パラメキア帝国の「皇帝」は絶大な魔力によって世界侵略をしていたが、
最早ただの破壊願望を持つだけの存在となっていた。
帝国のその力に魅せられていた幼馴染の1人レオンハルトも仲間に加え、
物語はクライマックスへ……!!!!
地獄へ通じるという通り道をくぐって、
悪の化身と化した皇帝を追滅しに向かうのだった……。
さすがにラスボス戦へつづくダンジョンは長い……。
余り役に立たないメッセージもあったり。
地獄に行くと解った上でのご利用だというのに。
そしてこの部屋は一本道だというのに。
「万魔の塔」に侵入。
地獄帝国が繁栄する悪魔たちの国で、
1人の皇帝と7人の悪魔王となんかすんげえ数の悪魔の人口で占められるというパンデモニウム。
FFはほんとによくパクるな。
でも空想の真骨頂たるはずのファンタジーというジャンルすら、
模倣に次ぐ模倣からしか発展しないというのは面白い事実ですな。
そしてやはりこういう敵も出てくるから。
なんかコイツに攻撃受けると一撃で殺されてしまう。
この数。
ただでさえ長いダンジョンで、
回復するヒマもなく全滅させられる危険をはらむ恐ろしさ。
ドキドキしっぱなし。
そして4つの分かれ道に遭遇。
(▽Д▼ )
ボクは一発で、
ここは画面で見えている右側、
全体では右から2番目の通路をなんとなく進んだのだが、
それが一応ラストへとつづく道だということだった。
じゃあ他の道には何があったのか?
といえば
「げんじ装備」。
FFシリーズ最強装備シリーズたる源氏シリーズということで。
ここでも世界観がよくわからないぶっこみのアイテム群。
まあカッコイイからいいでしょう。
しかしボクは今回それらを完全スルーしていたということだね。
勿論ラスボスダンジョンには最強クラスの装備があることは理解しているものの、
もうできるだけリスクを減らしたいからね。
もう一直線でいくからね。
ボクの直感もそれを後押ししてくれたようで
4分の1の確率で正解ルートを引き当ててくれたようで。
まあ事実上失敗ルートではあるけどね。
最強剣「マサムネ」も取りそこねてんだから。
後々攻略見て見たらこんな所に隠されているということであった。
隠し通路!
マサムネ!!
五郎入道正宗の作か!!!!
その遺産はすでに納まるべき所に納まっており最早値段が付けられることは無いという正宗の刀たち。
でもこれノーヒントで見つかるわけねえじゃん!
と言いたいが、そもそもこのダンジョンが一回は隠し通路見つけないと最後まで進めない作りだから。 行き止まりだからと引き返して、あの4択に戻っていたら結局は源氏シリーズやマサムネGETすることになるのかもね。
ボクは普通に通過しちゃってたけども。
なんでだろ。
それも偶然。
さあ、
その刻。
闇に溶け込む皇帝。
ついぞ名前の分からぬ皇帝。
なんか皇帝が悪いという帝国主義嫌悪の風潮が見て取れるね。
圧倒的な魔力を持ち、
大戦艦建造によって各地を劫掠し、
遂には世界を滅亡させようという破壊衝動そのものとの対峙……!!!!
いざ!
先制攻撃からか!!
ちィ!!
ミス!!
ミスだ!
ラスボスの強さをプレイヤーにまず見せつけておくべき大事な初撃をミスだ!
さて、 ここからが本番。
どうやって攻めていこうかとね。
ああやってこうやって、これをこうしてああして、
のような作戦とかあるじゃない。
しかし余り魔法使わない武闘派である我々は
通常攻撃をするのみ。
結局どの戦いも変わらないのであった。
平常心にて臨めるというもの。
敵が誰に変わろうがオレたちのスタイルは変わらない。
オレたち3人のスタイルは。
!!!!
さすがに皇帝、なにかを飛来させた!
隕石。
さすがにそれなりな全体技は使ってくるね。
303ダメージか……。
マリアに200前後、
ガイに300前後。
うん。
回復魔法ケアルだけは必然的に上がるので、
それを全体化して使えば全体回復で大体は癒せるレベルだな。
よし、
隕石は問題ない。
後はフリオニールが攻撃の要となって着実にダメージを与えてくれる。
よし。
皇帝はミス!
皇帝の攻撃はガイに食らわない。
あの殴り合いで鍛えに鍛えたから?
……しかし油断は禁物だ。
!!!!
やはりまだ新技を隠していた。
ガイが炎に包まれる。
フレアーにより800超のダメージ……!!!!
やはり凄い一撃を持っていたか皇帝。
ガイのライフが5700から削られたね……。
この場合は熟練の回復魔法ケアルを単体で使えば十分回復できる範囲。
うん。
2回攻撃とかしてこないから。
1ターンごとなら全然追い付く回復。
よし、 フレアーは問題なし。
着実にフリアニールがダメージを与える。
・・・・。
(▽Д▼ )
!!!!
やはりまだ何か技を?
フリオニールが何かに包まれる……。
眼が見えなくなった。
確かにこれは厄介だね。
攻撃してもダメージが大して与えられない様になってしまう状態だ。
しかし、
状態回復魔法エスナでキッチし回復できる。
…うん。
2回攻撃もしてこないし。
1ターンごとなら全然追い付く回復。
・・・・。
(▽Д▼ )
フリオニールをタモさんにするのが精一杯の皇帝。
あの圧倒的だった魔力もそれくらいが精一杯。
目を隠すのが精一杯。
「もう見ちゃダメ。」
という感じに、
「お前たちは効率プレイでステ上昇させてきて卑怯だから目隠ししてやれ」
ということか。
(▽Д▼ )
もうオレの勝ちで良くない?
ねえ。
もうどうなっても敗けないよ我々は。
長引くだけじゃないの。
エリクシャーもしこたま買い込んであるから魔力切れはほぼ心配ないし。
あとはこのパターンのままフリオニールに横から剣で叩かれ続けるだけだぞ。
!!!!
なにか使ってくる?
(▽Д▼ )
(▽Д▼ )
バリア疑ってきた。
そんなバリア張ってなかったけど。
バリアとか。
そんなの消さなくとも最初から張ってないし。
あまりにも自分の攻撃が当たらないもんだから。
思ったような戦果を出せないもんだから。
ちょいちょい~!バリアとか張ってるんじゃないですか!
(;´∀`)つ
(;´∀`)つ
そういう感じに冗談めいたトーンで探りいれてきた。
でもなんだかんだ言っても、その前のダンジョンやら何やら、あと源氏シリーズを取りに行っていた場合はさらに魔王たちとの戦いもあったみたいだし、
達成感は得られる最後の戦いでしたね。
オレたち3人の勝利。
3人の結束が掴んだ勝利。
ウボァー
世に名高きパラメキア皇帝の断末魔の叫びの誕生である。
コレは後々にまでイジられ続けるのだという。
因みに小説版では皇帝の名前は
「マティウス」
という事になったらしい。
FF12には、
この皇帝をイメージした召喚獣マティウスが登場するようだ。
長いタイトルはほんとイジリ甲斐があるね。
歴史のあるタイトルは良い。
後々に様々な機種にてリメイクされるFFたちは、
その度に追加シナリオやらイベントの増幅にて、
さらに深化していく。
皇帝の描かれ方も深化していて奥深くなっているのだとか。
「悪」と「善」に分かれた心がどうたらこうたらとか…。
「善」とは言ったって結局は独善的なものであり…とかどうとか。
普通にFF2遊びたいだけならやはりここはリメイク作をプレイしたいところでしたね。
アラサーFFはRPGの歴史をあれこれと感じ、
勉強するためのものだからええけども。
ウボァー
戦いは終わった。
戦友たちを越えて。