造ることはたしかに面白い。
ほんでここでは18禁ばっかりやっていたからナチュラルに18禁仕様でお送りしたプレイ記で申し訳。いやでも生命誕生の仕組みや循環排泄システムを無下に遠ざけてもイケナイからね。むしろ正しく認識して正しく運用していただきたいというのが当方の望むところであります。
堀井節だけひとり歩きしててめっさ「微笑」が絶えない
「MOTHER(マザー)」にもみられるような独特のお笑いテキストてんこ盛りだったシナリオに癒やされたけど。ドラクエにもいわゆる「堀井節」とか云われた雰囲気があって、ビルダーズ2はそれオンリーでね。だれが受け継いで書いてるのか知らんけど面白い。
名作RPG列伝・「ドラゴンクエストで冒険した。名作を追え!国民の青春「ドラクエシリーズ」」 https://this-is-rpg.com
街つくりはチンギスハーンでやりまくった
皆さんご存知「チンギスハーン 蒼き狼白き牝鹿」は国家建設ビルダーズゲーム。13歳のときに出会ってやりまくる。スマブラや桃鉄より兄貴と同時プレイしまくったモンゴルビルダーズ。
あーでもないこーでもないと考えてイメージして創りまくった。
あの楽しさ。好きに考えて好きに造ることの自由さ。考えが止まらないし、手も止まらない。寝食忘れて構想と実致を繰り返してしまう。気に入らないからと施設を壊しまくってたら武将たちの忠誠心が0になって離反されまくったけど。その点ビルダーズは壊しまくれるからいいよね。
そして1から造る難しさとコストの膨大さを思い知り、
すでにあるものや現環境を活用することの大事さを叩き込まれるのだ。
※いや1から造るほうが早いというものもあるけど。マザー2とかそれで作られてるから。まあそういうことじゃなしにね。設計は1からのほうが効率いいけど、技術や知識はそうでしょってことで。
だからビルダーズ2では変な施設を建造することに費やしてた。
チンギスハーンではその街作りに応じて国力が変動していき、戦略シミュレーションとしての戦力になっていくという「ゲーム的な実利」があるけど、
ビルダーズは「ただ単に造りたいから」という欲求のみがある。
レゴブロック的なことなのかなんなのか。むかし庭の草取りしてたのもつかの間で石ころ集めて城造りをはじめてしまうような。べつに機能するわけでもないのに。モンゾーラ島で循環エコシステム型トイレを建造しておケツのビルド物がそのまま堆肥場へ直行できる仕組みとか造って楽しんでたけどさ。実際に機能するわけじゃない。ジオラマ的に組んでイメージとして楽しむだけ。
すげーアナログな楽しみ方が懐かしかったかな。
ただお使いクエスト感が嫌や
やらされ感のあるクエストには辟易。
建物のビルドはいくらでもやれるけどさ。シナリオ用のビルドは「これをこうこう造れ」の指示厨。そうしてやり方を覚えていくんだろうけど、それ自体がゲーム本編として楽しもうとした場合、つまりストーリーと併せて楽しむゲーム性とした場合、やらされ感が半端ない。
JRPGはずっとこうなんだけど。
わかりやすくするための仕様なのかね。子供や、あるいはドラクエは高齢者も入りとしてプレイしてるみたいだし。ゲームへの入りとして。
言われたものを造るのは労働者のやることやで。
ゲームで労働者したいのか。
いいや。
だからペロちゃんタワーを建造したんやで。
言われたからじゃない。
観たくて造ったんだ!!!!!
まあまあね
文句じゃなくて。
そうだよなーと。
そうなんだよなーと。
そういうことを改めて思い至ったということで。
ドラクエビルダーズはマインクラフトではないのだし。
ビルダーズとしてのスタイルがあるわけだし。
その中では割と自由に造れたほうでしょう。
あとはバトルがものすごい単調だとか。
ワザも魔法もないやん。まあビルダーズだからあれだけどさ。それにしてももっと資材や建築を使ったローマ軍式の戦い方などを構築できてもよかったのかなと。ゲームをやってきた人間としてはどんどん考えていくんだけどさ。
ほんで「RPGツクールか」ってほどの作業量。
もう仕事の域に達している作業量は、まるでRPGツクールのフィールドマップをドットで打ち込んでいるが如しである。このビルダーズによって世界中のどれだけの労働力が消費されているのかと思うと少し涙目に。余計なお世話なことだけれど。
子供の構想力を掻き立てるには良さげ。
でもドラクエ11より「ドラクエ感」を感じた
謎の戦いに明け暮れるムーンブルク編とか。
適度な「毒」もあり。
「お、ドラクエっぽい」と思ったね。冒険の先で出会う「その町特有のフシギな謎価値観による事件」とか。赤鬼青鬼の昔話のような、寓話のような。
あるいは「三等身サイズのキャラ」によることの効果なのか、
こじんまりとした2D時代のムードも出ているような。つまり映像がうるさ過ぎず、音やテキストや想像力で味わうテイストが増しているのか。どうかわからないけど、
いろいろとこっちのほうが「自分の中のドラクエっぽさ」を捉えた。あくまで「自分の中の」ものを。
11がやってるロト伝説に沿った「勇者とお仲間物語」的なところが飽きていたのだと思う。6の頃から青春群像みたいになったらしいけど、基本的には別にドラクエって「お仲間」はそんなに重要ではないような気がしてる。あくまで「自分の中の」ってハナシだけど。テイルズみたいに厄介な人間関係にどうのこうのとするよりも、「世界観の雄美さを味わっているのが自分の中のドラクエ」で。
ドラクエ3なんて実質「至高の一人旅」だと思ってるからね。
とはいえビルダーズ2も本筋はお仲間物語になってるのか。あんまりそこは刮目してなかったかな。キャラはみんな面白い。その個別の話はそんなに深掘りしない距離感がちょうどよかった的なことなのかね。
キャラたちは面白すぎ。
「なにこれブタ小屋?」
だから面白いことは面白いし音楽がひどく懐かしい「ドラクエビルダーズ2」
PS4版
スイッチ版
Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) 【Joy-Con (L) / (R) グレー】+ ニンテンドーeショップでつ...
まあドラクエ作品なんだからこれくらいでいいのかも(テキトーいう)