♪『アメイジング・グレイス』
僕に不安はないよ里見。
ただ
ただ無念だ。
by白い巨塔より
人の手ではどうにもならないと思われる領域の出来事。
そんな時だろうか、神の存在を日本人ですら覚えるのは。 作詞したジョン・ニュートンもそんな経験からこの賛美歌を産んだという。 恐れと感謝から。
キリスト教組織化の立役者である聖パウロも元々はアンチキリスト。
キリスト教が出始めたころのローマではただの怪しい団体でしかなかった。 今の日本でよく春になると出てくるとかいわれる有象無象の新興宗教そのものだったことだろう。
しかしパウロは失明し、神はそれを助けられたということで仲間になったとか。
いわゆる「目からうろこ」というやつだ。
勿論これをどうこういう気は私にはない。
ただ自分からしてもこんなことは置き換えられるということだ。
自分がそれまで知らない間は非難していたことでも、
いざ自分が体験すると相手の気持がわかるようになる様な気付き。
それに対する赦しへの感謝。
などなど。
聖パウロは「洗礼」なんていう天文学的発明までしたやり手だったからよかったね( ̄ー ̄)bグッ! アレは確かに天文学的発明。天文学的発明って? いいのっ
自分は水を断った時に水の存在に感謝した。
肉を断って生き物の存在に感謝した。
たしかに感謝はそこに在った。
こんな底辺の人間でも感謝はするのだ。
いや、
底辺だからか。
※しかし白い巨塔は俺は唐沢寿明版だが、 母親は田宮二郎版で、「田宮二郎じゃなきゃ絶対ダメ」と言う。そんなもんなんだろうね。 死に際も壮絶だしね。たしかにこれは伝説。まあ俺は西田敏行が好きだからなんでもいいのだけれど。ただ一個の命を燃やし尽くした作品とはどのようなものであったかは観ておきたいとは思う。