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シゲキライブラリー2017/シーズンベストは「ヴァイキング 海の覇者たち」「狂骨の夢」「マッドマックス怒りのデス・ロード」かな

2018年11月17日

 

 

 

本&漫画

ヒクソン・グレイシー 無敗の法則

ヒクソン・グレイシー 無敗の法則
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400戦無敗の人間は思考タイプだった。

 

ヒクソンのイメージはもともと人格が高いというものだったからその他の記述には驚くことはなかったけれども、

 

「負けるときのことを明確に考える」ってのが一番響いたね。

 

格闘家ってみんなある程度は猪木みたいに「試合する前に負けること考えるバカいるかよっ!!!!!バカヤロコノヤロ!!!!」みたいな。そんなイメージがなんとなくあって「考えるより体が先に動く」というかそんな「野性的なカンで飛びかかる」というか、そんなイメージ。

 

いや人それぞれタイプはあるんだろうけど、

 

よりにもよって「格闘家として最大の伝説を築いたヒクソン・グレイシーがエスパータイプだった」ということはものすごい説得力があるということだよ。

エスパータイプとはこれのこと・「敬意を払え!!ゴキブリになりたいわけじゃないし!!」 /

 

木村政彦、チャック・ノリス、マイク・タイソン、エメリヤーエンコ・ヒョードル、フロイド・メイウェザーなど数少ない存在であるヒクソン・グレイシーが。

 

格闘技界における最大級の伝説をもつ男が「負けを考える」と言ったことはちょっと忘れられそうにないかな。

 

 

姑獲鳥の夏

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狂骨の夢

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怪奇×ミステリー×伝奇×論理ファンタジー×キャラクターズ

 

2009年のTVアニメ「魍魎の匣」で見かけてからなんとなく気になっていたシリーズ。それも2015年にしっかりと見返すと「新しい世界の扉を開いた」ので「京極夏彦ハマりそう」だなどと宣う事態に。しかしその割には2年越しとなった京極堂シリーズであります。

 

文句なしに面白いや。4キャラも濃ゆいし。(敦ちゃんいれると5キャラですけど)

 

4人の名キャラクターたちを軸に展開されるところは「田中芳樹のキャラクター性の強さ」にも通じるところがあり、あるいは「幻想水滸伝のキャラクターの多さ」にも重なり、つまり「キャラクター好きの我が趣向にマッチングしていたんだ」とね。アニメではCLAMP絵であるし、それといえば「カードキャプターさくら」「創竜伝」「コードギアス」などなど縁がありますねさくらちゃんは妹影響ですけれど。

 

「昭和の戦中戦後の舞台」と「伝奇」でもって知識欲も満たしてくれる。

 

時代に関連する知識や、民間伝承や当時の風俗なども絡めて「妖怪物語」がどのように人々に伝えられてきたのか、「それが人間世界とどれだけ通じ合っていることなのか」をも考えられる。

 

常識が常識ではいられなくなる。

 

「そう言われればそうだねたしかに」って具合に納得せざるを得ない論理を操る“京極堂”こと中禅寺さん。魍魎の匣なんかよく考えればファンタジーですらあるのに論理的に証明しうる科学になってしまったものね。

 

「ナゾが広がって最後に収束して解決する」

 

というのがミステリーである以上、だからそれを逆算すると

 

「必ず科学的な答えじゃなければいけない

 

という式も成り立つので「予想はしやすくなる」わけじゃん。

 

だってその答えが一般的に説明の付かない超常現象とか作者が勝手に考えた能力に収束するなら、一般人である読者は誰も納得しないし感心もしないから。勿論一般的に知られていない精神病(たとえば精神分裂病など)なんかが用いられる場合もあるが、決定軸ではないように思うな。

 

論理×科学×精神学×情事×宗教×伝承×怪奇×ファンタジー

 

ここには少なくともこれだけの解決策が存在しているから先が読めずにモロ楽しめる。

 

「あ、ミステリーにファンタジーもありなんだ。呪にかかってしまえば。」

 

だなんて思ったね。

そして最後には必ず中禅寺さんが“憑物落とし”をしてくれるので安心のご解決である。

 

 

「シルマリルの物語」

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“最強のエルフ”フェアノールと“暗黒の大魔王”モルゴスとの玄関先での罵り合いからすべてが始まるこの世界に拍手。

そんでこの世界で最強なのは「犬」と「鷲」だった。そんでもってサウロンがドジっ子三下萌えキャラ過ぎて感情移入。そんな上古のエルダールの世界にやはり拍手。好きなキャラは「天空の航海者エアレンディル 」「半エルフのエルロンド」「ノルドール最後の上級王ギル=ガラド」

 

「指輪物語」

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『ファンタジーの真骨頂は中二感にあったんだ。』というなんだか当たり前なことを痛感した3ヶ月超におよぶ冒険の読後。

 

この物語はファンタジーとしてだけみればまだ幼いかやはり古かった。物語と世界、重厚感と威徳、歴史に存在感でもって楽しめるんだけど、

 

ファンタジーという点に関しては今日に至るまでの中2たちがその勢威を遂には頂点にまで高めていたんだなって「中2の創造力」ってすごいねと感心。

 

ファンタジー=創造で、昔はまだまだその創造力がいわば「地に足の着いた形」でしか考えられなかったんだなって。ドラクエのボスたちは絵で書いてその禍々しさと新しさを描けるけれど、サウロンは大きな狼になるとか大きな蛇になるとか猛毒を吐くとか呪術をかけるとか、暗黒の冥王の御業として当時の人々が思いつくことには限界があるんだなって、

 

あらためて今日の日まで続く中2たちの創造力の歴史に驚嘆してしまった。

 

そしてまたこの物語を見て、ファンタジーが今日の日よりも遥かに格調高くたしかにそこにあるかのような姿で描かれていたということにRPG好きとして誇らしく思った。

 

そしてそのすべてを見てしまうよりも、

 

この世界のつながりと歴史に思いを馳せてイメージして想像していた「自分の創造力のなかのロードオブザリングが一番面白かった」だなんて言えない。

参考「【ザ・ムービー】 ファンタジー戦記の始まりをみたり。」

参考「天はそれにのみファンタジーの名を与えて"王"とした。『ホビット三部作』」

 

「火の鳥」

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読書中

 

「BUNGO―ブンゴ―」

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人がチカラを発揮するのって「その時の調子」なんだなあって。

スーパールーキーの一年生が爆発的成長をして駆け上がっていくサクセス王道ストーリーかと思いきや、なぜか謎の失速に陥り、ぽっと出のチームメートにすら及ばなくなっていくという展開で。

「あの夏はなんだったんだ…」みたいなミステリー感とロマンティック感がその後を読みたくさせますな。

スラムダンクの花道がリハビリから戻ってきて「また活躍するまで」を描いたような雰囲気があったね。

実際のプロ選手でも良いシーズンと悪いシーズンがあって、同じ人なのかと言うほど成績が変わってしまう。逆に同じシーズンなら調子は保たれるという不思議。

スポーツに限ったことじゃなくてなんでもそうだけど、「常に結果を出し続ける」というのは、やはり「人の能力は数字上のメーターだけでは決まらない」という証左やなあと。

つまり目先の利益だけではなくて

「自分自身の真実に到達しようとする姿勢」

が大事なんやなあと。オレは思ったとさ。

 

「バンデッド 偽伝太平記」

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「0から100という成り上がり」が一番わかりやすい面白さやな。

「キングダム」を彷彿とさせる歴史×成り上がり戦記の中世日本版みたいなマンガ。画にチカラがあるという点も似ている。タイトルも似ている。個人的には日本史でもすきな「太平記」の時代で、なおかつ一番好きな皇族である「大塔宮護良親王」殿下がご登場あらせられるから面白い。

韓国の史劇ドラマもそういうテーマがあるというけれど、とにかく「0が100になっていくわかりやすい痛快劇」のわかりやすい面白さを新ためて理解した感。

複雑怪奇なものが鬱蒼としてくるとこういったド直球がまた活きてくるある種「二律背反」的な2元論的な変化球と直球的なまた野球みたいな例えでオレが野球マニアみたいに思われそうやけれどそうでもないから。

 

信長私記―下天は夢か

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いま、織田信長。

 

その昔せどりを始めた頃に本屋に行って仕入れてしまった本。けっきょく売れる本よりこういった好きな本しかわからないのであった。というか兄貴の本棚に同じのがあったしね。兄貴の本棚をせどった格好。

 

合理性×新規性×超絶実践主義

 

これが信長だった。織田信長は日本史のスーパーヒーローで歴史が好きだろうとなかろうと誰もが知っているし、オレも知っている。歴史好きだから何度も見てきた。けどいまになってふと読んでみるとこれがどれだけ異質で異常で英雄的なのかが判るように。

 

とくに『超実践主義』という点。

 

信長は歴史に学ばない。とは言いすぎだけど、信玄などのような秀才にはない点が恐ろしい点やで。キホンは自分の実践知。実践を経て、工夫し、考え、実践し、失敗を重ねて重ねて最後に必ずものにする。先例に学ばないから既成概念を持たずにあれこれトライする。そして人の目も気にしない。

 

今1番、「自分がそうでありたい」と思うような生き方だったという驚き。

 

(謙信が好きだけど)「先例に学ばない」は言い過ぎで、そもそも「岐阜」という名前は周の文王・姫昌の挙兵にあやかってつけた名前だし、周の文王のごとく岐山から天下をうかがうようにこの地を偉大な場所とするという意味で岐阜城とつけたわけやで。だからそういう知識はあるのだけど、

 

基本的には知識より実践を重んじ、だからこそ「なにが正しくてなにが間違っているのかがハイスピードで激動する戦国時代」を最前線で切り進んでいけたんだろうなあと。

 

ビスマルクが言うように「愚者は自分の経験に学び、賢者は人の経験(歴史)に学ぶ」みたいなことだけが「頭良さげにもてはやされる」けど、やはり「自分の身を実際にその場に置いた実践経験」は改めて「決定的な重みがある」と確信できたぜ。

 

 

映画&アニメ

ローグ・ワン

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (吹替版)
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捨て身の物語。

 

超人気大河シリーズスター・ウォーズのスピンオフであるローグワン。ちょっと前にスター・ウォーズは一気観したし、最近はディズニーが継いで続編をつくり始めたことで復古しているこのシリーズを観ない手はないということで。

 

「めっちゃ王道やん。安心して懐かしめるわ。」

 

最初から中盤あたりではそう思ってたわけ。みんなが楽しめる大衆娯楽的な王道デザインで。「気鋭のクリエイターたちが尖った作品を色んな角度から生み出してはまったく売れない泥沼市場をミレニアムファルコン号で正面から突っ切って大ヒットしたんだな~」みたいなことを思って楽しんでいたわけだよ。

 

そしたらもう、捨て身の精神が宿ったテーマで意外。

 

生き残る必要はない。

生き切ればいい。

 

 

ヴァイキング ~海の覇者たち~

ヴァイキング ~海の覇者たち~ シーズン1 (吹替版)
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THE地球遺産。宇宙人にも紹介したい。

 

「オレは死ぬのは怖くない。死ねばあいつらにヴァルハラでまた会えるし、そこでまた死ぬまで戦って生き返って酒を飲み明かしてまた戦う。でもおまえは天国とやらにいるんだろう?だからもうおまえとは話せない気がするんだよなあ。

 

これが見どころ。自然に泣いた。

 

 

「物語シリーズ」

化物語
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「言葉責めとエロス」

これに尽きる。原作はどうであるかしれないが、アニメとしての真髄はエロスにあり。めだかボックス好きだったし、ジョジョの影響か「じゃあ」が好きで、オレも影響されているし、さらに言葉が好きで、エロも好き。

 

「クローズ EXPLODE」

映画「クローズEXPLODE」【TBSオンデマンド】
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演技力の大事さが如実に現れていた。

クローズZEROシリーズでは「演技ができる人」に拘ったキャストだったと言うが、今回はどうだっただろう。今じゃ何処もかしこもそれなりな演技力を持つ人達で作られるプロたちの作品ばかりだから感覚が麻痺してしまうけれど、演技力ってやっぱり「差」がこんなにあるものなんだよね。「いい人」ってのはどこまでいっても「いい人感」が出てしまうのかな。

 

「ウォーキングデッド/シーズン1~6」

ウォーキング・デッド シーズン1 (字幕版)
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誰にでも役割があるシンプルな世界。

 

ゾンビハザードなテーマということで「またバイオハザードやるんかい(笑)」などと高をくくっていたのも束の間で

 

「これこそオレが最も興味あることの1つ」だったという。

 

それにしても現在の世の中は複雑になりすぎていてさ、そのなかでこんな「やるかやられるか」のシンプルな世界を見ると妙に羨ましくも思ってしまう。

 

こんな世界だからこそ誰にでも役割があって、それを果たせばすぐに誰かの役に立っていることとやり甲斐を実感できるほどダイレクトに繋がれる世界。

 

「自分の価値」が本当に高く感じれる世界。みんなそれをこそ求めているのかな。

 

この作品はもはや我がメモリー級。

 

 

「プリズンブレイク/シーズン1~5」

プリズン・ブレイク シーズン 1 (吹替版)
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「傷つけて治す快感」をしってしまったヤツ。

 

プリズンブレイクは06年に日本で放映された際に観た作品や。ちょうどニート化した頃に「現実の怖さ」みたいなモノをマジマジとみせられていたわけ。今回アマゾンプライム会員になっていたのでなんとなしに「懐かしいなあ」と観てみたら「そのまま全部観ちゃった」わけ。伝説的海外ドラマのポテンシャルにひれ伏す結果に。

 

とにかく問題ばかりが起きる。そしてすぐ解決。

 

「え、どうなるの!?」と思わせておいてもすぐにどうにかなってしまう。それが予見できてからは心構えができてしまったけれど、「こうやって常に問題提起をして解決するのが気持ちいいのか」ということを18歳のニートに教えてくれた我がメモリー。

 

これは何にでも使えるはなしで、

 

ブログにしたって最初に問題を提起して「これはあなたの問題を解決しますよ」という一連の流れに必要な考えであるのだしさ。

 

それにしても、とくに「シーズン1の面白さ」は異常だ。

 

2も面白いけれど、1のプリズンをブレイクするまではこの先宇宙時代がやってきて宇宙人たちと交流することがあっても名作として残り続けるだろうなあ。

 

つまり「どの銀河に出しても恥ずかしくない」名作。

 

ブレイキング・バッド

ブレイキング・バッド シーズン1 (字幕版)
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「正直に話す」って方が生きやすそうだってこと。

 

冴えない高校の科学教師がガン告知を受けて「愛する家族にカネを残す」ために麻薬製造にハマっていくわけなんだけど。

とにかくあの手この手で「嘘」をつきまくる。「心配ない」、「大丈夫だ」、「私を信じてくれ」ってな具合で、不審な行動を咎める家族や仲間に言い訳していく。

 

それは化学の教師らしく、化学式みたいに「結果」を出すための計算だったように見えたね。

 

でも実際は望んだ結果のみならず、欺瞞や不安を人の心に生み出し続けていたってことで。

 

手段は問わずとにかく科学的にモノゴトを動かすか、過程をこそ大事にして結果は楽しむだけに留めるか。

 

これはよく見られるように、どっちが大事ってレベルのお話じゃないけど「自分ならどうしたいのか」って考えるキッカケにもなるドラマやで。

 

ちょっと家族間の話が多すぎる気もするけど。

 

このドラマはとにかく「話の仕掛け」がよく出来ていて、

迷路のように入り組んでいるかと思えばスーーッと紐解かれていって纏まり、かと思えばまた問題が入り組んでいくってな具合で、

題材だとかメッセージ性だとかそんなことじゃなしに、純粋に「精密機械のような仕掛け」を楽しめる。

 

あと「カネを遺そうとするな」ってことやで。

 

人のため人のためと言いながら、自分のために遺産を遺そうとするとロクなことがない。

 

カネを遺すな。使わせるべき。

 

映画「るろうに剣心」

るろうに剣心
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るろうに剣心 京都大火編
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るろうに剣心 伝説の最期編
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コスプレ集団参上!!

有名俳優たちのるろ剣コスプレ撮影会として極まっている感。もうそれだけが楽しみとばかりにハイクオリティな出で立ちでファンには嬉しい感。

しかし尺の問題ですべては収められないので、原作ストーリーの大スジをなぞりつつ、オリジナル脚本でもって収束させていく大変さを思いみたぜ。

なんでも原作があると「作りやすい点」と「アンタッチャブルな点」がクリエイターを楽しませながらも苦しませるというわけですな。

自分もローマ物をやっているから分かるってもんだよねまったくプロですいませんねなんか。

 

でも池田屋事件のクダリは気に入らんかった。

 

「あんた、池田屋事件って知ってるか?」

 

「まあ、人並みにはな。」

 

これが良いんでしょまったく。この幕末と明治、前時代と新時代との「陰影」を写す存在としての「斎藤一」が濃縮されたシーンでしょこれが。それをじぶんから「オレたち新撰組が…」とかでしゃばった感のあるシーンにすげ変わっていたのに我が意気は消沈。

でも人様のレビューを拝見させていただくとそんなものはザラにあってさ、「人それぞれで好きなシーンは違うよなそりゃ」と変に納得。そしてその全てを限りある映画で出来るわけもなく、「すべてを見たけりゃ原作かアニメへGO!」って話でさ。

 

だからコスプレの完成度に喜んでいれば楽しめて世は事も無しの大作映画やでこいつは。

 

アクションシーンはかっこよかったけども。

ここまでファンタジー調でありながらリアリティのあるチャンバラがもう日本でも出来るんだなあって素直に「すげえなあっ」て。ワイヤーに吊るされてる感MAXだった一昔前の香港アクションを思い出していた。

 

マッドマックス 怒りのデスロード

マッドマックス 怒りのデス・ロード(吹替版)
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頭をカラにして何も考えずに観れるリフレッシュエンタメの最高峰。

核戦争後の荒廃した大地と、その異常セカイのなかで生まれる異常な集団のイカれっぷりが頭をカラにしてくれるぞ。

超名作マンガ「北斗の拳」や名作RPG「メタルマックス」に影響を与えた「ヒャッハー世界の超大物」マッドマックスである。

 

もうほぼほぼこのセカイの概念からぶっ飛んでいるので考える必要なし!

ただ感じておもしろがれ!

 

という状態。

アクションも一級だし、出てくるものすべてがファンタジーである意味で目新しくて新鮮だし、シナリオも分かりやすい。

 

超一級の娯楽エンタメだ!!!!

 

ちょいキショイけど。

 

「細々とした設定」や、「論理性」とか、それも「面白さの一要素」ではあるけど「絶対条件じゃない」って改めて認識できたか。

 

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

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総括しろ!!!!

 

オレもこのブログで総括してんのかなって。

なんかヤダなって。

総括激しいのヤダなって。

 

なんか小学生の時こんな雰囲気あるよね。とにかく同調しないといけないとか。教師の言うことやらボス猿の言うことやらに。

 

そのあほボス猿はオレでした。

申しわけm(_ _)m

 

そういやキューバ革命のときは武装蜂起が成功したけど、あれはそれだけ農村やらが死活問題を抱えるようなことを当時の政府が犯していたからだったんだろう。

安保闘争はベトナムなどの社会主義に過剰反応しすぎた如くの「懸念の暴走」みたいなものだったように思う。だから当然に周りは冷ややかにもなってしまうよなーって

 

娯楽が増えればみんなそんなことやれなくなっていきそうではある。

 

「自省」や「自己弁護」も幾らかは必要だろうけど人様の価値観にまで押し入って押し付けるのは狂気になるな。って自己批判しすぎやろ。

 

全力で「総括」流行らせに来てる映画だよねこれ。

 

なんか体内で勝手にウイルスとワクチンが生まれては消し合っていくような映像やったな。

 

自己批判はほどほどに。

 

チェ 28歳の革命

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チェ 39歳別れの手紙

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チェ・ゲバラのはるかな旅(過去に読了した我がメモリー)

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大衆の支持が得られなければ公のことはやるな。

 

武力闘争なんて議会が機能している内はやってもしょうがないよね。

 

「選挙で戦えよ」ってことやもんな。

 

※「チェ・ゲバラのはるかな旅」は22の時に読了した我がメモリー級の旅小説

 

 

ゲーム

ドラゴンクエスト11(PS4版)

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
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ゲーム界の北極星。

 

とにかく変わらないゲームになったドラクエ。FFはよく変わるからスクエニの対比戦略なのか。ひさしぶりにゲームをやったら「いつもの知ってるゲームだった」のでシゲキにはならなかったかなこれはまったくのところノスタルジーが主な成分か。

 

110時間くらいノスタルジーに浸ってたでまったく。

 

しかしこれが「初めてのRPGやで」という子どもたちや、もう少し歳を取って懐かしみたい頃には良いのやも知れない。女傑・淡路恵子も生涯ドラクエプレイヤーであったというしさ。

 

すべてはこれを起点に回天する日本のゲームたち。

 

日本のゲームユーザーたちは子供の頃にドラクエと出会い、それを基準とした原体験をもつ。それはさながら北極星のごとく、ゲームユーザーたちのプレイ指針となってその後の影響を左右していくのだ。うん。たぶん。やっぱりなんだかんだで売れるし。というか、

 

これから生まれ来る新時代の子らが楽しむべきゲームなんだろうね。

 

だからそれは同時に、「いまはドラクエやってる場合じゃねえだろ!!新天地へ船を出せ!!!!若人よ!!!」というメッセージをオレはドラクエから受け取った。それが今回のシゲキ。

シャドウオブウォー

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アサシンクリードオリジンズ

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プロフカードぼたん

-ニートが読んだ漫画と本の感想, ニートシゲキ(啓発), ニートムービー(ドラマやアニメなどの視聴感想とレビュー)
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