ニートの親父が死んだので喪主やってきた。
遂に、
これまでニートを支えニートに支えられし我が家の大王様が崩御された。
と言うか「今はニートじゃない」というモーセの奇跡みたいな状況なんだけど、それでも紛うことなき不登校無職引きこもりニート上がりの身としては、「家を取り仕切る家宰相ニートとしてやらねばならない偉大なる父の死の弔い方(法的な)」を、適度に記しておこう。
親が死んだらニートがお葬式する世界が始まっています
お葬式まで
- 死亡診断書
- 葬儀社に連絡する
- 死亡届
- お葬式(葬儀場)
- 火葬(火葬場)
一生に一回か二回のお葬式備忘録しとこ
死亡診断書
自宅療養中に亡くなって、緩和医療サービス流れでそこのお医者さんに通知するにせよ、入院先の病院で死亡するにせよ、不慮の事故や突然死などで警察(110番)や救急(119番)に通報するにせよ、「医師による死亡診断書」を書いてもらうことが第一になる様子。
※【事件性?】… 警察に通報すると、とりあえず取調べされる。救急への通報でも同じことらしく、事前に病院への通院歴などの経緯が追えない状態にある限り、決まりとしては事件性を疑うらしい。
病没の場合は病院とのつながりがあるからスムーズか
うちの場合、母親がまず看取り、親父の死を確認。「ワタシ分かったの」とか。(両親はラーメン屋さん経営引退後に老朽化した別宅を確保していてニートとは半日別居状態)その後、すぐに実家のニートへ楽天モバイルで連絡を入れるも繋がらず。ちょうどお風呂へ入っていたから。楽天モバイルの某弱さではなく。次いで妹へ電話するもこれまた繋がらず。これまたちょうど妹もお風呂へ入っていたから。立て続けにお風呂へ沈められた子どもたちがミステリー案件と化したことで、ママンはパニックになり、すぐ住宅医療サービスのお医者さんに電話したとか。そんなにパニックでもない。
(母の死亡判断時刻は23時15分だったけど)医者の死亡診断時刻は23時57分だったので、気分的には翌日感ありまくるのだけど親父の命日はその日と相成った。
葬儀社に連絡する
※その他「小さなお葬式」など、ネットで使える葬儀集客サイトはわりと多いけど、どんな葬儀社が来るのかはそれぞれである。近場の提携葬儀社が来る仕組み。
死亡確認時から割りとすぐに、お葬式をしてくれる葬儀社に連絡する。(事前に相談しておいても良い)まずは遺体を安置場所に移送しないといけないみたいね。そしてここからの流れは葬儀社から案内されるし、パンフレットやHPでもよく確認できるね。
寝台車で移送
※【遺体は即移動?】… 病院で亡くなったらすぐ移動させられるのだとか(?)置いておく場所がないから。自宅で亡くなった場合には選択の余地があるけど。
※【家に安置】… 家に安置する場合はドライアイス置いて簡易の祭壇を設置するのみ。その後はお葬式プランの打ち合わせ。
※【移送後の打ち合わせでキャンセルもあり?】… この「遺体の移送」というイベントは、とにかく速やかに行われる様子。なので、その後のお葬式プランの打ち合わせなどの時点で葬儀社を変更することも可能。移送は最初の手付サービスみたいなものなのか。でもそれでその後の葬儀を別でやるとなると移送代は支払うのかね。
葬儀社の選び方
「内容」や「対応」や「費用」を見て判断するしかないよね。どこのお葬式業者もサービス内容はそんなに変わらないと思うけど、火葬場は地元の火葬場がお安くなるシステムなので(市民割)、地元の火葬場で火葬できる葬儀社さんを選ぶのが順当かと思われる。参列者も近場のほうが集まりやすいものだし。
※【お葬式と火葬は別々】… お葬式は葬儀社主導。火葬は自治体が主導。だから料金も別。お葬式代と火葬代は別ということなんだね。(式場でお葬式してその後に火葬場に運ぶまでが葬儀社)天涯孤独高齢NEETが孤独死したなど、「全く身寄りのない無縁仏でお葬式をする人がいないという場合には火葬だけする」みたいな感じ。
※【地元業者はお高価い?】… 地元の昔からあるお葬式業者というのは、昨今需要のある簡素なお葬式、すなわち「火葬式」などの低予算プランを用意していない場合が多い。(2022年現在)
なんにしても「火葬さえしてもらえばあとは自由」なのです基本的には(でも遺骨を安易に埋めるとかすると遺棄案件になるとかどうとか?)
最もお安い直葬プランを考えていたのだが(一家固有の宗教観と祀り方をしたいので無駄なお金をかけたくないからだけど、それでも最低限の国が定める法令に基づいた手続きはしなくちゃいけないからね)、手違いで火葬プランっぽい様式が到着したイオンのお葬式。直葬プランだとほとんど何も届かないはずだけど、ちょっと豪華になる。さらには、「家に置いておきたくない(怖いから?)」という母の願いとは裏腹に、なんとなく自宅安置の流れに持っていかれる。ムード的に。なんとなく。寝る気満々でシャワー浴びてた中途なのでテンション的な仕上がりは高かったものだからそうした流れを断ち切ることもできたけど、そうすることに。お通夜もやらないし、ちょっと人が来るのにちょうどいいから。
※2月下旬のガスファンヒーターが点いたお部屋でも、ドライアイスのおかげなのか、とりあえず自宅安置可能だった。(ちゃんと担当者に訪ねたほうが良いけど、わりと余裕みたい)
※その日は半日くらい自宅安置された親父の御本尊さま。もともとは密葬予定だったのだが、こういう状況にて近親のみがチラホラ来訪し、その間にニートは葬儀屋さんとシットダウンしてお葬儀の打ち合わせ。諸々の手違いなどをすり合わせてそれなりに落とし所を探っていく熟練の交渉術を駆使するのだった。
※ほんで夕方くらいに隣町の葬式場へ送られる親父の御本尊さま。イオンのお葬式だと我が町である千曲市でやってなかったのだけど隣隣の町である上田市ではやっていたのでそこへ頼んだから遠くなるわけね。
※葬式までは1日挟む日程ということで、それまでは更にみんなが葬式場で親父とお別れできる時間があるというスタイルでした。やや遠いけど。もともとは密葬予定だったのにほんで。
※ここまで仮眠しかしてないニート。
お通夜っぽく人がちらほら来訪するにはお手ごろな状態になりました
死亡届
医師の「死亡診断書のなかに死亡届の欄がある」ので、これを記入して役所に届け出を行う。基本的に、届出人は親族か葬儀社。ハンコも必要。
※【葬儀社が出してくれる】… 死亡届そのものは葬儀社が代行して提出してくれるみたい。サービスとして。
ビミョーに内容が間違っていたけどね(ニートが無職扱いになっていたけど事業届け出して青色申告してるから。むしろニートの定義が間違っているのか。)
お葬式(葬儀場)
お通夜だとか納棺の儀だとかお経上げとか告別式だとか、「お葬式」というセレモニーに憑き物な宗教上の習慣としてのセクションが存在するけれど、内容はプラン次第。豪華で疲れるものから簡素で素早いものまで。
※【お墓に入れるならお経上げ?】… 今どきはお墓参りに対する価値が薄れているのか、お墓を作って維持することが敬遠されるご時世。火葬した骨を家で管理するとか砕いて散骨するとか様々な供養の形が広まっているとかいないとかで、お坊さんを呼ばないお葬式もチラホラと。でも先祖代々の霊園にあるお墓に入れようというならばそこの管理をしているお坊さんを呼ばないといけないのかね。
※【葬儀社へ支払う代金】… このお葬式までが葬儀社へ支払う代金みたい。あるいは香典返しの返礼とか、後日の四十九日法要などなど、これまた宗教儀礼としてのセレモニー関係全般を取り仕切るのが葬儀社のナワバリなのである。
※【香典収入】… 葬儀の参列者たちには「お香典」というマネー持参文化がある。これらの収入によってお葬式代を捻出する仕組みというわけである。結婚式でも同じ。ブリーダーズカップみたいだね。我が家の場合、気を使わせたくないし「絶対にお香典は持ってこなくて良い」という通達を出したのだけど(大した葬式しないし金かからないから)、伯父さんが持ってこさせちゃったみたい。まあ我が家は伯父さんにだいぶ面倒見てもらって敬っているので、「オジキがそう言うならそれでいいわ」という流れに。その分の「香典返し」はやや豪華に。
「儀式」というタイミング自体は必要とされるのが人の世ですね(哲学)
3月1日がお葬式当日で、このニートが喪主をやるわけなんだけど、その当日は朝から歯医者の予約日であった。
いつもはマイチャリで自走するニートも時間制限がかかる中、妹のブーブードライブをフル活用して乗り切っていきますが、わりと妹も精神的ダメージを受けている様子であり、随時「なんでこいつ歯医者いくやねん」といった面持ち。そうしてフィールドに置かれ続ける常時発動型の笑いを提供しつつ、上田のお山道に座する見晴らしの良いお葬式場で、
坊さんの居ないニート一家のみのこじんまりとしたお別れ会は行われたのであった。
小学生の甥っ子ブラザースたちにも遺影を持たせるなど主要な役割を果たしてわりと自由にさせてもらった。
※うちの家系は経営者ばかりだから(?)こういう仕儀を理解&評価してもらえたよ。
坊さんに宗教ポジショントークされるより、親父が食べログをうるせーって追い返した話で盛り上がるほうが良いと判断しました。(ネットで来る客なんて1回来て好き勝手言ってもう来ないから意味ないつってたし正しいと思う)
火葬(火葬場)
お葬式の流れで火葬場へ向かう。焼いている間は基本的にヒマである。集った人と故人の話で盛り上がるかと思いきや、みんな世間話しかしないこともある。
※【人数制限アリ】… 昨今ではコロナウイルス感染症対策として、「10人まで等の人数制限がある」ため、2次会に行くか行かないかみたいなノリで組分けが発生。でもその後の告別式とかを火葬後に行うならまたみんな集まったりするみたい。
※【火葬場へ支払う代金】… 法令で定められた火葬を行うのが、みんなの町の火葬場。住民票がある火葬場は市民割みたいなことでお安く、そうでない場所で焼くとなるとお高くなる。
小雨を降らせ、天も啼いておりました。(活字)
親父の死後、葬式明けた3月2日には、母方のおじいちゃん(小鳥)が死去。
※親父繋がりのガス屋さん主導の下水&トイレ工事中の仮設自作災害用トイレ上で「また葬式や」と思いつつも、こっちはもう葬式すらしないみたい。急遽死んだので警察署案件になり不穏なムードが漂うもうちの伯母さんのおっとりムードによってかよらずか世は事もなくむしろ警察署全面協力のもとで(?)火葬を終えたことで「なんかうちの伯母さん熊に襲われたけどその熊に乗って帰って来たみたいだね」ってことになってた。こちらはほんとに伯母さんと母親の姉妹のみで送った。
ちなみに同日に我が家の猫(寒ブリ)が1匹死す。
※冬になると寒ブリのように肥え太ることから寒ブリ。ベッドの上に、それは築地市場に打ち上げられたブリのごとくひっくり返って乗ってくる猫だったけど、その他の猫に対する攻撃性も高かったし自業自得かなと。口から血を吐いていたけど、医者に連れて行っている間に死んじゃったね。タイミング的なこともあってガス屋の子と埋葬することに。でも墓穴を浅めに掘りすぎたため、狐に持っていかれた様子。さすが寒ブリ。自然に還ったか。この世の天と地は全てつながっているのだ目覚めよグランアトラス。
5月には親父の母親である102歳のばあちゃんが死去。
※1月には親父も伯父さんと一緒に見舞いに行ってたけど、そのひと月後に親父が死んでその母親も同年に死す。ニートたちはたまーにお年玉とか貰うくらいだったけど、伯父さん一家の孫たちとは深い関係性があったらしく「俺たちはばあちゃんに育てられた」って親父の葬式ではじめて会った従兄弟が話していたし、「何回行っても103歳って言ってたから103歳までは生きるんだと思う」というフラグを立てていたけど、なんのこともなく力尽きて大往生した。
※ちなみに来てもらったお坊さんには悪いけど(ばあちゃんのお葬式にて)、やっぱり宗教的なポジショントークされるより(大勢が集まってやる葬式なら様式を統一したほうが無難だと思うから効果的だと思うけど)、故人の話をしながらリラックスして過ごす個人様式の葬儀の方が良かった。
大宇宙のパワーを感じる2022年
結局のところ、
とあるニート一家のお葬式としては、
「葬式なんぞにお金使うくらいならママンや妹家族に金使ってくれ。」
という、オヤジの意志を感じ取った仕儀と相成り申した。
ニートが総合判断しました(事前のヒアリングや家族の合意は必要)
※【葬式の簡素化について】… 実際にはそう簡単に考えられるものではないらしいよ世の中的には。(自分もある程度それは実感した)仰々しくやることに価値は感じていないけど、「じゃあどれくらいなら良いのか?」という具体的なラインが明確じゃないみたい。「お花くらいは飾られたほうが良いな」とか思ったけど、後の祭りだった。みたいな。それだからちゃんとイメージしながら考えておくとか、家族間で話し合っておくとか、葬儀社の人と打ち合わせをしっかりするとか、それは大事だと思う。「なんでもいい」ではなく、「こうだからこうしたい」という「明確な意志に基づく、お葬式のカスタマイズ(パーソナライズ?)」が大事なのではないでしょうか現場からは以上です。
※【お葬式もサービス業】… あとお葬式産業も、儲からないとサービス低下していっちゃうから、これまたある程度はお金払わないといけないよね。イオンのお葬式とか参入しなくなって、これまた地元の地場業者が殿様商売する宗教団体に権力与え続けてしまうだけになっちゃうものね。放置されてもネットでサービス提供し続けて戦い続けて収益上げるこのブログの生みの親としてはそれは許せんもんね全く。
それにしても葬式一つやるにしても、
ただの不登校無職ひきこもりニートではなかなかできないことだったと思う。
今の自分だから出来たこと。
自分自身の成長を、日々実感している。
妹の結婚式には出なかったもの(ひきこもりだから)
ニートとは何か?
それは!!
暗闇の荒野の中に!!!
進むべき道を切り拓くことだ!!!!
とにかくそういうことです
そんなこんなのドタバタしつつも、
あらゆる簡素なお葬式、
の後。
死後の手続き
- 年金の受給停止(あるいは何かの支給申請)
- 解約や名義変え
- 口座凍結は?(相続に関係するので戦略的判断を要する)
おおよそ、葬儀をしてくれたところがパンフレットなどで紹介してくれているけど
必要なモノ
- 「死亡届」など、故人の死亡の事実が確認できる書類。
- 「マイナンバーカード」や「運転免許証」など、手続者自身の身分が証明できるもの。
- ※実印などのハンコもあった方がいいかも?(一般的に意志認証に使うようなものは何にしても持っていたほうが良いよねこういう手続きの際は)
とりあえず、「葬式後に手元にあるモノ」で事は済むでしょう
年金の受給停止など
だいたい、「年金停止が10日以内、医療保険が14日以内」とか。その他のことは遅くても良いけど、「こっち側がお金を受け取る系のサービスの停止は速攻でやる」ようにしないと問題になりやすい。「不正受給」みたいなメンドーなことになる。
葬祭費請求(市役所)
喪主として葬儀をした人には、役所から「葬祭費」が支給されることも。金額などは各市町村次第。手続きは簡単なので市役所に行ってお手軽に数万円をゲットやで。
その他の受給手続きなど
※市役所や年金事務所などで案内を受けられると思うが、実際の手続きには「相続に必要な書類を用意する」が必要があるかも。
寡婦年金や遺族年金
年金の受け取りに関して、生きていれば本来もらえるはずだった分を配偶者にある程度支給してくれるような制度(?)加入期間の都合などでもらえるかどうか色々と分かたれるらしい。
※寡婦年金は国民年金加入者の場合。遺族年金は厚生年金加入者の場合。
生命保険や共済保険
言わずと知れた、よく事件の火種になる生命保険である。(死亡保険金)JA農協の共済など。とにかくそういった被相続人の死亡時に受け取れるものがあるので、とにかく手続きをするしかない。とにかく。
※保険金を相続財産にするかどうかは、受取人次第(?)受取人が相続人なら500万円までが非課税。そうでなければ非課税枠の適用がない。(2022年現在)
とりあえず市役所へ!(あるいは年金事務所とか)
ラーメン屋を隠居後、やることないから市役所で働いたのだけど(親父が)、2ヶ月でやめちゃった。やはり若い頃と同様に「自分が社長じゃないと続かない」というアビリティが発動した模様。自分が社長なら40年続いても、人の下だと2ヶ月で終了する体質。
しかしその御蔭で遺族年金支給の条件を奇跡的にクリアしていたらしい。
なんでも遺族年金とか寡婦年金やらを貰うには、「諸々の受給条件をクリアしなくてはいけない」わけなんですね。相続のことで頭が一杯で調べる気にもならんけど、とにかくそういう条件を突破しないといけない様子。
※あとやはり、生命保険なども含めてこういった受給には「故人のすべての戸籍情報(出生から死亡までの)」など、相続時に必要な書類の取得が必要になる。生命保険だけだったかな。あやふやだけど。
ママン「どっちにしろ月2万くらいだから当てにならん!!(憤怒)」
解約や名義変え
電気・ガス・水道・ネット
このライフライン系の名義変えはそれほど重要性はない。(支払っている限り使えるから)
※「クレジットカード決済」や「口座引落し」である場合はしっかり変更したほうが良い。故人の口座が凍結されたりクレカが停止したら電気ガス水道が使えなくなるから。
※郵便通知があるならそれで諸々の情報確認可能。クレカ払いなどだとおおよそ見当がつく会社に電話するしかない?担当者と付き合いがあるなら楽だけどね。
スマホ(携帯)
使わないものはすぐに解約。スマホやケータイとなると個人使用だろうからすぐに解約しないと無駄な出費が増えるよね。
※大手の事業者(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)ならわかりやすいけど、格安スマホ系だと数が多いからどこにあるのか迷いそう。スマホの管理画面から通信事業者を特定できるだろうけど。
※さらには「ネットでしか動かせない系の通信事業者(アハモとかポボとか)」はどうなんだろう。(ログインできれば良いのだけど)ポボは数ヶ月課金しなければ自動解約されるけど掛け放題とかサブスク利用してればずっと課金し続けることになるし。
その他、料金の発生する契約の解約
(家に来る請求書から解約するサービスを把握できる場合も)
(引き落とし口座を解約しているものは、自動でサービスの解約がされるなり通知が来るものと思われる?)
我が家の場合、
電気ガス水道などライフライン系統はみんな「振込み用紙」で支払っていたので、特に何もしなくてよかった。(とりあえず今のところは名義変更などは急務でない)
ネットとケータイはソフトバンクで口座引落しだったので、連絡して名義替えと解約。
その他、定期課金型のサブスク系サービスは殆ど無くて、唯一アマゾンプライムのみ。
※アマゾン・プライムは普通にアマゾンアカウントからログインして解約したけど、とにかくログインパスワードが氾濫している昨今のネットサービス事情にあって非常な負担といえよう。事前にログインパスワードなどが分からないと色々困りそう。
※amazonだったらカスタマーセンターに連絡すれば対応してくれそうだけど、ちゃんとした企業じゃなかったら困るよね。海外企業とか?そんなに手広くしてないか。じゃあそんなに困らないのかもね。
冷静に一つ一つ対処すればそんな大変じゃないかも?
口座凍結
現金の引き出しが急務でない限り、口座凍結させてしまえば諸々の引き落としも停止するでしょう。各金融機関に連絡を入れるだけで口座凍結が行われる。(死亡届など故人の死亡の事実が確認できるものの提出は必要かな)
※【サブスク系を一網打尽?】… 昨今隆盛を誇る定額課金制サービス(サブスクリプション)でありますが、それも口座引き落としやクレカ支払いなので、これを停止すれば課金も停止する。
※【資金が引き出せない?】… 直ぐに現金が必要なら、引き出してから凍結させる。しかし相続財産となる預金などを引き出してしまうと自動的に単純相続扱いとなったり、相続トラブルに関わりかねない。葬祭費などであれば150万くらいは凍結後も引き出せる。いずれにせよそのあたりは総合的は判断になるので、相続に関して調べてから決めたい。
参考動画・「死亡直後にやってはいけない相続手続き6選」【円満相続ちゃんねる】税理士橘慶太 さま
とりあえず諸々の引き落としを停止したいのなら、口座を凍結させれば1発解決。年金受給すらも。
※これでムダな出費は止まる。元栓締めるみたいな感じ。
預金があるなら引き出してから凍結したいが、
預金の引き出しが「厄介」なのである。
※各金融機関ごとに存在する「預金払戻し依頼書」みたいなものに、「法定相続人全員の直筆署名と実印での捺印」が必要になる。加えて関係者全ての戸籍情報(被相続人は出生から死亡までの)と印鑑証明。(「遺産分割協議書」をつくると言ってしまうと遺産分割協議書が必要になる)家族が近場にいれば良いけど。あと被相続人の戸籍情報は死亡届提出後2,3週間くらいしないと除籍が反映されないからすぐには取りに行けないし。
※本人でなくともキャッシュカードなどで引き出すことも可能。相続人であれば「相続財産をとりあえず現金化し、協議する」というような名目上、引き出しても問題はないとか。ただ金融機関としては相続トラブルに巻き込まれたくないのでそういうことは勧めないだろうけど。
※引き出すことで、相続の単純承認しちゃう。相続財産の計算をして相続するかどうか決めるというなら、財産に手を付けるのは早計。負債もあるなら相続放棄も選択肢に入るからね。限定相続とか。
※何にしても事前に考えておけるのならしっかり戦略を立てておきたい。
とりあえず税理士に丸投げするなら税理士判断ですね
ほんなこんなでね、
葬式のあとからあとからやることばかりが噴出してくる。
妹なんかは哀愁の内に「パパのアルバムつくろっかな(喜)」とか抜かしているけど、
そんなことやっとるヒマはないのであります。
日光東照宮みたいな先代を祀る寺社仏閣とかに財産を費やしとる場合ではないのであります。
これから「相続」の手続きのために、
あっちの市役所こっちの市役所あっちの法務局こっちの法務局あっちの銀行こっちの税務署と東奔西走しなくちゃならない。
ニートは税理士だって雇わない