うちの曾爺ちゃんは学校の用務員をしてたから死んでも恩給もらいまくりだった件
やっぱりそうだったという話
散財し尽くした「元・大地主」のその後
川中島の大地主・東○寺伝助あらわる!!!!
現るも何ももう既にこの世に存在してはおりませんけれど、たしか「とあるニートの三代血統表」で明らかにされたというかネタ切れの為に突如として晒された感のある発表にて登場しておりましたけどね。
さいきん川中島の合戦取材したから、そこの果物店のおばちゃんなんかとお話して思い出しちゃったんだけど。
まあとにかくウチの母方の曾祖父ちゃんは「大地主だった」というわけや。
しかしその放蕩息子である「小鳥じいちゃん(※三代血統表参照)」が跡を継がないからと名古屋に行ってしまったので全部売却。
そして投資や何かでパーーーーっと散財し、
その投資も実らなかったという見事なお金遊びを堪能したという人や。
金をばらまくという豪快な使い方や
だから老後は「学校の用務員」か何かをしてたとか
まあ結局はその放蕩息子である「小鳥じじい(近所にその存在を知らせまいと我ら孫達に小鳥と呼ばせていたことに由来)」は実家の川中島に戻ってきたのでありますけれど。日本パッケージ(名古屋)社に家まで用意してもらっておきながらね。
※この話もそれなりに紆余曲折あるからまた次の記事にでも書こうかというネタ切れぶりなのでありますが
まあとにかく元大地主はもう金もないので学校の用務員にうまいこと滑り込んだみたい。
学校の用務員というのは、なんや住み込みで入って当直の先生の飯を作ったり掃除したり見回りしたりということをやっていたみたいね。夫婦でやってたみたいね。
そんで死んだから「恩給(おんきゅう)」が出たわけ
一応この職は「公務員」になるみたい。
あの安定職業ナンバーワン的な憧憬対象としてある種の人たちから目指される職種である、国家公務員という国家の役職。
まあ天下の「学校の職員」だしそうなるみたいや。
別に試験があるわけでもないし、
教員免許とかは要らないけど。
まさに「ちょっと空いてたから」という話にダイビングキャッチ適ったといったところでありましょうか。
そして年金というか、恩給という形の「国家公務員の遺族に対しての手当」が出たとか。まあ30万ぐらいあったみたいよ。現在の価値だとどれくらいかって話だけど。30万ってホントかどうかわからないし(うろ覚えなんじゃないかなウチのばあちゃん)、それが一括なのか毎月なのかという話もあるし、
まあとにかく「けっこういい額を貰い続けていた」というわけなのだ。
その爺さんの奥さん(遺族)は。
年金より遥かにいい額を。
学校の用務員に何の資格もなく入り込んで。
学校の用務員は大変!?
とか言いたいわけじゃないし、「そうではない」とかも言いたいわけではない。
実際はボイラーの整備資格やら、あるいは子供の身辺に関わる場所だから様々な信用問題だとかあったりなかったり、つまり狙って簡単に狙えるようなものでもないんだろうけれど、
この伝助爺さんのパターンにおいては「運が良かった」って話。
いくら、
こういった「お金の原理」的なモノがあろうとも、
「まあ実際はこんな感じ」って話。
「コネ」とか「運」とかそんな感じ。
原理はあくまで原理であって実際にどうなるのかは、また別々の原理が関わり合って最終的にそれぞれの結果になる。そしてその結果に、
「まあ実際はこんな感じ」って話。
まあいろいろそれまでの行動の影響とか、
それで広げた交友関係とか、
あるいはそういうものを自分で探したかどうかとか、
話を聞きに行ったかどうかとか、
そういった総合的な「モノゴトの価値」が「実際をそんな感じにした」、つまり「人にとっての価値の総量=お金」の原理に即した結果としてそうなった。
とか言えるんだけどさ。
いわゆる「オレはこんな勉強してるのになんでこんなに給料が安いんだ!!」みたいなさ、
「こんなに人の価値になることをしているのに!!」みたいなさ、
「お金化の原理にこんなに即しているのに!!」みたいなさ、
「それはその市場が狭いからそこでどんだけ頑張ってもお金は増えませんよ」
みたいなさ。そんな風にお金化理論で解することもできるし、単に「世の中そんなもんだ」で片付けるにしろさ、
「まあ実際はこんな感じ」って話。
人それぞれ持ってる能力も使ってる能力も違うから
年金が支払われるかどうかやら、
そもそも安定した職がないとかどうかやら、
色々いわれていたって、
有るには有るし在るところには在るし。
まあ金だけのお話をすればということだがね。
その後は嫁の介護で看取られたとかよ
「嫁」っていうのは、その遺族恩給をもらっていた奥さんのことじゃなくて、あの放蕩息子の嫁、すなわち「オレのばあちゃん」なのだけど。
その遺族恩給をもらっていた奥さんのことじゃなくて。
その奥さんは一度も病院などに姿を現さず、「介護してたのは一銭ももらっていない嫁」ということで。実際は裏で登場していたのかどうかはしらないけれど、なんともおかしい話やで。
それなのに大学に行かせる金もなかったわけだから。
その嫁であるところのオレのばあちゃんの家では、「長女(オレの伯母さん)を大学に行かせてやれるカネがなかった」とか。
教員になるために大学に行きたかったというのに。
ママンの話によれば成績は優秀で、まさに大学に行くタイプの姉ちゃんだったみたいだけど。いろいろそれで保母さんなどの選択肢などに切り替えたりしながら、結局は「カネないから働け圧力」を受けて事務の仕事に就いたとか。
親の圧力って強いみたいね。
オレはそんなのまったくなかったからわからなかったんだけど、世の中的にはかなり強いということで、「そんなん自力でやっていけや」などと簡単には言えないところがあるとかないとかね。
学校の用務員に成って貰ったカネがありつつ、
カネがないから学校の教員には成れなかった。
うまい話のような全然関係ない話のようなね
まあ結局、
何かできることがあると強いってことじゃね?
やっぱり。大地主がそれを売っぱらって投資に失敗しようともさ、そういった経験はネタになるし、その過程でいろいろな関係などもうまれるんだろうしさ。いわゆる「先立つもの」みたいな?運動するための最初のエナジー的な動力的な?
うん。そういうこと。
ただの世間話にお金論を絡めただけの記事ですこれは
その後の伯母さんはウチのお店で事務のお仕事をしてくれていたみたいだけど。
そしてその子供が保母さんになり、
甥っ子が世界史の教員になりましたとさ。
あとニートになったやつも居るね