ハマリ度 | ★ | ★ | ★ | ☆ |
シゲキ度 | ★ | ★ | ★ | ☆ |
みどころ紹介\(▽Д▼ )
ショッピングの概念を変えた男
それがこのドラマの主人公ハリー・ゴードン・セルフリッジ。
これは実在の偉人の物語。
それまでドラクエの買い物式に「買う」となったら店主が品物を持ってきて売り渡すのが普通だったものを、
「見ながら買える」
つまりウインドウショッピングから消費という流れを英国はロンドンにぶち建てた男の物語となる。
様々な品物が一同に揃えられる百貨店自体はフランスがはじめにあるようだけど、
「世界の工場」として7つの海を支配した大英帝国の居城ロンドンで、
新しい試みを展開し、世の中の常識が変わる。
という出来事をみることができる歴史的な作品ですな。
イギリスの高級百貨店チェーンとして有名。wiki「百貨店」
みどころ紹介2\(▽Д▼ )
昼ドラ的な内輪もめもあって広い層がたのしめる。
ただ大きな魅力一つ持っていれば人気にはならないのがコンテンツのサダメ。 しかしこの作品も広い層にウケる要素として人間の内輪もめ、
つまり「成り上がりの富裕層のご家庭事情」がちゃーんと映し出されております。
「ローマ」ほどじゃあないですけどね。別にピンクシーンはありませんよ。
一つのデパートの中に有象無象の人間たちの思惑が展開されていく。
ただ単に主人公の夢と野望を叶えるだけのストーリーだけではなくて、
NHKのドキュメントドラマとしてではなくて、
その中の脇キャラたちの身近なストーリーも展開されるバランスの良いところも完備しております。
この百貨店の窮地を救った女狐のごときパトロン、
レディー・メイの静かな迫力と優雅なる圧力のかけ方。
ハリーの盟友として百貨店の「顔」たるウインドウつくりを任せられるアンリは芸術家思考でアツい。良き友としての立場も視聴者から嫌われない箸休め的な存在か。
新興百貨店のイメージキャラクターに口説かれ、時代の象徴とまでいわれるトップショーガールのお約束的な扱われ様。
つねに予算のことを気にするクラブ君。
アクセサリー売り場で女子トークする新人さんたち。
それにいじめられるシンデレラ女子店員。
それをねらうは将来レストランを持ちたいと願う野心家の若きウェイター。
禁止されているのに職場恋愛というシチュエーションで燃えている彼らの上司たち。
わりと百貨店とかどうでもいいんじゃね?
と言わんばかりな下っ端連中の情事。
そんなてんやわんやの中でハリー・ゴードン・セルフリッジは、如何にしてその権威が最高にまで高まった伝統を持つロンドンに新しいショッピングを定着させたのかをみよっ!!!!
得た刺激
いや個人の店舗ならそういうところはたくさんあるけど。昔なじみのホビー屋でよく追い出されたものだし。商品が積まれすぎて移動スペースが殆どないなかで店主とボクたちの押し合いが何度となく繰り広げられてきたものだったけど。
うんオレの環世界がひろがった。