アクセスマップ『上田城/真田観光地』(長野県上田市~松城町)
ナガノ旅TVショウ「戦国のラストサムライと歴戦の迷宮・上田城」
天下人の首を本気で獲りにいった伝説の武将。
真田幸村、
その義勇は現代も救う。
2016年大河ドラマ『真田丸』がやっとるよね。
いざ“難攻不落の迷宮”たる上田城へ!
地元マッピング動画in「上田×真夏の大型コンテンツ」【真田三代編】
歴戦の城『上田城』FPS?(一人称視点スタコラサ)
一人称視点で歩く上田城の映像とニートの自撮りという化学反応。地元マッピング上田城編動画第1弾。
「信州上田真田丸大河ドラマ館」,「上田城真田茶屋」など
歴戦の城『上田城』
真田昌幸によって築城された上田城は第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として知られています。江戸時代、城の中が松、杉の大木や竹がうっそうと生い茂る林だったことから別名「カラスのねぐら」と例えられた上田城。
『戦国ブーム』
いつの頃からか『戦国ブーム』なんていうものがもてはやされるようになった。「歴女」やらね。それまで一部の歴史好きおっちゃんたちのテリトリーであった分野がいつの間にかエンタメの第一線までやってきた。
『コーエー』
現コーエーテクモゲームスによる功績が大きいといえるだろう。ゲーム黎明期よりの企業であり、日本初のアダルトゲームを制作したとかしないだとかでも歴史に名を残す老舗。それまでは歴史シミュレーションゲームを作り続けておいちゃんたちを喜ばせてきた。後にドラマ性に注目してリコエイションゲームなる謎なジャンルを独自に言いはったゲームで僕たち兄弟を縛り付けた。そしてついにキャラクター性という要素に気づき…更に「真・三國無双」の純ゲーム的ヒットによって一躍「戦う男たちの大河ドラマ」が注目を浴びた。
『イケメン』
カプコン「戦国BASARA」によって極限にまで高められたイケメン率によってか、戦国を生きる男たちの熱さが現代の男にはない魅力として受け容れられたのか。それとも現代の男にはないイケメンが受け容れられたのか。イケメンだったからか。
『戦国の主人公』
史実であるから主人公なんていうポジションは存在しないのだが、しばしばパッケージのデザインにされているキャラクターは主人公であるとの認識を受ける。趙雲しかり、そして真田幸村しかり。ゆえに戦国ブームの中心的キャラクターとなっているのがこの真田幸村という戦国武将なのである。
『信州上田×真田推し』
そしてそんな真田家の地元がこの長野県上田市、その居城が上田城なのである。よって昨今ではこの真田推しでもってこれでもかと言わんばかりに現代っ子カルチャーとの融合で持ってアピールが図られている。初音ミクコラボやらニコニコ動画コラボやら若者の街へと変貌を遂げる上田市であった。
戦国時代のなかでも真田幸村の活躍はドラマティックでありヒロイックなのでとっても有名。
歴史に興味がなくとも、
その生き様や活躍があったればこそ、
町おこしにも、
ゲームにもなって、
経済貢献をしてしまうということなのだ。
その義勇は現代も救う。
地元マッピング【上田城編#2 “虎の知恵袋”真田ユキタカ】
地元マッピング上田城編動画第2弾。
龍虎に認められた知略「真田幸隆」
その知略で武田信玄が軍師のひとり。
信濃小県郡の豪族。同地が近隣の国々に侵攻されて亡命中にあの“甲斐の虎”武田晴信(後の信玄)に仕えて故郷の地を再び拝領する。
信玄が敗れた城「砥石城」をわずか一日で陥落させるなど、その後は山本勘助とならんで武田信玄の名参謀役となりその知略を縦横無尽に使って活躍した。
“軍神”上杉謙信すら「知略のみなら敵わない」と畏称した。
地元の名君。
とはいえ幸隆の戦い方は自分のためだけに用いられる謀略奸計とちがい、
「弱いものが強いものに如何にして勝つか」を突き詰めた知略である。
小県郡の領主として民をまもり、その生活のために、そして真田の為に戦った志士といえるだろう。
多分愛称は「ユッキー」。
地元マッピング【上田城編#3 “戦国最高のペテン師”真田マサユキ】
地元マッピング上田城編動画第3弾。
三つ巴を手玉にとった天下の鬼謀「真田昌幸」
戦国最高のペテン師×表裏比興の者
戦国といえば「騙し合いのやりたい放題好き放題の勝った奴が最後まで勝ち」という超結果至上主義の世界。その世界を相手取って歴史に名を残し、さらに家も残した戦国最高クラスの能力を誇る武将こそ真田昌幸である。
正直、日本5大名将なんかに数えられてもいいんじゃないかという程だと思う。源義経、楠正成、武田信玄、上杉謙信、真田昌幸が個人的日本5大名将ですよ。
島津義弘や西郷隆盛なんかも軍の先頭に立たせたり、統率者としてならば鬼のような強さを発揮するだろうけれど、やはり戦は軍略であることを考えると昌幸のあの軍略はちょっと開いた口がふさがらない。世界の古今東西の戦いを勉強すればするほどレベルが最高クラスに思えてならない。ハンニバル級である。
次点で織田信長、土方歳三、高杉晋作って感じですよこのやろう。あと大山巌×児玉源太郎のコンビでワンセットなら入るねこりゃあまったく。
武田時代はスーパーエリート。
昌幸はひょうひょうとした掴みどころのない政戦両略知勇兼備の名伯楽のイメージがある。しっかし武田信玄存命時には若手のスーパーホープで正統派な秀才。
信玄をして「我の眼なり」といわしめたほど。
つまり昌幸が観たことは自分が観たことと同じで、その情報をそのまま利用できるんだよという信頼。情報というものは人の主観で変わってしまうものだから鵜呑みには出来ない。
しかし昌幸が見て感じ考えたことはそのまま信用できるというほどの評価なのだ。
あの家康にウ○コを漏らさせたのはこの男。(もちろん上田城の戦いでの戦術無双もある)
天下人となる家康は生涯でウ○コを2回漏らしたとされているが一回目は信玄が天下を獲りにいった上洛途上の「三方ヶ原の戦い」である。
信玄は家康をガン無視してそのまま進軍。
本来であれば小さな力といえど背後に敵がいるというのはよろしくないことなのであるがあえて信玄は家康ごときは無視した。
屈辱的だが家康もまともに戦っても歯が立たないのでこれを黙ってみているしか無かった。
が、
絶好の好機が訪れたとばかりに身動きの取りにくい地形へ入っていく武田軍の後ろを衝こうと軍を進発させる。
が、
すでに武田軍は軍を反転し、殺る気マンマン迎撃体制にて布陣していたのであった。
家康はまんまと誘き出されて刈り取られることになったのだった。その際に脱糞しながら馬にしがみついて命からがら逃げ帰った。
この献策はまだ若手の頃の真田昌幸によるものだった(ともいう)(横山光輝の漫画「武田信玄」を読んでいれば自ずとそうなる)。
もちろん、
第一次上田合戦および第二次上田合戦の「2つの上田城の戦いで戦術無双」したのは言うまでもない出来事である。
商売や職人としての才能まである。
関ヶ原の敗戦で、徳川本体を足止めした功績によって上田を追い出されて紀伊(和歌山県あたり)へ閉じ込められてしまった真田親子。
しかしそこでも才能を発揮した昌幸は「真田紐」という帯を考案して儲けていた。
これは刀を差す帯として丈夫であったのでよく好まれたとか。大ヒット商品を生み出してしまったのだ。
※という俗説で、真偽の程は定かではない
多分愛称は「マーくん」。
地元マッピング【上田城編#4 “サラリーマン武将”真田ノブユキ】
地元マッピング上田城編動画第4弾。
影のヒーロー「真田信之(信幸)」
初代松代藩藩主。
戦国真田の終着点として真田の家を近代まで伝えた、いわば“真田の正史”である。あの有名な幸村の兄として真田の家を残して、江戸時代の初代真田藩主を務めた名君。
戦国では見向きもされない脇キャラでしかない。
あれだけ弟や親父が「お世話になった豊臣家のために」戦っているのにこいつは何だと。
なにも面白くもないじゃないかと。ただ天下人の重臣の嫁もらって尻尾ふって藩主にまでしてもらった信念のないサラリーマンじゃないかと。だいたい『幸』の字はどうしたんだと。戦国真田の象徴的な『幸』の字をあろうことか変えてしまうだなどとそれでも男かキサマああああああ!!!!!!
とかなるじゃないですか小学生の頃とかは。
でも大人になると「逆にここまでやれるってすごいな」ってなるじゃないですか。
「あ、こっちが真田なのか。」ってなるじゃないですか。「あ、これでいいんだ真田は。」って。「幸村のほうが異質だったんやな。」ってなるよねうん。
多分愛称は「ノブ」。
地元マッピング【上田城編#5 “伝説のラストサムライ”真田ユキムラ】
地元マッピング上田城編動画ラスト第5弾。
戦国のスーパーヒーロー「真田幸村(信繁)」
伝説のラストサムライ
この男の死を持って戦国時代は終わったと言って良いであろう。
その死によって殺戮の戦国に大きな大きな最後のピリオドがうたれたと。
そしてサムライの時代は終わる。
それが真田信繁、俗名を幸村。
それは伝説の武将。
目指すは家康の首ただひとぉぉぉぉぉつ!!!!!!
彼の名を一躍天下に轟かせて遂には永遠のものとしたのは『大阪の役(大阪冬の陣×大阪夏の陣)』における獅子奮迅の大活躍だ。
天下分け目の『関が原の戦い』の敗戦によって衰退した豊臣家、
無敵の大阪城が大堀も怯懦のために埋められていく。
その最後の息の根を止めようとした徳川家の完全勝利消化試合。
そんなお気楽ムードが一変したのは一人の武将の存在だった。
「真田丸」という出城を築いて徹底抗戦に及び先の戦で猛抵抗
しかしそれをも取り潰されて
無敵と思われた大阪城無力化のなか
絶望的状況下にあってもひたすら勝利を見据え
一瞬の機をとらえて天下人の首を本気で獲りにいった伝説の武将
余裕の家康はこの戦いで鎧を着用しておらず、
陣周りも手薄であったとされる。
勝つことが予定されていたがゆえの余裕。
だが真田の赤備えが眼前に迫ってきてはこれは致命的な油断となった。
その際に家康は「ここまで来てむざむざ首を晒されるくらいなら」と切腹の構えまでしたという話が伝えられている。
天下人にその寸前で死を覚悟させたこの戦いとその武将の名は、
この国の歴史上に永遠に刻まれた。
戦国真田の象徴『幸』という字。
戦国真田の開祖「真田幸隆」(武田二四将)
その息子「真田信綱」(武田二四将)
その息子2「真田昌輝」(武田二四将)
その息子3で高祖「真田昌幸」(武田二四将)
その息子の三代目「真田信幸(のちに信之)」(初代松代藩藩主)
その息子2「真田信繁」
この男に『幸』の字は与えられていない。
彼が『幸村』を名乗ったのは大阪入りした後であるという説が存在しているのみで正式には確認されていない。
しかしこの名前があまりにも有名になったために通名として今の世まで伝わっているのだ。
『村』の字は家康の生家である松平家に仇なす妖刀村正にちなむとか。
『幸』の字は戦国真田の象徴。
兄はその名を隠し、
弟はその名を継いだ。
彼の活躍を見て、
絶対的権力徳川へ抗して奮戦したその活躍を見て、
「それに相応しい」と思った人々が、
彼のことを『真田幸村』にした。
そしてこう叫ぶのだ
「日の本一の兵なり」と。
真田幸村×伊達政宗
あとよく幸村とライバル関係の如くされる伊達政宗。といって当然ほとんど関係など無いのである。方や信州の片田舎でほとんど人質生活者と、かたや東北の片田舎の若殿様である。接点などあろうはずもない。
ただ産まれた年が同じということで。
「同じ年に、もしかしたら、もう10年産まれた年が早ければ、戦国の世を変えたかもしれない2大ヒーロー」
というわけで、いろいろと妄想されるという訳のようですたい。
でも最後の「大阪の陣」の際に、
伊達政宗隊と真田幸村隊がぶつかるというドル箱カードが実現しているのである。
この際は幸村が伊達隊を退けている。
政宗に本気でやりあう気があったかどうかは疑わしいけれど。
でも伊達家の宰相たる鈴木元信は政宗が天下を取ったとき用の政治プランを関ヶ原の結果を見て焼却したというし、もうその気はなかったのかな。伊達ちゃんには。
多分愛称は「ゆきりん」。
戦国の将星『真田家』
兄はその名を隠し、
弟はその名を継いだ。
なんだかんだで戦国時代最高のサラブレッド的武将一家こそ真田家である。
3代続けての名君。スーパーヒーローがひとり。それ以外でもあの戦国最強一門武田家にて24将に列される猛将を輩出する。
なんだか凄すぎない?
ずるくない?
真田十勇士
悲劇の名将に仕えた忠勇の戦士たちとして10人の忍者たちが大活躍するというテーマで誕生したという真田十勇士。架空とも実在とも。
江戸後期に『真田三代記』なる小説にて一躍脚光を浴びて大ヒットしたとか。
「巨大な権力に立ち向かう義のヒーローたち」という構図は世間にバカウケ。それはいつの世も変わらないね。
甲賀流の忍び「猿飛佐助」、才気煥発の伊賀忍「霧隠才蔵」、怪力僧「三好清海入道&三好伊三入道」、軍学者「海野六郎」、スーパーサブ「根津甚八」、ボマー「望月六郎」、居合い斬り「由利鎌之助」、スナイパー「筧十蔵」、ダミー「穴山小助」。
それにしてもなんで『戦国無双』のくのいちは佐助にしなかったのだろうか死ぬほど謎なんですけど。
家紋『六文銭』
三途の川の渡し金
六文銭は「三途の川の渡し金」とされている。仏教では人が死ぬと渡るのが「三途の川」。“こっち”と“向こう”の境界線としてよく用いられる。あの世とこの世の。
戦国真田の開祖ユッキーが武田信玄に仕える際に「身命を賭する」という不退転の決意の現れとして用いたとか。
つまり、
自分たちとしては「いつでも死ぬ覚悟。」
敵には「さっさとこれ持って死ね!!!!!」
といった意味合いとして戦場での異彩を放った家紋であるとかないとか。
(真田三代上田城・真夏の大型動画コンテンツとか)
上田城の観光旅なんですけれどもね。
何ぞ観光ブログみたいな情報まで書いていてね。
こんなん作っててね。
どうしたことなのかとね。
ただ楽しい。
上田城&真田観光地アクセスや関連アイテム
上田城へのアクセス(真田観光地へのアクセス)
真田の観光スポット、無料駐車場、アクセスルート、物資補給拠点をピックアップ。※地図タイトル横のアイコンクリックで詳細
上田
上田城へのアクセス(ついでに上田城の地図)
上田駅からすぐ着くよね。表門から入って「大河ドラマ館」を見て回り、「真田茶屋」で一服し、大門で感嘆の声を上げればそれでOK。はたまた芝生の公園方面から入ってゆったり散歩するもよし。※そこには無料駐車場もある。
砥石城へのアクセス
麓のバイオトイレが備わっている無料駐車場を降りれば、さあそこは山道。宝くじ助成金によって割りと整備されている小綺麗な施設に見送られて登山を開始せよ。
上田駅
だいたいの方向 | ハブ | 中継地 | 目的地 |
西日本×近畿×東海 | 松本駅 | 篠ノ井駅 | 上田駅 |
北陸×東北 | 長野駅 | - | 上田駅 |
九州×沖縄×北海道 | 松本空港-松本駅 | 篠ノ井駅 | 上田駅 |
首都圏×東北 | 北陸新幹線 | - | 上田駅 |
松代
松代藩へのアクセス
直近の駅である松代駅はすでに廃線。妖しくも懐かしい雰囲気をたたえるロマンがあるもアクセス手段としては役立たず。篠ノ井駅が最寄りとなってしまうね。まあ車ならアレだけど。上田から簡単にアクセスできればいいのにね~。
篠ノ井駅
だいたいの方向 | 方向 | 中継地 | 目的地 | バス | 松代 |
上田駅 | -長野行き | - | 篠ノ井駅 | バスのりば | 松代郵便局前(バス停) |
長野駅 | -軽井沢行き | - | 篠ノ井駅 | 時刻表 | 松代郵便局前(バス停) |
長野駅 | バスで行く場合 | - | - | 長野駅バスのりば | 松代駅(バス停) |
松本駅 | - | - | 篠ノ井駅 | 同上 | 松代郵便局前(バス停) |
「上田からついでに松代へ行って真田観光」というのが簡単にできればね。上田からなら上の図のように篠ノ井駅まで電車で行って、バスで行くという具合か。旅の人は。
上田・観光イベント・宿泊・温泉・食べもの情報
うえだで!!
信州上田観光Navi
上田のサイトのクオリティの高さはむしろ悪どいくらい。やっぱりブームの男は違うね。
真田関連アイテム
ゲーム
戦国無双(コーエーテクモゲームス)
大河『真田丸』便乗新作!2004年に展開された歴史ゲームメーカーのアクション作品第2弾。歴史シュミレーションマニアック業界の覇者がついに大衆受けするアクションゲーム「無双シリーズ」を生み出した。最初は「真・三國無双」。そしてついに日本の戦国時代を舞台としたことで戦国ブームを生み出したのだッ!!!!幸村は初代のパッケージにて主人公格として描かれていた。ファミ通の第一報を見た時「長瀬やん」とぼくは思った。前田慶次は隆慶一郎先生の「一夢庵風流記」からの名前となっていたことに兄貴が唸っていた。その前のカプコンの鬼武者では前田慶次郎としてゲームに登場していたが、この戦国無双の「慶次」によって前田慶次が定着。
戦国BASARA(カプコン)
大河『真田丸』便乗新作!すごい評価になっとるの(笑)2005年に完全にパクった格好のカプコン版戦国無双。「コレ権利的にOKなの?」と子どもたち自身ですら心配してしまうほどのパクリっぷりでマジでそこのところは当時どうだったんだろうか?といってもそこは流石にアクションモンスターのカプコンである。コーエーごときのアクションには敗けないとばかりにド派手アクションを盛り込み、なおかつコレでもかと言わんばかりにイケメン化を推し進めた結果に女子ユーザーが爆発したとか。(でも島津のじいちゃんとか居た中途半端っぷりではある。というかキャラを濃くしたかっただけなのかもね当初の狙いとしては)
信長の野望(コーエーテクモゲームス)
大河『真田丸』便乗新作!“歴史のコーエー”フラグシップタイトルといえる『信長の野望』シリーズ。戦略シミュレーションゲームの草分けにして王者でありますね。国家運営をシミュレーションするということで、これをやったらもう経営に興味を持つ人間が出来上がるといったそういうやつですねほんとに。9割は独裁者傾向ですけどねまったく。意外と日本のオンラインRPGとしても老舗になるんじゃないかねよろしくお願いします。
太閤立志伝(コーエーテクモゲームス)
戦国時代で好き勝手に出来てしまうロールプレイングシミュレーションアドベンチャーという最強ゲームである。武将プレイ、商人プレイ、海賊プレイ、忍者プレイ、剣豪プレイ、医者プレイ、鍛冶屋プレイ、傾奇者プレイ、放置プレイなんでもありというミラクルっぷり。かなーーーりやり込んだなあーーーー。我が青春のひとつである。悲しい青春のね。
小説
『真田太平記』
文庫版
キンドル版(スマホなどで見る事ができる電子版)
あの“歴史小説の仙人”池波正太郎が映し出してみせた戦国真田のロマンス巨編。上田駅前通りにはこれを記念した館が建立されているくらいに真田の知名度を現代に伝えた功作ということらしいぞ。「高杉晋作」は読んだんだけどなあ。
『真田太平記』漫画版!
単行本
キンドル版(スマホなどで見る事ができる電子版)
漫画版だと読みやすいって人がいるのがこの世界。窓口の広さは大事やで。
『真田三代』火坂 雅志
キンドル版(スマホなどで見る事ができる電子版)
09年大河ドラマ「天地人」の原作者執筆で幸隆から始まる三代記を描くとか。火坂さんの本は読んだ気でいたけどなんか読んでいなかったっぽいですね。家には何かしらあったけど、あれ、何かしら読んで…無かったっぽいですね。
『難波戦記』
キンドル版(スマホなどで見る事ができる電子版)
『幸村』の名前が世に出た日本初の書物であるという歴史物。それがKindleで読めちまうという恐ろしい時代。
『真田三代記』
キンドル版(スマホなどで見る事ができる電子版)
江戸時代から描かれる真田の魅力。なんでそんなに真田がスキなのだろうか大衆は。
『真田十勇士』
単行本
有名な真田十勇士。江戸期以降に爆発的人気を博した「悲劇の英雄・幸村とそれに命をかけて仕える忠武なニンジャマンたち」という一大ムーブメント作品。それは多く題材に使われるみたいだね今でも。小前亮の作品は「趙匡胤」だけ読んだなっ。
ドラマ
真田太平記(NHK連続テレビドラマ)
DVDボックス!
真田幸村/草刈正雄!真田信之/渡瀬恒彦!真田昌幸/丹波哲郎!といったそうそうたるキャストで送られる大河を超える大河ドラマだったのかもしれない長編ドラマシリーズである。幸村役の草刈正雄はその後に親である昌幸役を果たすことになるという歴史ドラマを生み出してしまったもはや伝説である。NHKオンデマンドで観れないのはなんでだろうか。信幸と小松姫との最初の出会いシーンは必見だね。渡瀬恒彦のガン飛ばしったらないよね。
(ゲームも小説も昔の名作ドラマもチェックだねまったく)
2016年NHK大河ドラマ『真田丸』とは。
意外にも戦国時代のスーパーヒーロー「真田幸村が主人公の大河」が今まで放映されていなかったようで。源平・戦国・幕末という時代の永遠ループのなかでも、日本一のヒーロー像の一人が「まだ」だったとはね。
当代随一の喜劇作家「三谷幸喜」
真田丸の脚本は三谷幸喜である。SMAPの香取くんと談合状態だった三谷さんである。04年大河ドラマ『新撰組!』も手がけている。やはり香取くんと談合状態っだった三谷さんである。
ユーモラスなコメディタッチをやらせたら外れがないのが三谷脚本!スイスの時計のような緻密さと遊び心を持つ三谷脚本!
テレビドラマ「王様のレストラン」を知っているかな。
ぼくの世代では子供のころ家族と鑑賞したでしょう。夕方の再放送などでも何度もね。「お客様は神様です」はこれで流行ったんだっけ。
テレビドラマ「古畑任三郎」は名作オブ名作でしょう。
ど天才刑事がのらりくらりと飄々にして事件を解決してしまうというあの伝説ドラマ。キャラクターがえぐすぎてやみつきになること必死である。「んっん~~~~~今泉君うん~~~はっはんん~~~」が名言ね。
映画「The有頂天ホテル」や「清州会議」などにおいてもキャラクター芸は発揮される。
というか映画というある種大きなエンタメを「こじんまりとだが緻密に詳細にぎゅうぎゅう詰めに濃密に笑わせながら感動させる」という
“スイスの高級時計の中身のような”
あるいは
“ピタゴラスイッチのような機械仕掛けの妙味と遊び心”
が「よくできてるなあ笑えるなあ」といった充実感をご提供してくれるよね。
NHKの大河ドラマはおいしい。
必ず毎年一本、大河ドラマが発表されてその年を代表して話題を提供し続ける風習あるよね。もう年号のごとく機能するやん。「03年武蔵でしょ、05年は義経、10年は龍馬」みたいに、まるで古代ローマの年号のように人名で覚えられるという謎。
「ルキウス・ブルータスとヴァレリウス・プブリコラが執政官であった年」みたいな。
「1年まるまる出演できる」
3ヶ月1クールのドラマ・アニメ編成が基本な業界で、「1年まるまる出演できる」というのは役者さんにとってかなり美味しいらしいね。だから大河は注目されるみたいだね。
「知ってるひとが多い」
なんだかんだで日本史が舞台なので「知ってるひとが多い」ということも視聴率をそれなりに安定して稼げる要因か。
桃太郎とか金太郎とか、あとほら浦島太郎とか。ああいった童話はなにかしら幼稚園や保育園や小学校で読まされるから結構みんな知ってるということでよくパロディやら何やらに使われるやん。
ペプシのイケ過ぎ桃太郎CMとか、auの三太郎CMとか。
あとは教養番組というNHK独自ブランドによった固定テレビユーザーを抱えている故にでもあるかね。でもこれからテレビユーザーがいなくなっていくと大河もどうなるんだろうか。別に自国の歴史だからといって「知っている」という時代ではなくなってんだろうしさ。まあもともとだけどさあ。
まあ大河ドラマってそんな事ということで。
原作小説を持つものもあればオリジナルなものもある。
史実を元にはしていてもそれはいつだって殆どが雲の中のようなことだから、どんな解釈や演出をするのか?どんな人物像に描くのか?といった点が非常に注目されて酒の肴にもってこいということらしいね。
「あの信長が一番良かった」
「いいやこっちの信長の方が心情をリアルに表している」
だとか。
真田丸で55作品を数えるもはやそれ自体がNHKドラマの大河になってしまった。
そして真田丸感想としては、
「草刈正雄が主人公すぎる」との評に尽きちゃう。草刈正雄×真田昌幸キャストのベストマッチ。
NHK長編ドラマとして「真田太平記」の真田幸村を演じた草刈正雄が、30年の時を経て、今度はその父役を果たすというドラマチックな事態となっているとか。
というかそんなことよりも、
単純に昌幸がハマリ役すぎるということで。
飄々にして鬼才
まさに表裏比興の者。(超卑怯なやつ×戦国上手×騙し騙され勝ったやつが最後まで勝ちという戦国を生き抜く力が抜けているというような意味)
ドはまりやん
ということで。
丹波哲郎の「老獪な迫力」もオーラを放っている。柔と剛。
柔と思えば剛く。恐とおもえば優。弱と思えば強。その緩急のある達人テクニックに翻弄されるまさに鬼謀。そしてすんごいヤクザ顔。どっちかって言えば恐いよこのおっちゃん。
対して、
草刈正雄の「飄々にして鬼才」の振り幅のみごとな事よ。柔と笑。
「凄さがわからないうちになんか結果はうまくいってる」という摩訶不思議さ。前者は「初めは処女のごとく後に脱兎の如し」であるのに、こちらはなんか最後までよくわからない飄々さ。狐につままれたような、柳に腕押しというようなね、そういうね魔力ですよ。
信玄仕え時代の若手昌幸すらイメージできてしまうという再現ぶりよ。
この一点だけにおいて、
『昌幸っぽいグランプリ』の栄冠はこちらに授与したいと思いますよまったく。
でも人間臭さを全面に押し出してもいるところは「ドラマ」としてみるには必要なんだろうね。
対家康戦役においても割とあっさり「まあそんなもんか」と受け入れるようなイメージのほうが似合うのに、相当な未練がましさをにじませるところに改めて「対家康決戦兵器マサユキ」というイメージが400年を越えて定着した真髄を見る思いだよね。
「精悍な偉丈夫」ねずみおとこ信幸キャストの謎。
半分くらいはねずみ男にしか見えないんだけど。いや大泉洋は好きだけど。水曜どうでしょうとか割と見たことあるもんね。ミスターの方がスキやけどね。
真田信之って体躯が大きく精悍で立派な顔立ちだったとか言われている。それでいて堂々たる立ち振舞ができるという「できるビジネスパーソン」である。父は言わずと知れた男であるが、伯父2人も武田二十四将に数えられた猛将である。みずからも勇猛な武将として武功を上げている武人でもある。
幸村の源次郎、信幸の源三郎の名前から「実は幸村が上の子だったが、武士としてみすぼらしかった為、『当主にするのは信幸にしよう』という具合に弟と入れ替えられて人質に出された」なんて設定にされたこともあるくらい精悍な男イメージである。
それがなんで真逆のねずみ男なのだろう。ギャップで?話題にしようと?そういうこと?『清州会議』で秀吉やらせておいて今度は生真面目な役というね。わからんよね。
あとこの信幸はめっちゃ不器用。
嫌々、泣く泣く、仕方なしに、応じてきた感がすんごい役どころに。うまいこと前向きに処世してきたやり手のサラリーマンかと思いきや(史実イメージ)、ここでは忍に忍ぶサラリーマンといった風合いに。
芯の強さのある兄貴といったイメージを反転させてきて新鮮味がある、のか無いのか。
「ゆるい幸村」ゆるゆるのユッキーキャスト降臨。
何やふわふわしている今作の主人公、真田信繁(幸村)。04年大河『新撰組!』で山南敬助をやってた時は「ウンウン、穏やかで知的で、ウンウン当たり触りなしッ!」と思っていましたものですけれどね。
ドラマ『リーガル・ハイ』で怪演が爆発してしまった古美門研介さん。
あれ超久しぶりに観たテレビドラマで何ぞめっちゃ面白かったもんね。
ドラマ『半沢直樹』で国民的俳優にまで登りつめてしまったよね。
超躍しとる。
こんな演技できるんだね~と。
というか役者さんて脚本しだい役しだいセリフしだいで驚くほど豹変していく。
声優さんでもなんでも。東方M1グランプリなんか鑑賞してるとものっそいもん。
「ただの萌え声優」だなんてとんでもないもんね。
それは「そういったものしか喋らせてもらってないから」ってだけなんだよね。「脚本次第でいくらでも役者さんのチカラを引き出せるもんなんだなあ」とかおもっちゃったよなんの話やのこれはまったくすいませんねこのやろうが。
とにかく『真田丸』のキャストは変なのが多いね。めっちゃ合ってるのもあるし。仮面ライダー忠勝も後半はすんなり似合いすぎる。本田弥八郎もしかり。
寧々とあ茶はええね。
んで、
「遂に、ゆるふわな男の真田魂に火がついた!!」幸村出陣。
遂に、紀州(和歌山県あたり)に流罪となった真田親子が、10余年を干され、来るべき最終決戦がやってきて、本作の真打ち役者が登場するという。その名も真田幸村。
06年大河ドラマ真田丸のクライマックスへ入るということで。
それまで陰に日向に、チョロチョロしていた信繁くん。自分以外の人間が天下を駆け回って様々に時勢を動かしていくことに、受動的に小間使いのようにサポートの日々。
舞台上の黒子のように。
あっちへこっちへタライ回されての人質人生もあってね。それでいて武士世界の極みとも言える戦国乱世の時代で。そのなかに育つ理想は推して知るべしな「武門の誉れ」である。きっと。きっとそうだって。
武士とはこうあるべき。
ってな具合の理想よ。役割がなくなって形だけになった江戸時代の中で生まれた中2病的「武士道」みたいなさ。ぜんぜん戦国ではそんなん実際なかったのに。忠義とか。あれただの契約やで。それなのに「武士道」とかさ。
『真田丸』では豊臣方とのコミュ関係上、
最後まで戦い切ることができなかった苦渋無理くり南無三艱難辛苦無念の父のために、
「遂に、ゆるふわな男の真田魂に火がついた!!」
って感じになってるけどさ。
それはぜ~んぜんいいのよ。なんでも。わかりやすいほうが。面白そうだし楽しみだし。というかそれは超面白い。
あくまで今回、
自分が、
今この時期に、
真田幸村を見て、
「受け取れるもの」
ってなるとさ、
「したい生き方」
ってところに映っちゃうんだよねってことで。
観る人それぞれにこう「映り方とか受け取り方」っていうのがあるのが面白いよ作品というのは。
と、
そういう感想。
「うわ、来るやん。」