ハイ(▽Д▼@ )
あのファイナルファンタジーの始まりを戦ってきた。
坂口親分の企画ディレクション。
音楽は植松伸夫。
シナリオはサ・ガの河津秋敏。
デザインはマルチプロヂューサー田中弘道。
あと聖剣の石井浩一など!
など!
異邦の天才プログラマーなど!
今から考えればなんか凄いことになっているという初代作。
感慨深いものがありますね~。
モンゴル帝国か!ってなぐらい。
ジュチとかチャガタイとかスブタイとかムカリとか ジェベとかクビライとかボオルチュとかバヤンとかバトゥとか。 ヤラワチとか耶律楚材とか。
そんなか!
そーゆーのか!
(表現力)
「光の戦士(ウォーリア・オブ・ライト)」
なる勇者の伝説はこれから始まる…。
4人の「光の戦士」とは言ったってこういうキャラクターは出てこないんだよね。 このロトの勇者しか意識してなさそうな戦士はイメージ絵のみということで。
もしくはプレイヤー自身の姿か。
天野喜孝氏によるイラスト。
当時開発内にファンがいてそれでお頼みしたとかどうとか。
自分としては天野さんといえば「アルスラーン戦記」。
15,6の頃に漁っていたなー。ちょこちょこと。18くらいにもハマったり。
気がつけば一巻、振り向けば一巻と出てるから。
最近はハガレンの荒川弘によるナウいアルスラーンが展開されてるというアルスラーン。 FFより少しだけ早かったアルスラーン戦記だとか。 ペルシア風な文化で展開される田中芳樹の名盤。
全然書かない。
もう全然書かれないことで有名。 もう昔なのに、今でもちょこちょこと書き続けているから、 時代に合っていないのではないのかとなりそうなものだが、
結局関係ない。
元々時代劇。貴種流離譚の異質版だとか。
王子オブ王子。
どこかで見たことある?
そう、
それはアルスラーン戦記さ。
三國志の劉備が貧困農夫なのだけど 漢室の落胤でそこからなんやらかんやらと登っていくてな具合は普遍的面白さなのだろう。まあアルスラーンは逆なんだが。
それはいいとして、
オレは降り立ったのだった
(▽Д▼ )
(でもなんかアルスラーンの雰囲気と似てしまう初期FF。)
アルスラーン色つよくなった為にトヨタのCMにも使われた儚いプレリュードメロディラインをば。
さあ行こう。
騎士ガーランドによる恋の爆発。
アルスラーン戦記にちなんでのネーミング。
4人の戦士は、戦士、モンク、白魔術士、黒魔術士ということにした。
そういうなんの面白味もない編成。
カタカナに出来るのか出来ないのかすらよく分からなかったのでひらがな命名。
ひらがなだって立派な日本語なんだい!
さあそーいう編成にて、
クリスタルという物を何故か持たされ、何故か光の戦士とかもてはやされる僕達は、 とにかく「助けてくれ助けてくれ」と懇願する人たちに導かれてお姫様を救出することに。
コーネリア城のお姫様セーラ姫への想いを変な形で爆発させてしまった騎士、 誘拐犯ガーランドと対峙するのであった。
そんな不器用な騎士。
リュートというロシアの民謡楽器を渡されて困り果てる。
しかしこの時点ではただの誘拐犯ゴロし。
橋をかけられてクリスタルに輝きを取り戻すというチャレンジを応援されてしまう。
そんなチャレンジ精神を持たされていた事にこの時、我々は気づいたのであった。
いや王様もっとできる事あるよ。
もっと自信を持ってよ。
とにかく、
「4つのクリスタルの輝きを取り戻すと良いことが起こる」
ということだけ言い含められてチャレンジに挑む光の戦士達。
そういう暇な人達のチャレンジ精神から全ては始まっていく……。
探求のたびだものね。
ガーランドを倒しお姫様を救うとプロローグが始まるというおしゃれ展開。
RPG感
フィールドマップもあり、
ダンジョンで宝探しもあり、
協会で生き返らせたり、
武器屋防具屋道具屋魔法屋にていろいろ買ったりするという
「RPG感」が産まれた時代をひしひしと感じられますね。
とにかく助けてもらいたがる町の人達もね。
弱きモンク
しかし敵多い。
とにかく数が多いから時間がかかるぜ。4人もいるからいいかな?という感じの設定か。 そして早くもここらでチーム分けを後悔する事態。
この「くばーと」くん。
アルスラーン戦記の大国パルスが誇る最強の騎馬軍団を統べる万騎長(マルズバーン)が1人、 隻眼の猛将の名を与えられし男は全然使えなかった!
ジョブは「モンク」。
己の肉体を鍛えて戦うジョブで物理攻撃の高さを期待したものの全然弱い。
(▽Д▼ )
全然弱いんだよね~。
ヌンチャクとか買ってやったのに~。
というか白魔術士も全然使えんぞ!
回復魔法ケアルは回数全然ないから使えず、
宿屋の近くから出ていけないぜ!
もう戦士4人にしちゃえばよかったのか。
ザ・冒険
船を手に入れて活動範囲が広がる高揚感。
ヌンチャクを全然活かせていないモンクのせいでまだバトルに嫌々していたものの、
大海原に恐る恐る、
ちょこちょことレベルを上げながら漕ぎだしていく。
キツかったらすぐ戻っておねんねだい!
「いや、こっちでいいの?いいのか?ねえ、いいの?」
陸つたいで来たものの、
だんだんと陸が遠ざかり、
海の真ん中にいると解した時にこういうこと思うよね。
不安だぜ!
アホほど少ない白魔術士のケアルを頼りに、
そして未だにヌンチャクの仕組みを理解していないモンクを引き連れ、
恐る恐る船を進ませる……。
もうとにかく港を見つけるんだ!
あった。
意外と嬉しい。
まさかファミコンのゲームで嬉しい思いすることになるとは。
あとは街が何処にあるのかだ。
これもキツイ。
間違えば野垂れ死に。
上か下か。
北か南か……。
ε-(´∀`*)ホッ
ゼルダコラボも発見!
リンクは死んでいた!
「もうお前の出る幕はねえ!ディスクシステムとともに逝け!」
というスクウェア側からの挑戦なのか……。
そういう後々の冷戦を予期するかのような挑戦状。
(いや普通のコラボね)
そんな大変な状況を知らされてしまう!
でもそういうのはそっちで頑張って!
とは思うものの、
特にこれといった具体的な目的もないため首を突っ込むことに。
レベル上げ
ここへ来て本格的なダンジョンへ挑むことになるぼくたち。
やたらとかっこいい音楽とともに探索が始まるかということだが、
まあ辿りつけない。
奥に。
街からここまで長いし、
中も深いし、敵多いし、
ということでレベル上げの儀式。
このオーガたちはお金をよく落とすから良し。
こいつら狙いで街付近でひたすら斬殺。
経験値というよりお金欲しさに闘争に明け暮れる日々。
とにかく戦士むらくもが頼り。
(▽Д▼@ )
だから装備をせっせと蓄えるのです。
ミスリルソード欲しいからね。
「ミスリルぎんでつくられたそうびはすごいんだ」とか言うから。
FFはあまりオリジナルなアイテムってないね。
神話上にあるようなのばっかだね。
いや何処もそうなのだけど。
何故だろう。
そして大体のRPGのアイテムはFF系というか普通のブロードソードやらエクスカリバーやらだったような。
んであとの戦力は黒魔術士。
このアルスラーン戦記でのラスボスたる蛇王の御名を付けられた男の全体魔法が頼り。
サンダラとかが頼り。
白魔術士のえすてるちゃんは一向にケアルの回数増えないし、
ポーションのがつかえるし。
回復できない回復役なぞただの弾よけ。
そしてテツヌンチャクという新機種投入してやったモンクのくばーと君は、
ヌンチャクを深く考えすぎてしまって迷走する日々。
振ればいいんだよ振れば。
そして敵に当てる。
もうそれでイイんじゃない君は。
力任せに物質を当てる。
それでさ。
広がる格差
この「まひ」とか付けてくる敵が大群でやってくるという悪夢ね。
こういうのはホント困る。
でもまあなんだかんだ言っても、 それなりに逃げれたり、 うまいことなるバランスがあるのが不思議。
いや結果的にはだけどね。
ストレスは溜まる。
キャラ死ぬと生きかえらせるためのお金が結構かかってしまって全然貯まらないなんていうこともあり、
簡単には死なせられないぜ。
でも「くばーと」君とか「えすてる」ちゃんが死んでも生き返らせようかどうか迷うよね。
もう生き返らせないでおこうか?
と思うもん。
使えないんだから。
このままリンクの墓に埋葬してしまおうかとか思うもん。
まあ弾よけくらいにはなるかということで何とか人道配慮がなされたけれども。
4人の光の戦士とかゆってっけど、
お前たちは違うから!
「むらくも」さんと「ざはーく」さんだけだからな!
喋れないことが救いだったのだろうが、
内心ギクシャクしていた4人の勇者たちであった。
そういう貢献感に序列が出始めていたのだった……。
そういう闇を抱えつつ見事に洞窟を踏破した4人の光の勇者たちは
やっとの思いでクラウンを発見したのだった。
これを欲しがっていた人に渡しに行くことに。
存在を消してやる。
あのヤローこっちがどれだけギクシャク抱えて取ってきたと思ってるんだか。
さあ、
4人の光の戦士たちの力関係は広がり続けるのか!
さらにギクシャクは続いてしまうのか!