ということで原作という聖典を読んでその静謐かつ質実かつ壮大かつ幻想的世界を堪能しようとしたのだが、
「うんまあこれはいいや」
ということになった。全部読んだけどさ。一応さ。
そもそも児童書
児童文庫だった「ホビットの冒険」。
これ別に子供向けだから
┐(´д`)┌
ってことじゃなくて
文章が全部ひらがなだし面白い表現はあまりないので文章をたのしむべく原作を見たのにその意味がなかったというこーと。
もともとトールキンは「自分がつくった言語を話す種族が活躍する世界をつくりたくて『指輪物語』を書いた」ということらしい。そして『ホビットの冒険』はその世界のおとぎ話として自分の子供に読み聞かせるために書いたらしい。だから児童書であるのは必然だったのだ。
児童書は児童書でそりゃあいろいろな楽しみ方があるだろう。
ただ今回は”文章表現”をたのしみたかったからちょっとガッカリだったというだけなのさ。
【原作信仰】アニメ『アルスラーン戦記』がアレだった件について
GyaO!無料「アルスラーン戦記 十四歳、初陣」
「ショートアニメ「企業戦士アルスラーン」#1」NBCUniversal Anime/Music
何でも”元”が尊重されるよね。
そういう話はしないんだけど。
2015年のアニメ「アルスラーン戦記」はちょいとばかしアレだったよね。
なんていうんだろうかそうだななんかキツかった。
うん。
「鋼の錬金術師」の作者原画と「アルスラーン戦記」、「銀河英雄伝説」などなどの田中芳樹とのタッグで漫画化されて2015年にアニメが放映されたのだ。
オレは『ハガレン』も『アルスラーン戦記』も懐かしくて好きなタイトルなんで衝撃的だったんだ。
そして漫画は雰囲気は出ていたように思えたね。
読んではいないけど。しかしそれをトレースした形になるはずのアニメでは少々キツかったね。うん。キツかったというだけだけどさ。だから「へえキツかったんだ~」というふうに思っていただければ幸いである。むしろ望外の幸せ。
「じゃあ漫画もあんな感じなのかなあ」と思ったりしたけどどうなんだろう。
なんにせよオレはこう思った。
芳樹の文章がないからだ!
と。
うちの兄貴は先生のことを「芳樹芳樹」と呼ぶ。
もうマブなくらいでヨシキとね。
こう呼ぶわけだ。
子供の頃から田中芳樹を愛読していてほとんど読んでるんじゃないのかな。
「アルスラーン戦記」、「銀河英雄伝説」、「創竜伝」、「岳飛伝」、「隋唐演義」、「天竺熱風録」、「黒竜潭異聞」、「風よ、万里を翔けよ」、「マヴァール年代記」「ゼピュロシアサーガ」「海嘯」
とかもうなにがあったかもよく覚えていないくらいうちの本棚にあったけども。
ヨシキと富樫で育った家でしたm(_ _)m
とにかく書かないヨシキ。(富樫も描かないし)
完結していないのにしれっと「完結」で出しちゃう。
トガシヨシキでコンビを組んでいるのかと思われるほど。
やだねえ~?(▽Д▼ )
もうここは「ヨシキ」で行くけれどもね、
やはりキャラクターが活き活きとしていてその毒舌的なやり取りが面白いんだよヨシキの本は。
とかこんな直接的には言っちゃいけないんだけどね。
演説とか鼓舞じゃないんだから。
漫画の見開きの決めセリフじゃないんだから。
もっとこう触ってるんだか触ってないんだかなくらいに撫で回してテクニカルにアレするのが良いという世界が小説の世界らしいからね。
オレは直接的な表現のほうが好きなんだけどさ。
「抱くぞ。」てきなね。
そういう感じで行きたいオレですけれどもね。
ニートですけれどもね。
ええ。
そこはアグレッシブに行かせていだだきたい。
いやノーマルですよ。
とにかくヨシキワールドといったら”キャラの掛け合い”なわけだよってこと。
それがなんかアニメだと不自然なやりとりに視えるというか、映像だから流れるように見えてしまうわけで、そうするとなんかいちいち嫌味を言い合ってる間が間延びするというか、うん。
シナリオの形自体は今ではもう普通過ぎる展開なのでびっくりすることもないだろうし、
楽しめるのはここだけだと思うんだよね。
いまの人達は。
中2は別だけど。
中2は「大陸最強の武人」とか「最強の騎馬軍団を率いる万騎長」とか「マルダーンフマルダーン」とか主食だから。マルダーンフマルダーンとか。(戦士の中の戦士)
で、そんなもんだから
「やっぱり原作だよなあ(*´∀`)」
という原理主義が加速するわけ。
でも漫画のアマゾンレビューはすごい高いしみんなは普通に面白いのかな?まあそれならそれでオレは嬉しいからいいんだけども。
そうだよべつに
「いや~アニメのアルスラーン戦記おもしろかったな~(*´∀`)」
とか思っていただいたにも関わらず、
ここでニートがなにか言ってるからといって
「え、アニメってダメだったの(;_;)」
だなどという思いに駆られてはいけないのだぞ。
ニートのオッサンとは言わないがちょいとばかしお歳を召したお兄さんがなにかのたまわっていたところでそんなのぜんぜんカンケーないから。
ただの”通りすぎた時代”だからオレなんて。
通り過ぎた時代がなにか言ってるだけだから気にしないでくらさい。
「アルスラーン戦記」漫画化(田中芳樹×荒川弘)
Kindle版やてよ。パソコンにKindle入れれば見られる時代だね。でもパソコンのライトってなんか集中を妨げるんだよなあ。タブレットくらいならいいのだろうか。
「銀河英雄伝説」漫画化(田中芳樹×藤崎竜)
あと最近、ジャンプコミックス「封神演義」の藤崎竜とのタッグでヤングジャンプから「銀河英雄伝説」が漫画化もしている。封神演義もオレ好きなんだよなあ(ノ´∀`*)漫画化自体はどこかであったと思うけど。
ヨシキは版権ビジネス拡大中
_〆(▽Д▼ )
しかしそればかりでもないなあ。
「ホビットの冒険」を原作で見るより映画「ホビット」のほうが断然オレはおもしろかった。これは「どっちがおもしろかったか、どっちが優れていたか」ということでは全く無い。
「好き嫌いは人それぞれだよね(*´∀`)」
とかその意味も深く考えずに当たり障りのない名句として分かったような口を利きたがる背伸びしたがりでなおかつとりあえずその環境に慣れきって余裕のある中3坊のようなことじゃなくてさ。高校はいったら環境変わって井の中の蛙状態でイキれない状態のやつじゃなくて。
ただ単に効率のはなし。
べつに原作だけが至上ってわけじゃないんだなあと体感したということだった。やはりどこか
「原作みてないの?(*´艸`*)」
って感じになってしまうから
「やはり原作は抑えておかないとなあ」
となっていく。
でもいまオレはいろいろなものが見たいのでちょっときつい。
うん。
だからハリーポッターも映画だけみよーっと。
(▽Д▼ )
という言い訳記事でした。
だいたい世界観やテーマは同じなんだし、
何かを感じられるならなんでもいいやと。
あくまで”感じられるなら”ね。
映画が面白かったのならそれでいいのだということ。
いちいち原作抑えてもしょうがないこともあるということ。
でも「ホビットの冒険」は児童書だったからなんで、
「指輪物語」は読んでみようかなあということも検討中。
結局なにも解決していない。
時間は捧げる必要がありそうだ。
しかし映画だって相当面白く作られてるんだってこと。
なんか原作乗っかりでちょちょいとやった感じもねえ?出てくるじゃん?
しかし『ホビット』はよくできとる。映画でおもしろさ数倍やわ。
でもあれだよ。
アルスラーンの原作見てないとかアレだから。
なんか記事の最後にアマゾンリンク貼ると”枯れ果てた大地”みたいになるよね。