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ニートのプロフ

とあるニートの3代血統表。

2015年8月9日

個人的ブラッドライン 
8月といえば戦争のお話の時期。 太平洋戦争、原爆、など。 終戦記念日のある8月だから。 自分の血縁を見るとまだ爺ちゃん世代に戦争体験者がいた。
 
70年も経つと戦争体験者がいなくなるというけど、 江戸時代は内乱を除けば250年の太平だったから 「戦国時代」→「幕末」の人は数百年も戦争未体験だったのだね。幕末も内戦だけど。
 
それはいいとして、
最近自分の血縁上のルーツを聞いてみたりした。
競馬でドゥラメンテにハマったのもありそんな感じに血統表をつくってみた。
 
(上の図)
 
 
※いろいろ地主やら商家やらとあるが現在はアレで普通の家よ。 没落の系譜。
 
 

 

ハゲない父系

私の父系統は基本的に普通のオール農民の系譜らしい。 詳しくは全然わからないんだけど。 最大の特徴としては「ハゲない」血統だということ。 若ハゲに悩んでいたティーンの兄貴は救われたことだろう。

皇兵だった爺ちゃん

この人はバリバリに戦争に行った人だという。もうだいぶ前に逝った。 いちおう生きて還っていて、ボクの幼少期にはたまに飴くれたりお年玉をもらった。 顔はまったく覚えていない。親父の実家に行く時に奥の部屋に鎮座しているというボスキャラ的だった。

長寿妖怪大ババさま

2015年現在いまなおご存命で90の大台を超えている。 まだボケてもいないらしい。 お年玉をくれてた人だけどそれほど接点はない。 ボクの親父の兄弟やその家系の人には大婆様的存在らしい。

「鉄人」たる親父

もうほんとにONE PIECEの海軍大将黄猿みたいな顔してる。 10年位前まではパンチパーマにティアドロップ式のグラサン。 ※ボクの伯父さんになる親父の兄貴たる人も海軍大将黄猿。その人は建設会社の社長やってたけど。 ヤクザのフロントだったんじゃねえのかてくらいの。 (いやちがうけど) 若いころに家出して、 外に出て色々やってきたみたい。 自衛隊から車の販売から土方から。 定時制高校に通いながらとか。 土方の時にトンネル工事で石降ってきて気絶して閉じ込められたり、 家が火事で焼け出されたりとやんちゃしてたみたい。

そんで土方で貯めた金で自営業にて一日15時間以上働き今に至るという鉄人。

ボクとは正反対とも言える道を歩んできている。どっからでも、どういうふうにでも、やってこれたんじゃないかという行動力。

多分この人はどの時代どんな境遇に生まれてもそれなりに成っただろう鉄人。

子供の頃は殴られてた記憶しかない
∑(ノ∀`)ペシッ

川に捨てるとかいわれてたなあ(*´艸`*)

人に金を貸せば逃げられて。
人に店を一つ任せると金をくすねられ。
そんな人。

あとこういうの、

wiki「川中島の戦い」より bandicam 2015-08-09 04-12-48-333

あの有名な川中島の合戦で武田信玄と上杉謙信がカチリ合う像。これを建てたというのだ。 17の時にバイトで。 なにそれ凄いの?っていうすごく微妙なラインだけどすごいんじゃね。

 

惜しすぎる母系

ボクはこっちのほうが馴染みがあるのだ。 こっちの婆ちゃんの家によく行ってたし同い年の従姉がいるし。 婆ちゃんが名古屋の人だから「赤味噌の系譜」なのだ。

cクックパッド ボクと兄貴は味噌汁は赤味噌派なのだ。どうだこのやろめが。ざまあみろ。

 

かわいそうなだけの「小鳥」とよばれるおとこ

彼がボクのもう一人の爺ちゃんになるが、父系と真逆。 自由な伊達男。あくまでも伊達。小泉純一郎にくりそつな顔を持つ。 そういう意味でも伊達。 2015年現在80を越えていて、 ぎりぎり徴兵世代であるも身長を理由に招集されなかったというワンダーボーイ。

そしてなんと大地主の跡取りだったというが…

  • 父・伊勢丹のコック長
1886年創業の百貨店「伊勢丹」

今現在でも有名なお店だ。 彼の父はそこでコック長をやっていたシェフだったという。 ヨーロッパで修行をしてきて、 女性と何処かで出会って、 その人の家の婿養子になったのだという。

 

  • 母・長野の大地主の娘
彼の母は地元(長野の)では有名な地主の家の人間だったという。 でもその家は男がいなかったので、 彼女の相手であった伊勢丹コック長が婿養子になったのだとか。

 

しかしこの「小鳥」は小鳥のように飛んでいってしまった。

「オレは跡なんか継がねえ!!!!」

といって家を飛び出して姉のいた名古屋(愛知県)ヘ向かったのだった。

 

それなりに波乱な鬼ババビッグマム

それがボクの身近な方のばあちゃん。 ボクの兄弟二人と従姉の計4人の孫を一手にさばいていた鬼ばばあ。 ほんとに細木数子に似てる。もしくはドドリアさん。 名古屋の工場に努めていたときに、 一際危なくみえる儚さと狂気を持ちあわせた風来坊とのアレによって出産。 彼女は17の時に長女を産まされたわけだった。 「小鳥」によって。 若くして母となったビッグマムの誕生である。 それが鬼母性となった所以なのかもしれない。

 

しかしこの人の系図というかその生い立ちが ボクの血統的ルーツの中では一番のハイライトとなる。

 

昼ドラレベルで。

 

  • 種父・静岡の銀行家御曹司
その父はちびまる子ちゃんの◯◯君を彷彿とさせる静岡県の◯◯さんだという。 (ちびまる子ちゃんの◯◯君は架空らしい) 今でも検索すると系列の名前は出てくる。
  • 母・名古屋の商家令嬢
野村さんだったというから今の「野村證券」系ということらしい。 日本15財閥に名を連ねるという野村財閥だとかどうとか。 ※野村は大阪の豪商だが一族が広がって名古屋とかそういうことぽいねうん
しかーーし。
太平洋戦争敗戦とともに日本の財閥は解体。 それの煽りを喰ってかこの人の家の商家も憂き目にあったのだという。 そして婚約解消。
しかーーし。
そのお腹にはもう既に一つの命が宿っていたのでした。
  • 育ての父・長野の帝国陸軍大佐
そしたらなんやかんやで当時のスーパーエリートである帝国軍人と恋愛結婚まで持ち込む。 ボクの曾祖母は相当やり手のウーメンだった。 お腹の子供も認めた上でのものというからナイス漢。 そしてその間に数人の子供をもうけた。 軍国主義下の軍属でなおかつ高級将校となればとにかく凄い。 それになんと時間の問題で出世しかなかったとか。 軍の解散後も自衛隊の高官として決まっていたとか。 ※戦犯にはならなかったということか 曾祖母もこれでまるまる安泰ねと感じられたとか。
しかーーし。
彼は戦争はなんとか生き残ったものの、 「頭がいたい」 という言葉を最後に脳卒中か何かで死去した。

 

そんなこんなで、
強運を持つ女を母に持ち、
帝国軍大佐にびっちり育てられた鬼がボクのばあちゃんであった。

 

「ヒステリー」な母

そんな波乱の女を婆ちゃんに持つのがボクの母。 母系は没落するも名家であった。父系も没落するも大地主だった。 でもなんやかんやで結果的には普通の家に生まれて育ったのに、 ひときわ貴族意識が高いヒステリーが生まれたのだった。

母のルーツ

その後、 クの曾祖母(野村さん)は子どもたちと貧しくなんとか働いて暮らしたのだという。 ※後に兄弟たちが次々に商売で成功して豪邸を建ててもらったそうな そうしてその娘である長女が工場で働いていた時に小鳥という男にひっかかる。
・災害が襲う
して「伊勢湾台風」の襲来!
bandicam 2015-08-09 04-07-37-153
c「それぞれの伊勢湾台風」より
戦後最初の最大被害を生んだ超弩級の天災。それによって名古屋あたりも相当痛手を被ったという。
・長野に移る
そこで、「故郷に骨を埋めるんだ!」と今度は実家の長野に嫁を連れて飛んだ小鳥という男。
が、
大地主の跡取りであったその男はもう大地主の跡取りでなかった。
家を飛び出した時に
「男がいないならしょうがないから全部売ってしまえ」
と先代が全て売却。しかもその財産も貰えず。
小鳥という男が実家のある故郷の長野に帰ったあとにはなにも残されていなかったのである。
そのなかでボクの母は生まれて育ったのだとか。
さらにいうと現在、この小鳥というボクのじいちゃんとばあちゃんは離婚している。勿論のこと浮気である。 当然にね。そこはダメ男のオンパレード。
しかーーし。
それでも普通に一緒に暮らしている。
だから世間体のためにボク達には「小鳥」とよばせていた。「小鳥どこ~?ばあちゃん小鳥どこ~?」 ということになるわけだった。ご近所対策。 それから小鳥という男は蔑みの目で見られている。
だが男はみんな笑えないのではないだろうか。
好き勝手やってきた男の末路を…。

 

今に至る

だが地元では子供の頃からぼっちゃん扱いだったから、 その子供であるボクの母が学校へ行くとチヤホヤされたのだという。 そうして貴族意識がすくすくと育ってしまったのだとか。

 

だからたまに親父のことを「農民の者」とかいうよ。

 

ただ高い意識だけを持ってしまっただけのアレな人。 ボクはこれを受け継いだんだね∑(ノ∀`)ペシッ でもほんとに、 兄貴も言ってたけどアレクサンドロスの母オリュンピアスのような人だ。

スピリチュアルに傾倒し、自分が特別であると信じ、
ヒステリックで、高飛車。

 

よくいるといえばよくいるけれど。

よく包丁で殺されかけたっけ
∑(ノ∀`)ペシッ

もうまじで力の入れようがすごくて、少しでもこっちの気を抜いたら顔にぶち込まれてたという経験も。 そしてよく家出をする。すぐ返ってくるも。

あとヤミ金にお金を借りていたことが発覚したことも
(*´艸`*)

鉄人である親父がいつも片付けてくんだからもう何がなんだかで。

 

現在のむらくも家

そんなこんなで、 勿論のこと、

 

今現在のボクの家系は ぜんぜん金は持ってないぞ。

 

没落につぐ没落

 

という面白いことになっているというだけで。
そんな日本の世相をまともに受けて今日までのルーツがあるんだなあとしみじみする。

 

外でアクエリアス一つ満足に買えない状況を見るとね。
それはオレが働いてねえからっ∑(ノ∀`)ペシッ

 

さすがにブルードメアサイアーに「小鳥」を持つだけはある。

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