オークどもを駆逐しろ!!そして時には『戦友』になれ!!
18禁のオーク戦争RPG勃発!!
プレイ感想伝「ホームレストライダーおっちゃんタリオン戦記」
「この戦いは我が方の勝利となった。ギル=ガラドの槍アイグロスと、エレンディルの剣ナルシルには、何者も抗し難かったから。」
-新版 指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)ダゴルラドの戦い より-
どんなゲーム?「復讐のファンタジー・アクション戦略RPG」
プレイステーション4
Xbox One
発売日 2017年10月12日発売予定 対応機種 プレイステーション4、Xbox One、Windows 10 PC (Windows Store) 対象 CERO:Z(18才以上のみ対象)18禁!! 音声 日本語(ゲーム本編ストーリー日本語吹き替えフルローカライズ) / 英語
復讐×ファンタジー×アクション×戦略×RPG
大事なことなので2回言うだけに留まらずタグにしました。日本語吹き替えがフルバージョンでリリースされるというから日本人でも安心だろうね。18禁だけど。
復讐(ネメシス)システム!「やつらは決して忘れない。」
オークたちとのコミュが出来ますよやったね。
オークとはJ.R.Rトールキンの「指輪物語」によると苛め抜かれたエルフが堕ちた魔の姿であるという新種族。やがて闇の軍勢の手先となって使役され、後にさらに邪悪な心を持った人間と掛け合わせた「ウルク=ハイ」という上位種族も誕生している。
とにかくモンスター
このゲームでの主敵であるオーク共はこちらの行動を逐一覚えているという粘着タイプなようで、それらのすべてがゲーム上に反映されてくるという面白さ。まさにオーク社会と繋がれる社会派なファンタジーアクションRPGだ。
仲間になるやつ
裏切るやつ
こっちが見捨てるやつ
などなど、このゲーム最大の遊びどころはオーク遊びなのだ。
ドラクエでもオークキングが大好きです。ザオラル使うナゾ加減とか大好きです。
戦略(ストラテジー)性まで搭載
冥王サウロンの本拠「モルドール」を切り崩しながら進撃するスタイルが戦略性とゲーム性を高くしているみたいだね。信長の野望みたいな戦略性を持ちつつ、それほどコアなシミュレーションでもない感じ。
※プレイ後追記/戦略性はそんななかった
最新世代アクション・バトル「剣戟×幽鬼」
「突っ込めええ工エエェェェェエエ工えええええええええ!!!!!!!!!!」
とはいえ普通に2017年にリリースする大作ゲームらしくゴリゴリのアクションRPG。城の攻め方の自由度は相当高いという触れ込み。主人公であるタリオンは「一度死んでから復讐心だけでナゼか復活した」ド変態存在であるので「幽鬼(ユーレイ的な)」を宿しているわけ。そんな特殊スキルや剣戟をオーク共に叩き込めるという熱さなのである。
さらには軍団VS軍団の激突が本作。
オーク共をブ○こ○せ!!!!!
RPGである(ストーリー性×ゲーム性のバランス)
色々お話が出たが、キホンは「日本人にも馴染み深いRPGスタイル」のゲーム。
アクションRPGであると公式に明記されている。まあそれほど感動的でスリリングでミステリアスなシナリオがあるというわけではないだろうけど、「あの歴史的名作ロードオブザリングのファンタジー世界でRPGできる」というのだからもうそれだけで買いのレベルでしょう。
オークたちがユニーク(笑)
アメリカンなオークたち。
「オーク狩りゲーム」みたいになっている燃える展開の本作だが、オークたちも千差万別で面白いわけ。厳格なトールキンファンタジーの世界観とは思えないほどアメリカンなユーモラスキャラがご登場してくれるみたい。日本語吹き替えにフル対応してるみたいだし。
だから日本人でもけっこう楽しめるんじゃないかね。
オンライン・コンクエスト
ナゾのモードを搭載。
オンライン要素があるとかないとか云われておられますけれど、結局よくわかっていない。
というか公式サイトの情報少なすぎ。
前作は「シャドウ・オブ・モルドール」
公式サイト・「シャドウ・オブ・モルドール」ワーナー・ブラザーズ
ストーリー
冥王サウロンに家族を虐殺されたタリオンが復讐の時!!!!
何やストーリー性はあんまし無いようですけれど、
シャドウオブウォーの前作は、ゲームデベロッパーズカンファレンス2015にて「ゲームオブザイヤー受賞」、ファミ通のクロスレビューにおいて(9点・9点・9点・9点の合計36点/40点満点)から「プラチナ殿堂入り」を果たしたとかいう。
「オークたちとの歴戦を重ねながらオーク社会と渡り合って復讐を遂げる」
という素晴らしすぎる社会派なファンタジーアクションRPG。
この前作はやってなくてもいいのかどうか、
それはよくわかりませんけどとりあえずやってみましょう。
オークを駆逐するのが楽しいゲームですからねこれは。
アイデアの原石のようなゲームでした
ゲームとしては次世代の人気作であるとか。
世界では。
日本ではぜんぜん売れてないみたい。
さあプレイしてみんなに布教しよう!!
以下、
本作の舞台ロードオブザリングのお話。
原作も映画もお手軽制覇したワタクシがちょいとばかしドヤ顔でご紹介いたします。指輪物語の登場キャラで本作シャドウオブウォーにも登場する冥王サウロンの生涯は必見です。
『ロード・オブ・ザ・リング』の世界
指輪戦争勃発
ファンタジー世界の金字塔として後の世のゲーム界にも決定的な影響を与えた名作中の名作、J.R.Rトールキンによる『指輪物語』のお話が舞台になっている。
ファンタジーゲームはだいたい影響されてる。
ゲイリー・ガイギャックスの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」からリチャード・ギャリオットの「ウルティマ」などなど、ひいてはドラクエFFにまで。
原作小説『指輪物語』
「ガンダルフを大統領に!!!!」という熱狂で持って世界的ブームを巻き起こしたファンタジー戦記の歴史的名作。
1954年に刊行。3部作すべてが世界史上のトップベストセラーであるという。エルフやドワーフといったファンタジーゲームおなじみの種族は北欧神話をベースとしたこの作品の影響が支配的とまで言われているのだ。今年のアタマにその前時代を描いた「シルマリルの物語」と一緒に全巻読破したぜ。
読後感想・「『ファンタジーの真骨頂は中二感にあったんだ。』というなんだか当たり前なことを痛感した3ヶ月超におよぶ冒険の読後。」
読後感想2・「映画『ホビット』原作「ホビットの冒険」を読んで思ったのは原作主義にはならなくていいなあということだった。」
映画『ロード・オブ・ザ・リング』
2000年代の超ヒット映画で我が青春の一作でもある!ファンタジーの名画といえばこれ!
これを期にファンタジー世界にハマった人も多いのではないのでしょうかという作品。2003年に登場した最後作「王の帰還」は当時「タイタニック」に次いで世界2位の興業収益ランキングに就いた。2017年現在においても錚々たるラインナップのなかで16位に位置している。
映画『ホビット』
2010年代を代表するファンタジー名画。ロード・オブ・ザ・リングの前時代。
前作シリーズより映像技術は大きく進歩しているので壮大な映像美が飛び抜けているのだ。ニュージーランドのロケーションも色鮮やかに映えているし、戦闘シーンも激しくカッコ良いのにカメラワークが全くブレないので見易すぎるという視聴者視点。竜に奪われた王国とかいい。スマウグとか良い。
竜より鷲の方が強い世界だけどね。
観後感想2・「天はそれにのみファンタジーの名を与えて"王"とした。『ホビット三部作』」
とはいえこの世界を知らなくても楽しめるだろう。
そうやって作ってるでしょうたぶん。
「世界的&歴史的ファンタジー戦記のなかを楽しめる」
ということにだけ興奮しておけばOKでしょうたぶん。
むしろ「隅々まで知らないほうがファンタジーは楽しめる」と思うね。
原作を読んでなおさら「想像を巡らせるのがファンタジーの楽しさ」だと思ったし、知ってしまいすぎるとそれは「歴史モノ」になっていくから。まあ歴史モノも好きだから個人的にはどっちでもおいしいんだけども。
「トールキンのファンタジー」は子供っぽさがないぞ。ディズニー嫌いだったというくらいだから。
登場キャラ
冥王サウロン
映画ロードオブザリングでも圧倒的かつ邪悪の化身のごとく描かれているが、
実際はかなりの萌えキャラである。
大魔王モルゴスの配下
もとはさらに上の魔王さまがいらっしゃって、そこの幕僚のお一人であらせられた詐欺師サウロン卿。
中間管理職
「焔鬼(バルログ)の王ゴスモグ」や「黄金竜グラウルング」などと同格か。やんちゃな上司の雑な戦力リソース管理の後始末を任される日々は続く。
もともとは技術エンジニア
もともとは工芸のエンジニアみたいな平凡な人生だったからか、堕天してスリルを味わえるこの時は甲斐甲斐しく悪のボスに尽くせた充実の日々であった。
犬に勝てない
「隻手ベレン」と「エルフの乙女ルーシエン」、そしてペットの「猟犬フアン」のパーティとの激戦を繰り広げるも全くもって犬に歯が立たない。サウロンは猛毒ブレスを吐き散らしてみたり、第2、第3形態変身を行って全力を出し尽くしてみたものの結局は犬に勝てなかった。
黄金王アル=ファラゾーンにボコられる
ボスの虚空への追放後ついに地上の支配に乗り出してはみたものの、神の恩恵を受けし特殊な種族ヌメノール人(元人間のドゥネダイン?)たちの国で歴代最後にして最強の王様とやりあった結果にボコられてそのまま連行された結果に下僕になってしまうサウロン様。
しかしヨイショ芸でなんとかやっていく
しかしうまいこと王様をそそのかして甘言をまくしたてる“ヨイショ芸”をクリティカルヒットさせ続けた結果に操ることに成功する。なんだかんだで神の洪水によってヌメノール人を滅却することにも成功するも、その余波を受けて自分も海に流される失態。
マイホーム「モルドール」へ帰宅
しかしキホン死ぬことのないサウロン様はそこから自宅のあるモルドールに舞い戻って自分を見つめ直す時間。ここ「モルドールは火山(滅びの山)がいい感じに噴いている」ので趣味の金属いじりにはちょうど良い場所だったのだ。
冥王サウロン「モノ作り」にめざめる
鍛冶職人の姿に身をやつしてエルフやドワーフの技術を修行し、かつての工芸エンジニア魂を炸裂させてそのままチートアイテム『一つの指輪』を製造する。
ついに『一つの指輪』を創り出すことに成功したのである。
素敵やん世界征服なんてどうでもいいやん
そんでなんやかんやで冥王サウロンとして「あらゆる1つの敵」になってしまうのである。
サウロンを冥王にしたのはそれを欲しがった皆なんだよ気をつけよう!
久しぶりに「やりたい」と思ったゲーム「シャドウ・オブ・ウォー」でした
プレイステーション4
Xbox One
発売日 2017年10月12日発売予定 対応機種 プレイステーション4、Xbox One、Windows 10 PC (Windows Store) 対象 CERO:Z(18才以上のみ対象)18禁!! 音声 日本語(ゲーム本編ストーリー日本語吹き替えフルローカライズ) / 英語
前作から考えると、
たぶん「ボリュームは多い方ではない」ので「大人がサクッと遊べるゲーム」なのではなかろうか。
だから18歳以上でも「7,8千円で半年は遊ぶぞ!」とか思ってるヒトは買わない方が宜しいかと。
PC版も出るようだけど、どこでどう買うのやら。