今回わざわざ訃報に対して岩田社長のページを書いた。
普通に考えたらそんなに関係がないことだろう。
ジョブズがいなくなったってそれほど自分にどうってことはないじゃないか。 あくまで直接的にはね。偉大な人が居なくなるのは困ったものだけど時代ってそういうものだし。 歴史好きだからそういう流れはよく見ているし。
「もう何を作っても社長に見せることは出来ないのか。」
この落胆があったんだよね。岩田社長に関しては。 それはきっと堀井さんや坂口さんの場合ですら抱くことはないだろう落胆。 クリエイターさんの場合はさ。勿論ドラクエがなくなるとかはあるんだけど。 でも別にドラクエの続編を待ってるなんていう心境でもないしね。もう十分楽しんだし。 と言うかあの手のゲームは本当に自分がその世界に行けるかのように思って楽しめてこそ最高に遊べるんだからね。さすがにもうそんなテンションにはなれない様子。 FFはもう誰が作ってんだか判らんけどｗ
しかし社長は任天堂の社長で、
ハード屋だから色んなソフトを待ってるわけじゃない。
ハード機戦争の歴史を識ってみるとそれは凄いことがあんだなと思うわけだ。 ソフト誘致合戦などを。 PSの時にスクウェアがFF最新作をPSで発売する一悶着があるね。 「ハード選ばれるのは仕方ないが悪口言うとは許せん！」 的に山内任天堂親分がキレてスクウェアと断絶したとか。 だから携帯機でのFFリメイクはセガバンダイのワンダースワンという携帯機で行われていたりして。
それはPSにしても任天堂機にしてもあって、 人情としては、 「よし、じゃあそこから出してやろう！」 のような気持ちになるじゃん。
その場合、ソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE）では人の顔が浮かばない。 しかし任天堂の社長は知っているということになる。
自分は子どもの時はプレイしたけど あまり重要な影響を受ける時期に任天堂ゲームはプレイしていないね。
どちらかと言えばPS世代で、 ファミコンは近所の友だちの兄貴が持っていたのを少しやらせてもらったぐらいで、 スーファミはよくやったけど、 小3くらいの時にプレステが家に来たわけだから殆どはPSかな。 それに任天堂のゲームは皆でワイワイやる系だから友達のいない10代中盤の自分にはやるものではないし。 妹や兄貴とポケモンスタジアムのミニゲーをやってたのは覚えてるけど。
何にせよそれほど任天堂ユーザーではないんだよねー。
子どもの時はやったんだけど。
スーパーカービィデラックスは横スクロールアクションで一番好きだし相当やった。 64の初代スマブラもやりまくった。
マリオカートなんて人にやらせるとそいつらが家に朝から来て勝手にプレイしてるからね。 俺が起きてないのに勝手に部屋に入ってきて勝手に遊んでるわけ。 そんな感じに人を引き寄せていたニンテンドー64だったり。 ゼルダの時のオカリナでもハマってたし。
スーファミのソフトって変なのいっぱいあったよなー。
今のゲーム業界ではだいたいゲーム化するジャンルって決まってきてるけど、 ファミコンやスーファミのソフトって変なのいっぱいあって、友達の家ごとに全く違うのあったりしてた。
ゲームキューブもテイルズ追いかけて買っちゃったし。
他にプレイしたのはスマブラとエムブレムくらいだったぞあの機体。 まあでも一応ハードはちゃんと持ってるんだよね。
で、
岩田社長はここで名作を追ってる時に「社長が訊く」なんかでよくその考え方や姿勢を観ていたものだから、 そして裏事情でもある「ゲームソフトを呼び寄せたい」という企業姿勢も見て取れているわけで、
まあ雑に言えば「この人を喜ばせたいなあ～」とかおもってたわけだよ。
なんとなく。ニートが。
それが実現可能かどうかなんて言うのは別にして、
なんでもいいから人生のモチベーションになることってのはあるんだ。
可能性として存在してるだけでもね。それを可能性としては保持しているということでも。 なんとなくなんとなくとさ。 アドマイヤグルーヴにしても、 社長にしてもそんなことで。 でももう何を作っても見せることが出来ないんだなと思ったら落胆があったのだ。
だから私にとっての被害は目標が一つ消えたこと。
なんか桜井さんとかが言うような発言しちゃって。 バリバリ一戦級クリエイターの発言しちゃって。 チャリで競馬場行ってるような奴がしちゃって。 ワロス。
て言ってるね。
