流石にドバイにチャリでいく気もなく。そういう変な企画になりそうなところをすんでのところで抑えこんでお家ライブ。そういう悲しきエア観戦と相成り申した、ドゥラメンテの海外挑戦。
※動画の方は毛玉をあごにつけながらの実況となっているとはつゆ知らず。後半の絵面のきたなさは自分でもヒイているから注意だ。被写体のひげヅラがあまりにもあまりにもなあまりにも加減なものでほんとうに地球に詫びたいくらい。
最強のトップ対決の結果は2着。
【トップ対決】国際評価値でトップタイとなる121ポンド同士の決戦。
カリフォルニアクローム(米)
ドゥラメンテ(日)
ポストポンド(英)
の3強。
日本クラシック2冠馬に、
欧州最強戦キングジョージSの覇者に、
米クラシック2冠馬という顔ぶれ。
カリフォルニアクロームは今回のドバイメインレース『ドバイワールドカップ』も勝った。
世界最高の砂レースを圧勝だった。
一周まわって約6億円ゲッツ。世界最高の賞金額。それがドバイミーティング。ドバイワールドカップデーなのだ。
【ドバイ決戦】舞台は1着賞金約4億円、世界ランク15位の「ドバイシーマクラシック」
正直、今回リアルスティールが勝った『ドバイターフ(旧デューティーフリー)』の方が適正だと思っていたからそっちに行ってほしかったわまったく。個人的にまったく。
しかしシーマクラシックの格は世界トップクラス。
キングジョージの一個下なわけだし。金に物を言わせて2000年代からのし上がってきた新興レースはここまで来ていたかって感じよ。
日本のジャパンカップは7位だけど。
しかしもう「世界3大芝レース」は凱旋門賞(全1位)、BCターフ(全4位)、ジャパンカップ(全7位)になってるのね。2400メートルクラシックディスタンスでは。ダービーステークスがないとは複雑な気分ですけれども。あとキングジョージの価値は落ちてるのか。
しかし価値あるのは確か。
その覇者ポストポンドは今回の『ドバイシーマクラシック』も勝った。
敗けたのはドゥラメンテ。
しかし、
こんなレベルの話ができるところに居るってだけですごいよ。
あのアドマイヤグルーヴの最後の仔が春2冠とって、骨折して、1年明けで復帰し、ドバイに乗り込んで、世界の最強馬たちとああでもないこうでもないと論じられるこの状況よ。
2着でも賞金はダービーに近いわけだし。すごいすごい。
ドバイターフなら勝ってたな。
リアルスティールの頑張りに最近萌えだしてるけども。
蹄鉄落ち。
なんと蹄鉄が落ちたまま一本の足は「裸足」で走ったんだとか。
直前で足を保護する馬具が落ちちゃって、しかし打ち直しをせずにそのまま走ったという。準備をしていなかったということではないだろうから、直前ではいろいろとピリピリしていてやってられなかったということなのかね。馬を落ち着けて足を出させてカンカン打ち直すというのは。どうだろう。
それにしてもよく走らせたな。
これ靴が脱げた状態で走っていたという小2の運動会みたいな状況じゃない?
蹄鉄のあるなしでどれだけ影響があるのかはよくわからないが、一足だけ状態が違うというのはなんともバランス感覚に影響を与えてもおかしくはないのではないか?
うんじゃあ本来なら2馬身差で勝ってたね( ̄ー ̄)bグッ!
頭数が少ないのでもはやマッチレース的。
海外のレースって、出場レースがバラけるからか(多いため)、頭数が少ないことが多い印象。去年のキングジョージもかなり少なかったようだし。
つまり展開があまりない。
だから最初はドゥラメンテがポストポンドをマークするような形で進行するも、そのまま大した動きがなかった。
普通はマークすると、直線にむかうまでにマークしていた馬を抜いて先に出るもの。そうじゃないと後ろにいる分が単純に距離的な不利になってしまう格好。
後ろにいるならその分は脚をためて、最後の直線で一気に爆発させて抜き去るスピード勝負を仕掛けられる。だが今回は1馬身程度の差しか開いていないので特にポストポンドより脚をためているというほどのアドバンテージはなかった。
つまり単純にポストポンドより1馬身から2馬身後ろにいるという不利になってるよね。
頭数が少ないからいろいろと展開が生まれる余地もない流れであったし、
そもそも道中はスローペースで前に行く馬に有利であったし、
それでいて終いの方に一気にペースが上がり、先に抜けだされ、これでさらに1馬身差くらいの差ができて、
完全にレースの主導権を握られた格好に。
もうレースを支配されたといっていい。
そういえばダービーより3秒くらい遅い決着なのね。
10メートル長いとは言っても。
だいぶ遅い時計になるのね。
だから悲観することはない。
ということで、
蹄鉄落ちもあるし、
流れも悪かったし、
ということで。
次は何を走るんだろうか。
また故障してなきゃいいけど。
また突如として発表されてなきゃいいけど。
ちなみにトウカイテイオーは復活明けの2戦目は天皇賞春で、惨敗し、また怪我が判明した。
大人しく国内を走っていて欲しいんだけどなあ。
安田記念に出てくれればチャリで行けるんだけどなあ。
宝塚は遠いんだけどなあ。
行っても豆粒みたいな感じにしかみえないんだけどなあ。
もうなんのためにいくのかもわからないんだけどそういう恒例なMaiイベント的なものにしたいんだよなあ。
あとの祭りでもどうだい
( ´Д`)=3
もう一生働く気が起きないなあ。