我が家がDIYで上田城になりました。
親の死とか相続とか色々と大変でありました本年ですが、なんやら伯父さんに押し進められる形で「自宅の城塞化」をしてきたよ。ほんでその記録をここに遺すものである。
なんでだろ?
総工費は約7万円。
※内訳は「生コン代金(2立米を発注して約47,000円)」と「その他の追加資材購入代金(約20,000円)」
+フェンス購入代が約16万円で本当は23万円くらいです
かなり気に入っています
実際のところ、よくわからず作製しております(?)。基本的には「作ったよ」的な報告レベルの原理主義的ブログ記事でしかないことにご留意ください。というか鉄筋コンクリ壁をDIYするには費用がかかりすぎるから全く向いていないように思います。(コンクリ壁屋さん開くのでもない限り1度しか使わない材料が多すぎる)
詳しい情報ならこちら様を参考・「DIY的な、型枠の作り方」DIY 日曜大工で家をつくる さま
事前にやること
庭木の抜根
お家の境界線ギリギリいっぱいに「生け垣」を生やしているなら、木の根ごと抜根する必要があるでしょう。(その他、コンクリ壁を作るのに邪魔になりそうなら必要な分だけ抜根する)
もしくは地面スレスレまでカットすれば問題ないのかな?
お隣さんへの確認(境界や了解)
「どこからどこまでが自分の家の敷地なのか?」というのは、境界を示したプレートとか何やらで確認できる。(法務局で取れる公図でも?)(なにか不動産の売買が行われたときなどはこういった境界の再確認のための立会い確認が行われたりするよね)とはいえ、「お隣さんに挨拶がてら確認合意をいただく」のが賢明。了解が得られれば境界のコンクリ基礎の上にそのまま建てることもできるだろうし。そうじゃなければ自分の敷地内だけに建てるのが無難なのだけど。どちらにせよ境界線上ギリギリの建造物だけに、お互い確認しておくほうが良いでしょう。
ウチの場合、右隣側はそのまま境界土台の上に建てて(そのほうが自然だし使いやすいからって)、左隣側は半分半分にしたよ(そっちの家でも化粧ブロックで塀を作りたいらしくデザインの関係で)
了解を得たとはいえ、「お互いの境界をまたぐ形で建てちゃうと権利はどうなるのか?」みたいなことにはなる。「今は良くても売りに出す際などに取り壊しみたいなことにならないか」と。100%なことは言えないから自分の敷地内だけに絞るほうが確実性は高い。けど自分が調べた理解では、「なんにせよ家と家との境界に塀を求める権利はお互いにあり、最終的には裁判所まで行けば裁判所命令で塀を建てなさい(費用折半にて)となるとか。だからたとえ取り壊しても求めればまた建てなきゃいけないし(?)それなら最初から取り壊させないのでは?」と思っている。越境してれば問題だけど、どちらにせ境界線上に建てる塀は、これを求める権利が双方にある。という理解。事実どうであるかは別として。
でもたしかに敷地内だけで完結させるのが無難ではあるけど(コンクリ壁の厚さを考えて自分の家の敷地を数センチ狭くするだけなんだし)
隣地建物と自己所有地の建物との間に現時点で塀が設置されていないのであれば、費用を折半の上で塀を作ることを請求できます(民法225条1項)。ただし、その場合でもどのような材質でどの程度の高さとするかなどは協議して決めます。
ただし、これは現に塀がない場合の規定ですので、古い塀を建て替えるといった場合には、当然には隣地所有者に費用負担を求めることができません。その場合は、話し合いの上、塀を建て替えることになります。
おまけ
造成地使用の確認(不動産屋)
コンクリ塀を作るには型枠を使う。それは前後左右に支える筋交いをする必要があったりする。その他もろもろ作業するにも、とにかく土地に足を踏み入れがち。(これは両隣のお家にも言えることだけど)今まで何もなかったところに急遽コンクリ壁をつくろうと言う場合考えられるのはこれまたやはり急遽眼前に建売住宅が建つなどの非常事態だと思われる。そうした場合、話をつけるのはその造成地を保有する不動産会社かな。家に挨拶に方申してきたときとか、渡された名刺などから連絡をつけ、「急遽目の前にお家が立つというのでこちらも急遽フェンス建てたいからちょっとおたくの土地を使わせてくれませんか?」という許可をいただきたい。といっても特に何もなく許可が降りました。そういうものみたい(?)
ニートはJA農協にお願いしたよ(農協は農家の土地転がしまでしている様子?)
重機や資材持ってる伯父さんの手配
重機あると切り株の抜根とかお庭の整地とか最強にラクラク。あとは諸々の資材持っていると節約になる。というか「コンクリ壁つくるか」って言ってくれるとラクラクラク。(でも割りと昔のおっちゃんたちは土建屋さん多いんじゃないのかな高度経済成長期の日本は大建設時代だったわけだし)
結局これがすべて
鉄筋コンクリート塀を自作DIYする手順
コンクリ壁をつくろう(冬場とか真夏は向かないらしいよ?作りたては急激な温度変化に弱いから?)
ブロックを積んだ塀こと「ブロック塀」であります。積んでモルタルで繋げるだけなので理屈は簡単そう。作製スペースを取らないのも良いかもしれない(?)あるいは「化粧ブロック」と呼ばれるオシャレなデザインも豊富。ただし強度は落ちるとか。ある程度の高さを考えるならコンクリ塀の方が強い(?)
※コンクリ塀にも「顔料」を混ぜることで色を付ける事もできる。あるいは「スタンプコンクリート」というおしゃれ柄にする技もある様子。
打ちっぱなしのコンクリ壁のほうが色々強そう
作るサイズの確認
測定
メジャーなど
※今回は約13メートルくらいのコンクリ壁を作ったので、それくらいの長さが一度に測れる長いメジャーが良いのかもしれないけど(一軒家のサイズ的に)、2mくらいの一般メジャーで印をつけながら測定したって問題なしのDIYクオリティ。
どれくらいのコンクリ壁をつくるのか?
お家の外構の「辺(へん)」の長さを測ればOK。囲う形で作るならその辺の長さも測る。とにかく作りたい分の長さを測る。それしかない。(当然、長ければ長いほど費用はお高くなるね)
つくるサイズの長さに合わせて材料を調達するよ(してない)
フェンスを買って「きっちりずらーっと張り巡らせる場合」には、長さの正確な測定は割と重要なのかもしれない。角とか。でも「目隠し用途なら前面の直線ラインに、ふわーっと並べるだけでも良い」でしょう。ウチはそういうつもりでフェンス買って、12メートルから13メートルのラインに、12メートル分のフェンスを購入。(横2メートル×6枚)もちろん長さは足りないけど「真ん中で合わせておけば左右の空きバランスは取れる」と判断。(実際は片方に寄せて、もう片方の空きは生い茂る庭木でカバーしてもらう配置に)たとえ側面に配置する場合でも同じやり方をするでしょう。角はなくてもいいかな。猫も通るし。
「ザックリ作って、そこそこ映える」のがニート工法です
型枠つくり
「コンパネ(ベニヤ板)」と「桟木(さんぎ)」でつくる。
基本的にコンクリート塀は、「木の材料で型枠を作って、そこに生コンを流し込む」ことで作られる様子。(木材じゃなくても型枠が作れれば良いだろうけど)コンパネはコンクリートパネルの略でベニヤ板の合板とか。桟木は構造物を支える梁(はり)みたいな存在かな(?)
型枠作ってコンクリ流すだけ(事実)
基本材料
コンパネ(ベニヤ板)
※コンクリートパネルは規格品。今回ニートのお家は「縦が90センチ×横が180センチ×厚さが12ミリ」だったと思う。ホームセンターで2700円くらいかな(22年秋の物価)楽天市場なら割と良いお値段で捜せるでしょう。(期格に関しては作りたいサイズのものを選ぶ。縦90センチもいらないなら45センチのものなど。)
木材の桟木
※縦に置く桟木は90センチあればよいでしょう(コンパネが90だから)
木材 垂木 タルキ ベイマツ 米松 節有り 角材 【 厚さ 45mm x 幅 45mm x 長さ 2000mm 4本セット
※横に置く桟木は長ければ長いほど良い。4メートルくらいほしい。(コンパネ同士を繋ぐ役割にしろ、外から抑える役割にしろ)
以下、
資材調達の実際の様子
資材を持っているということがいつか大きな強みになる(備え)
組み立てる
釘打ち
※釘のサイズは7センチ前後あればよいのでは?(うろ覚え)要はコンパネ版と桟木を繋げれば良いから。短いほうが抜きやすいけど強度は弱くなるし。長すぎると邪魔だし。
※インパクトドライバーでビス打っても良いと思うのだけどどうなんだろうか。あんまりそういうことは訊かなかった。最初よくわからないで言われるがままだったから。
コンパネ同士を繋ぐ!桟木で繋ぐ!(基礎)
板切り
HiKOKI(ハイコーキ)旧日立工機 18V 165mm コードレス丸のこ 蓄電池1個 充電器 ケース付き FC1806DA(BG)
※コンパネ版をカットするのに使用。基本的にはそのままの規格サイズ(900×1800)を使うけど、「側方用に適時サイズ調整するときなどは丸鋸でカットする」感じ。
サイズ調整時には切ったりする(応用)
穴あけ
HiKOKI(ハイコーキ) 18V コードレス インパクトドライバ コンパクトタイプ 2.0Ah 蓄電池×2個 充電器 ケース付き
※型枠の内側から形を押し留める「セパレータ(丸セパ)」などを入れるため、コンパネに穴を空けたりする。買ったセパレータの太さの穴を開ければ良い。12ミリくらいかな?
穴あけて棒を差し込む作業もあるよ(繰り返し)
筋交い(支え)
※木の杭などを地面にハンマーで打ち付け、長い桟木で固定させていく。とりあえず筋交いと呼ぼう。
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 ビット10本セット インパクトドライバー、ドライバードリル用 六角二面幅6.35mm 0040-1000 【メーカー純正品・ビット交換が楽】
ダイドーハント (DAIDOHANT) 軸細 コーススレッド (呼び径d) 3.8 x (長さL) 75mm (フレキ / 半ネジ )
※桟木同士はフツーにインパクトドライバーでビス打ち。釘より正確だから?
こうして支えたり抑えたりするよ(技術)
水準を測る
※仮組みするにしても本組みするにしても、できるだけ型枠の水平を確認しながら行う。筋交いはその後。(水準器は長いほうが正確らしいけど、そこまでこだわらなくても良い気がする)
できるだけ真っ直ぐつくるよ(希望)
特殊器具たち
丸セパ
B型
BC型
※基本的にはこのBC型を使った様子。違いはよくわからない。(Cの面はコンクリ埋め処理できない?ネジが剥き出しになる?)
C型
※今回ウチで使ったC型は、「下部のコンクリ基礎に引っ掛けて固定するため」に使った。コンクリの基礎がない状態で作るなら必要なさそう?
型枠の内側から支えるのが、セパレータの役割(重要)
このセパレータの長さは、コンクリ壁の厚さ。厳密には「セパレータの内側の長さ」かな。(コンパネ版から外側に出るネジ山は外から抑える用途だから)コンクリの厚さが15センチなら、その分を押し広げて固定してもらうために、内側15センチのセパレータが必要。全長だと別だもんね。外側のネジ山は別なのだから。
ホームタイ
※今回ウチが使ったものは木の桟木を抑える古いタイプなのかな。ネジ式ホームタイとか。現在は単管パイプを抑える用の湾曲したデザインが主流か。
※基本はホームタイ回しという専用工具で回す。モンキーレンチでも回るし、数が多いならラチェットレンチをよく使う。
型枠の外側から抑えるのが、ホームタイの役割(重要)
単管パイプの桟木?
※これも縦は90センチあれば良いのでは(太さは?)
※これも横は3、4メートル欲しい(太さは?)
木の桟木だけじゃなく、金属パイプでやるのが現在の主流だとか?
以下、
型枠づくりの実際の様子
ほんで現場が移動します。
現場がニートのお家に返ってまいりました。
桟木は、バランスよく抑えられるように配置したい。どこかが弱かったり強すぎたりすると、内側から押し寄せる生コンパワーにやられちゃうかもしれないから。
こんなことを全部で1ヶ月くらい続けました(ここだけじゃなく工事全体で)
鉄筋を組む
「鉄筋コンクリート」で強度を爆上げ。
コンクリートの内部に「鉄筋(てっきん:鉄の棒)」を入れることで強度が上がるのだとか。これを鉄筋コンクリートと呼ぶ。コンクリートの弱いところを、鉄の強さで補強するのだとか。お互いの強みを活かしお互いの弱みを補完する相乗関係。(しかしその分、いつかはサビが入って瓦解するのだとか?だから鉄筋が入っていないローマ時代のローマン・コンクリート建築物は現代まで存在しているとか?でも強度自体は弱いのだとか?)
参考・「ローマン・コンクリート(鉄筋なし+火山灰?)」Wikipedia
なんだか錬金術師の気分やで!(?)
基本材料
鉄筋
※横に置く鉄筋は太さ10ミリを使用。(何故か?)ヨコに使うから長いほうが使いやすいよね。カドに使う場合は曲げていく。
※縦に置く鉄筋は太さ13ミリを使用。(基本は太いほど強い)タテに使うからカットしていく。
以下、
資材調達の実際の様子
大根おろしにお酢をかけて食べると甘いよね(焼肉と一緒に食べるとさっぱりうまい)
仕込み
鉄筋曲げ切断機
※お高い高額な機材。鉄筋を曲げたり切ったりする。カドで使うには曲げるし、サイズ調整するには切る。(これよりかなり安価な曲げ機もあるけど、万能な機能ではない様子)
曲げるの割と気持ちいい
ホームセンターではいろいろ貸出ししてくれるみたい。(後述するハンマドリルなども)それか逆に持っていって曲げたり切ってもらう事もできそう。
穴を空ける(?)
ハンマドリル
HiKOKI(ハイコーキ) ロータリーハンマードリル AC100V SDSプラスシャンク コンクリート18mm 小型軽量タイプ
※ハンマードリル。コンクリートに13ミリ以上穴を空けられるもの。(電動ドリルだとパワーが弱いものが多い?)
※マキタやハイコーキがあるけど、見た感じハイコーキのほうがお手頃?(マーケット次第)
※ハンマドリルは六角軸のビットを使うのかな。(電動ドリルものだと種類が多いのだけど)コンクリ穴あけて差し込む鉄筋用だから、13ミリなら13ミリのドリル。
※掘った穴から粉塵があふれるので使う。穴に入った雨水も吸い出せるハイテクな優れもの。
これ出てきたときちょっと引いた
コンクリの基礎(土留めとか境界線などのコンクリート基礎)がない、ただの土壌に作るならこんな大型ドリルは必要ないでしょう。
組み上げる
結束線
※鉄筋同士を繋ぐワイヤー。ぐるぐる巻いて固定するぞ。その名も結束線。覚えておこう。
覚えておこうよ結束線(歌)
以下、
鉄筋の組み立てする様子。
とりあえず、
鉄筋の組み終わり。
あとは、
もう片面の型枠を仕上げる。
参考・「【Amazon.co.jp限定】ハンドウインチ 600LBS ベルト式 小型 荷積作業 牽引 バイク ハンドウィンチ 手動ウインチ ワイヤー 移動 荷締め 手動 ウィンチ [ベルト式-600LBS]」
落ち葉拾うなら・「永塚製作所 改良型ステンレス製ゴミ取りトング 750mm」
ニートの庭キャンプ用具がそこそこ役に立つ現場でした
フェンスのことを考える
フェンスをどうやって建てるか?
※その他いろいろな方法を考えてみよう
コア抜き
プロはコア抜き工事をする。
出来たコンクリートを、コア抜き機材(高額)でもって、綺麗にくり抜いて、フェンスの支柱を差し入れる。そしてコンクリで固める。基本はこの工程でありこのスタイル。
コア抜きがホームセンターで借りられる代物ならやれるけど(?)
筒をセットする
※フェンスの支柱が入れば良いので穴の経が6センチもあれば十分なのでは。支柱のサイズにもよるけれど。(できるだけフィットするくらいのほうが望ましい)縦は長ければノコギリや電ソーでカットするのみ。
ラクなのは筒を設置しておくこと。
コンクリ入れる前に、型枠にフェンス支柱用の筒を設置。今回自分たちはこのやり方。ただ、ラクなんだけど高さ調整がめんどうなのはあるね。
高さ調整がめんどう(重要)
鉄筋を下げておきたい?
横に配置する最上段の鉄筋の位置が高いと、支柱がそこで止まってしまう。(鉄筋にぶつかる)筒の位置はどうとでもなるけど支柱が鉄筋にぶつかることは避けづらい。支柱には強度を保つための「最低限ここまで入れてねライン」があるので、出来ればそこまで入れたい。
※絶対そこまで入れなきゃいけないということではないだろうけど(?)、入れるほうが安心。でも今回ウチは入れられなかったミス施工でフィニッシュです。(ただし強度的には別でちゃんと補強できてる)
最優先は「高さを揃える」ことだけど(フェンス張れなくなるから)
柱の高さを揃える
基本的には「全ての柱の高さを揃えたい」わけです。
柱は「ここまで入れてねライン」があり、これがコンクリ壁で隠れる位置までは柱を入れたいので、入れたい深さは決まってくる。例えばこれが15センチの深さなら、最上段の鉄筋のラインをそれだけ下げれば良いことになる。そうすれば「柱が鉄筋にぶつかることなく15センチ入る状態になる」わけであります。こうして、「全ての柱をコンクリ壁の出しろラインから15センチ入った状態で揃えれば、やはりすべての柱の高さが揃う」という理屈。
何にしても大事なことは2つ。「全ての柱の高さを揃える(フェンス張るため)」「ここまで入れましょうラインまでは入れる(強度保持のため)」というわけでありますよろしくどうぞ。
とにかく全ての柱の高さを揃えればOK!
上に高くしちゃう
それか、筒を長くしてしまう。
それで最低限ここまで入れましょうラインまで覆って強度確保をしちゃう工法。鉄筋の位置も動かさなくて良い方法。(鉄筋の位置もできればバランス取れている方が強度が高まるだろうからね)
※ただし、「こうするとコンクリ塀とフェンスとの隙間が開いていく」よね。
何を考えとるんだろう最近(素)
柱を固定しちゃう
支柱を直接固定。
「①全ての支柱の高さを揃える」、「②最低限ここまで入れましょうラインまで入れる」、この2点さえ守れば良いのだから。
※ただしご覧の通り、「コンクリ入れるときにどうやって固定させておくのかが問題」となる。
これ一応やってみたけど失敗かな
生コンを流し込む
型枠に生コンを流す。
なんともシンプルな語感。とにかくそれだけ。ゼリーが固まるかのごとく生コンも固まるのです。
型枠に生コンを流す!(言うことないから勢いよく繰り返す)
生コンの注文
14×0.9×0.15=1.89
※ウチの場合「長さ14メートル×高さ90センチ×厚さ15センチ=1.89リューベイ」という計算。長さは直線の面は13メートルくらいだけど、両側面の分も入れておおよそで。
ということで、生コン「2立米」を発注(余りは他で使うよ)
流す
ゴム手
※使い捨てられるゴム手を着用したい
ヤッケ
※コンクリは乾くと固まるから安いヤッケでも着ておくのが良い
保護ゴーグル
※コンクリをバイブレーターで撹拌するときなど飛び散るから注意
人がいるほど完成度は高まります(生コンが固まるまでにならす必要があるなどなど)
混ぜる
コンクリートバイブレータ
※100Vの電源コードタイプが基準。コードレスはパワーが弱いので主力としては心もとないかも。サブとしてならなんでもあるだけ良いと思うけど。それと長さはある程度欲しい。地面をやるわけじゃなく深さがある壁をつくるのだから。(今回の例だと90センチの深さがあるわけだから)
※このコンクリートバイブレーターの取り回しがコンクリの完成度を分けるほど重要。ちゃんと混ぜて撹拌しないと砂利が下に溜まったり、気泡も多くて穴だらけに。これやるだけに専念できる熟練者一人か、もしくは二人体制くらいほしい。
人件費も機材代もかかるわけやでこりゃ
均し
コテ
※金属の大きいコテで均し、プラスチックの大きいコテで仕上げ、小さいコテで細かく整形する感じ?(免責)
自分の家なら雰囲気を楽しめるけど
養生
シート
※これまた意外な出費。大きいサイズのシートは割とお高いお値段しますよね。
※防水が必要かどうかはよくわからない。申し訳。割と今回雨降ったけどそんなに問題なかったような。
ニートの庭キャン&永遠の予定用キャンプ用品が活躍しました
以下、
生コン投入の実際の様子。
生コン投入が一番面白いでしょう
コンクリ壁の完成
生コンが固まれば「壁」が完成。
検分
※検分と言っても、もはやこの時点でやれることは存在しない。(この先もコンクリ作り続ける予定ならチェック項目や反省点を見出そう?)
達成感を味わおう
仕上げ
特殊器具たち
東京西勘(Tokyo Nishikan) ホームタイ鏝 (二ヶ付) 東京西勘 65567 26x30mm 本体: 奥行5cm 本体: 高さ11.7cm...
※セパレータ箇所の「丸い穴」をどうするか。(こういうコンクリ壁にはみんなこのような丸い箇所があるよね)インスタントセメントで塞いでもよいし、そもそも塞ぐ用の埋め物もある。あるいは、ネジ山を利用してフックなどをつけて有効活用するなど様々。
※セパレータのC型箇所だと穴はなく、ネジ山が突起するだけ。それほど問題はないだろうけど、キャップを付けても良いし、サンダーで削っても良いし、やはりネジ山を利用してフックなどを取り付け有効活用しても良いでしょう。
意外とアイデア豊富
片付け
※コンクリは固まると取れなくなるので、この時点で削り落としておきたい(バールのようなものとか平たいスクレーパーみたいなものが有効)再利用しないならかまわないんだけど。
※そもそもこれ1度きりしか使わないなら全部ゴミになるの(?)
再利用なり有効活用していきたい資材たち
以下、
コンクリ壁完成からお片付けまでの様子。
コンクリ状態チェック
※【気泡を作らないためには】… ちゃんとしっかりコンクリバイブレーター専用員が付きっきりで撹拌すること。あるいはサブのバイブレーターを用意して補佐するなど。(生コン投入後にハンマーで下から上にトントンと空気を押し出すようにすることも有効だけど人数が必要な気がする?)
※【砂利を混ぜてなめらかにするには】… ちゃんとしっかりコンクリバイブレーター専用員が付きっきりで撹拌すること。あるいはサブのバイブレーターを用意して補佐するなど。(深いほど下の方の撹拌振動が不十分になるので要注意したい。深さに対応できる長さのコンクリバイブレーターの用意をしたい。)
とにかくコンクリバイブレーターをしっかり使って振動撹拌させたい
反省点はありますが、だからといってもうどうしようもないし気に入っています
これから歴戦の資材たちを次の現場へ移送。
コンクリ資材たちの次なる活躍にご期待ください
これにてコンクリート壁の作製完了です
自作コンクリ塀にフェンスを建てる
コンクリ塀より実費かかったよ
フェンスを買う
※エクステリア(外構や外装)を全国販売しているところ。うちは玄関ドアもここでリフォームしたけど、結局LIXILの人が施工してくれた。大株主にLIXILがいるから?
枚数は?大きさは?目隠し?おしゃれ重視?
さまざまな要求を他方から受けとめる各種フェンスたち。作りたいサイズを測って注文するしかない。アルミが軽いし錆びなくて良い。
※買わなくても自作できるかもね(でも、安いスチールなどの鉄素材は錆びる。木も腐る。)
ウチの場合は「目隠し目的」なので「隙間がなく最大高さのモノ」を発注したよ
フェンスもDIY自作する?
※探してみよう自作フェンスの作り方
(腐る木材も、張り替えが容易な設計にすれば良いかも?)
さらに費用が抑えられますね(真顔)
柱とフェンスの現物合わせ(仮置き)
長谷川工業(Hasegawa) BLACK LABEL 脚部伸縮足場台 DRSB-1000 (0.65~0.96m) (10060)
※伸縮足場代はハイテクで便利。(基本は何でも良いけどビール箱ケースとか)
柱を並べる
※土台にフェンス柱用の穴があるなら、とにかく差し込むのみ。
※「フェンス柱用の穴」の配置は「バランス良くなるように配置」しよう。(穴つくる時の話だけど)
フェンスを張る
※柱に装着し、(そのフェンスの説明どおりに)フェンス同士を連結させていく。
※まだ仮組みなので、各種ネジ止めなどは程々にしておく。
柱とフェンスを「仮置き」しよう
※そもそもフェンス用の穴が完璧に作成されているなら、
そのまま何も問題なく完璧に取り付くのだけど。
柱をそのまま固めたり、筒を設置して穴を確保したり、いくつかのパターンを併用した為、「柱の高さがなかなか揃わない」という事態。なのでフェンス用の穴の中をドリルで削って深くしてみたり、柱の杭の先端にあるキャップを外して低くしてみたり、あるいは嵩増ししてみたり、上下の高さをなんとか調整してやりました。
水平と垂直の水準を測る
水準器
※仮組みするにしても本組みするにしても、できるだけ垂直と水平を確認しながら行う。筋交いはその後。(水準器は長いほうが正確らしいけど、そこまでこだわらなくても良い気がする)
着実に測りながら組んでいこう
筋交いする(仮固定)
大ハンマと木杭
※木の杭などを地面にハンマーで打ち付け、長い桟木で固定させていく。とりあえず筋交いと呼ぼう。
ドリルとビス
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 ビット10本セット インパクトドライバー、ドライバードリル用 六角二面幅6.35mm 0040-1000 【メーカー純正品・ビット交換が楽】
ダイドーハント (DAIDOHANT) 軸細 コーススレッド (呼び径d) 3.8 x (長さL) 75mm (フレキ / 半ネジ )
※桟木同士はフツーにインパクトドライバーでビス打ち。釘より正確だから?
何にでも使える筋交いの技術
インスタントセメントで固める
あとは柱の入った穴に、
モルタルを流して固めれば完成する。
参考・「コンクリート モルタル セメント 違い」Google検索
セメントは材料!(水入れてモルタルにしたり、砂利など骨材入れたのがコンクリ)
モルタルをつくる
インスタントセメント
※速乾性の方がてっとり早そうで良い。(今回は一袋しか使わなかった)
このモルタル使えば適度なスペースはみんなカチコチにできるじゃん(砂利などで補強されたコンクリより強度は低い)
モルタルを投入
スコップ(深)
※作ったセメントモルタルを流すのに使用。ある程度深くないと効率悪し。速乾性のセメント使うのだからね。
※モルタルがしっかり穴の中に充填されるように流し入れよう。ドロドロ状態だと下に流れるまで時間かかるから、ある程度はトロトロさせたほうが早いかと。分かるよね。(速乾性のセメントだし)
でもそんなに早く固まらないんだよね意外と実は(小声)
固まるのを待つ
速乾とは?(水多すぎた?)
以下、
フェンス建てる様子。
絶対に8の付くセールの日にしか天丼を食べないんだこの人達は!!
ちょっとした剛腕調整の記録。
もはや愛着あるからこれでOK
グレートニートウォールの完工ですお疲れ様でした
なんでもコンクリ打ちたがるからローダーダンプを購入した模様