ついに犠牲者が出てしまった特別課外活動。
「…………。」
街や学校では好きに言われてます。
にしてもすこしカッコつけすぎな死に方だなと思いました。
まだ子供なのに。
でも、 「いい顔」してたね。
人生は長さではないのかね。 やっぱり。
あいつは「選んだ」んだ―
サイコーの勝ち逃げだよ―
言うね。
第二章 かけがえのない時と知らずに過ごしていた
最近
「復習代行サイト」
「復讐代行サイト」とかが巷では流行りだしていた……
「主」がおられるぞ?
なんか中途半端な敵役だな。
もっと意味不明な感じに言わなきゃ風格が出ないぞキミ。
変態失格だ。
もっとこう 「竜王の覚醒は近い。」 とか言わないと。
「だが竜王は神ではない。それが何を思い上がったのか、“竜教”だのとのたまわる始末。神は今のままで唯一無二で完璧なのだ。貴様らの賢しらな考えなど及ばす必要はない。神の御業の深さを知れ。」
的な事言わないと。
もっとこう第三勢力的に、あるときは敵であるときは味方みたいな。
そのトリッキー感があれば好きだったな~。
自分たちなりの信念で立ちまわるだけ。
って何を言ってるんだオレは。
敵は滅ぼすのみだ。
誰に話しかけてたんだが
ε-(´∀`*)ホッ
そんなこんなでね、
シャドウが巣食う夜の学校―
万魔の塔みたいな「タルタロス」を これ以上ないってくらいに慎重に捜査してきた末に ようやく踏破しました我々は。 半年くらいかけた感じかね。
しかし重大な決断が迫る。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
“重大な決定への関与”
来ました。 これですよ。 まあ実際、 ゲームだから結局はアレするんだけど。 ラジアータストーリーズは割りとどっちもどっちなラストだったからアレだけど。
私は一体何を言ってるんだ。
(*。◇。)ハッ!
※立ち位置を気にします
でもこの感じはやっぱりいい。
観てるだけで進行していってしまうゲームとは大違い。
「はいはい世界がどうのこうのね。聞いてる聞いてる。」 とね。
「話まとまった?決まったら勝手に進んどいてー」 とね。
「トイレ行ってきていい?」 とね。
ふつうのJRPGならこうなんですよ。
「オレにも考えさせて!」 いいから、
「ちょっとだけでいいから意見を言わせてくれ!」
騙されたと思って……。
と思うよ。
だからこれはほんとに有難い(´Д⊂ヽ
オレを認めてくれるんだね。
ただみんなの圧力がすごいよ。
もう一択じゃん。
腹くくれてなきゃここ来てない派
もちろん決まってる派
私も大丈夫派
訊かれるまでもない党
もう迷いはない党
自分で決めました党
圧力がすごいよ。
(犬は?)
でもこれでアレしたらそれはそれで、
「みんなは知らないんだな~」 みたいな視点で、
“その後“を観てると、
・・・・・・
なんだか、
無性に切なくなってしまいました。
あんなに悩んで。
憤って。
遂には哀願までした。
「人は危険が迫ると本能的にこれを回避しようとする。しかしそれが避け得ないものだとわかると、恐怖がやってくる。」
ではそれを打ち払うものはなにか?
無論、 勇気である。
「暗闇の中を、わずかな光を頼って歩いていける勇気」
そんな英雄的な勇気こそオレたちは持ち合わせていないが、
「なんかこっちのがいいじゃん?」
と選んだそれぞれの “命のこたえ” そのことを思い出したのです。
やつらの“いい顔”を。
そう思えばこそ、
別の“数ある運命の一つ”を選びたくなります。