スタンダードワイズ)のほうも、表記的には「E」にしてるみたい。ニューバランス的というかワールドスタンダード的な表記ですね。つまり女子のワイズ標準は「2E」でなく「E」になっている様子。ワイドは2E~3E相当という感じかな女子モデルは。
神々の祝福を受けしゲルニンバスオーナーたちに幸多からんことを
※ゲルカヤノとの比較としては「よりスロージョギング重視である」、「よりサポート強い方が良い(足に合って痛くない場合に限り)」という考えならゲルカヤノ推奨。(GT2000も同じような論理)あとサイズ感はゲルカヤノ29のほうが大きい。足が大きい人はカヤノのほうを試す価値あるかも。
※これはあくまで「試履きのみ」のレビューである。
走り込んでみないとジョギングシューズとしての真価はわからない。
このコーナーは、
「試履きや触った時点でもわかるところについて楽しむ」
という趣で執り行わさせていただいております。
最近ではAmazonなどのネット通販でも試着が推奨されるという近未来でありますから。
Amazonのすごいシステム・「プライム・ワードローブ(試着して買わないものは返送すればOK)」
いろいろあれこれテストしてみたくなるというのが人のサガ。
その結果こうしてわかる点についてだけ記事にしているというわけであります。