はいこちら体脂肪対策本部、統合作戦本部長のむらくもです。
設立の経緯をご説明いたします。
「脂肪が落ちないから」
でございますよろしくどうぞ。
【問題】体重は落ちるのに体脂肪が落ちないアンバランスさ。
身長175 | 体重71kg | 体脂肪率20% |
ということで考えていきまっしょう。ワーワーいうとりますけれどね。なかなか体脂肪率が落ちないのだ。世の中のダイエット系の記事を見たり人様の物を拝見すると体重70で体脂肪率10%などもある。我は2016・6月現在体重71で体脂肪率は20%もある。体重が10キロ減に対して体脂肪率は4%減というくらい。「このままだと体重だけ落ちてガリになってしまわないか?」という危惧。
栄養素は摂っている。タンパク質も摂っている。基礎代謝も摂っている。
ということで「栄養が足りないから体重だけ落ちてしまっている」問題。
これは大丈夫でしょう。
栄養素はコナミのアプリ「カロリサイズ」調べで満点をもらっているし、タンパク質はそれなりには意識して摂っている。とても多くのタンパク質を摂っているわけではないが、
これ以上摂ろうとすると量を食べなければならないし金はかかるしプロテインとか出てくるし。
つまりこれ以上やると「ゆるふわゆとりニートダイエットにならない」というレベルではクリアしている。それで駄目でもどっちにしろこれ以上はどうにも出来ないというわけ。
だから謎なのだ。
【体脂肪とは?】体重と体脂肪は同じではない。ふーん、だから?
そもそも「太る」とはなにか。
それは「消費しきれなかったカロリーが“体脂肪”となって蓄積すること」。
それが太るということの真意。
一時的に体内に取り込まれた質量(水分や食べ物など)によって増える総量が「体重」といえよう。体重とは総重量のことだから多分に一時的な状態をも指す言葉。汗をかけば水分がなくなって体重は減るが水分補給をすればすぐに戻るのだから、「太っていたのが痩せた」とはいえないだろう。言っても虚しいだけ。根本的解決になっていないのだから。
もう一度言おう。
「消費しきれなかったカロリーが“体脂肪”となって蓄積すること」
それが「太る」。
だから計算上は「摂取カロリーを全て消費すれば体脂肪はつかない」となる。
そういうことだよね。あるいはそれ以上に消費されれば「痩せる」という理解になる。
「摂取カロリー」-「消費カロリー」=「太るか痩せるか」の式。
人間は「基礎代謝」、「生活運動代謝」によってカロリーを消費するとされる。(ニートダイエットでは3つに分類しているが)つまりこれらの代謝より少ない摂取カロリーなら体脂肪はつかない計算になる。
摂取カロリーを抑えれば痩せる。だかガリガリになるよ。
「食べないダイエット」をすれば誰でも痩せる。食べなきゃ人間は死ぬから。栄養失調で。だから外部から栄養を摂取するようになっている。それで体が作られる。だから食べなきゃ痩せる。体が作られないから。
それが嫌なら「食べてダイエット」するしかない。
それが「基礎代謝分は摂って、運動で痩せる」というニートダイエットの一つの条件であったわけである。体の維持に必要な物が基礎代謝というモノだから。
ここまではそもそもの理解。
「ニートダイエット」を始めた時点における理解。
しかし実践していると体重は落ちるくせに体脂肪率がなかなか落ちないので新たに考えてみる必要があるということなのだ。
【仮定】「基礎代謝分のカロリー」を摂ればいいんじゃなくて「栄養素」を摂る必要があるのだろう。
「基礎代謝分のカロリーは摂らないと体が作られない維持できない」という理解のもとにそれに努めてきたわけである。
だがそれをそのまま考えるとこういうことも起きる。
「じゃあ油だけ飲んで摂取してもいいの?」
そういうアホの子が出現してしまうリスクね。油だけてキミ。油だけて。おまえは天ぷらか何かか?ってな具合に。油だけてキミ。
この場合は栄養素は皆無でただたんにほんとにカロリーという熱量(エネルギー)の摂取だけになるだろう。
「カロリー」とひと括りに言っても基本的には栄養素なども含まれるべきなのが摂取カロリー。
「燃えりゃあいいんだよ」みたいにとりあえず火を付けて燃えて燃料になればいいというお話ではないのだ。
色んな香りのするアイテムを燃やさないといい匂いがしてこないといった具合に、
体を作るには体を作るのに必要な栄養素が必要なのだ。
【仮定】それなら必要な栄養素だけ摂っていれば基礎代謝分のカロリーを摂らなくてもいい?
ということになる。仮定としては。そうするとどうなるかというと
「基礎代謝分を摂らなくていいからさらに食事の量を減らしてカロリーを減らせる」
みたいなことになるだろう。
「運動だけで落としていたわけだから、さらに食事も減らしていければ楽ちんだ~~~」とか。
まあどっちにしろそれができたらダイエットに関わる苦労はなくなるんだろうけども。
だって食べたいじゃん基本は。
ただでさえご飯250グラムから200グラムに減量とかしているわけだから。
【仮定】そこで目をつけられるのが「脂質」と「糖質」というわけ。
こちらのグラフをご覧ください。
栄養バランスが最高レベリングであることがおわかりいただけます。
しかしちょいとばかし「脂質」の項目が突き抜けているというわけでございます。
つまり早い話が「これを減らせ」っつーことですよドちくしょうめ。
ねえ。
だってこれは体を作る栄養素にはもうムダなカロリー(熱量)なのだから。
だがオレの生活には要るから突き抜けてんだよね。
これは完全にホット一息カフェオーレターイムで消費される脂質であろう。バタートースト半分とかカフェオレとかアイスとかそういったもの。
あるいは「なに食べてもいい(摂取カロリー内なら&タンパク質は摂りたい)」ということでラーメンも食べているから油が少々多いかもしれない。
しかし、
しかしだよ?
摂取可能カロリー内には収まっているはずなのだ。
正確には確かに分からないが、
実際問題として体重は落ちているのだから。
これは事実でしょう。
ということは「摂取カロリー以上に消費カロリーが上回っているから痩せる」という理屈通りである証左ではないか。
話がふりだしに戻っているが、
ここなんだよ。
それなのに体脂肪が落ちない謎は。
【仮定】脂質や糖質がなにかスペシャルな要因なのか?
脂質とか糖質っていかにも「脂肪つきます」って響きだ。
とはいえカロリー内に納めていればその力を抑えきれるというつもりでいたが、
もしかしたら、
いややはり手に負えていなかったのかもしれない。
つまり早い話が「これを減らせ」っつーことですよドちくしょうめ。
理屈はぜんぜんわかんないんだけど。
もうここまでくると。
ただなんとなく「脂質とか糖質っていかにも脂肪つきますって響きだ」というだけで。
完全に偏見。
脂質と糖質に対する偏見以外の何物でもない圧力をかけなければもう他に手立てはないというところに我々の考察は行き着いてしまったのだよ諸君。
「脂質」は三大栄養素で超ハイパワーカロリー!!
ということで「山で遭難した挙句に歩きまわって疲労した末に足をくじいて動けなくなってしまった人がマヨネーズだけで生き延びて救助された」というように脂質は超ハイパワーの高カロリー体である。
なんでそんなデブの源が存在するのかといえば、
普通に現代の日本でお金を持ってさえいれば何でも買えるから「栄養不足」とは程遠いように感じるが、もともとは食糧危機や食糧不足などのことからこうした「栄養価はないけれどとりあえず生き延びられるハイエネルギーカロリーアイテム!!」が自然界に未だ存在しているということではないだろうか。これはまったく生物の進化史みたいな話だよまったく。
でも単に脂質が重要な栄養素の1つでもあるということでもあるか。
体に油は必要ともいうしさ。
しかしカロリーがバカ高いということで。
そういうことで我々は、
高栄養価の食材が消費しきれずに腐って廃棄される現代の大生産時代において、この適応進化の途上にある脂質という栄養素と戦っていかなければいけない運命にあるのだ。
「糖質」は脳のエネルギー!!
「脳が働かなければ知的生命体の名折れである」とはどこぞのニートの言である。まあまあそこら辺の定義はなんでもいいとしても、糖質制限なんて流行っていますね。飲食店でもテキトーに頼んで残して「これ捨てといて」と言わんばかりなセレブたちが沸いているとかいないとか。
でも糖質ってやはり脳を動かすために必要だからある程度は要るわけでしょ。
もちろんそんなに取る必要もないというお行儀の良い話になっていくんだけどこういう話は。
でも糖質って、炭水化物なんだよね。三大栄養素の。
糖質と食物繊維で炭水化物なのよ。
糖質が脳のエネルギーなら、食物繊維は腸内菌のエネルギー。
頭脳と排泄を司るのが炭水化物の王務なのだ。
偉大なる栄養素、
それが炭水化物。
だから脂質と糖質なんて色んな物に入ってる。
脂質もね。
「おいしいものは脂肪と糖で出来ている」なんて体健やか茶ダブルとかいうのがゆうてたけど。
「なに食べてもいい(摂取カロリー内なら&タンパク質は摂りたい)」
としているニートダイエットである以上これを制限するともうこのコンセプトが破綻するわけ。
もうただのダイエットになってしまうわけ。
とりあえずの対策提出。
我々「メタボ・フォース(体脂肪対策本部)」が今回提示できる対策。
やるとすれば「間食」を減らす。
ニートの高レベル活動に必須なホット一息カフェオーレタイムを減らすしか。アイスやカフェやトーストを。まあこれは出来るのだ。無くすとまではいかなくとも、色々と材料を変えたりするなどで。低脂肪バターとかなんとか。低脂肪バニラとかね。OLさんが好きそうなアイテムたちを西友に行って掘り当ててくるなどすればさ。
あるいは「ご飯少なめで、肉野菜多め」とか。
ご飯200グラムをさらに50グラム減らすなど。その分おかずを増やせば糖質を減らしてなおかつ満腹感と栄養素を保持できる。200グラムでも痩せていたのだからカロリー計算的な問題ではなくて、あくまで糖質排除の施策となる。あと必然的にタンパク質が多めにとれるようになるだろう。
あるいは「18時以降はたべない」とか。
夜食べると太るとは言われるが(糖質や脂質の吸収力が高いといわれている)、一応自分はそうなっていないので(体脂肪率の高さをみるにつけてそうかもしれないと思ってしまうなあ)、食事と寝る時間を一定間隔で保てば良いのだと思っているが、体脂肪の落ちが渋いのをみるとこれも原因かなとは思ってしまう。やれることは確かにある。
が、
しかしそれでは「ゆるふわゆとりニートダイエット企画」終了のお知らせ。
このダイエットの本旨は「痩せる」ためでも「ムッチョマン」になることでもない。
「適正化」なのである。
自分の理想とする「生活習慣を手にれる」ということ。この場合の理想とは「自分がこれから行っていく活動にとって有益な生活習慣」ということである。
それは本活動を妨げないか?
助けるか?
よい精神状態を保てるか?
そのために行う生活習慣の完成を目指す行為なのである。
それすなわちニートダイエットなのである。
完成はしないけど永遠のベータ版を改良し続ける行為なのである。
やれることは一杯あるだろうけど、結局やれない。
ということになってくる。
今のままでは。
だから結局はこのまま静観し続けるしかないのだ。
体重や体脂肪がまったく落ちなくなるまでは。
とにかく静観。
こうして「なにもしない」というだけの結論がメタボフォースより発表されました。
①「消費しきれなかったカロリーが脂肪となって太る」ので、カロリー計算をしてこれを消費できるようにすれば絞れる。そしてそれが出来ていたから体重が落ちている。
②だが体脂肪がなかなか落ちない。
③カロリー計算はできているのだからあとはなんとなく「脂質」と「糖質」をやり玉に挙げるしかない。理由はわからないけども。
④それらを制限することはできるが、それだと「ゆるふわゆとりニートダイエット」にならない。
⑤このまま行けるところまで行くということで静観。