ママチャリの騎士、サーボブレーキへ交換しよう。
いわゆる安物自転車に大量搭載される「バンドブレーキ(通称・鳴きブレーキ)」は耐久性が低く、その末路は「キーキー症候群」に陥ることが暗黙の了解であった。しかし今日ではそのやり方さえ分かるならば恐れるに足らない「サーボブレーキへの交換」でもって打破することができる。
とにかく安物&古くなったママチャリの後輪ブレーキを強化しよう!
参考・「バンドブレーキからサーボブレーキへの交換」hillsmts.exblog.jp さま
ママチャリの後輪ブレーキをサーボブレーキに交換
とりあえず後輪の着脱が8割を占めています
後輪ホイールを外す
↑リアホイールの完全着脱方法にて済ませましょう!
サーボブレーキ取りつけ作業
基本構造は同じだからカンタン(仕組みは違うけど)
(旧)バンドブレーキの取り外し
やはり専用の別記事へご案内させていただきたい!
(新)サーボブレーキの取り付け・前編
回転するドラムに対しライニングを内側から外へ押し広げることでブレーキがかかります。雨水などがブレーキ内部に侵入しにくい防水構造と、音鳴りをおさえるために耐熱性能および耐摩耗性の向上を追求した製品です。バンドブレーキと取付互換があります。
これが「サーボブレーキ」
本家・唐沢製作所のサーボブレーキ(ブラック)・「唐沢製作所 AN-BL サーボブレーキ ワイヤー式ブレーキ 511-00011 ブラック」
本家・唐沢製作所のサーボブレーキ(シルバー)・「唐沢製作所 AN-S サーボブレーキ ワイヤー式ブレーキ 511-00014 シルバー」
今回は何故かキャプテンスタッグ製品を使ってしまいました(陳謝)
かっこよくはないけどね!
使う工具
16ミリのスパナレンチかモンキーレンチ
参考・「KENOH モンキーレンチ 300mm」
愛用品だが・「E-Value 両口スパナセット ミリサイズ 6本組 ESW-06S / とはいえこれには16ミリはない。17ミリで回してた。つまりベストではない。」
取り付け手順
台座を取り付ける
ブレーキユニット本体を取り付ける
ハブナットを締める
そういった珍事が発生した場合には「元のバンドブレーキ備品から拝借する」というテクニックで解決しましょう。(今回買ったキャプテンスタッグ製?のサーボブレーキには無かった。そういう仕様なのか不良品なのかは判然としないけど)
※まあ「9mm~10mmの薄い六角ナット」的なモノをホームセンターなどで物色してくればいくらでも使えるからご安心であります
これで車輪への取り替え作業は完了
後輪(リアホイール)の取りつけと調整
そんなこんなでブレーキ交換を楽しんだあとは、
ちゃんと後輪を取りつけて位置調整もビシッと済ませましょう。
ほぼ別記事で詳細にご説明させてください
(新)サーボブレーキの取り付け・後編
後輪の装着が終われば、
さいごに新ブレーキのセッティングと調整。
使う工具
プラスドライバー
10ミリのナットドライバーが特効
愛用品スパナセット・「E-Value 両口スパナセット ミリサイズ 6本組 ESW-06S / フツーのスパナでもOK」
各留め具をつける
ブレーキユニット留め具を締める
ブレーキワイヤーの調整
あとはワイヤーの引きしろを調整
レバーを前に倒して固定するほど、強く速く引けるようになる。止まりやすい。
つまりワイヤーという手綱を、短くすれば強く引けるし長くすれば弱く引ける。ビシッと止めたいかジワジワ減速させたいかという調整。個人的には前ブレーキでロック気味に止められるのだから後ろブレーキはじわじわ減速用にしたほうが好みかな。
とにかく上手いことやってね
これにて後ろブレーキの強化を完了します。
おめでとうございました
↑勢い余って前ブレーキの交換しちゃうなら