自炊の中でもラーメンは面倒な部類だから食べに行くのが正解だけどお外に出るのも面倒なボクたちだから(宿命)
お家でラーメン作るやりかた
※「麺」は面倒だし市販品が美味いのでそれで済ませる。「どんぶり」も焼くの面倒なので買ってくる。麺道は面倒(決め顔)
ご家庭ラーメンではこの3ポイントが大事なはず(決め顔)
スープをつくる
これが9割です
スープの材料
- 豚スープ(ゲンコツ、豚ブロック、豚トロなど)
- 鶏スープ(ガラ、鶏ムネ、鶏皮など)
- 魚介ダシ(コンブ、ニボシ、サバ節など)
- 野菜(いろいろ)
みんなスーパーマーケットで買えるもの。
※業務用スーパー行くのもよいけど、大きめのスーパーならみんなあるよね。最近多いドラッグストアの生鮮食品売り場とかだと無理だろうけど。
豚スープ
材料
- 豚骨(ゲンコツ)
- 豚ブロック(チャーシュー用)
- 豚トロ・豚足(アブラ用、セアブラの代わり?)
解説
豚骨(ゲンコツ):3本 400円くらい?
※いわゆる「ゲンコツ」という豚の骨。拳の形してるから。豚骨ラーメンの語源(?)ラーメンの基本元素みたいな。基本的には割って骨髄が効くように使う。
※白い白濁したマイルドな「とんこつ(パイタンスープ)」では「背骨(背ガラ)」を使うほうが良いらしいけど、家庭用で背骨はなかなか売ってないしデカイから取り扱いが面倒かな。
※【ゲンコツの単価】… 「3本 400円」くらい?
豚ブロック(チャーシュー用):500g 800円くらい?
※正確には「焼豚(チャーシュー)」ではなく「煮豚(日本風チャーシュー)」になる。煮ることで柔らかくトロトロになるけど、多少旨味が逃げるとか。普通の感覚なら「その分、スープに旨味が移る」とも考えられるけど(町中華の親父思考)、「ラーメン道というのは引き算したがるから余計な味は雑味になるとして良しとしない面倒な宗教」なのである。
※市販のチャーシューもあるけどあれはほとんどハムなんだよね。防腐剤効果で塩で水抜きされてるか燻製してるから。だからチャーシュー系はなんとしても自分で作らなければならない。
※【豚ブロックの単価】… 「500g 800円」くらい?(100gあたり150円単価)
豚トロ・豚ソク(アブラ用、背脂の代わり?)
※いわゆる「背脂チャッチャ系」にしたいなら使う(?)家庭用として(?)背脂売ってればいいけど。背脂は甘くてマイルドになる。
※白濁したマイルドな「とんこつ(パイタンスープ)」をつくるなら豚足は効果的とか。
豚と醤油は合う!(基本はマイルドなパイタンスープ用?)
鶏スープ
材料
- 鶏ガラ(ガラ)
- 鶏のムネ肉・皮付き(マルドリの代わり?)
- 鶏皮(チー油用?)
解説
鶏ガラ(ガラ):1個 150円くらい?
※いわゆる「ガラ」という鶏の骨。(というか内蔵と使える肉を取った鶏)伝統的な「鶏ガラスープ」こそラーメンの源流とか。横浜中華街で余った鶏ガラと野菜でラーメン作ったのが「中華そば(日本のラーメン)」の発祥とか(?)とにかく安い。
※【ガラの単価】… 「1個 100~150円」くらい?
鶏のムネ肉・皮付き(マルドリの代わり?):100g 50円くらい?
※「最も美味いダシを出す」鶏素材としてラーメン界では常識になりつつある(?)のが「丸鶏(マルドリ)」みたい。つまりローストチキンなどで使うような丸々1羽の鶏。もはや骨を使うことなく丸鶏のみで仕上げる「チンタンスープ」が主流だとか。高級ラーメン店とかでは(?)
※家庭用だと丸鶏ってなかなかないし(業務スーパーならあるかも?あるいはローストチキン素材として?)、そもそも鍋に入らないと思う。(ラーメン用のでかい鍋使うなら別だけど普段の取り回しづらさを考えると個人的には持たないかな)普通に「鶏むね肉」で良いと思う。唐揚げとかチキンソテーで食べるならモモ肉の方が美味いけど、ダシにするにはムネ肉のほうが良いらしい。
※「鶏ももチャーシュー」とか作っても良い。
※【鶏ムネの単価】… 「100g 50円」くらい?
鶏皮(チーユ用?)
※いわゆる「香味油(アブラ)」に使える鶏皮のチーユ(鶏油)ね。ラーメンはアブラが重要だから特別に仕上げて使う事が多いのだけど、スープで煮出している際に鶏皮から出るチーユを使えば一石二鳥。
※でも缶で売ってるのでそれ使うほうがラクかも。ちゃんと作りたいなら特に。
トリダシはお安いね!(基本は澄んだチンタンスープ用?)
魚介ダシ
材料
- 煮干し(ニボ)
- 昆布(コンブ)
- 圧削り節(ブシ)
解説
※1日ほど水に浸しておく「水出し」がキホン
煮干し(ニボ)
※いまや「パイタンの豚骨」、「チンタンの丸鶏」、そして「セメントの煮干し」というくらいの地位を占めたっぽい(?)のが「ニボスープ」である。(誰によって?)煮干しってかなりガツンと主張するんだよね。隠し味にもなれるのに、メインも張れる。サンデーサイレンスのような素材。
※「アゴダシ(とびうお)」とか「アジ干し」などもあるけど、普通の煮干しで十分。
昆布(コンブ)
※日本のダシ筆頭格。利尻昆布とか日高昆布とかとにかくお出汁が出そう。でもそんなに煮ちゃいけない素材でもある。隠し味オンリー(?)影の帝王(?)あっさりお出汁のうどんとかソバならよいのだろうけど。
※数字でいうと「90℃以上で煮出すとエグみ出る」とか。
圧削り節(ブシ)
※日本のダシ神さま。とにかく和風になる。日本人大好き。これだけでご飯食える。でも入れすぎるとアブラがサッパリしすぎてぶつかることも。どっちかって言うと「そば」とか「うどん」に似ちゃうし。
使い方
1日ほど水に浸しておく「水出し」がキホン
ダブルスープとして使われる(?)
※基本的には「動物系スープ」と「魚介系ダシ」を合わせることで誕生する「ダブルスープ」こそが「日本のラーメンの誕生」とされています。(あのさかなクンと同格のTVラーメン王である石神さんの本で読んだ昔の認識)
※だから水出しした魚介ダシ汁をスープに合わせるだけでもOKでしょう。
煮干しラーメンみたいに主素材にもできる(?)
※煮干しからダシを取ったスープでラーメン作るこの頃。というか粉末にして入れるだけでも別のラーメン作れるほど支配性が強い。
※でも昆布などは使いすぎるとエグみが出るとかで、「優しいお出汁のおうどん」などでしかメイン素材にはならないのではないでしょうか?サバ節やカツオ節はどうなんだろう?やっぱそのままだとソバやうどん系になる感じ?
ラーメンのクラスを飛躍させた日本の魚介ダシ!(太麺使う家系ラーメンになりやすい)
野菜スープ?
材料
- キャベツ(少々)
- ニンジン(少々)
- ニンニク(少々)
- タマネギ(少々)
- 青ネギ(少々)
- ショウガ(少々)
解説とメモ
キャベツ(少々)
甘い。
ニンジン(少々)
甘い。赤い。
ニンニク(少々)
甘い。臭い。
タマネギ(少々)
甘い。
青ネギ(少々)
甘い。
ショウガ(少々)
ジンジャー。
使い方
臭み消し程度?
少々いれるだけ?
※豚骨などの臭み消しとかで入れるとか、多少調和させるために入れるとか。(どうしたってウチの親父は「切れ端」とか「野菜くず」しか入れなかった。そして同じヤングジャンプを読み続ける日々。)先進的なプロ麺道によればなにか明確な使いみちがあるのかも?
「甘い野菜スープ」で量の調節?
※お店の寸胴でタプンタプンと製造するわけではなく、家庭用のお鍋でこしらえるモノなので、急に量が欲しくなる時がある。水分飛ばしすぎちゃったときとか。そんなときは、「鍋に入り切らずに余ったゲンコツなどと一緒に圧力鍋に2,30分放り込んでおけばすぐに完成する」のが野菜スープ。ちょうどシチューみたいな具材になる。フランス的には「ブイヨンスープ」みたいな。「フォン・ド・ボー」みたいな。煮ればコンソメ系。牛骨でやった場合だけど。
※別に普通の「お水」でもよいのだけど。お水も立派な材料のひとつなんだし。清涼感出るし。
※猫にあげるなら要注意!
スープ作りでよく使われるネギやタマネギやニンニクなどなどは、猫にあげてはいけない食べ物。(エビとかも?)出涸らしを猫にあげる予定なら、野菜類は使わないほうが良いでしょう。犬の場合にも同様に調べたいところ。
量の水増しカサ増しに良いかも
スープの作り方
「約3時間から4時間」
くらいの家庭用時短スープ。
※家庭用の時短調理として「約3時間~4時間くらい」でやりますよ。(じっくり煮出すことは程々に)
- 下茹でスープ編(約1時間?)(ホネ素材)
- スープつくり本編(約1時間?)(ニク素材)
- 仕上げスープ編(約1時間?)(ダシ素材)
- ※作ったスープの保存管理について
ラーメン1杯につき「300cc~400cc」になるでしょう
あくまでも自分流のスープ作り手法であります。これらのことは世の中に星の数ほど公開されており、いまやラーメンは宇宙論に比する勢いというわけなのであります。レベルアップをお望みの際は各自で調べよう。
ラーメンは一体どこまで往くのか?
下茹でスープ編(約1時間?)
約1時間(?)
※家庭用クオリティを考えた時間配分をしているよ。ガス代とか労力とか。
骨の下茹で
まあまあキレイにする
ホネを軽く茹で、白くなった程度でお湯から上げ、洗う。ゲンコツは汚れを落として骨髄あたりの血を洗う。骨髄は取らない。トリガラは血合いなど内臓を取る。
※きれいなスープに拘らない&雑味も旨味というお家クオリティ志向なら、やらなくてOK!
※ゲンコツは鉄ハンマーで割る!
アク取り茹で
まあまあアク取りする
再度、水を張った鍋にゲンコツやガラを入れ、強火にかける。最初のアクが出てまとまったら掬って捨てる。その後は中火以下にして40分ほどアク取り。
(アク取りをどこまでやるのかは議論の分かれるテーマ)
※強火の時はしっかり見張る!
※中火以下にしてからもアクが出てこないか確認してから離れる!
基本のベーススープ(?)
最近では「丸鶏のみ」とか「煮干しメイン」でつくるラーメンも多いとか。というか挽き肉と昆布だけでスープ取って絶品グルメな塩ラーメンとか食べれるし、もはや何でもありだよね。ダシが取れていれば何でも美味い。アブラがあればラーメンぽくなる。というだけなのかも。
参考動画・「鶏ひき肉と昆布だけ!スープから仕上げる鶏塩ラーメンの作り方【飯田商店】」情熱大陸(公式チャンネル)
ゲンコツやガラはよくダシ出るけど、家庭用規模なら要らないかも(?)
スープをつくる本編
約1時間(?)
※家庭用クオリティを考えた時間配分をしているよ。ガス代とか労力とか。
※圧力鍋だと「計40分、+圧力待ち&抜き時間20分ほどの、約1時間」
中火でテキトーに煮出したり煮込んだりする時短スープ。
家庭用クオリティの真髄。「ラクして美味い」の具象化こそミックススープ。特に気にせず素材のダシを足し算し続けるのみ。フツーに美味い。
※「ほどほどが一番」と言い聞かせるスタイル
フツーに美味い!(ダシ取ればなんでもうまい)
弱火でじっくりコトコト煮出すスープ。
いわゆる「鶏ガラスープの醤油ラーメン(中華そば)」など、昔ながらのラーメンでありつつ、ラーメン業界最前線においても使われる王道手法。「丸鶏だけのチンタンスープを低温調理で至高に仕上げる」のだとか。「煮干しを用いたニボスープ」においても使われるでしょう。(コンブなども弱火でコトコト煮出す手法が向いている素材)
参考動画・「【ミシュランビブ受賞店】公開していいん?中華そばのレシピ!」島やん隆史 チャンネル さま
※澄んだスープを目指すほど、シビアな温度管理や状態管理が求められます!(下処理できれいに洗うなど)100℃前後あたりの温度をキープしていくのかな(?)さらなる徹底した低温調理なら90~100℃前後くらい(?)
※必然的に圧力鍋は使えないよね(?)
キレイに仕上がると飲み口がサイコーに旨いよ
強火でじっくりグツグツ煮込むスープ。
いわゆる「とんこつらーめん(博多)」の白濁したまろやかなスープ。やはりこちらもラーメン業界最前線において売れ続ける。豚に限らず「鶏パイタン」なども存在。
参考動画・「一蘭っぽい【とんこつ】ラーメンの作り方」ラーメンろたす チャンネル さま
※家庭用だとガス代電気代が気になるよね(?)
※圧力鍋を「レベル2」の位置にして強めに行いましょう!
マイルドな口当たりはグレートブリテン島でも流行っているとか
圧力鍋でスープ作り①
まず20分、中火以下で圧力にかける。
ニク素材(豚ブロック、鶏ムネなど)を投入し、圧力鍋で煮込んでいく。(圧力待ち&抜け時間は10分ほど)
※できるだけ「圧力鍋指定の分量ライン」を守るに越したことはないけど、多少は越えてもしょうがない。(吹きこぼれるから鍋をよく洗いましょう)
チンタンスープの場合
※蓋をせず(圧力をかけず)、そのまま中火以下で煮出していく。(もしくは弱火)
パイタンスープの場合
※圧力鍋を「レベル2」の位置にして強めに行いましょう!
※チャーシュー肉を取り出す
チャーシュー素材は20分も加圧すれば十分
豚ブロックなど「チャーシュー素材は20分も加圧すれば十分」なので(カスタマイズ可)、火を止めた鍋の圧力が抜けるのを待ち、取り出す。(もちろん、加圧開始20分後に火を止めて圧力が抜けた後に取り出す。そうでないと鍋が噴射するからすごく注意。)
※「チンタンスープの場合は2時間くらい煮る」ので、そのままでOK。
醤油で漬けておけばチャーシューの完成
※オリジナル工夫してもOKなんだけど、醤油で完璧。(カツオ節など入れてもお手軽)
圧力鍋でスープ作り②
また20分、中火以下で圧力にかける。
再度、圧力を20分ほどかける。(圧力待ち&抜け時間は10分ほど)
※別の素材があれば投入する(豚トロなど)。最初から全部入れても良いけど、家庭用鍋のキャパ的に分けるほうが無難。
チンタンスープの場合
※同じく蓋をせず(圧力をかけず)、そのまま中火以下で煮出していく。(もしくは弱火)
パイタンスープの場合
※圧力鍋を「レベル2」の位置にして強めに行いましょう!
ここでスープの行く先が決まりますね
タニタ キッチン タイマー マグネット付き 大画面 100分 ホワイト TD-384 WH でか見えタイマー 約76×82×23.2
ほんでタイマー設定できるとベンリ。
(タニタのタイマーでもいいし、コンロ備え付けのやつでもいいけど)
仕上げスープ編
約1時間(?)
※家庭用クオリティを考えた時間配分をしているよ。ガス代とか労力とか。
魚介ダシのダブルスープ合わせ
水出しダシを投入
最後の1時間は仕上げタイム。蒸発した水分を補う体で、「水出し」した昆布や煮干や節のダシを投入する。
野菜も投入
にんにくやキャベツの葉やネギやニンジンやショウガなどの諸々もここで投入。
弱火で約1時間
加えてその煮干しなどもそのまま投入しましょう。弱火で約1時間。
※繊細な和出汁の素材は「弱火で煮出す」のが基本だよね。強いとエグみや雑味が強くなる。(温度管理するなら90℃以下が望ましいとか?)
※別にニボスープなどを煮出してもう一つスープを作って、食べるときに合わせても良い。魚介ダシというよりは魚介スープにしたいなら。(基本は自由で発想次第)
日本の「和ダシ」によって中華6千年の歴史を飛び越えましょう(時代考証の結果いろいろと揉める数字ですが遼河文明は1万年とも)
澄んだチンタンスープ(青湯)
とにかく弱火でコトコト煮出すのみ(?)
それしかないでしょう。100℃前後あたりの温度をキープしていくのかな(?)さらなる徹底した低温調理なら90~100℃前後くらい(?)
※合計3時間では煮出しきれないけど、まあ良いでしょう(家庭クオリティ)。鶏ムネなんかはまだまだ全然食べれるレベルだから、そのままスープの具材にできる利点もある。あるいは、我が家では猫にあげる。スッピンピンに吸われた肉だと食べないんだよね。野良猫は食べるだろうけど。
ラーメンは科学(真顔)
白濁したパイタンスープ(白湯)
とにかくグツグツ煮込むのみ!
マイルドスープへの総仕上げ。圧力鍋から開放されたお鍋の蓋を取り、ホネが砕けるほど強火で煮込むだけ。
※木べらなどでガシガシと砕いても良いし、鍋をかき回していくのも有効とか。
※絶対に目は離さないで強火で1時間見守りましょう!(吹きこぼれないように火加減のコントロールは必要)
ガス料金のことは忘れましょう
ほんなこんなでね、
基本的には、
合計3~4時間くらいでスープが完成します。
完成するんじゃねえ!完成させるんだ!!!!
その後の管理
スープをこす
「ザル」や「こし器」でスープをキレイに仕上げる
口当たりがなめらか。移す器は「大きめのボウル」でも「おナベ」でも良いけど「大型の計量カップ(ステンレス製)」がおすすめ。冷蔵庫にも入れやすいし、スープごとを少しづつ合わせるのにもベンリ。
関連記事・「おすすめの調理器具」
※食材の形をある程度残すこともできるけど、シチューみたいなことになるからねそれは。
保存方法
そのまま冷蔵
冷蔵庫に入ればなんでも良いけど、個人的には「1リットルとか大型の計量カップ(ステンレス製)」が適していると思うね。
※あくまで冷蔵保存なのでご使用はお早めに。
ジップロック冷凍保存
らーめん1杯分の分量ごとに保存する方法。おおよそ「300cc~400cc」だと思われるので、それだけの分量ごとにジップロックで冷凍保存。いつまでとは言えないけど(匂いが臭くなっていなければOK理論)、割と持つ。フリーザーバッグのMサイズでOK。
※解凍する際は、「封を開けて、2分レンチン(約600W)し、その後にお鍋で沸かせればOK」という具合ね。
冷凍すれば気がラク
お片付け(出涸らしは食べる?捨てる?)
調理する(?)
鶏むね肉や鶏ガラのアバラ肉(?)などは、おつまみレシピにも使える。ネギとか塩とかアブラで炒めるだけでカリジュワなおつまみの完成。コショウとかレッドホットペッパーとか。バターとめんつゆを隠し味にするとか色々。そのまま塩ラーメンに載せても美味い。
※猫にあげるなら要注意!
すっぴんぴんに搾り取られた絞りカスだと、家猫の場合にはほぼ食べない。でもこの家庭用のライトな出汁の取り方なら、割と食べるかもしれない。
※ただし絶対に気をつけなくてはいけないことがある。ネギは禁忌。猫にネギを与えてはいけません。ネギとか野菜を使ったスープの出涸らしは危ないからヤメましょう。(その他にも危ないものは各自調べましょう)
※その他、スープ作りでよく使われるネギやタマネギやニンニクなどなどは、猫にあげてはいけない食べ物。(エビとかも?)出涸らしを猫にあげる予定なら、野菜類は使わないほうが良いでしょう。犬の場合にも同様に調べたいところ。
捨てる場合。(あるいは各自治体の指示に従ってね)
コンビニのビニール袋的な小袋に、新聞紙的な水分を吸う紙を敷いて、出涸らしの生ゴミを投入する。そして小袋を閉じてしまえば簡単ラクマパック的に処理できますね。
※「土を使って分解する手法」もある生ゴミ業界だけど、わりと面倒。
※ゴミを出す際に気をつけないといけないのは「動物に荒らされること」でしょう。カラスとか野良猫とか。だからちゃんと「ゴミ袋のセンター箇所に集める。周りを覆う形でガードして。外面に露出しないように。」じゃないと引きずり出されて荒らされちゃう。
お片付けまでがニートラーメンです(強気)
できれば一気に大量作りたいけど、
食べるニンゲンがいないわ。
一人ウォーキングデッドの世界をツヨく生きていくよ
アブラをつくる
- ラード+(ネギ油やマー油など)
- チーユ
ラーメンにかける油。
アブラが決め手となるラーメン。うどんやそばと異なるのは「アブラ」のおかげ。スープにもアブラは入ってるけど、特別に「仕上げで熱々上乗せする」のがアブラなのね。
ラーメン1杯につき「25cc~30cc」ほど
ラード+(ネギ油やマー油など)
ブタのおいしいアブラ
ラードで作る香味油たち(コクと甘み)
それがラード。フツーに買える。最もお手軽というだけで、ラードだけで作られるわけではないでしょうけど、家庭用ならこれがラク。
※スープから取ることも出来る。(作ったスープを冷やすと上澄みに上がってくるのでそれだけ掬うとラクに分離できる)
※炒めもの油としても強い。オリーブオイルよりも適している。
常温でも約1ヶ月持つ(?)
※市販のラードはそういった強みを持つとか。冷蔵してバターのように使う事もできるから、ラーメン作り終わって余っても使えるでしょう。(ラーメンから取った方はそんなに持たないと思う)
ネギ油
マー油
香味油
「アブラ+なにか」でラーメンの決め手となる「香味油」が誕生。ごま油も「アブラ+ごま」だし、それ+唐辛子でラー油。海老の殻でエビ油の塩ラーメンとか。
うどんとラーメンを分かつモノ
チーユ(鶏油)
トリのおいしいアブラ
チー油かけるだけでもOK(コクと香り)
缶で買える鶏の美味しい油。チャーハンに使ったり中華料理系統はもちろん、パスタなどにも万能に合う油。ラーメンにはそのまま使うだけで普通に美味い。
※スープから取ることも出来る。(作ったスープを冷やすと上澄みに上がってくるのでそれだけ掬うとラクに分離できる)
冷蔵で約1ヶ月持つ(?)冷凍なら(?)
※使い切れないチーユの使い方として個人的には「バターのようにして使う」というのがある。まず最初から、缶から出して冷凍する。固まったら取り出して一切れバターサイズにカットする。(硬すぎたら少し溶けるまで待つ)その後も冷凍で保存。使うときはそのまま取り出して使えばOK。使いやすいし保存も効く。
かけそばとラーメンを分かつモノ
カエシをつくる
- 塩(塩ダレなど)
- 醤油ダレ
- 味噌ダレ
何らーめんなのか?
塩とか醤油とか味噌とかトンコツとか家系豚骨醤油とか色々あるけれど、「塩気(しおっけ)」によっても変わってくるよね。それがいわゆる「カエシ」と呼ばれる。
ラーメン1杯に対する分量は「味見して決める」しかない(400ccの水分に対してこれくらいがちょうどよい塩分量とかいうのはあるみたいだけど)
塩(塩ダレなど)
ゴッド・オブ・塩
塩のみ
フツーに「塩」だけでとことん美味い。いやとんこつじゃなくてとことんね。スープに十分いろいろ入ってるから。とんこつラーメンも塩でOK。さらに塩自体作れるものだけど買いましょう(真顔)
塩ダレ
※塩ダレというものもある。ダシ取って作るわけだけど。(特定の味を決め撃ちするお店なら時短になる?)
ソルティゴッド(適当)
醤油ダレ
ノスタルジックな醤油
日本人らしい醤油らーめん
基本といえば基本。醤油に「酒とかザラメとか塩とかカツオ節とかサバ節とか貝柱とかコンブとかトマトジュースとか赤ワインとか白ワインとか」とにかく色々ぶっこんでオリジナルな醤油ダレを作る。割と「その他のお料理にも使えるからベンリ調味料」にもなる。
※家系ラーメンと呼ばれる太麺豚骨醤油にも使うね。
※ラーメン1杯に付き「25cc~30cc」くらいだけど、塩分濃度でも違ってくるから、その時々で味見するのがベスト。
醤油自体が製造加工品
※そもそも「醤油そのもの」が作り込めるほど伝統工芸品だから突き詰めると危ないよ!
なぜか懐かしいお味になる「せうゆ」
味噌ダレ
札幌のスーパースター味噌
味噌だけでも
美味しい味噌だけでもミソラーメンになる。スープの方にアブラが効いてるからそれがミソラーメン感の真髄。
味噌自体が製造加工品
※そもそも「味噌そのもの」が作り込めるほど伝統工芸品だから突き詰めると危ないよ!
味噌ラーメン感出すには「もやし・コーン・ワカメ・バター・メンマ」の方が重要
ラーメンを食べる編
- スープは「300~400cc」
- アブラは「25~30cc」
- カエシは「味見しよう」
- 細麺は「1分」太麺は「1分20秒」くらい(湯が沸騰してから入れて)
- 盛り付けて完成!
スープの分量
ラーメン1杯で「300~400cc」
ラーメン1杯につき「300~400cc」になるでしょう。でもどちらかといえば400くらいあったほうが確実。計量はレードルを使うのが正義。
ジップロックに小分けに冷凍保存した場合
※「300から400ccの分量を小分けにしてジップロックで冷凍保存」した場合、「解凍するには、袋を開けて2分間レンチン(約600Wくらい)したあと、お鍋に投入して沸かせばOK」という使い方。
※だからそのまま親戚のお家などへテイクアウトも出来てしまう。
400ccくらいあったほうが豊かである
アブラの分量
ラーメン1杯で「25~30cc」
ラーメン1杯にかける香味油の分量は「25~30cc」ていど。食べるときに火にかけて熱した状態をかける。軽量はもちろん計量スプーンかレードル。
※ネギ油などはすぐに焦げてしまうので、火を入れる際は「弱火でほどほど」に。
好みの問題だけど(アブラマシマシとかいろいろ唱えるやんみんな)
カエシの分量
ちょうどよい分量を味見して決める。
ラーメン1杯につき「ちょうどよい分量を味見して決める」のが確実。当たり前だけど。
※アブラと同じで、醤油ダレなら25ccや30cc程度とすることもできるけど、そのカエシの塩分濃度などにもよるし、確かなことはない。(これがお店なら塩分濃度も決められるから決まった分量にすることができるのだけど)自分流のカエシが確立されたら決めても良いね。
好みの問題だけど(スープカラメとかいろいろ唱えるやんみんな)
メンの湯で時間
細麺なら1分。太麺なら1分20秒。
沸騰してから入れ、細麺なら1分。太麺なら1分20秒。これでOK。
※市販の麺の袋にはもっと長く書かれているけど、そんなに茹でていたら柔くなる。スープに浸かってからも茹だるからね。好きな人はいいけど。
好みの問題だけど(メンカタメとかいろいろ唱えるやんみんな)
盛り付けて完成
おつかれっしやたっ!!!!
あとはお好きに盛り付けるのみ。おつかれっしやたっ!!!!
※チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔があればだいたいOKじゃない。基本は。味噌ならコーンとかワカメとか。塩ならバターとか。なんだかんだでそれが美味いやん。あと煮玉子。
※ほぼスーパーマーケットで買える。でもメンマだけは業務用スーパーのほうが美味しいかな。好みだけど。
おつかれっしやたっ!!!!
おすすめの調理器具
- 圧力鍋(5.5Lを推奨するけど、普段使いには2.5Lで十分)
- 各サイズの計量カップ(ステンレス製)
- 各サイズの計量スプーン(ステンレス製)
- 各サイズのレードル(ステンレス製)
- ボウル類(ステンレス製)
- その他(鉄のハンマーやキッチンバサミなど)
お家でニートラーメンするためだけに揃えました
圧力鍋(5.5Lを推奨するけど、普段使いには2.5Lで十分)
普段使いに適している「2.5L」サイズだと?
普段使いの2.5Lサイズのお鍋があればラーメンは作れる。それで2杯分くらいかな。2つの鍋を使うと4杯分ほどだね。(水などでかさ増しすれば5杯分はいける)
※ちなみにこの圧力鍋はニート自炊飯において日々使い倒される宝具の一つである。
ラーメン用に「5.5L」サイズはアリ
※野菜室にギリギリ入るかどうかという縦サイズなので、基本的には封印。ラーメンのときだけ稼働する兵器なのです。
※「2.5L」と「5.5L」の2つの圧力鍋でラーメンスープを作ると(この記事のやり方にて)、「400ccが約8杯から9杯」でした。
ラーメン用にだけ5.5Lサイズを買い、普段は仕舞っているよ(どうせ作るなら余裕を持った分量のほうが良いと判断)
各サイズの計量カップ(ステンレス製)
500mlサイズが2つ。
これは「カエシ(醤油ダレなど)」と「アブラ(香味油など)」の分ね。ラーメン食べる際に使い切れなくても、その他の料理に使いやすいし、こうしてストックしておくと何かとやっぱり使いやすい。
※【厚手の18-8ステンレスを使用しており、直火にかける事もできる。(IH使用不可。取っ手は非常に高温となる為必ずオーブンミットを使用する事)】とのことで、ネギ油とかそのまま作れる。キャプテンスタッグとかのキャンプ用クッカーでやっても良いと思うけど。
1Lサイズが2つ(?)
これも「お鍋2つ分のスープを別々に保管する」用途。2.5Lサイズのお鍋から2杯分のスープということは600から800ccほどなので1000cc(1L)あれば十分保存できる。もっとでかいサイズでも良いと思うけど。それでも野菜室なら入ると思われる。
※もちろん5.5Lサイズのお鍋であれば1300ccから1700cc(?)くらいありそうなので、2つあればOKでしょう。心配ならもう少し大きめが良いかもしれないけど。でもあんまり縦サイズが長くなると冷蔵庫に入らないし。でも作りたてのときに1杯食べれば減るからいいのかも(?)
使わないときは鍋と一緒に封印
各サイズの計量スプーン(ステンレス製)
「25cc」の計量スプーンを2本
カエシにしろアブラにしろ「1杯に使う分量が25ccくらい(から30cc)」なので、このサイズ感。1杯で済ませられる。少し多めにしたければ別でまた掬えばよいのだし。
※同じサイズより複数サイズのほうがベンリだと思うのなら、30ccなどお好きな組み合わせで。
※スープレードルにもこのサイズがあるのだけど、取っ手が長すぎて冷蔵庫には入らないんだよね。まあ醤油とかは外に出して置いておいても良いのだけど。
各サイズのレードル(ステンレス製)
「200cc」のレードルを1本
ラーメンスープが「1杯あたり300~400ccくらい(mlでも同じ)」なので、この200ccサイズのオタマを2回使えばOKサイズ。(ジャストじゃないけど小回り効くほうが良いと判断)
※もちろん400ccとか300ccのジャストサイズにしてもいいけど。
とにかく「自分のキッチンにおいて無駄にならず取り回しがしやすいかどうか?」というのが大事だよね
ボウル類(ステンレス製)
(ジップロック使って冷凍保存するならステン製の計量カップ要らないかもね。このボウルセットあれば。)
その他
調理
タイマー
タニタ キッチン タイマー マグネット付き 大画面 100分 ホワイト TD-384 WH でか見えタイマー 約76×82×23.2
※時間のコントロールに便利。火を点けたままにすること多いから。(ガスコンロに備え付いている物もあるけど)
あく取り
※なくてもよいけど(そんなに神経質にやらなくてもいいから)、あっても困らないサイズ感。
こし器
※色々こせる。ちょうど「1Lの計量カップ(ステンレス製)」に収まる。
温度計
※チンタンスープとか魚介ダシを煮出すときに温度管理で使うと気分がアガるかも。
下処理
鉄のハンマー
※ゲンコツを叩き割るのみ。鉄製じゃないと無理。(ちなみに斧でもイケるけど斧の刃が潰れちゃう)割るときは音がうるさいので(床の振動とか)タオルを下地にしてやるなど工夫も必要。そして一気に振り下ろすこと。必ず周りと手元の安全を確認してね。
キッチンバサミ
※コンブを切ったり、鍋に入り切らないサイズの具材(鶏ムネなど)を切ったりする。
ジップロック
※いろいろ使える。フリーザーバッグのMサイズでOK。
あるといえばお家にあるものですね