ダービー馬の馬主になることは一国の宰相になるよりも難しい。
日本ダービーとは。
本場英国の『ダービーステークス』が起源
『ダービーステークス(英国ダービーもしくはエプソムダービー)』wiki
モデルは競馬発祥の地、 英国はエプソムの丘で行われる『ダービーステークス』。 『ダービー』の名称は、ダービー卿とバンベリー卿の譲り合いで決着がつかず、 コイントスにて決めた末にダービー卿の名前が冠されたという。もちろん現在でも世界最高峰のチャンピオンレースであり、
世界のホースマンが目指す到達点。
日本競馬界の祭典『東京優駿(日本ダービー)』
それを範にとって開設されたのが『東京優駿』。のちのち“日本ダービー”の名も冠せられるように。 野球で言えば夏の甲子園のごとく盛り上がる時期及び形式で、ある歳にしか出走が出来ない為、正にその年に産まれた馬の頂点を決めるレースなのだ。
『日本バンベリー』じゃなくてよかった。
全ての事象が サニーブライアンと大西騎手にダービーを勝たせるために存在していたのではないかと思ってしまいます。(97年サニーブライアン)
半世紀以上の歴史が変わる節目に立ち会えた喜びで、馬券外した悔しさより感動のほうが先立った。
(07年ウオッカ)
「平成以降、あなたの心に残る日本ダービーは? (2013年)」
降雨での重馬場にもかかわらず、当時の史上最速ラップを刻み続ける非常に厳しい展開。スピードもスタミナも勝負根性も全て求められ、地力の劣る馬から脱落していくなか、 一番人気の期待を裏切らずラスト500mを別次元のパワフルな脚で伸びてきた。(01年ジャングルポケット)
「平成以降、あなたの心に残る日本ダービーは? (2013年)」
「ダービー馬はダービー馬から」という、 競馬界に古くからある予想の格言を体現してみせてくれた。(91年トウカイテイオー)
「平成以降、あなたの心に残る日本ダービーは? (2013年)」
「シンザンのレースも見たことない奴が」と言われていた世代にとってはダントツでしょう。(95年ナリタブライアン)
「平成以降、あなたの心に残る日本ダービーは? (2013年)」
私の中では最強で最高の日本ダービーです。(92年ミホノブルボン)
「平成以降、あなたの心に残る日本ダービーは? (2013年)」
あのダービーから20年も経つのか…。(93年ウイニングチケット)
「平成以降、あなたの心に残る日本ダービーは? (2013年)」
私はダービーを勝つために乗ってきたんですよ。
そしてこの馬もダービーを穫るために産まれてきたんです。カスケード×服部政人「みどりのマキバオー」
今日の表彰台ならセーラー服でも胸張ってあがれらあ。飯富昌虎「みどりのマキバオー」
ダービーに勝てたら騎手を辞めてもいい。
ダービーの価値。
ダービーの称号
スピードで決まってしまう2歳戦
レースセンスが試される『皐月賞』
耐久レース『菊花賞』
ダービーの日
※トップジョッキー達によるダービー。
馬に乗る人たちの中でも成績がすこぶる良い人達=名騎手
四位 昔、ノリちゃんにいわれましたよね。『ダービーっていうレースは、へらへら笑っているようじゃ絶対に勝てない』って。大人になっていくにつれて、競馬がどういう仕組みで成り立っているのかわかるようになって、それでダービーっていうレースの重みを実感するようになっていくんですよね。
横山典 だって7000頭(1年で国内生産されるサラブレッドの頭数)からの頂点だよ。 でも、その重みが若いときはわからない。 1頭にどれだけの人の手がかかって、 どれだけの思いが込められているか。 それがわかってくればくるほど重みを実感してくる。
四位 この手応えなら勝てるって思ってましから。ナメてたんですよね、ダービーを。 その時点で神様に選ばれてないんですよね。ダービーをナメてるから。ダメなんだよ、そんな気持ちでは。
横山典 ダービーを勝つには腕だけじゃなくいろんな要素が必要で、選ばれた人間だけが勝てるんだと思う。
安藤勝 緊張? ぜ~んぜんしなかったよ(笑)。 だって勝つと思ってたもん。
それが、
重く
第82回 東京優駿日本ダービー
ということで2015年度のダービーですよ。
勿論ドゥラメンテの雄姿を観るということ。
そう、
勝っているのはドゥラメンテでありそれ以外は希望しないという態度である。
V(▽Д▼ )
さあ今年のダービーはどうなんでしょうか。
3歳クラシック第一弾皐月賞を制した我が想い出の継承馬ドゥラメンテ。
GⅢ東スポ杯、GⅡ弥生賞を無敗で勝ったものの皐月では大敗したサトノクラウン。
勢いのあるディープインパクト産駒で安定した強さを見せているリアルスティール。
可能性を秘めに秘めた重賞馬にして演歌の王様北島三郎を馬主に持つキタサンブラック。
勝手な話(むらくも予想 ※ドゥラメンテ視点)、
リアルスティールとは勝負付けが済んでいるように思える。
共同通信杯では敗けたけれども、ドゥラは道中完全にかかってて消耗していたと見える。うん。 それでもあそこまで食いついたのはやはり強かったからでしょう。 皐月でもよく抜け出した勝ちコースからあの荒々しい脚で突き放されてるからね。うん。 いや勿論、リアルスティールがダービー獲っても全然不思議はないんだけど。 強いし、安定してるし、完成度の高さがあるね。
しかしまともに走ればドゥラメンテか。
サトノクラウンはやはり怖い存在。
やはり東スポ杯と弥生賞の重賞連勝は並では出来ないはず。弥生賞と全く同じコースで臨んだ皐月賞で6着というのは力は出せていないと見て普通。ドゥラメンテから不利を受けていたという騎手の話もあるから、ダービーでは一番怖い存在ではなかろうか。 東スポ杯では馬群の中から突き出てしっかり伸びるタフさが見られたから、 ちょっとやそっとで走る気がなくなるとは思えないような気もするが、 そこはまあ繊細な動物が故に致し方ないのかな。 前から行って勝った弥生賞、後から差した東スポ杯、 非常に素直で全体の能力がバランスよくあるといった印象。
故に直線にあの荒々しい末脚を叩きだされたら一点突破でドゥラメンテか。
※でもあの大斜行は馬に当たらなかったから良かったものの当たっていたら非常に危険であったねオレが代わりに謝っておこうすいませんでした。
キタサンブラックもいい馬ですから。
スプリングステークスという皐月賞のステップレースを勝ったGⅡ馬で、リアルスティールも倒している。 皐月ではリアルスティールとは熱戦を繰り広げていた。
しかしドゥラメンテか。
なんやかんやで。
あ、これはドゥラメンテじゃね?
アレとかこれとか色々計算するともうドゥラメンテか。
さて、
勝手に話していたわけですがそれはもういつもの事。
私がドゥラメンテに想いを持つように、
他の馬たちにも様々な系譜やドラマや思い入れがあるわけで。
そんなモノが交差する今年のダービー。
誰が勝ってもお祭り騒ぎ。
勝った奴が文句なくダービー馬。
多分、
”アツくなれる最後のダービー”
ではないだろうか。
ダービーへようこそ。