さらなるブレーキ性能の強化。コスパのよい「良いブレーキシュー」を。
あるいは単に交換するにも「これにしておこう」というブレーキシュー。先日交換していたテクトロのキャリパーブレーキのシューが異音を発するようになったので新調&性能上げ。すなわちキャリパーブレーキのシュー交換。
ブレーキシューひとつでここまで感触が変わるとは驚きである。
ブレーキ交換参考記事・「自転車のブレーキレバーとワイヤー交換&キャリパーブレーキ本体をデュアルピポットに交換。」
コスパ最高な「高性能ブレーキシュー」
轟く名品「105シリーズ」
シマノ カートリッジタイプシューセット R55C4 (BR-5800L) 105
デュラエース、アルテグラに次ぐ3番目のグレード。ロードバイクへの本格入門用パーツとされ、上級の完成車や、セミオーダー・オーダー車用の本格的なパーツでありながらリーズナブルな価格設定がされており、完成車では定価15~25万円のものに採用される。
105ブランドで気分もアゲアゲ。
なんぞこの業界でパーツ漁っていると必ず出てくるこの名前。それがシマノ「105」でありますね。別にブランドに拘ったわけじゃないんだけど、「普通にリーズナブルな適性価格でコスパ良かった」から。「オレのも遂に105かあ」みたいな感じで気持ちを上げていけるアイテムだ。このカーブを描くイイ感じの曲線が「ジャストフィットしかしなそう」である。
それなりに名のあるブレーキシュー(たぶんSORA)
SHIMANO(シマノ) ブレーキシューセット M50T BR-1055他適応
普段使いに最適なVブレーキ補修用ブレーキシューです。ドライ、ウェットの両コンディションに対応します。
Amazon商品説明ページ
よくわからないけど良品。らしい。良いブレーキシュー。らしい。
こんかいは「前輪」と「後輪」の「2つのキャリパーブレーキシューを交換する」ということで、「どうせなら違うものを」なるチャレンジ精神にてこちらも使用。105より厚みがあるというか「カッシリ」動きそうな気配。違いはよくわからないし、値段もそう変わらないのではないかね。
いざブレーキシュー交換!
つるつるカツカツブレーキシューの成れの果て。
「テクトロキャリパーブレーキA800(デュアルピポッド)」の標準シュー、10ヶ月目の痩身。
こちらはブレーキ交換の際に新調したシロモノの初期装備のシューパッド。世評ではそもそも「効かない」とのご高名高い品であったが、
13年ママチャリのブレーキに慣れていた自分にはぜんぜん使えていた。700Cホイールに改造した際に少し硬い印象を受けたが、それでも普通に稼働、いや制動してくれていた。
しかし!急に鳴き出すように!!
「アンバランスに削れて、隙間ができた結果に音が出てしまうようになった」と思われる。だから交換じゃい!!ということになったのでした。
シューを取り外す。
スパナ(10インチ相当)でブレーキシューを取り外す。普通に左回し(反時計)。
あとは「ただ換えるのみ」の作業。
「リム」←「シュー」←「湾曲ベアリング」←「ブレーキアーチ」←「ワッシャ」←「止めネジ」
という絡みでOK。
このシューは「カートリッジ型」というスタイルらしく、「このシューの部分だけ別売りで売っていたり」もする。
今回合わせたキャリパーブレーキはこちら
参考・「TEKTRO(テクトロ) 800A FRONT SILVER BR-TK-180」
参考・「TEKTRO(テクトロ) 800A REAR SILVER BR-TK-181」
つまり「105ブレーキシュー」は「テクトロ前ブレーキ」に「合う」というわけ。
「シュタッァーーーーー……ッ!!!!」って感じ。
吸い付くように、寄り添うように、止めてくれるヤツ。
前のは「カツーーーーーーーーーーーー」って感じ。
今度のは「シュタッァーーーーー……ッ!!!!」って感じ。
分かりますよね有り難うござりました。
もとより700Cのリムには「最適にカーブを描いた形状なのだからジャストフィットして当然」ではあるのである。ママチャリ自転車のホイールリムでも使えるだろうけどね。
※もうひとつのシューは後ろブレーキだし「違い」というほどの感触はわからないけど、「まま良い」ではなかろうか。
とにかく「カツーーーん」とした効き具合ではなく、
「吸い付くような制動力」に生まれ変わったぞ。
ブレーキ交換参考記事・「自転車のブレーキレバーとワイヤー交換&キャリパーブレーキ本体をデュアルピポットに交換。」