あらすじ(1994年公開)
知的障害を持ったところから始まったフォレスト・ガンプの人生。 たったそれだけの話。
みどころ
「素直なひとだなあ。」
素直な人のサクセス・ストーリー。
むしろ 「素直」がどこまで行くか?
というストーリー。
「ただ素直な人の人生話を聞くだけ」 なんだけど何故だかおもしろいわけ。
なぜだろう。
自分が自分の話をしたってだーれも聞いちゃくれないでしょう。
アメリカ近代史のまとめでもあるから? ケネディやジョンレノンやらと共演できるVFXの技術が見ものだから? 素直な人は憎まれないっていうところがおもしろいのか? なんやかんやで羨むような成功を納めていくのがおもしろい?
でもこれコメディ。
流れが絶妙なコメディになってないこれ。 面倒な描写とか一切なくとんとんとん素直な人が普通の人には出来ないことや言えないことをやったり言ったりしてなんか進んでいく。 うん。それだけ。
「こんなに可愛いものは今までみたことない。」
っていうセリフはセリフ以上に神がかっていたようだ。
シゲキ
なんか面白い事してえなあ。
と改めて思わされた。 自分の人生をあとあと映画館で自分で観た時、 ちゃんと泣けるだろうかって思った。 そういうことをやっているだろうかって。
自分で感動できる人生かって。
気づいたら人の目ばかり気にして何もしないで、
気づいたらもう死ぬ時だった
なんてことになってないかって。 人の足ばかり引っ張って、 自分がやりたいことが出来ずに我慢だけして生きているからそれで自分の人生の穴埋めをして、 人を笑ってなにも傷つかず死ぬまでそうしているような人間にならないかって。
そうやっていて得られるものもあるんだろうね。
漫画のモブキャラですらない奴のセリフみたいなことツイッターで言っているだけの人生でもさ。