デスペラードな愚か者時代 ニートアカデミア(哲学)

【なんで人は働くのだろうか? 】世界のバランサーは誰かそうですニートです無職です。

2015年10月12日

 

なんで人は働くのだろうか?

 

さあなぜでしょう。

それは私にもよくわかりませんよね

無職と有職。ニートとリーマン。

じゃあ少し考えてみたい。


※これは仮説と推測と確認をしているだけだから別に講釈たれているわけじゃな~いよ

 

 

まず人は食べていかなければならない。

 

なぜだか神様は我々を「外部から栄養を取らなければ生きられない」様に創られた。

だから食べないと死ぬ。生体機能を維持できず、または苦しむようになっている。

だから食べるようになる。

 

狩猟で即収入?

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でもなんでもいいわけじゃない。泥食っても駄目だし海水飲んでもダメダメ。栄養価のある衛生的なものじゃないとね。あと体内で消化できるものね。

 

そんなわけで捕食しあって喰い合うわけですなわれわれ動物たちは。

 

狩猟民族としてあっちで狩ったりこっちで狩ったりの狩りたい放題で逆に狩られたりの狩りざんまいな美しき地球。

 

もしこの世に人間しか存在しなかったら人間同士食い合わなければいけないわけですわ。

 

農業は時間もかかるし維持コストもかかるから狩猟が基本となっていたその最初。

今で言えば「即日入金!」みたいな感じ。

でもそれにばかりも頼れない。

 

平均気温が4度上がったくらいで氷河期が終わったというくらいだから環境に大きく左右される。

 

それは農業でも何でもそうだけど。

 

たとえばフン族の大移動というものがある。

 

それによってゲルマン人が押しやられて、

ローマ帝国に雪崩れ込んで、

 

西方地中海文明の基盤であった偉大なるローマ文明はズタボロにされた。

 

だがそもそもなぜフン族が大移動のピクニックに乗り出したかというと、

「食糧危機」がある。

 

(それだけじゃないだろうけれど)

 

狩猟は狩るものがなければ成り立たない。

それは動物たちだ。

肉食動物は草食動物を食べる。

草食動物は植物を食べる。

でも植物が気候変動異常気象によって育たないと動物は移動してしまう。

草を求めて。

そうすると狩場が変わるか無くなる。

それが人の生息圏の狩場であろうともそこまで行かなければ生きてはいけないのが狩猟民族。

 

世界で最も広大な帝国をつくったギネス記録保持者モンゴル帝国が滅んだ原因の一つとしてなんと50年続いた異常気象だとする研究者もいる。

 

異常気象で…といっても珍しいものではなく、

 

よく聞くお天気ニュースでもいうような「例年に比べて猛暑が続いています…」とか「桜の開花が遅れているようです…」のようなことでも十分起こることなんだ。

 

だって人間も動物も数週間食べなければ餓死する。

 

(動物のほうがいくらかましな気もするけど体積が小さければ)

球規模の自然環境において数週間の変動はそうそう珍しくなかったりする。

 

だから冬が終わり暖かくなってきても草が生えるのが一週程度遅くなれば動物たちも「これはやばい」と移動したり行動を変えてしまう。

 

てな具合でわりとちょっとしたことで狩れたり狩れなかったりする不安定が食料問題だったと思う。 今日ではものすごく生産技術が発達して安定してるから

 

「金があっても食料を買えない」という認識は日本では考えられない気がしてくる。

 

買うものは文字通り腐るほどあるんだ。金があればね。コンビニの弁当は超廃棄されるし。

 

農業という文明で安定収入?

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そうすると「安定した供給地がないもんかなあ~」とか考える。そんなうまい話はないものかと。そうすると農地を耕して種まいたり稲うえたりして「早く大きくならないかなあ♪」とワクワクしたくなる。

 

でもそんな風に「土地的な不動産」を持っちゃうとそこから動けないから。

 

東京行って背中のバックどこかにおいてトイレとかいけない。パクられちゃうから。

 

だからそれを保持するためにその場所に定住することが基本になる。

 

そこで色んなものを作って生活できるようにしなくてはならない。馬や船に乗って都合が悪くなったらあっちへこっちへスタコラサッサと遊牧できていた頃とは違って守らなくちゃならなくなる。

 

だからその場所に留まることになるから、

それがしやすいようにいろいろカスタマイズして作っていく。

 

だからそれが積み重なる。

 

結果それは「文明」とよばれる。

 

世界の発祥文明が大河なのは水辺の近くが人間にとって都合がいいからだね。

うちの水道は水道じゃなくて地下水引き上げててそれ飲んで我が家は育ってきたから「むらくも文明」と呼べるねこのブログは。水道水で育った人の文明とは違うもんねうん。

 

フリーランサーが遊牧民なら、

会社員は文明人か。

 

なんにせよ我々は狩猟したり農耕したりして食料確保に努めてきたって話ですよ。

 

そしてこれはニートのページですよまったく。

 

ニートはこれくらいのネイチャー問題なんだよねまったく。

(▽Д▼ )

 

とにかく食料がないと人は死んでしまうから食料確保に務めたということでいいかね?

「あなたが言う限りにおいてはですが叢雲氏。」-(と言おう)

よろしい。ではこれからそれはどのような実状をたどっていったかということを考えたいと思うが異議のあるものがいるかね?

「いいえ神に誓って」-(と言おう)

よろしい。

 

交換。そしてお金。

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「お金を手に入れれば、

狩猟や農業をしなくても食っていける。」

 

娼婦とか芸人とか野球とかエクストリームアイロニングとかで生きられるように。

 

さあ我々が今まで確認してきたことによれば「われわれは生きるために必要な物を確保するに努めている」ということなわけだね?

それは食料であったり、衣服や…まあ何かだったりする。戦争するための武器とか生活するための家とか。

 

それらが必要であれば。

 

それを「労働」といってもよさそうだがそこまで定義はしないでおこうめんどいから。

 

あるいは「仕事」か。

 

何にせよ狩猟や農耕をして食料を生産してきたわれわれ。 じゃあ全ての人がそれをやったのかといえば決してそうではないだろう。

 

ギリシアでは資本家階級が産まれて日々の労働をしなくとも食を得られるようになって生きる意味とか正義とかを考えるほど暇になった人もいたのだから。

 

だから当然みんながみんな農業やパン屋をやっているわけではないよね。服を作る人もいれば軍人もいるし…あとは何が必要かはぶっちゃけそのコミュニティそれぞれかな。警察とか。

 

今日ではそれらは国費で運営されるような公務員さんだったりする。

服はないか。

でも最初はそういった必要な作業に従事する人が必要だろう。

 

何にせよ必要なことをそれぞれ役割があってやっているといったところか。ラーメン屋でもみんながラーメンつくってるわけじゃないし、レジ打ちオーダー経営者からがいないと成り立たないし。

 

自分がお米を作っている人ならお米しか手に入らないというのはなんだかアレでしょう。

 

じゃあそれをお米持ってない人に分ける代わりにその人が作ったかっこいい服もらえるならそれはとても良い。

 

じゃあ物々交換する。

 

でもその人が別にお米生産者と仲よかったら多分交換できないだろう。需要と供給の問題的に。

「それいらんわー」と。

そうするとお米作ってるだけの人は困る。他に行けばいいだろうけどかなり遠いとか。

 

これが「お金」という手段を取ればそんな事にはならず「全部お金で購入できるようになる」からグッド。 そういうことでお金が生まれたとしよう。

 

違うかもしれないが。

そうするとこうなりはしないか。

 

「お金を手に入れれば狩猟や農業をしなくても食っていける。」

 

すなわちこれは仕事といえるか。 こういう事情によって人類は相手の肉を食い荒らしたり毎シーズン田植えをしなくてもいきていける様になったようなのだ。どうだろうか。

 

娼婦とか芸人とか野球とかエクストリームアイロニングとかで生きられるように。

 

「人間が生きていくうえで絶対に必要な神聖な仕事」に従事しなくとも生きられるようになったといえるかね。

 

なぜなら人間は「パンを食べてセクロスして寝る」だけでは満足できないか他にももっと楽しみたいとおもってしまったから。

 

多分最初はほんとにそれしかやることがなかったと思う。というか実際そうだね。仕事は忙しいし、でも子孫は残さなくちゃいけないし、寝なきゃいけないしで。

 

でもこのお金システムによってか、生産量が高いかによってか、物々交換用のブツ(価値あるもの)を余裕を持って保有している人は「これほかにももっと使えねえかな~」「娯楽」に投じることが出来るようになる。

 

だからそんな人に「価値がある」と認めさせることができれば……

 

何をしても仕事になった。

 

つまりそれは国家にとって絶対に必要な作業に従事するだけではない生き方を可能にした。

 

神から与えられた食料確保の生産労働ではなくて、歌って踊っていてもそれが価値になる限り食べていけた。

 

もちろん国家にとって絶対に必要とされる仕事に従事するものは一定の敬意を払われたけれど。

国のために自らの命を盾にする軍人がその最たる例で。

しかし決して吟遊詩人や踊り子や娼婦といえども自らの力を大きく使って生きていることは立派な事実だと思うよね。

 

ニートからみたら特にね。

 

これはニートのページだからね。

 

無職のニートは働いていない。

 

さあニートはそういった活動もせずに生きているとされる。

 

家に養ってもらっているから。そこで何をしているかによって細かくは分類されるとかおもうけど。そうして受験勉強してるとか職業訓練してるとかなにやら。一時的なニートであったりする人はいくらでも居るし居たよ。

 

国士無双とよばれた韓信からタモさんまで。

 

それは人間の人生が杓子定規には決まっていなくていくらでも多様で変化するところをもっているからその一時期だけでどうこう言うのはナンセンスだものね。

 

オレは一生ニートでいいけどねもう。

 

「無職ニート」=「バランサー」

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いきなりだけど世界の人口がこの50年でどれだけ変わったか知ってる?

 

40億人くらい増えているんだって。

 

エメリヤーエンコ・ヒョードルが「人類70億分の一の男」とかいってる前50年には30億人くらいだったこの地球。トロイア戦争が伝説として語られその真偽も確かめられないのが紀元前1200年前後だけど、

 

そこから数えて3000年あってもこの50年間にそれまでの人口をゆうゆう過ぎる数字で越えているわけだ。

 

超雪だるま式に。

それが超生産社会。

 

世界の人口ほんとに増えているアフリカで増えている

参考・「世界の人口」Google検索

ついでに世界に広がるニート現象これはもはや必然になりつつある

参考・「世界のニート」Google検索

 

単純に私みたいなニートが考えてみても

 

地球の総面積が決まっている以上、

 

そこに住める人口にも限界が有る。

 

ことは容易にわかる。

 

「命はすばらしい」とぽんぽん子供を生むことを讃えてみたところで、

この資本主義世界では供給過多となればそんな命もゴミ同然になってしまうのだろう。

 

だが逆に言えばどんなにスキルのないど新人職歴なし20代30代でも、

働き手がいなければ需要の関係で尊ばれる素晴らしい生命として扱われるか。

 

そして例えば、

ニートが大挙して今の単純労働市場に雪崩うってきたらどれだけの労働者が職にあぶれるだろうか。

短期や日雇い市場に全ニートが投入されるかコイキングのようにバンバン飛び跳ねて舞い込んできたら。

 

ドドドドドドド!!!!!!って。

 

それは精神論倫理論的にはとてもすばらしくて「やったわ!ニートが正気を取り戻して正常な人間になったわ!」となるかもしれないけど、

 

実際は誰かはあぶれてしまうのだ。

イス取りゲームだから。

 

そういうところは。

 

そういう労働市場はだれでもやれるからたいしたことないだなどと軽視するものではないけど。

 

そしていくら医者が足りていないからといってニートがすぐ出来るものではないし。ニートがしょっぱなから出来る労働市場はだいたい誰かと被るし。

 

やはりイス取りゲーム。

 

ニートになってる人の殆どは就職に行ったけどダメだったり、職場がアレだったり、で上手くいかなくなってニート化してるのであって、

「働きたくないから働かない」とまで言う人はそれほどいないのではなかろうか。

人間生きていれば欲しいものもあるし楽しみたいこともあるからお金があっても困らないのだから働けるなら働けるだろうし。「何も要らなかった」とかいってる奴がよく言うけどごめりんこ。

 

だったらむしろ家にいられる人は、

家に居てもらったほうがいい感ある。

 

まああくまで居られる人はね。

 

でも家の人も、

「人はかくあらねばならない」とか思い込んじゃうからなんか言いたくなる。言っただけでどうにかなるもんでもないのに。関係悪くするだけなのに。正論なんて。しかもどれが正論かもよくわからないし。しかも小言なんて。教育のシロートが言うだけで良くなるなら先生と呼ばれるような人やコンサルタントはこの世に存在しないのに。ただ愛したほうがコスパいいのに。いや金ないならしょうがないけど。その場合完全にしょうがない。

 

世は世で、

いつ自分がそうなるかわからないのにそうして自分を少しでも立場上にしたいだけでディスるのみ。お前の税金なんか使ってねえのに。尾田栄一郎の税金使ってるのに。尾田栄一郎の税金に比べたらそいつの税金なんてクソなのに税金換算するそいつ等は頭が良すぎる。

 

 

だから良いとか

 

自己正当化とか

 

そんなんじゃなくて

 

 

だからそんなにいま自分を責めなくても良いんじゃないかなということがこれで明らかとなったというわけだよ。そういう人がいたらだけど。

 

自分の価値観や考えがあってもね、

その通りに生きられなかったらどうするか?

 

頑張る。

 

それでもダメだったら?

 

頑張る。

 

それでダメでも、

 

頑張る。

 

 

でもそれでダメなら死ぬしかないって時がやってくる。

 

 

それで死んだってそりゃあ良いさ。その人の人生だし。生き様だよ。その思想や美徳に殉じるなんてすげーカッコイイ。

 

「自分はこうしたかったけどこうできなかったから腹割って死にます」

 

なんて。もののふだ。武士。漢。

 

 

でももし

 

もしも

 

生きて

 

 

何かしようって時、 都合のいいように考えないとダメなんだ。 これから何かしようって時にいまの自分を認められなくてはダメなんだ。そうでなくとも、「まあそういうこともあるか」くらいに思っとくのが良い。

 

人は理解しなくてもまあ良い。

でも自分の目からは一生逃れられないから。

 

それに

そしてだから

 

こういう状況の人間は自分たちでイスを作れるだけの活動をしたほうが世の中的にもいいじゃない。

 

椅子取りゲームして誰があぶれて誰が座れてなんてのより。そういったものはそうそう簡単には作れないだろうから家にいれるなら世の中的にもそれに越したことないじゃないか。

 

もし作れたら儲けもの。

それは世の中的にも。

 

だって考えても見なよ。

 

70億人もいるんだよ人間が。

 

みんな同じことしてどうすんのよ。

 

みんなが違うことして、

誰かがいいもの見つけたら、

シェアすればいいじゃん。

 

「ここにいいものありましたーーーー!!!!」 って。

 

すべては人類のためにね。

それが人類にとっても効率のいい話だようん。

それでこそ人類共同作業じゃん。

 

もっとこう大宇宙的な観点から見なくちゃいかんよ我々は。

そうだろう?

 

裸で槍をもって野を駆けてマンモスを仕留めたり、

少しづつ食べて毒味をしながら食べれるキノコ発掘したり、

田植えをしたりしないでも、

歌をうたって生きれるようになった吟遊詩人みたいなことで。

 

つまりニートして誰にも邪魔されずに好きなものを生み出すことに人生を使おう。

 

そうしていればいつか勝手に死んでるし。

 

そういう生きものなのだから人間は。

 

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フライングなニートマンの著作書籍

 

★ニートの自伝

 

13歳の少年労働兵

「不登校×少年労働」編

愚か者の人生戦記第1弾は「生まれてから13歳で少年労働兵と成ってご活躍される」までのお話。既に中年サラリーマンの如き「労働と報酬の日々」を過ごしたひとの末路へつづく。

 

やることない体験記

「ニート×無目標」編

愚か者の人生戦記第2弾は「ニート化成った18歳から21歳までのやることがなかった」ころのお話。「仕事がなくなると人は一体何をするのだろうか?」という実験データに近いモノあり。

その後もニートだし今も半ニートなんだけどね

 

★「もしも働いていたなら?」ロールプレイングストーリー

 

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「もしも、ふつうに働いていたら?」

なシミュレーション。「シャケ弁食って働いて妹たちとゲームでもしているっていうのも良いのかもなあ」の未来を想った。

 

フェアレディZで通勤したキノコ工場で正社員してやることなくなった話

「もしも、そこからさらに正社員で働いていたら?」

なシミュレーション。「結局なにすれば満足なのコイツは」的な叙事詩が紡がれた。ある意味人間失格。

 

31歳までフリーターして落ち武者した話

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なシミュレーション。今に一番近いスタイルではあったけれども。

 

不登校から復帰して労働徴兵されるまで大学に隠れた話

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なシミュレーション。もうそこまで遡って人生を最スタートさせてみても結局のところ結末は同じだったというオチ。学校へ行く意味を分解してみたやつ。意外と一番のお気に入りコンテンツに。「労働戦士恐るべし。労働徴兵許すまじ。」

 

 

プロフカードぼたん

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